2023-123M 「羅生門」☆☆☆★★★

Srashomon邦題:羅生門
時間:88分
公開:1950-08-26
製作年度:1950
製作国:日本
配給:角川映画
製作総指揮:
製作:箕浦甚吾 本木荘二郎
監督:黒澤明
脚本:黒澤明 橋本忍
原作:芥川龍之介
撮影:宮川一夫
音楽:早坂文雄
出演:三船敏郎、京マチ子、志村喬、森雅之、千秋実、本間文子、上田吉二郎、加東大介

世界にクロサワの名を知らしめた歴史的作品。原作は芥川龍之介の短編「藪の中」。平安時代、都にほど近い山中で貴族女性が山賊に襲われ、供回りの侍が殺された。やがて盗賊は捕われ裁判となるが、山賊と貴族女性の言い分は真っ向から対立する。検非違使は巫女の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得ようとする、それもまた二人の言い分とは異なっていた……。豪雨に浮き立つ羅生門の造形美、立ち回りシーンの迫力、生き生きとした役者たちの演技などすべてが印象深い作品。ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作である。米アカデミー協会の全面的バックアップを受け、映像とサウンドを修復した「デジタル完全版」が2008年に公開された。

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2023-112M 「わが心の歌舞伎座」☆☆☆★★

Skabukiza邦題:わが心の歌舞伎座
時間:167分
公開:2011-01-15
製作年度:2010
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:
監督:十河壯吉
脚本:
原作:
撮影:柏原聡
音楽:土井淳
ナレーター:倍賞千恵子
出演:市川團十郎、尾上菊五郎、片岡仁左衛門、坂田藤十郎、中村勘三郎、中村吉右衛門、中村芝翫、中村富十郎、中村梅玉、坂東玉三郎、松本幸四郎

2010年4月、これまで数々の名舞台を生み出してきた東京・銀座の歌舞伎座が、建て替えのため59年の歴史に幕を下ろした。2009年1月の「古式顔寄せ手打ち式」から2010年4月30日の閉場式までの16カ月間にわたる歌舞伎座さよなら公演に密着し、歌舞伎の真髄に迫るドキュメンタリー。豪華な顔ぶれの名優たちが歌舞伎座への思いを語るほか、初公開となる稽古(けいこ)風景や舞台裏の様子などを映し出していく。

2010年に閉館した旧歌舞伎座のドキュメンタリー。3時間近くある大作。この10年で鬼籍に入られた名優たちが、生き生きと歌舞伎座と芸への思いを語っているのに、涙が溢れる。現存しているのは仁左衛門、菊五郎、玉三郎、梅玉、幸四郎(白鸚)。
東劇でリバイバル上映中。

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2023-088M 「ロストケア」☆☆☆★★★

Slostcare邦題:ロストケア
時間:114分
公開:2023-03-24
製作年度:2023
製作国:日本
配給:東京テアトル、日活
製作総指揮:
製作:鳥羽乾二郎 太田和宏 與田尚志 池田篤郎 武田真士男
監督:前田哲
脚本:龍居由佳里 前田哲
原作:葉真中顕
撮影:板倉陽子
音楽:原摩利彦
出演:松山ケンイチ(斯波宗典)、長澤まさみ(大友秀美)、鈴鹿央士(椎名幸太)、坂井真紀(羽村洋子)、戸田菜穂(梅田美絵)、峯村リエ(猪口真理子)、加藤菜津(足立由紀)、やす(春山登)、岩谷健司(柊誠一郎)、井上肇(団元晴)、綾戸智恵(川内タエ)、梶原善(沢登保志)、藤田弓子(大友加代)、柄本明(斯波正作)

松山ケンイチと長澤まさみが初共演を果たし、連続殺人犯として逮捕された介護士と検事の対峙を描いた社会派サスペンス。

ある早朝、民家で老人と訪問介護センター所長の死体が発見された。死んだ所長が勤める介護センターの介護士・斯波宗典が犯人として浮上するが、彼は介護家族からも慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が働く介護センターで老人の死亡率が異様に高いことを突き止める。取調室で斯波は多くの老人の命を奪ったことを認めるが、自分がした行為は「殺人」ではなく「救い」であると主張。大友は事件の真相に迫る中で、心を激しく揺さぶられる。

斯波を松山、大友を長澤が演じ、鈴鹿央士、坂井真紀、柄本明が共演。作家・葉真中顕の小説「ロスト・ケア」をもとに、「そして、バトンは渡された」の前田哲が監督、「四月は君の嘘」の龍居由佳里が前田監督と共同で脚本を手がけた。

 

 

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2023-081M 「わたしの幸せな結婚」☆☆☆

Sshiawasenakekkon_20230317195101邦題:わたしの幸せな結婚
時間:115分
公開:2023-03-17
製作年度:2023
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:堀内大示 市川南 安倍純子 藤島ジュリーK. 川村龍夫 池邉真佐哉 岡崎剛之 緒方寛治 長嶋潤二 Hide 五十嵐淳之
監督:塚原あゆ子
脚本:菅野友恵
原作:顎木あくみ
撮影:江原祥二
音楽:立山秋航
出演:目黒蓮(久堂清霞)、今田美桜(斎森美世)、渡邊圭祐(鶴木新)、大西流星(堯人)、前田旺志郎(五道佳斗)、高石あかり(斎森香耶)、小越勇輝(辰石幸次)、佐藤新(望月東弥)、西垣匠(岡部秀太)、松島庄汰(宮田建祐)、高橋大翔(澤村晋平)、珠城りょう(桂子)、小林涼子(花)、浜田学(須藤嗣治)、山本未來(ゆり江)、山口紗弥加(斎森香乃子)、平山祐介(辰石実)、高橋努(斎森真一)、津田健次郎(賀茂村紀夫)、尾上右近(枢木忠則)、火野正平(鶴木義浪)、石橋蓮司(帝)

顎木あくみによる大ヒット和風ファンタジー小説を、映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮と映画版「東京リベンジャーズ」の今田美桜共演で映画化。

明治・大正期を思わせる架空の時代。ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられながら暮らしていた。そんなある日、彼女は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられる。類まれな美貌を持つ清霞は冷酷で無慈悲な性格で知られ、これまでにも多くの婚約者候補が逃げ出したと噂されていた。美世も初対面ではつらく当たられるが、辛抱強く接するうちに彼が評判通りの人物ではないことに気づき、2人は次第に心を通わせていく。

「コーヒーが冷めないうちに」の塚原あゆ子が監督を務め、「陽だまりの彼女」の菅野友恵が脚本を担当。

女子率が異常に高く、古希近いジジイには居場所が無い感じ。指定席だけど。まるで『テニプリ』のミュージカルのよう。
原作、脚本、監督ともに女性で、多分『女子ストライクゾーン」を熟知した語り口なのだろう。クライマックスも、こそばゆくなるくらいの堂々たる求愛。場内の温度が2度くらい上昇したかも。

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2023-064M 「妖怪の孫」☆☆☆

Syokainomago邦題:妖怪の孫
時間:115分
公開:2023-03-17
製作年度:2023
製作国:日本
配給:スターサンズ
製作総指揮:
製作:
監督:内山雄人
脚本:
原作:
撮影:
音楽:岩代太郎
出演:古舘寛治

「新聞記者」などを手がけた映画製作会社スターサンズと「パンケーキを毒見する」の内山雄人監督がタッグを組み、“日本の真の影”に切り込んだ政治ドキュメンタリー。

連続在任日数2822日を誇り歴代最長在任総理大臣となった故・安倍晋三。タカ派的な外交政策と「アベノミクス」に代表される経済政策で支持を集めた反面、物議を醸す言動やスキャンダルでも世間から注目された。そんな安倍元総理の母方の祖父である政治家・岸信介は、社会の表と裏を渡り歩いて政財界を操る実力者としての姿から「昭和の妖怪」と呼ばれた。

「祖父の教え」として幼心に刷り込まれた野望を実現しようと極端に「前のめり」な政治姿勢となった背景にある血縁と生い立ちの秘密に迫り、安倍元総理とは何者だったのか、そして彼がこの国に遺したものは何だったのかを、ブラックユーモアや風刺絵本を交えながらひも解いていく。

配信試写。テレビマンユニオン制作。もちろん相当なバイアスがかかって強い東風。

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2023-058M 「湯道」☆☆☆★★

Syudo邦題:湯道
時間:126分
公開:2023-02-23
製作年度:2023
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:大多亮 藤島ジュリーK. 市川南 堂山昌司 中沢敏明 川上純平 弓矢政法 小山薫堂
監督:鈴木雅之
脚本:小山薫堂
原作:
撮影:江原祥二
音楽:佐藤直紀
出演:生田斗真(三浦史朗)、濱田岳(三浦悟朗)、橋本環奈(秋山いづみ)、小日向文世(横山正)、天童よしみ(小林良子)、クリス・ハート(竜太)、戸田恵子(高橋瑛子)、寺島進(高橋大作)、厚切りジェイソン(アドリアン)、浅野和之(山岡照幸)、笹野高史(堀井豊)、吉行和子(堀井貴子)、ウエンツ瑛士(DJ FLOW)、朝日奈央(植野悠希)、梶原善(荒井正章)、大水洋介(鎌田一彦)、堀内敬子(山岡由希子)、森カンナ(山岡紗良)、藤田朋子(横山雅代)、生見愛瑠(横山舞香)、吉田鋼太郎(太田与一)、窪田正孝(梶斎秋)、夏木マリ(夙子)、角野卓造(二之湯薫明)、柄本明(風呂仙人)

「おくりびと」などの脚本家で放送作家の小山薫堂が、自身の提唱する「湯道(ゆどう)」をもとにオリジナル脚本を手がけ、お風呂を通じて交差する人間模様を描いた群像ドラマ。

亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」に戻ってきた建築家の三浦史朗は、店を切り盛りする弟・悟朗に、銭湯をたたんでマンションに建て替えることを伝える。一方、郵便局員の横山は「入浴、お風呂について深く顧みる」という「湯道」に魅せられ、湯道会館で家元から湯を学んでいる。定年後は退職金で自宅に檜風呂を導入したいと考えているが、家族には言い出せずにいた。そんなある日、まるきん温泉のボイラー室でボヤ騒ぎが発生し、悟朗が入院。店の看板娘・いづみの助言もあり、史朗が弟に代わって数日間だけ店主を務めることになる。

生田斗真が主演を務め、弟・悟朗を濱田岳、銭湯で働くいづみを橋本環奈が演じる。監督は「マスカレード」シリーズの鈴木雅之。

数多の名優を有無を言わせず『脱がせる』という企みが、合法的に成立して成功に至った珍作。という側面も。
まあ公衆浴場ものは中野量太監督の『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)という名作が記憶に新しい。風呂くくりでは大ヒットした『テルマエ・ロマエ』シリーズも忘れてはならない。
『湯道』という作法を創作した上での、世界観を前提にした物語という発想が、さすが小山薫堂のほくそ笑み。

 

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2023-042M 「#マンホール」☆☆☆

Smanhole邦題:#マンホール
時間:99分
公開:2023-02-10
製作年度:2023
製作国:日本
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:依田巽 藤島ジュリーK.
監督:熊切和嘉
脚本:岡田道尚
原作:岡田道尚
撮影:月永雄太
音楽:渡邊琢磨
出演:中島裕翔(川村俊介)、奈緒(工藤舞)、永山絢斗(加瀬悦郎)

「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が6年ぶりに映画主演を務め、マンホールに落ちてしまった男の苦闘を描いたシチュエーションスリラー。「ライアーゲーム」「マスカレード・ホテル」シリーズの岡田道尚によるオリジナル脚本で、「私の男」「海炭市叙景」の熊切和嘉監督がメガホンをとった。

勤務先の不動産会社で営業成績ナンバーワンの川村俊介は、社長令嬢との結婚も決まって将来を約束されていた。しかし結婚式の前夜、渋谷で開かれたパーティで酩酊し、帰り道にマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、川村は穴の底で目を覚ますが、思うように身動きが取れず、スマホのGPSは誤作動を起こし、警察に助けを求めてもまともに取り合ってもらえない。なんとか連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、自分のいる場所がどこかわからない川村は、「マンホール女」のアカウントをSNS上で立ち上げ、ネット民たちに場所の特定と救出を求めるが……。

中島が主人公・川村役を演じるほか、川村の元カノ役を奈緒、川村の同期社員役を永山絢斗がそれぞれ演じる。

シチュエーションスリラー。マンホールに落ちた男の脱出劇。切羽詰まった生命の時間があるわけでなし、もう一工夫欲しかったな。SNS を駆使したり、今様な演出はあるものの、ただ決定的に、腑に落ちない、辻褄が解釈できない、物語の主要部分があり、当惑している。

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2023-033M 「ルパン三世VSキャッツ・アイ」

Srupan3catsy邦題:ルパン三世VSキャッツ・アイ
時間:92分
公開:2023-01-27
製作年度:2022
製作国:日本
配給:Amazon Prime Video
製作総指揮:
製作:
監督:静野孔文 瀬下寛之
脚本:葛原秀治
原作:モンキー・パンチ 北条司
撮影:
音楽:大野雄二 大谷和夫 fox capture plan
出演:栗田貫一(ルパン三世)、大塚明夫(次元大介)、浪川大輔(石川五ェ門)、沢城みゆき(峰不二子)、山寺宏一(銭形警部)、戸田恵子(来生瞳)、深見梨加(来生泪)、坂本千夏(来生愛)、安原義人(内海俊夫)、麦人(永石)、銀河万丈、東地宏樹、菅生隆之

モンキー・パンチ原作「ルパン三世」のアニメ化50周年と、北条司の人気作「キャッツ・アイ」の原作40周年を記念して製作されたコラボレーション作品。「キャッツ・アイ」連載当時の1980年代の東京を舞台に、怪盗3姉妹キャッツアイの父ミケール・ハインツが遺した絵画をめぐり、キャッツアイとルパン一味が火花を散らす。

1981年、東京。昼は喫茶店を営み、夜は怪盗キャッツアイとして世間を騒がす来生瞳、泪、愛の3姉妹は、美術展から1枚の絵画を盗み出す。同じころ、東京に現れた神出鬼没の大泥棒ルパン三世も、ある武装組織を出し抜き、絵画を盗むことに成功していた。両者が盗んだのは、ともに画家ミケーレ・ハインツの描いた3連作「花束と少女」の1作だった。そして、それらは瞳、泪、愛の3姉妹にとって、父であるハインツの消息をつかむための重要な手がかりでもあった。

監督は「GODZILLA」の静野孔文と瀬下寛之。アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。声優陣は「ルパン三世」「キャッツ・アイ」それぞれのオリジナルキャストが集い、ルパン三世役の栗田貫一、来生瞳役の戸田恵子らが出演する。Amazon Prime Videoで2023年1月27日から配信。

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2023-032M 「レジェンド&バタフライ」☆☆☆★★

Sregebut邦題:レジェンド&バタフライ
時間:168分
公開:2023-01-27
製作年度:2023
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:手塚治 藤島ジュリーK. 早河洋 高木勝裕 金岡紀明 與田尚志 村松秀信 相原晃 中山正久
監督:大友啓史
脚本:古沢良太
原作:
撮影:芦澤明子
音楽:佐藤直紀
出演:木村拓哉(織田信長)、綾瀬はるか(濃姫)、宮沢氷魚(明智光秀)、市川染五郎(森蘭丸)、和田正人(前田犬千代(前田利家))、高橋努(池田勝三郎(池田恒興))、浜田学(佐久間信盛)、本田大輔(林秀貞)、森田想(すみ)、見上愛(生駒吉乃)、増田修一朗(滝川一益)、斎藤工(徳川家康)、北大路欣也(斎藤道三)、本田博太郎(織田信秀)、尾美としのり(平手政秀)、池内万作(柴田勝家)、橋本じゅん(丹羽長秀)、音尾琢真(木下藤吉郎(羽柴秀吉))、伊藤英明(福富平太郎貞家)、中谷美紀(各務野)

木村拓哉と綾瀬はるかの共演で織田信長と正室・濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年を記念して製作された歴史大作。

格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す。

映画「るろうに剣心」シリーズの大友啓史が監督を務め、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が脚本を手がけた。

そもそも信長を主人公にした戦国ものの定番に、なぜこのタイトル?という違和感からスタートする東映70年記念で力瘤メキメキの大作だが。キムタクとアヤセの共演、脇には実力&スター俳優ゾロゾロまでは、昭和からつづく『大作の方程式』どおり。さらに「るろうに剣心」シリーズで大ヒット連発、チャンバラ撮らしたら今の時代、右に出る者がいない剛腕大友啓史監督。さらにストーリーテリングの名手古沢良太のシナリオ。もう大ホームランの傑作でなければならない!というプレッシャーか?けっこう普通だ。信長の、戦国マニアならご存知エピソードを省エネつまみ食いで、深掘りするのは、アヤセの役柄のキャラ設定の妙を生かした、妄想恋愛夫婦のアレコレ。ところで「敦盛」はこうしか選択肢ないのね。スキルの問題?クライマックス『ラ・ラ・ランド』なイリュージョンもドキリとさせられ、大団円。木戸銭なりに楽しめたからヨシとしよう。

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2022-255M 「まくをおろすな!」☆☆★★★

Smakuwoorosuna邦題:まくをおろすな!
時間:112分
公開:2023-01-20
製作年度:2023
製作国:日本
配給:ショウゲート
製作総指揮:
製作:清水順二
監督:清水順二
脚本:竹内清人
原作:
撮影:長瀬拓
音楽:杉山正明
出演:越岡裕貴、工藤美桜、寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太、緒月遠麻、坂元健児
田中精、竹中直人、岸谷五朗

アイドルグループ「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴が映画初主演を果たしたミュージカル時代劇。演劇ユニット「30-DELUX」の舞台「のべつまくなし」「のべつまくなし・改」を大胆にアレンジして映画化し、江戸時代に実在した人物や歴史的事件を新解釈で描き出す。

五代将軍・徳川綱吉の時代。“心中コーディネーター”のブン太こと紀伊国屋文左衛門は相棒のモン太こと近松門左衛門とともに、心中希望のカップルに芝居を打たせることで彼らの命を救っていた。ある日、2人は溜まり場の「どっぐかふぇ」にアルバイトに来た堀部安兵衛が、吉良上野介義央への仇討ちを企てていることを知る。赤穂浪士が江戸に集結する中、ブン太たちは誰の命も落とすことなく仇討ちを成功させるべく策を講じるが……。

越岡がブン太、「仮面ライダーゴースト」の工藤美桜がモン太を演じた。

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