2022-178M 「雨を告げる漂流団地」☆☆☆★

Shyoryudanchi邦題:雨を告げる漂流団地
時間:120分
公開:2022-09-16
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ツインエンジン、ギグリーボックス
製作総指揮:
製作:
監督:石田祐康
脚本:森ハヤシ 石田祐康
原作:
撮影:町田啓
音楽:阿部海太郎
出演:田村睦心(熊谷航祐)、瀬戸麻沙美(兎内夏芽)、村瀬歩(のっぽ)、山下大輝(橘譲)、小林由美子(小祝太志)、水瀬いのり(羽馬令依菜)、花澤香菜(安藤珠理)、島田敏(熊谷安次)、水樹奈々(兎内里子)

「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」を手がけたスタジオコロリドによる長編アニメーション第3作。取り壊しの進む団地に入り込み、不思議な現象によって団地ごと海を漂流することになった小学6年生の少年少女たちが繰り広げるひと夏の別れの旅を描く。

姉弟のように育った幼なじみの航祐と夏芽は小学6年生になり、近頃は航祐の祖父・安次が亡くなったことをきっかけに関係がギクシャクしていた。夏休みのある日、航祐はクラスメイトとともに取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込む。その団地はかつて航祐と夏芽が育った、思い出の家だった。航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、のっぽという名の謎の少年の存在について聞かされる。すると突然、不思議な現象が起こり、気が付くと周囲は一面の大海原になっていた。海を漂流する団地の中で、航祐たちは力を合わせてサバイバル生活を送ることになるが……。

監督はこれが長編2作目となる、「ペンギン・ハイウェイ」の石田祐康。2022年9月16日から劇場公開と同時にNetflixで配信。劇場と配信のほぼ同時公開のアニメ、昨今はこのパターンが多いな。

| | コメント (0)

2022-177M 「さかなのこ」☆☆☆★

Ssakananoko邦題:さかなのこ
時間:139分
公開:2022-09-01
製作年度:2022
製作国:日本
配給:東京テアトル
製作総指揮:
製作:河野聡 太田和宏 伊藤はやと 鳥羽乾二郎 今田圭介 森田圭 玉井雄大 広田勝己
監督:沖田修一
脚本:沖田修一 前田司郎
原作:さかなクン
撮影:佐々木靖之
音楽:パスカルズ
出演:のん(ミー坊)、柳楽優弥(ヒヨ)、夏帆(モモコ)、磯村勇斗(総長)
岡山天音(籾山)、三宅弘城(ジロウ)、井川遥(ミチコ)、西村瑞季(ミー坊(幼少期))、宇野祥平(「海人」の店長)、前原滉(田村)、島崎遥香(谷崎ゆりえ)、豊原功補(歯科医)、賀屋壮也(酒井)、朝倉あき(浜野庄子)、長谷川忍(木戸まさし)、さかなクン(ギョギョおじさん)、鈴木拓(鈴木先生)

魚類に関する豊富な知識でタレントや学者としても活躍するさかなクンの半生を、沖田修一監督がのんを主演に迎えて映画化。「横道世之介」でも組んだ沖田監督と前田司郎がともに脚本を手がけ、さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」をもとに、フィクションを織り交ぜながらユーモアたっぷりに描く。

小学生のミー坊は魚が大好きで、寝ても覚めても魚のことばかり考えている。父親は周囲の子どもとは少し違うことを心配するが、母親はそんなミー坊を温かく見守り、背中を押し続けた。高校生になっても魚に夢中なミー坊は、町の不良たちとも何故か仲が良い。やがてひとり暮らしを始めたミー坊は、多くの出会いや再会を経験しながら、ミー坊だけが進むことのできる道へ飛び込んでいく。

幼なじみの不良ヒヨを柳楽優弥、ひょんなことからミー坊と一緒に暮らすシングルマザーのモモコを夏帆、ある出来事からミー坊との絆を深める不良の総長を磯村勇斗が演じる。原作者のさかなクンも出演。
テレビチャンピオンの『さかな通選手権』が語られていない。

| | コメント (0)

2022-173M 「川っぺりムコリッタ」☆☆☆★

Skawapperimukorita邦題:川っぺりムコリッタ
時間:120分
公開:2022-09-16
製作年度:2021
製作国:日本
配給:KADOKAWA
製作総指揮:
製作:堀内大示 五老剛 多湖慎一 中西一雄 益田祐美子 亀山暢央 竹内力 五十嵐淳之 鈴木貴幸 川村岬 中西修 駒澤信雄
監督:荻上直子
脚本:荻上直子
原作:荻上直子
撮影:安藤広樹
音楽:パスカルズ
出演:松山ケンイチ(山田たけし)、ムロツヨシ(島田幸三)、満島ひかり(南詩織)、江口のりこ(中島)、柄本佑(堤下靖男)、田中美佐子(大橋)、薬師丸ひろ子、笹野高史、緒形直人(沢田)、吉岡秀隆(溝口健一)

「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子監督が2019年に発表したオリジナル長編小説を、自身の脚本・監督で映画化。松山ケンイチ主演、ムロツヨシの共演で、孤独な青年がアパートの住人との交流を通して社会との接点を見つけていく姿を描く。

北陸の小さな町にある小さな塩辛工場で働き口を見つけた山田は、社長から紹介された古い安アパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。できるだけ人と関わることなく、ひっそりと生きたいと思っていた山田の静かな日常が、隣の部屋に住む島田が「風呂を貸してほしい」と山田を訪ねてきたことから一変する。山田と島田は、少しずつ友情のようなものが芽生え始め、楽しい日々を送っていた。しかし、山田がこの町にやってきた秘密が、島田に知られてしまい……。

主人公・山田役を松山、島田役をムロがそれぞれ演じる。タイトルの「ムコリッタ(牟呼栗多)」は仏教の時間の単位のひとつ(1/30日=48分)を表す仏教用語で、ささやかな幸せなどを意味する。

なんか、仏話のような作品。あらゆる登場人物や巻き起こる事象やら、語り合われる台詞が、仏教的な『意味』を多重に象徴してそうで、居心地があまりよろしくない。

 

| | コメント (0)

2022-168M 「グッバイ・クルエル・ワールド」☆☆☆★

Skurueruworld邦題:グッバイ・クルエル・ワールド
時間:127分
公開:2022-09-09
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作総指揮:
製作:小西啓介 森田圭 甲斐真樹 小川悦司 田中祐介 石田勇 前信介 山本正典 檜原麻希 水戸部晃
監督:大森立嗣
脚本:高田亮
原作:
撮影:辻智彦
音楽:田井モトヨシ
出演:西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和、奥野瑛太、片岡礼子、螢雪次朗、モロ師岡、前田旺志郎、若林時英、青木柚、奥田瑛二、鶴見辰吾

「ドライブ・マイ・カー」の西島秀俊を主演に、豪華キャスト共演で描くクライムエンタテインメント。「さよなら渓谷」「そこのみにて光輝く」などで知られる脚本家・高田亮によるオリジナル脚本作品で、「そよなら渓谷」「MOTHER マザー」の大森立嗣監督がメガホンをとった。

年齢もファッションもバラバラ、互いに素性も知らない5人組の強盗組織が、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザの資金洗浄現場を襲い、1億円近い大金の強奪に成功する。強盗たちは金を山分けし、何食わぬ顔でそれぞれの日常に戻っていった。しかし、金を奪われたヤクザが裏金で現役の刑事を雇い、強盗組織を本気で追い始めた。騙されて分け前をもらえなかった強盗組織のひとりも、ラブホテルの従業員を巻き込んで立ち上がり、金に群がるクセ者たちの大波乱の物語が始まる。

主演の西島のほか、斎藤工、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和が強盗組織のメンバーを演じ、彼らを追い詰める刑事を大森南朋、ラブホテルの従業員を宮沢氷魚が演じる。

| | コメント (0)

2022-163M 「この子は邪悪」☆☆☆★

Skonokohajaaku邦題:この子は邪悪
時間:100分
公開:2022-09-01
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作総指揮:
製作:中西一雄 小西啓介 久保田修 吉田尚子
監督:片岡翔
脚本:片岡翔
原作:
撮影:花村也寸志
音楽:渡邊琢磨
出演:南沙良(窪花)、大西流星(四井純)、桜井ユキ(窪繭子)、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎、玉木宏(窪司朗)

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「もみの家」の南沙良が主演を務めたサスペンス。

心理療法室の院長・窪司朗の娘である花。かつて一家は交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負い、花も心に深い傷を抱えることとなった。そんな花はある時、母親が心神喪失状態で、その原因を探っているという高校生・四井純と出会い、次第に心を通わせていく。そんなある日、花の母が5年ぶりに目を覚まし、司朗が家に連れて帰ってくる。司朗は久々の家族団らんを喜ぶが、花は母にどこか違和感を抱き……。

花と親しくなる純を「なにわ男子」の大西流星、花の両親を「映画 極主夫道」の玉木宏と「マチネの終わりに」の桜井ユキが演じる。オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」準グランプリ作品の映画化。「町田くんの世界」などの脚本家・片岡翔が監督・脚本を手がけた。

タイトルロールが誰のことをいっているのか、最後まで悩んだが、まあ多分そうだろう。ジョーダン・ピールにインスパイアされているような香りがする。ツタヤのコンクールで受賞した作品らしい。

| | コメント (0)

2022-160M 「木樵」☆☆☆

Skikori邦題:木樵
時間:82分
公開:2022-10-14
製作年度:2022
製作国:日本
配給:平成プロジェクト
製作総指揮:
製作:益田祐美子
監督:宮崎政記
脚本:
原作:
撮影:宮崎政記
音楽:日景健貴
出演:近藤正臣(語り)、面家一男、澤和宏、瀧根清司

岐阜県飛騨地方を舞台に、現代の「木樵」である林業にスポットを当てたドキュメンタリー。

同県で木樵の父の背中を見て育ちながらも林業不況の中で跡を継ぐことを断念した過去を持つ宮崎政記が監督・撮影・編集を手がけ、高山市滝町で約50年にわたり木樵として生計を立ててきた面家一男さんと弟の瀧根清司さん、その家族と弟子たちの日常を、1年間にわたって記録。移ろう季節の中で美しくも厳しい山々を護りながらひたむきに生きる姿や、林業がその土地と深くつながっている様子、山の暮らしを次世代へと継承していく姿を映し出す。

俳優の近藤正臣がナレーションを担当。

| | コメント (0)

2022-157M 「異動辞令は音楽隊!」☆☆☆★★

Sidojireihaongakutai 邦題:異動辞令は音楽隊!
時間:119分
公開:2022-08-26
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:依田巽 渡辺信也 藤野英人
監督:内田英治
脚本:内田英治
原作:内田英治
撮影:伊藤麻樹
音楽:小林洋平
出演:阿部寛(成瀬司)、清野菜名(来島春子)、磯村勇斗(坂本祥太)、高杉真宙(北村裕司)、板橋駿谷(国沢正志)、モトーラ世理奈(柏木美由紀)、見上愛(成瀬法子)、岡部たかし(篠田誠)、渋川清彦(広岡達也)、酒向芳(沢田高広)、六平直政(井上涼平)、光石研(五十嵐和夫)、倍賞美津子(成瀬幸子)

「ミッドナイトスワン」の内田英治監督が阿部寛を主演に迎えたヒューマンドラマ。警察音楽隊のフラッシュモブ演奏に着想を得た内田監督が、最前線の刑事から警察音楽隊に異動させられた男の奮闘をオリジナル脚本で描き出す。

部下に厳しく、犯人逮捕のためなら手段を問わない捜査一課のベテラン刑事・成瀬司。高齢者を狙ったアポ電強盗事件を捜査する中で、令状も取らず強引な捜査を繰り返した結果、広報課内の音楽隊への異動を言い渡されてしまう。不本意ながらも音楽隊を訪れる成瀬だったが、そこにいたのは覇気のない隊員ばかりで……。

音楽隊のトランペット奏者・来島春子を清野菜名、サックス奏者・北村裕司を高杉真宙、捜査一課の若手刑事・坂本祥太を磯村勇斗が演じる。

内田英治は、配信ドラマの「全裸監督」の印象。劇場映画では「ミッドナイトスワン」のもてはやされ。という、かなりな曲球・変化球の監督という印象だった。しかし、本作は初期の周防正行、矢口史靖がひとつのジャンルとして開発した(異業種巻きこまれ)系。最近では珍しいジャンルなので新鮮に思えるし、演出が地に足のついたしっかりした、腰の軽くない良作となっている。

| | コメント (0)

2022-154M 「サバカン SABAKAN」☆☆☆★★★

Ssabakan邦題:サバカン SABAKAN
時間:96分
公開:2022-08-19
製作年度:2022
製作国:日本
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:飯島三智 小佐野保
製作:佐藤満 高橋潤
監督:金沢知樹
脚本:金沢知樹 萩森淳
原作:
撮影:菅祐輔
音楽:大島ミチル
出演:番家一路(久田孝明(子供時代))、原田琥之佑(竹本健次)、尾野真千子(久田良子)、竹原ピストル(久田広重)、村川絵梨(弥生)、福地桃子(亜子)、ゴリけん(大内田健夫/竹本叔父)、八村倫太郎(金山)、茅島みずき(由香)、篠原篤(宮田学)、泉澤祐希(市川)、貫地谷しほり(竹本雅代)、草なぎ剛(久田孝明)、岩松了(内田のじじい)

1980年代の長崎を舞台に、2人の少年が繰り広げる冒険と、それぞれの家族との愛情に満ちた日々を描いた青春ドラマ。

1986年、夏。斉藤由貴とキン肉マン消しゴムが大好きな小学5年生の久田は、夫婦ゲンカばかりだが愛情深い両親や弟と暮らしている。ある日彼は、家が貧しく同級生から避けられている竹本と、イルカを見るため海へ出かける。溺れそうになったり不良に絡まれたりと様々なトラブルに遭遇しながらも友情を育んでいく久田と竹本だったが、やがて別れを予感させる悲しい事件が起こる。

久田の両親を尾野真千子と竹原ピストル、大人になった久田を草なぎ剛が演じる。ドラマ「半沢直樹」の脚本などテレビや舞台の脚本・演出を手がけてきた金沢知樹が映画初監督を務め、萩森淳と共同でオリジナル脚本を執筆。

子役の演技力の勝利。そのポテンシャルを存分に引き出した金沢監督の演出力。草彅映画ではない。彼は語り部。なお、「郷愁の80年代」といった風情のうたい文句だが、ぼくにとっては普通に会社員で汗をかいていた時代。思い入れはあまり、無い。

| | コメント (0)

2022-152M 「アキラとあきら」☆☆☆★★

Sakiratoakira邦題:アキラとあきら
時間:128分
公開:2022-08-26
製作年度:2022
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:石垣裕之 松岡宏泰
監督:三木孝浩
脚本:池田奈津子
原作:池井戸潤
撮影:柳田裕男
音楽:大間々昂
出演:竹内涼真(山崎瑛)、横浜流星(階堂彬)、高橋海人(階堂龍馬)、上白石萌歌(水島カンナ)、児嶋一哉(階堂崇)、満島真之介(工藤武史)、塚地武雅(保原茂久)、宇野祥平(井口雅信)、戸田菜穂、野間口徹、杉本哲太、酒井美紀、山寺宏一、津田寛治、徳重聡、矢島健一、馬淵英里何、山内圭哉、山村紅葉、竹原慎二、アキラ100%、奥田瑛二(羽根田一雄)、石丸幹二(階堂一磨)、ユースケ・サンタマリア(階堂晋)、江口洋介(不動公二)

「半沢直樹」シリーズなどで知られる人気作家・池井戸潤の同名小説を、竹内涼真と横浜流星の主演で映画化。

父親の経営する町工場が倒産し過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛と、大企業の御曹司だが次期社長の座を拒絶し血縁のしがらみに抗う階堂彬。同じ名前を持つ2人は運命に導かれるかのように、日本有数のメガバンクに同期入社する。人を救うバンカーになるという熱い理想を持つ山崎と、情を排して冷静に仕事をこなす階堂。正反対の信念を持つ2人は真っ向から対立し、ライバルとしてしのぎを削る。しかし山崎は、ある案件で自らの理想と信念を押し通した結果、左遷されてしまう。一方、順調に出世する階堂の前にも、親族同士の争いという試練が立ちはだかる。やがて、数千人の人生を左右する巨大な危機が到来し、山崎と階堂の人生が再び交差する。
監督は「思い、思われ、ふり、ふられ」「僕等がいた」の三木孝浩。

池井戸潤の銀行&企業再生もの。小学館と集英社が委員会でコラボは珍しい。叔父役の二人がいい存在感。

| | コメント (0)

2022-133M 「キングダム2 遥かなる大地へ」☆☆☆★

Skingdom2邦題:キングダム2 遥かなる大地へ
時間:134分
公開:2022-07-15
製作年度:2022
製作国:日本
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:
製作:茨木政彦 沢桂一 松岡宏泰 高津英泰 田中祐介 松橋真三 弓矢政法 林誠 名倉健司 本間道幸
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉 原泰久
原作:原泰久
撮影:佐光朗
音楽:やまだ豊
出演:山崎賢人(信)、吉沢亮(エイ政)、橋本環奈(河了貂)、清野菜名(羌カイ)、満島真之介(壁)、岡山天音(尾平)、三浦貴大(尾到)、濱津隆之(澤圭)、真壁刀義(沛浪)、山本千尋(羌象)、豊川悦司(ヒョウ公)、高嶋政宏(昌文君)、要潤(騰)、加藤雅也(肆氏)、高橋努(宮元)、渋川清彦(縛虎申)、平山祐介(蒙武)、玉木宏(昌平君)、小澤征悦(呉慶)、佐藤浩市(呂不韋)、大沢たかお(王騎)

原泰久の人気漫画を実写化した2019年公開の大ヒット映画「キングダム」の続編。紀元前、春秋戦国時代の秦。天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、河了貂(かりょうてん)や山の王・楊端和(ようたんわ)と協力しながら、えい政の玉座奪還に成功する。半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始。秦は国王えい政の号令の下、蛇甘(だかん)平原に軍を起こす。歩兵として戦場へ赴いた信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭(たくけい)、子どものような風貌に哀しい目をたたえた謎の人物・羌かい(きょうかい)と共に、最弱の伍(五人組)を組むことに。戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され劣勢を強いられる中、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)は、無謀とも思える突撃命令を下す。キャストには信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈ら前作のメンバーに加え、原作でも人気のキャラクター・羌かい役で清野菜名が新たに参加。前作に続き佐藤信介監督がメガホンをとる。
 前作から3年。実写作品は、残酷な時間というハンディがある。コミックやアニメは何年経ても基本的に時間は止まっているのだが(まあ声優の老いと交代はあるものの)。
 駆け出しの役者が3年後にはプレイクしていて、そこそこの見どころを用意しなければならないとか、いろいろ気を使う「大人の事情」が生じるよね。
 前作では若かった橋本環奈もすっかりオトナの雰囲気。今回は出番がほぼ無いに等しかったが、来年公開予定の「3」では活躍してくれるかな。「1」でも感心した、日本映画で相当気合いの入ったスペクタクル(まあCGの活躍だが)作品の貴重なシリーズ、今回も頑張っている。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧