2024-316M 「ゆきてかへらぬ」☆☆☆★★

Syukitekaeranu邦題:ゆきてかへらぬ
時間:126分
公開:2025-02-21
製作年度:2025
製作国:
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:
監督:根岸吉太郎
脚本:田中陽造
原作:
撮影:
音楽:
出演:広瀬すず(長谷川泰子)、木戸大聖(中原中也)、岡田将生(小林秀雄)

大正時代の京都と東京を舞台に、実在した女優・長谷川泰子と詩人・中原中也、文芸評論家・小林秀雄という男女3人の愛と青春を描いたドラマ。

大正時代の京都。20歳の新進女優・長谷川泰子は、17歳の学生・中原中也と出会う。どこか虚勢を張る2人は互いにひかれあい、一緒に暮らしはじめる。やがて東京に引越した2人の家を、小林秀雄が訪れる。小林は詩人としての中也の才能を誰よりも認めており、中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。中也と小林の仲むつまじい様子を目の当たりにした泰子は、才気あふれる創作者たる彼らに置いてけぼりにされたような寂しさを感じる。やがて小林も泰子の魅力と女優としての才能に気づき、後戻りできない複雑で歪な三角関係が始まる。

広瀬すずが長谷川泰子、木戸大聖が中原中也、岡田将生が小林秀雄を演じた。「探偵物語」「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」の名匠・根岸吉太郎監督が16年ぶりに長編映画のメガホンをとり、「ツィゴイネルワイゼン」の田中陽造が脚本を担当。

年明けの興業でやや不利かもしれないが、2025年の映画賞では、作品、監督、主演女優、撮影、では最優秀の有力候補となるだろう。広瀬すずがいい。このヒロイン役、ちと昔なら黒木華、松たか子がキャストされたのだろう。だが、敢えての広瀬すずという女優を『進化』させる醍醐味を本作から感じる。

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2024-311M 「六人の嘘つきな大学生」☆☆☆★★

Srokuninnno邦題:六人の嘘つきな大学生
時間:113分
公開:2024-11-22
製作年度:2024
製作国:東宝
配給:
製作総指揮:
製作:市川南 遠藤徹哉
監督:佐藤祐市
脚本:矢島弘一
原作:浅倉秋成
撮影:花村也寸志
音楽:佐藤直紀
出演:浜辺美波(嶌衣織)、赤楚衛二(波多野祥吾)、佐野勇斗(九賀蒼太)、山下美月(矢代つばさ)、倉悠貴(森久保公彦)、西垣匠(袴田亮)

浅倉秋成による大ヒットミステリー小説を映画化した密室サスペンス。

人気エンタテインメント企業の新卒採用で最終選考に残った6人の就活生。「6人でチームを作り、1カ月後のグループディスカッションに臨む」という課題を与えられた彼らは、全員での内定獲得を目指して万全の準備で選考の日を迎えるが、急な課題の変更が通達される。6人の中で勝ち残るのは1人だけで、その1人は彼ら自身で決めるというのだ。戸惑う彼らに追い打ちをかけるかのように、6通の怪しい封筒が見つかる。その中には「詐欺師」「犯罪者」「人殺し」など6人それぞれを告発する衝撃的な内容が記されていた。やがて会議室という密室で、6人の本当の姿が次々と暴かれていく。

洞察力に優れた主人公・嶌衣織を浜辺美波、まっすぐな性格でムードメーカーとなる波多野祥吾を赤楚衛二、冷静で的確なリーダーシップをとる九賀蒼太を佐野勇斗、語学力と人脈に自信を持つ矢代つばさを山下美月、口数が少なく分析力に優れた森久保公彦を倉悠貴、スポーツマンでボランティアサークルの代表を務める袴田亮を西垣匠が演じた。「キサラギ」「シティーハンター」の佐藤祐市が監督を務め、テレビドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の矢島弘一が脚本を担当。

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2024-309M 「室井慎次 生き続ける者」☆☆☆★

Smuroiikitudukeru_20241118195901邦題:室井慎次 生き続ける者
時間:117分
公開:2024-11-15
製作年度:2024
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:臼井裕詞
製作:矢延隆生 小川泰 市川南
監督:本広克行
脚本:君塚良一
原作:
撮影:川越一成
音楽:武部聡志
出演:柳葉敏郎(室井慎次)、福本莉子(日向杏)、齋藤潤(森貴仁)、前山くうが(柳町凜久)、前山こうが(柳町凜久)、松下洸平(桜章太郎)、矢本悠馬(乃木真守)、生駒里奈(奈良育美)、丹生明里(大川紗耶香)、松本岳(端野則次)、佐々木希(森麻絵)、筧利夫(新城賢太郎)、甲本雅裕(緒方薫)、遠山俊也(森下幸治)、西村直人(仁狩英明)、赤ペン瀧川(明石幸男)、升毅(坂村正之)、真矢ミキ(沖田仁美)、飯島直子(石津紀子)、小沢仁志(石津百男)、木場勝己(長部音松)、稲森いずみ(松木敬子)、いしだあゆみ(市毛きぬ)

1997年に放送されたテレビドラマのほか、映画版も大ヒットを記録してきた人気警察ドラマ「踊る大捜査線」。同シリーズの中心人物のひとりで、柳葉敏郎が演じる室井慎次を主人公に描いた映画2部作の後編。

警察を辞めて故郷の秋田に戻り、事件被害者・加害者家族の支援をしたいという思いから、タカとリクという2人の少年を引き取り、暮らしていた室井慎次。しかし、彼の家のそばで他殺死体が発見され、さらにかつて湾岸所を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・日向杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化していく。かつての同僚であり今は秋田県警本部長になっていた新城に頼まれ、警視庁捜査一家の若手刑事・桜とともに捜査に協力することになった室井。そんな彼のもとに、服役を経て出所してきたリクの父親が訪ねてくる。

柳葉や筧利夫、真矢ミキらシリーズおなじみのベテランキャストたちに加え、日向杏役の福本莉子、タカ役の齋藤潤、桜役の松下洸平ら新たなキャストも出演。メインスタッフにも、プロデュースに亀山千広、脚本に君塚良一、監督に本広克行と「踊る大捜査線」シリーズを支えてきた顔ぶれがそろった。

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2024-307M 「悠優の君へ」☆☆☆

Syuyunokimihe邦題:悠優の君へ
時間:58分
公開:2024-10-11
製作年度:2023
製作国:日本
配給:ミカタ・エンタテインメント
製作総指揮:
製作:
監督:福原野乃花
脚本:福原野乃花
原作:
撮影:宮川眞伍
音楽:
出演:水崎涼花、小谷慈

本作を手がけた福原野乃花監督の実体験をもとに、強迫症を隠して生きる高校生とその友情を描いたドラマ。

いつもひとりで過ごしている高校生の悠(はる)は、毎日同じ時間に、教室から見える手洗い場に現れる生徒のことが気になっていた。その子は何度も何度も、繰り返し、ただひたすら手を洗い続けている。悠はいつしか、その子から目が離せなくなっていた。何かに期待することをあきらめ、「普通」の輪から離れて生きる主人公の悠と、強迫症に苦しむ自分を隠し、いつも明るく振る舞うことで「普通」の輪からはみ出さないように生きようとする、もうひとりの主人公・優乃(ゆうの)。2人が出会い、互いが抱える孤独と向き合いながら、それぞれの道を探していく姿を描く。

小さなことや目に見えないことが気になって頭から離れず、何度も確認を繰り返してしまう「強迫症」。日本でも50人に1人くらいの割合でいるとされるが、悩みを抱える人はそのことを隠す傾向にあり、そのために知名度は低いとされる。本作を手がけた監督の福原野乃花は7歳のころに強迫症を発症し、誰にも相談できずにいた苦しさを経験したことから、もっと多くの人に強迫症を知ってもらいたいと本作を企画し、完成させた。

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2924-293M 「まる」☆☆☆★

Smaru邦題:まる
時間:117分
公開:2024-10-18
製作年度:2024
製作国:日本
配給:アスミック・エース
製作総指揮:豊島雅郎
製作:
監督:荻上直子
脚本:荻上直子
原作:
撮影:山本英夫
音楽:.ENDRECHERI./堂本剛
出演:堂本剛(沢田)、綾野剛(横山)、吉岡里帆(矢島)、森崎ウィン(モー)、戸塚純貴(田中)、おいでやす小田(吉村)、濱田マリ(大家さん)、柄本明(先生)、早乙女太一(土屋)、片桐はいり(古道具屋)、吉田鋼太郎(秋元洋治)、小林聡美(若草萌子)

「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子が監督・脚本を手がけ、堂本剛が27年ぶりに映画単独主演を務めた奇想天外なドラマ。

美大を卒業したもののアートで成功できず、人気現代美術家のアシスタントとして働く沢田。独立する気力さえも失い、言われたことを淡々とこなすだけの日々を過ごしていた。そんなある日、彼は通勤途中の雨の坂道で自転車事故に遭い、右腕にケガをしたために職を失ってしまう。部屋に帰ると、床には1匹の蟻がいた。その蟻に導かれるように描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、彼は正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名人に。社会現象を巻き起こして誰もが知る存在となる「さわだ」だったが、徐々に○にとらわれ始め……。

沢田の隣人で売れない漫画家の横山を綾野剛、沢田と同じく美術家のアシスタントとして働く矢島を吉岡里帆、コンビニ店員・モーを森崎ウィン、ギャラリーオーナーの若草萌子を小林聡美が演じる。堂本が「.ENDRECHERI./堂本剛」として音楽を担当。

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2024-287M 「嗤う蟲」☆☆☆

Swaraumushi邦題:嗤う蟲
時間:99分
公開:2025-01
製作年度:2024
製作国:日本
配給:ショウゲート
製作総指揮:
製作:
監督:城定秀夫
脚本:内藤瑛亮 城定秀夫
原作:
撮影:
音楽:ゲイリー芦屋
出演:深川麻衣、若葉竜也、松浦祐也、片岡礼子、中山功太、杉田かおる、田口トモロヲ

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2024-286M 「若き見知らぬ者たち」☆☆☆

Swakakimishiranumonotachi邦題:若き見知らぬ者たち
時間:119分
公開:2024-10-11
製作年度:2024
製作国:日本・フランス・韓国・香港
配給:クロックワークス
製作総指揮:
製作:小林敏之 宮前泰志 藤本款 アメル・ラコンブ カン・サンウク カトリオナ・チェン 菊野浩樹 本間綾一郎 森田篤 東城祐司
監督:内山拓也
脚本:内山拓也
原作:内山拓也
撮影:光岡兵庫
音楽:石川快
出演:磯村勇斗(風間彩人)、岸井ゆきの(日向)、福山翔大(風間壮平)、染谷将太(大和)、伊島空(治虫)、長井短(由梨)、東龍之介(瀬戸)、松田航輝(豊田)、尾上寛之(吉田)、カトウシンスケ(滝崎)、ファビオ・ハラダ(ファビオ)、大鷹明良(早川)、滝藤賢一(松浦)、豊原功補(風間亮介)、霧島れいか(風間麻美)

「佐々木、イン、マイマイン」が評判を集めた内山拓也監督が日本、フランス、韓国、香港合作で手がけた商業長編デビュー作。

亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働く風間彩人。父の背を追って始めた総合格闘技の選手となった弟の壮平も、借金返済と介護を担いながら、練習に明け暮れる日々を送っている。そんな息の詰まるような日常のなかでも、恋人である日向との小さな幸せを掴みたいという思いが、彩人のかすかな希望だった。しかし、彩人の親友である大和の結婚を祝う幸せな宴会が開かれた夜、思いもよらない暴力によって、彼らのささやかな日常がもろくも奪われてしまう。

彩人役を磯村勇斗、日向役を岸井ゆきの、壮平役を福山翔大、大和役を染谷将太がそれぞれ演じるほか、霧島れいか、滝藤賢一、豊原功補らが脇を固める。

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2024-285M 「室井慎次 敗れざる者」☆☆☆★

Smuroishinjiyaburezarumono邦題:室井慎次 敗れざる者
時間:115分
公開:2024-10-11
製作年度:2024
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:臼井裕詞
製作:矢延隆生 小川泰 市川南
監督:本広克行
脚本:君塚良一
原作:
撮影:川越一成
音楽:武部聡志
出演:柳葉敏郎(室井慎次)、福本莉子(日向杏)、齋藤潤(森貴仁)、前山くうが(柳町凜久)、前山こうが(柳町凜久)、松下洸平(桜章太郎)、矢本悠馬(乃木真守)、生駒里奈(奈良育美)、丹生明里(大川紗耶香)、松本岳(端野則次)、佐々木希(森麻絵)、筧利夫(新城賢太郎)、甲本雅裕(緒方薫)、遠山俊也(森下幸治)、西村直人(仁狩英明)、赤ペン瀧川(明石幸男)、升毅(坂村正之)、真矢ミキ(沖田仁美)、飯島直子(石津紀子)、小沢仁志(石津百男)、木場勝己(長部音松)、稲森いずみ(松木敬子)、いしだあゆみ(市毛きぬ)

1997年に放送開始され映画版も大ヒットを記録したテレビドラマ「踊る大捜査線」シリーズで柳葉敏郎が演じる人気キャラクター、室井慎次を主人公に描く映画2部作の前編。

これまで現場の捜査員のために戦い続け、警察の組織改革に挑むなど波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井慎次。27年前に青島と交わした約束を果たせなかったことを悔やむ彼は、警察を辞めて故郷・秋田へ帰り、「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」との思いから、少年たちと穏やかに暮らしていた。ある日、室井の前に謎の少女が現れる。彼女の来訪とともに他殺と思われる死体が見つかり、室井はその第一発見者となってしまう。その少女・日向杏は、かつて湾岸署が逮捕した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だった。

室井役の柳葉敏郎、新城賢太郎役の筧利夫、沖田仁美役の真矢ミキらおなじみのキャストに加え、日向杏を演じる福本莉子や、齋藤潤、松下洸平ら新たなキャストも出演。スタッフ陣もプロデュースの亀山千広、脚本の君塚良一、監督の本広克行ら「踊る大捜査線」シリーズを支えてきたメンバーが再結集した。

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2024-240M 「ラストマイル」☆☆☆★★

Slastmaile邦題:ラストマイル
時間:128分
公開:2024-08-23
製作年度:2024
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:那須田淳
製作:新井順子
監督:塚原あゆ子
脚本:野木亜紀子
原作:
撮影:関毅
音楽:得田真裕
出演:満島ひかり(舟渡エレナ)、岡田将生(梨本孔)、ディーン・フジオカ(五十嵐道元)、大倉孝二(毛利忠治)、酒向芳(刈谷貴教)、宇野祥平(佐野亘)、安藤玉恵(松本里帆)、丸山智己(小田島)、火野正平(佐野昭)、阿部サダヲ(八木竜平)、石原さとみ(三澄ミコト)、井浦新(中堂系)、窪田正孝(久部六郎)、市川実日子(東海林夕子)、竜星涼(木林南雲)、飯尾和樹(坂本誠)、吉田ウーロン太(向島進)、薬師丸ひろ子(三澄夏代)、松重豊(神倉保夫)、綾野剛(伊吹藍)、星野源(志摩一未)、橋本じゅん(陣馬耕平)、前田旺志郎(勝俣奏太)、金井勇太(糸巻貴志)、永岡卓也(田島雄介)、麻生久美子(桔梗ゆづる)

テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。

流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。

主人公・舟渡エレナを満島ひかり、梨本孔を岡田将生が演じ、事件に巻き込まれる関係者役で阿部サダヲとディーン・フジオカ、捜査を担当する刑事役で「アンナチュラル」の大倉孝二と「MIU404」の酒向芳が出演。さらに「アンナチュラル」から三澄ミコト役の石原さとみ、中堂系役の井浦新、久部六郎役の窪田正孝ら、「MIU404」から伊吹藍役の綾野剛、志摩一未役の星野源らが再結集する。主題歌も「アンナチュラル」「MIU404」に続き米津玄師が担当した。

関連ドラマは知らないが、単体で十分面白かった。が、ロッカーのメモの謎だけはは理解できていない。Amazon告発なとこは、ポリコレっぽくて嫌な印象。まあTBSの映画だしなあ。

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2024-235M 「リリアン・ギッシュの肖像」☆☆☆★

Smoro原題:Lillian Gish
邦題:リリアン・ギッシュの肖像
時間:59分
公開:2024-10-11
製作年度:1983
製作国:
配給:エスパース・サロウ
製作総指揮:
製作:
監督:ジャンヌ・モロー
脚本:ジャンヌ・モロー
原作:
撮影:トーマス・ハーウィッツ ピエール・ゴタール
音楽:
出演:リリアン・ギッシュ、ジャンヌ・モロー

1983 年の夏、ニューヨーク。サイレント映画期から活躍し、ハリウッドの頂点を極めたリリアン・ギッシュとの邂逅。「歴史的女優」との対話から、その生涯と映画への情熱に迫る至高のドキュメンタリー。
往年の大女優だが、僕は生前の出演作品は、リアルタイムで1987年の「八月の鯨」をヘラルドの試写室で観たのが最後かな。


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