2024-179M 「ルックバック」☆☆☆★★

Slookback邦題:ルックバック
時間:58分
公開:2024-06-28
製作年度:2024
製作国:日本
配給:
製作総指揮:
製作:
監督:押山清高
脚本:押山清高
原作:藤本タツキ
撮影:出水田和人
音楽:haruka nakamura
出演:河合優実、吉田美月喜

「チェンソーマン」で知られる人気漫画家・藤本タツキが、2021年に「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画「ルックバック」を劇場アニメ化。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」や「君たちはどう生きるか」などさまざまな話題のアニメに携わってきた、アニメーション監督でアニメーターの押山清高が、監督・脚本・キャラクターデザインを手がけ、ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー。

学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられる。自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。

ドラマ「不適切にもほどがある!」や映画「四月になれば彼女は」「ひとりぼっちじゃない」などで活躍する河合優実が藤野役、映画「あつい胸さわぎ」「カムイのうた」などで主演を務めた吉田美月喜が京本役を担当し、それぞれ声優に初挑戦した。

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2024-135M 「湖の女たち」☆☆★★★

Smizuuminoonnnatachi邦題:湖の女たち
時間:141分
公開:2024-05-17
製作年度:2024
製作国:日本
配給:東京テアトル、ヨアケ
製作総指揮:
製作:吉村知己 和田大輔
監督:大森立嗣
脚本:大森立嗣
原作:吉田修一
撮影:辻智彦
音楽:世武裕子
出演:福士蒼汰(濱中圭介)、松本まりか(豊田佳代)、福地桃子(池田由季)、近藤芳正(竹脇東)、平田満(河合勇人)、根岸季衣(服部久美子)、菅原大吉(服部の夫)、土屋希乃(服部三葉)、北香那(濱中華子)、大後寿々花(小野梓)、川面千晶(二谷紀子)、呉城久美(本間佐知子)、穂志もえか(市島松江)、奥野瑛太(市島民男)、吉岡睦雄(両角署長)、信太昌之(渡部編集長)、鈴木晋介(豊田浩二)、長尾卓磨(医療機器メーカーの担当者)、伊藤佳範(小林剛)、岡本智礼(谷川)、泉拓磨(徳竹会の若い男)、荒巻全紀(ハバロフスク裁判の被告)、財前直見(松本郁子)、三田佳子(市島松江)、浅野忠信(伊佐美佑)

「日々是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣が監督・脚本を手がけ、作家・吉田修一の同名小説を映画化したヒューマンミステリー。

湖畔に建つ介護施設で、100歳の老人が何者かに殺害された。事件の捜査を担当する西湖署の若手刑事・濱中圭介とベテラン刑事・伊佐美佑は、施設関係者の中から容疑者を挙げて執拗に取り調べを行なっていく。事件が混迷を極めるなか、圭介は捜査で出会った介護士・豊田佳代に対して歪んだ支配欲を抱くように。一方、事件を追う週刊誌記者・池田由季は、署が隠蔽してきた薬害事件が今回の殺人事件に関係していることを突き止めるが……。

若手刑事・圭介役を福士蒼汰、介護士・佳代役を松本まりかが担当し、特殊な関係に溺れていく刑事と容疑者という難役を熱演。ベテラン刑事・伊佐美を浅野忠信、週刊誌記者・池田を福地桃子が演じた。

大森立嗣脚本・監督。吉田修一原作。どっちが悪いのか解らないが、『大風呂敷を広げて収集不能で放置』を、やらかしちまったな。

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2024-133M 「ミッシング」☆☆☆★★

Smissing邦題:ミッシング
時間:119分
公開:2024-05-17
製作年度:2024
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:
製作:井原多美 菅井敦 小林敏之 高橋雅美 古賀奏一郎
監督:吉田恵輔
脚本:吉田恵輔
原作:
撮影:志田貴之
音楽:世武裕子
出演:石原さとみ(森下沙織里)、中村倫也(砂田裕樹)、青木崇高(森下豊)、森優作(土圭吾)、有田麗未、小野花梨(三谷杏)、小松和重、細川岳(不破伸一郎)、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純

「空白」「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す。

沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。

愛する娘の失踪により徐々に心を失くしていく沙織里を石原が体当たりで熱演し、記者・砂田を中村倫也、沙織里の夫・豊を青木崇高、沙織里の弟・圭吾を森優作が演じる。

吉田監督の演出力は『空白』でうちのめされているが、本作は脚本力にも目を見張る。会話の全編にわたる周到さと、見事に自然に日常性をもたせたエモーションでやりとりさせる台詞。出演者たちの演技(吉田監督の演出でもある)に乗せられると、映画であることを忘れさせられてしまうリアリティへ到達する。そして音響効果の高い技術で置かれている『背景音』の見事さにも驚く。世武裕子の音楽もいい。最近、気になる映画の音楽が彼女であることが多い。

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2024-073M 「ラジオ下神白 あのとき あのまちの音楽から いまここへ」☆☆☆★

Sdadioshimokajiro邦題:ラジオ下神白 あのとき あのまちの音楽から いまここへ
時間:70分
公開:2024-04-27
製作年度:2023
製作国:日本
配給:ラジオ下神白
製作総指揮:
製作:
監督:小森はるか
企画:アサダワタル
脚本:
原作:
撮影:小森はるか
音楽:
出演:

いわき市にある福島県復興公営住宅・下神白(しもかじろ)。団地には、2011 年の東京電力福島第1原子力発電所事故によって、浪江・双葉・富岡町らから避難してきた人々が暮らしている。2016年から、まちの思い出と、当時の馴染み深い曲について話を伺い、それをラジオ番組CDとして届けてきたプロジェクト「ラジオ下神?」。2019年には、住?さんの思い出の曲を演奏する「伴奏型応援バンド」を結成。バンドの?演奏による歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、?楽を通じた、ちょっと変わった被災地?援活動をカメラが追いかけた。監督は、震災後の東北の?景と?の営みを記録し続けている映像作家の小森はるか(『息の跡』。2018年から小森が記録として参加することによって生まれた。

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2024-070M 「漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々」☆☆☆

Smanzaikyhokai邦題:漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々
時間:100分
公開:2024-03-01
製作年度:2024
製作国:日本
配給:KADOKAWA
製作総指揮:
製作:
監督:塙宣之
脚本:
原作:
撮影:
音楽:ザ・ハイロウズ
出演:青空球児・好児、おぼん・こぼん、ロケット団、宮田陽・昇、たにし、U字工事、ねづっち、大空遊平、はまこ・テラこ、錦鯉、ビートきよし、爆笑問題、サンドウイッチマン
ナレーション:小泉今日子、土屋伸之

漫才協会に所属する芸人たちの魅力、悲喜こもごもを追ったヒューマンドキュメンタリー。漫才協会の会長も務めている、「ナイツ」の塙宣之が初監督作品として手がけた。

200人以上の芸人たちが所属する社団法人・漫才協会。浅草フランス座演芸場東洋館(通称:東洋館)を活動拠点に、連日多くの芸人たちが舞台に立ち続けている。事故で右腕を失いながらも舞台復帰に向けてリハビリに励む者、39年間コンビを組んだ相方を亡くしてもなおピン芸人として舞台に立ち続ける者、離婚後もコンビで舞台に立ち続ける者、結成3年の若手コンビなど、協会に所属する幅広い世代の芸人たちをカメラが追う。さらにナイツの師匠でもあり、舞台に立ち続けることにこだわり続けた漫才協会名誉会長・内海桂子への思いなど、漫才協会に集った芸人たちの過去、現在、そして未来が描かれる。

ナレーションを小泉今日子とナイツ・土屋伸之、エンディングテーマをザ・ハイロウズがそれぞれ担当。

『ナイツ』の塙さんが監督したドキュメンタリー。まあ、もうひとつ、何をしたかったのか解らない。幹と枝が明確に提示されず、茫洋とした風景画のようだ。

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2024-058M 「マッチング」☆☆☆

Smatching邦題:マッチング
時間:110分
公開:2024-02-23
製作年度:2024
製作国:日本
配給:KADOKAWA
製作総指揮:
製作:遠藤徹哉 小川悦司 舛田淳 渡辺和則 牧田英之
監督:内田英治
脚本:内田英治 宍戸英紀
原作:内田英治
撮影:野口健司
音楽:小林洋平
出演:土屋太鳳(唯島輪花)、佐久間大介(永山吐夢)、金子ノブアキ(影山剛)、真飛聖(西山茜)、後藤剛範(堀井健太)、片山萌美(伊藤尚美)、片岡礼子(美知子)、杉本哲太(唯島芳樹)、斉藤由貴(節子)

「ミッドナイトスワン」の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いから始まる恐怖をオリジナルストーリーで描いたサスペンススリラー。

ウェディングプランナーとして働く輪花は恋愛に奥手で、親友で同僚の尚美に勧められてマッチングアプリに登録することに。マッチングした相手・吐夢と会ってみたものの、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男だった。それ以来、吐夢は輪花のストーカーと化し、恐怖を感じた輪花は取引先であるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山に助けを求める。同じ頃、“アプリ婚”した夫婦を狙った連続殺人事件が起こる。輪花を取り巻く人々の本当の顔が次々と明らかになっていく中、輪花の身にも事件の魔の手が迫る。

主人公・輪花を土屋太鳳、狂気のストーカー・吐夢をアイドルグループ「Snow Man」の佐久間大介、輪花を助けるプログラマー・影山を金子ノブアキが演じる。

つねに三役に定着して、ほぼ毎場所勝ち越しを続ける『計算できる』相撲をとる内田英治作品。そういう点で、この地味めな配役でも、可もなく不可もないものの、破綻もせずに形を整えるのだから、職人だ。まあ、キモな部分に生理的に受け付けない点があるのだが。

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2024-047M 「夜明けのすべて」☆☆☆★★

Syoakenosubete邦題:夜明けのすべて
時間:119分
公開:2024-02-09
製作年度:2024
製作国:日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス、アスミック・エース
製作総指揮:
製作:河野聡 牟田口新一郎 竹澤浩 中村浩子 津嶋敬介 古賀俊輔 奥村景二 小山洋平 篠原一朗 池田篤郎 宮田昌広
監督:三宅唱
脚本:和田清人 三宅唱
原作:瀬尾まいこ
撮影:月永雄太
音楽:Hi'Spec
出演:松村北斗(山添孝俊)、上白石萌音(藤沢美紗)、渋川清彦(辻本憲彦)、芋生悠(大島千尋)、藤間爽子(岩田真奈美)、久保田磨希、足立智充、りょう(藤沢倫子)、光石研(栗田和夫)

「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説を、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化した人間ドラマ。

PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、会社の同僚・山添くんのある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、恋人でも友達でもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになる。

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が山添くん役と藤沢さん役でそれぞれ主演を務め、2人が働く会社の社長を光石研、藤沢さんの母をりょう、山添くんの前の職場の上司を渋川清彦が演じる。2024年・第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。

症例の密着ドキュメンタリーのような「再現ビデオ」のような。でもって、なにも解決していないうえに、彼らが『心は優しくピュア』のような<嘘>を刷り込むような演技と演出はいかがなものか。

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2024-045M 「身代わり忠臣蔵」☆☆☆★

Smigawarichusingura邦題:身代わり忠臣蔵
時間:119分
公開:2024-02-09
製作年度:2024
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:
監督:河合勇人
脚本:土橋章宏
原作:土橋章宏
撮影:木村信也
音楽:海田庄吾
出演:ムロツヨシ(吉良孝証/吉良上野介)、永山瑛太(大石内蔵助)、川口春奈(桔梗)、林遣都(斎藤)、北村一輝(徳川綱吉)、柄本明(柳沢)、寛一郎(清水一学)、森崎ウィン(堀部安兵衛)、本多力(堀江半右衛門)、星田英利(原惣右衛門)、野波麻帆(りく)、尾上右近(浅野内匠頭)、橋本マナミ(高尾太夫)、板垣瑞生(加藤太右衛門)、廣瀬智紀(片岡源五右衛門)、濱津隆之(奥田孫太夫)、加藤小夏(春凪)、野村康太(岡野金右衛門)、入江甚儀(間十次郎)

時代劇「忠臣蔵」をベースに「身代わり」という設定を加えてコミカルに描いた土橋章宏の同名小説を、ムロツヨシ主演で映画化。

嫌われ者の旗本・吉良上野介からの陰湿ないじめに耐えかねた赤穂藩主が、江戸城内で吉良に斬りかかった。赤穂藩主は当然切腹となったが、実は斬られた吉良も逃げ傷で瀕死の状態に陥っていた。逃げて死んだとなれば武士の恥、お家取り潰しも免れない。そこで吉良家家臣の提案により、上野介にそっくりな弟・孝証を身代わりにして幕府を騙し抜こうという前代未聞の作戦が実行されることに。一方、切腹した赤穂藩主の部下・大石内蔵助は、仇討ちの機会をうかがっているように見えたが……。

正反対の性格を持つ吉良上野介と孝証の兄弟をムロが1人2役で演じ分け、永山瑛太が大石内蔵助役で共演。川口春奈、林遣都、北村一輝、柄本明が脇を固める。原作者・土橋章宏が自ら脚本を手がけ、「総理の夫」「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」の河合勇人監督がメガホンをとった。

 

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2024-023M 「みなに幸あれ」☆☆☆

Sminanisachiare邦題:みなに幸あれ
時間:89分
公開:2024-01-19
製作年度:2024
製作国:日本
配給:KADOKAWA
製作総指揮:清水崇
製作:菊池剛 五十嵐淳之
監督:下津優太
脚本:角田ルミ
原作:下津優太
撮影:岩渕隆斗
音楽:香田悠真
出演:古川琴音(主人公)、松大航也(主人公の幼なじみ)、犬山良子、西田優史、吉村志保、橋本和雄、野瀬恵子、有福正志

「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」というテーマを下敷きに、とある村を訪れた若い女性がこの世界の特異な成り立ちに疑問を抱き、得体の知れない恐怖に対峙する姿を描いたホラー。

祖父母が暮らす田舎へやって来た看護学生の“孫”は、祖父母との久々の再会を喜びながらも、祖父母や近隣住民の言動にどこか違和感を覚える。祖父母の家には“何か”がいるようだ。やがて、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が彼女に迫り……。

「偶然と想像」「十二人の死にたい子どもたち」の古川琴音が“孫”役で主演を務め、「20歳のソウル」の松大航也が主人公の幼なじみ役で共演。一般公募フィルムコンペティション「第1回日本ホラー映画大賞」で大賞を受賞した下津優太監督による同名短編をもとに、下津監督が商業映画初メガホンをとり長編映画として完成させた。日本ホラー映画界の巨匠・清水崇が総合プロデュースを手がけ、「ミンナのウタ」の角田ルミが脚本を担当。

清水崇が総合プロデューサーという伝奇スリラー。心理ホラーでもあるイヤミス系。特殊な習俗に囚われている山村が舞台。2ちゃんねるのオカルト板にありそうなお話。結末もほぼ予想通り。シチュエーションアイデアは理解できるので、脚本がもう少し整理されていればいいのに、と思う。出産や味噌や糸の意味などの説明が必要だろう。

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2024-006M 「笑いのカイブツ」☆☆☆★★

Swarainokaibutu邦題:笑いのカイブツ
時間:116分
公開:2024-01-5
製作年度:2023
製作国:日本
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
製作総指揮:
製作:前原美野里
監督:滝本憲吾
脚本:滝本憲吾 足立紳 山口智之 成宏基
原作:ツチヤタカユキ
撮影:鎌苅洋一
音楽:村山☆潤
出演:岡山天音(ツチヤタカユキ)、片岡礼子(おかん)、松本穂香(ミカコ)、前原滉(氏家)、板橋駿谷(水木)、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉(ピンク)、仲野太賀(西寺)

「伝説のハガキ職人」として知られるツチヤタカユキの同名私小説を原作に、笑いにとり憑かれた男の純粋で激烈な半生を描いた人間ドラマ。

不器用で人間関係も不得意なツチヤタカユキは、テレビの大喜利番組にネタを投稿することを生きがいにしていた。毎日気が狂うほどにネタを考え続けて6年が経った頃、ついに実力を認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いを追求するあまり非常識な行動をとるツチヤは周囲に理解されず淘汰されてしまう。失望する彼を救ったのは、ある芸人のラジオ番組だった。番組にネタを投稿する「ハガキ職人」として注目を集めるようになったツチヤは、憧れの芸人から声を掛けられ上京することになるが……。

「キングダム」シリーズなどで活躍する岡山天音が主演を務め、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香が共演。井筒和幸、中島哲也、廣木隆一といった名監督のもとで助監督を務めてきた滝本憲吾監督が長編商業映画デビューを果たした。

まだ35歳と若く、生存している人物の伝記というだけで珍しい。しかし、ここまで破滅型のコミュ障人生を歩んでいる主人公も珍しい。岡山天音が頑張っている。

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