2025-349M 「ワーキングマン」☆☆☆★

Shouseofdynamite原題:A Working Man
邦題:ワーキングマン
時間:116分
公開:2026-01-02
製作年度:2025
製作国:アメリカ
配給:クロックワークス
製作総指揮:テディ・シュワルツマン マイケル・ハイムラー マイク・シャンクス ジル・シルフェン ボロディミル・アルテメンコ エフゲン・ストゥプカ アレクシス・ガルシア レイチェル・コール トーマス・ザドラ
製作:クリス・ロング ジェイソン・ステイサム ジョン・フリードバーグ デビッド・エアー シルベスター・スタローン ビル・ブロック ケビン・キング・テンプルトン
監督:デビッド・エアー
脚本:シルベスター・スタローン デビッド・エアー
原作:チャック・ディクソン
撮影:ショーン・ホワイト
音楽:ジェレッド・マイケル・フライ
出演:ジェイソン・ステイサム、デビッド・ハーバー、マイケル・ペーニャ、ジェイソン・フレミング、メラーブ・ニニッゼ、マクシミリアン・オシンスキー

ジェイソン・ステイサムが主演を務め、特殊部隊を退き建築現場の監督として平穏に暮らしていた男が、巨大犯罪組織相手に立ち向かう姿を描いたアクション。ステイサム主演の「ビーキーパー」と同じデビッド・エアーが監督を務め、シルベスター・スタローンが製作・共同脚本として参加。

元特殊部隊員のレヴォン・ケイドは、危険な世界から退き、現在は建築現場の監督として穏やかな生活を送っていた。そんなある日、恩人でもある上司の娘ジェニーが姿を消してしまう。ジェニーを捜索する中で、レヴォンは人身売買を生業とする世界的な犯罪組織の存在を突き止める。自分を支えてくれる大事な「家族」を取り戻すため、レヴォンは封印していた特殊部隊時代のスキルを解き放ち、建設現場で使い慣れた工事用具や特殊部隊時代の銃火器を手に、犯罪組織を相手にひとり戦いに身を投じていく。

レヴォン役をステイサムが演じるほか、「アントマン」シリーズのマイケル・ペーニャ、「サンダーボルツ*」のデビッド・ハーバー、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のジェイソン・フレミングが出演。

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2025-338M 「グランドツアー」☆☆★★

Sgrandtour原題:Grand Tour
邦題:グランドツアー
時間:129分
公開:2025-10-10
製作年度:2024
製作国:ポルトガル・イタリア・フランス・ドイツ・日本・中国
配給:ミモザフィルムズ
製作総指揮:
製作:フィリッパ・レイス
監督:ミゲル・ゴメス
脚本:マリアナ・リカルド テルモ・シューロ モーレン・ファゼンデイロ ミゲル・ゴメス
原作:
撮影:ルイ・ポッサス サヨムプー・ムックディプローム グオ・リャン
音楽:
出演:ゴンサーロ・ワヂントン、クリスタ・アルファイアチ、クラウジョ・ダ・シウヴァ、ラン=ケー・トラン

「熱波」などで知られるポルトガルの鬼才ミゲル・ゴメス監督が、4年の歳月をかけて完成させた長編第6作。ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、日本、中国のアジア7カ国でロケを敢行し、逃げる男と追う女が繰り広げる時空を超えた大旅行の行方を、過去と現代、現実と幻想、カラーとモノクロを混在させながら描き出す。

1918年、ビルマのラングーン。大英帝国の公務員エドワードは、ロンドンから長い船旅を経てやって来る婚約者モリーを迎え、結婚することになっていた。しかし優柔不断なエドワードは、花婿衣装で花束を抱えた状態でもなお、結婚することに迷いがあり、モリーの到着直前に衝動的にシンガポール行きの船に飛び乗ってしまう。こうして、逃げるエドワードと追いかけるモリーによる壮大なイタチごっこが幕を開ける。

タイトルの「グランドツアー」とは、20世紀初頭に欧米人のあいだで、インドのイギリス領から出発して極東へ向かうアジアの長旅が流行したことから生まれた言葉。ゴメス監督は文豪サマセット・モームによるグランドツアーの象徴的作品「パーラーの紳士」に着想を得て、自身もグランドツアーを体験してから脚本に取り組んだ。「大いなる不在」の近浦啓監督がアソシエイトプロデューサーとして参加。2024年・第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて監督賞を受賞。

監督賞受賞って、冗談か。いったい何を描きたいのかさっぱりキャッチできず、ひたすら睡魔と戦う2時間であった。映画を作るってスポンサーから資金調達し、それれで<ロケハン、シナハン>と称してアジア諸国漫遊をした結果の、意味不明フィルムを仕上げてイッチョ上がり。と思われても仕方がない凡庸以下の謎作品。まあいつも思うのだが、欧州の映画祭における『賞』ほどあてにならないものは無い。

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2025-326M 「ワン・バトル・アフター・アナザー」☆☆☆★

Sonebatle原題:One Battle After Another
邦題:ワン・バトル・アフター・アナザー
時間:162分
公開:2025-10-03
製作年度:2025
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:ウィル・ワイスク
製作:ポール・トーマス・アンダーソン アダム・ソムナー サラ・マーフィ
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
原作:
撮影:マイケル・バウマン ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:ジョニー・グリーンウッド
出演:レオナルド・ディカプリオ(ボブ)、ショーン・ペン(ロックジョー)、ベニチオ・デル・トロ(センセイ)、レジーナ・ホール(革命家仲間)、テヤナ・テイラー(ボブの妻)、チェイス・インフィニティ(ウィラ)

ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴を誇るポール・トーマス・アンダーソンが、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えて手がけた監督作。トマス・ピンチョンの小説「ヴァインランド」からインスピレーションを得た物語で、冴えない元革命家の男が、何者かにひとり娘を狙われたことから次々と現れる刺客たちとの戦いを強いられ、逃げる者と追う者が入り乱れる追走劇を展開する。

かつては世を騒がせた革命家だったが、いまは平凡で冴えない日々を過ごすボブ。そんな彼の大切なひとり娘ウィラが、とある理由から命を狙われることとなってしまう。娘を守るため、次から次へと現れる刺客たちとの戦いに身を投じるボブだが、無慈悲な軍人のロックジョーが異常な執着心でウィラを狙い、父娘を追い詰めていく。

逃げ続ける中で革命家時代の闘争心を次第によみがえらせていくボブを、レオナルド・ディカプリオが演じ、ボブの宿敵であり、娘ウィラに執拗な執着をみせる軍人ロックジョーをショーン・ペンが怪演。ボブのピンチに現れる空手道場の謎のセンセイ(先生)をベニチオ・デル・トロ、ボブの革命家仲間をレジーナ・ホール、妻でカリスマ革命家をテヤナ・テイラーが演じ、新進俳優チェイス・インフィニティが娘ウィラ役を務める。

本日の2本目。この作品が本日のお目当て。『アカデミー賞の呼び声も』の、この時期公開作品の常套句が、どこまでリアルなのかチェゲラ。軽妙に重厚なテーマや世界観を手玉に取る、天才ポール・トーマス・アンダーソン監督の手腕に期待。次から次へとピンチが続くチェイスものの大仰な娯楽作品であるが、根底にあるのがハリウッド左翼の『ディープステートと共和党的なる支配者たちを殲滅する』という妄想。その感動的な成功&達成をドラマティックにエモーショナルに神話創生的に描いている大珍品でもある。

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2025-253M 「私たちが光と想うすべて」☆☆☆★★

Swatashitachigahikaritoomousubete原題:All We Imagine as Light
邦題:私たちが光と想うすべて
時間:118分
公開:2025-07-25
製作年度:2024
製作国:フランス・インド・オランダ・ルクセンブルク
配給:セテラ・インターナショナル
製作総指揮:
製作:トマス・ハキム ジュリアン・グラフ
監督:パヤル・カパーリヤー
脚本:パヤル・カパーリヤー
原作:
撮影:ラナビル・ダス
音楽:ドリティマン・ダス
出演:カニ・クスルティ(プラバ)、ディヴィヤ・プラバ(アヌ)、チャヤ・カダム(パルヴァティ)、リドゥ・ハールーン(シアーズ)、アジーズ・ネドゥマンガード(マノージ先生)

ままならない人生に葛藤しながらも自由に生きたいと願う女性たちの友情を、光に満ちた淡い映像美と幻想的な世界観で描き、2024年・第77回カンヌ国際映画祭にてインド映画として初めてグランプリに輝いたドラマ。

ムンバイで働く看護師プラバと年下の同僚アヌはルームメイトだが、真面目なプラバと陽気なアヌの間には心の距離があった。プラバは親が決めた相手と結婚したものの、ドイツで仕事を見つけた夫からはずっと連絡がない。一方、アヌにはイスラム教徒の恋人がいるが、親に知られたら大反対されることがわかりきっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァディが高層ビル建築のために自宅から立ち退きを迫られ、故郷である海辺の村へ帰ることになる。ひとりで生きていくという彼女を村まで見送る旅に出たプラバとアヌは、神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、それぞれの人生を変えようと決意するきっかけとなる、ある出来事に遭遇する。

パルヴァディ役に「花嫁はどこへ?」のチャヤ・カダム。ドキュメンタリー映画「何も知らない夜」で、山形国際ドキュメンタリー映画祭2023インターナショナル・コンペティション部門の大賞を受賞するなど注目を集めたムンバイ出身の新鋭パヤル・カパーリヤーが、長編劇映画初監督を務めた。

 

 

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2025-185M 「我来たり、我見たり、我勝利せり」☆☆☆★★

Swarekitari原題:Veni Vidi Vici
邦題:我来たり、我見たり、我勝利せり
時間:86分
公開:2025-06-06
製作年度:2024
製作国:オーストリア
配給:ハーク
製作総指揮:
製作:ウルリヒ・ザイドル
監督:ダニエル・ヘースル ユリア・ニーマン
脚本:ダニエル・ヘースル
原作:
撮影:ゲラルト・ケルクレッツ
音楽:マニュエル・リーグラー ゲルハルト・ドーラー
出演:ローレンス・ルップ(アモン・マイナート)、ウルシーナ・ラルディ(ヴィクトリア)、オリヴィア・ゴシュラー(パウラ)、キラ・クラウス(ベラ)、タマキ・ウチダ(ココ)、ドミニク・ヴァルタ(フォルカー・カロッタ)、マルクス・シュラインツァー(アルフレート)、ハイモン・マリア・バッテンガー(アイロス)

「狩り」と称して人間を狙撃するエレガントな億万長者の姿を通し、資本主義の終末的世界をシニカルなユーモアで描いたオーストリア映画。

起業家として成功し、莫大な財産を築き、幸福で充実した人生を送るマイナート家。家族を愛する父アマンは趣味の狩りに情熱を注いでいるが、狩りの対象は動物ではない。“上級国民”である一家は何を狩っても許され、アマンは何カ月にもわたって無差別に人間を射殺し続けていた。時にはその様子を目撃する者もいるが、誰も彼を止めることはできない。娘のポーラはそんな父の傍若無人な姿を目の当たりにしながら、上級国民としてのふるまいを着実に身につけていく。そしてある日、ついにポーラは父と一緒に狩りに行きたいと言いだす。

「失恋セラピー」のローレンス・ルップが父アマンを演じ、「さよなら、アドルフ」のウルシーナ・ラルディ、「フィリップ」のゾーイ・シュトラウプが共演。「パラダイス」3部作のウルリヒ・ザイドル監督が製作を手がけ、ダニエル・ヘースル&ユリア・ニーマンが監督を務めた。

懲悪されずに、一切バチが当たらないまま、人非人な行為も止まず、幸せな生活が続く上級富豪一家の物語。ある意味、痛快である。

 

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2025-031M 「私たちは天国には行けないけど、愛することはできる」☆☆☆★

Swatashitatihatengokuni原題:No Heaven, But Love
邦題:私たちは天国には行けないけど、愛することはできる
時間:112分
公開:2025-03-14
製作年度:2023
製作国:韓国
配給:クロックワークス
製作総指揮:
製作:
監督:ハン・ジェイ
脚本:ハン・ジェイ キム・ジニョン
原作:
撮影:
音楽:
出演:パク・スヨン、イ・ユミ、シン・ギファン、キム・ヒョンモク

階級差別や性差別が色濃く残る1999年、高校のテコンドー部に所属するジュヨンと少年院の学生イェジは友達との旅行先で、心に芽生えた何とも言えない感情に気づく。
夢のような時間は過ぎ再び戻ってきた現実は、お互いを好きだというだけで2人を引き離そうとする。しかし2人は愛を確信し、最後まで自分たちの選択に責任を取ろうと、大切な存在を守ろうとするが……。

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2024-172M 「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」☆☆☆★

Sonelife原題:One Life
邦題:ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命
時間:110分
公開:2024-06-21
製作年度:2023
製作国:イギリス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:サイモン・ギリス エバ・イェーツ バーバラ・ウィントン マリア・ローガン アン・シーアン ピーター・ハンプデン
製作:ジョアンナ・ローリー イアン・カニング エミール・シャーマン ガイ・ヒーリー
監督:ジェームズ・ホーズ
脚本:ルシンダ・コクソン ニック・ドレイク
原作:
撮影:ザック・ニコルソン
音楽:フォルカー・ベルテルマン
出演:アンソニー・ホプキンス(ニコラス・ウィントン)、ジョニー・フリン(青年時代のニコラス)、レナ・オリン(グレーテ・ウィントン)、ロモーラ・ガライ(ドリーン・ワリナー)、アレックス・シャープ(トレヴァー・チャドウィック)、マルト・ケラー(ベティ・マクスウェル)、ジョナサン・プライス(マーティン・ブレイク)、ヘレナ・ボナム=カーター(バベット・ウィントン)

名優アンソニー・ホプキンスが主演を務め、ナチスの脅威から669人の子どもたちを救ったイギリスの人道活動家ニコラス・ウィントンの半生を描いた伝記ドラマ。

第2次世界大戦直前の1938年。ナチスから逃れてきた多くのユダヤ人難民がプラハで悲惨な生活を強いられていることを知ったニコラス・ウィントンは、子どもたちをイギリスに避難させる活動を組織し、同志たちとともに里親探しや資金集めに奔走する。ナチスの侵攻が迫るなか、子どもたちを次々と列車に乗せていくが、ついに開戦の日が訪れてしまう。それから49年後、救出できなかった子どもたちのことが忘れられず自責の念にかられ続けていたニコラスのもとに、BBCの番組「ザッツ・ライフ!」の収録への参加依頼が届く。そこで彼を待っていたのは、胸を締め付けるような再会と、思いもよらない未来だった。

「スターダスト」のジョニー・フリンのほか、ヘレナ・ボナム・カーター、ジョナサン・プライスら実力派キャストが共演。また、実際にニコラスに助けられたかつての子どもたちやその親族も撮影に参加している。

2016年にドキュメンタリー作品『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』を観たが、コイツを映画化したもの。ストーリーや感動のオチは知っているので、あとは何処まで映画的に娯楽創造しているかだ。

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2023-336M 「ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出」☆☆☆★

Sonceupondeisny100原題:Once Upon A Studio
邦題:ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出
時間:9分
公開:2023-12-15
製作年度:2023
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ジェニファー・リー
製作:イベット・メリノ ブラッドフォード・シモンセン
監督:ダン・アブラハム トレント・コリー
脚本:
原作:
撮影:
音楽:デイブ・メッツガー
出演:麻生美代子、天野ひろゆき、生田絵梨花、石塚勇、石丸幹二、市之瀬洋一、伊東えり、伊藤昌一、上戸彩、鵜澤正太郎、内田直哉、遠藤綾、大川透、大滝寛、大塚周夫、大友大輔岡田誠、小此木麻里、尾上松也、かぬか光明、川島得愛、川原瑛都、木村新汰、後藤敦、小鳩くるみ、小林アトム、槐柳二、嶋田久作、清水理沙、壤晴彦、白熊寛嗣、鈴木ほのか、鈴木より子、関時男、高乃麗、滝口順平、武内駿輔、多田野曜平、土居裕子、中川翔子、仲野裕、鳴海竜明、野沢雅子、野地祐翔、長谷川悠大、原慎一郎、平川めぐみ、風雅なおと、藤原竜也、星野貴紀、松たか子丸山壮史、三木眞一郎、三ツ矢雄二、宮本崇弘、村治学、森川智之、森公美子、諸星すみれ、八代駿、屋比久知奈、山田康雄、山寺宏一、湯澤真伍、横山友香、吉川愛

ディズニー創立100周年を記念して製作された短編作品。過去から現在に至るディズニーのキャラクターが多数登場する。

舞台は米カリフォルニア州バーバンクにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。ここで生まれた数多くのディズニーアニメのキャラクターたちが集い、ディズニー100周年の記念写真を撮ろうとする。

ミッキーマウス、ミニーマウスを中心に、ディズニーアニメの長編・短編あわせて85作品以上から、総勢543のキャラクターが登場。Disney+で2023年10月16日から字幕版が配信。2023年12月15日からは、劇場のみの特別吹き替え版でディズニー100周年の長編アニメ「ウィッシュ」と同時上映で劇場公開。

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2023-306M 「忘れられし愛」☆☆☆★★

Swasurerareshi_20231117153501原題:Znachor
邦題:忘れられし愛
時間:140分
公開:2023-09-27
製作年度:2023
製作国:ポーランド
配給:Netflix
製作総指揮:
製作:
監督:ミハウ・ガズダ
脚本:マルチン・バチンスキ マリウシュ・クチェフスキ
原作:タデウシュ・ドウェンガ=モストヴィッチ
撮影:トマシュ・アグスティネク
音楽:
出演:レシェク・リホタ、マリア・コバルスカ、イグナツィ・リス、アンナ・シマンチク、イザベラ・クナ、ミロスワフ・ハニシェフスキ、アルトゥル・バルチシュ

「忘れられし愛」は、有能な外科医であるラファウ・ヴィチューラが、妻に捨てられた末に強盗に遭って怪我を負い、その後遺症で記憶を失う物語。本作は、タデウシュ・ドウェンガ=モストヴィッチによるポーランドで有名な小説「Znachor (原題)」 が原作。

KCCのM田くんに推薦されて視聴。

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2023-244M 「私がやりました」☆☆☆★★★

Swatashigayarimashita原題:Madeleine
邦題:私がやりました
時間:103分
公開:2023-11-03
製作年度:2023
製作国:フランス
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:エリック・アルトメイヤー ニコラ・アルトメイヤー
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
原作:
撮影:マニュエル・ダコッセ
音楽:フィリップ・ロンビ
出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユベール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ、エドゥアール・シュルピス、オリビエ・ブロシュ、フェリックス・ルフェーブル、ミシェル・フォー、ダニエル・プレボー、エブリーヌ・バイル、フランク・ド・ラ・ペルソンヌ

「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。

パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。

「悪なき殺人」のナディア・テレスキウィッツがマドレーヌ、「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールがポーリーヌ、「エル ELLE」のイザベル・ユペールがオデットを演じた。

フランソワ・オゾン監督は天才だ。

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