2024-172M 「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」☆☆☆★

Sonelife原題:One Life
邦題:ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命
時間:110分
公開:2024-06-21
製作年度:2023
製作国:イギリス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:サイモン・ギリス エバ・イェーツ バーバラ・ウィントン マリア・ローガン アン・シーアン ピーター・ハンプデン
製作:ジョアンナ・ローリー イアン・カニング エミール・シャーマン ガイ・ヒーリー
監督:ジェームズ・ホーズ
脚本:ルシンダ・コクソン ニック・ドレイク
原作:
撮影:ザック・ニコルソン
音楽:フォルカー・ベルテルマン
出演:アンソニー・ホプキンス(ニコラス・ウィントン)、ジョニー・フリン(青年時代のニコラス)、レナ・オリン(グレーテ・ウィントン)、ロモーラ・ガライ(ドリーン・ワリナー)、アレックス・シャープ(トレヴァー・チャドウィック)、マルト・ケラー(ベティ・マクスウェル)、ジョナサン・プライス(マーティン・ブレイク)、ヘレナ・ボナム=カーター(バベット・ウィントン)

名優アンソニー・ホプキンスが主演を務め、ナチスの脅威から669人の子どもたちを救ったイギリスの人道活動家ニコラス・ウィントンの半生を描いた伝記ドラマ。

第2次世界大戦直前の1938年。ナチスから逃れてきた多くのユダヤ人難民がプラハで悲惨な生活を強いられていることを知ったニコラス・ウィントンは、子どもたちをイギリスに避難させる活動を組織し、同志たちとともに里親探しや資金集めに奔走する。ナチスの侵攻が迫るなか、子どもたちを次々と列車に乗せていくが、ついに開戦の日が訪れてしまう。それから49年後、救出できなかった子どもたちのことが忘れられず自責の念にかられ続けていたニコラスのもとに、BBCの番組「ザッツ・ライフ!」の収録への参加依頼が届く。そこで彼を待っていたのは、胸を締め付けるような再会と、思いもよらない未来だった。

「スターダスト」のジョニー・フリンのほか、ヘレナ・ボナム・カーター、ジョナサン・プライスら実力派キャストが共演。また、実際にニコラスに助けられたかつての子どもたちやその親族も撮影に参加している。

2016年にドキュメンタリー作品『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』を観たが、コイツを映画化したもの。ストーリーや感動のオチは知っているので、あとは何処まで映画的に娯楽創造しているかだ。

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2023-336M 「ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出」☆☆☆★

Sonceupondeisny100原題:Once Upon A Studio
邦題:ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出
時間:9分
公開:2023-12-15
製作年度:2023
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ジェニファー・リー
製作:イベット・メリノ ブラッドフォード・シモンセン
監督:ダン・アブラハム トレント・コリー
脚本:
原作:
撮影:
音楽:デイブ・メッツガー
出演:麻生美代子、天野ひろゆき、生田絵梨花、石塚勇、石丸幹二、市之瀬洋一、伊東えり、伊藤昌一、上戸彩、鵜澤正太郎、内田直哉、遠藤綾、大川透、大滝寛、大塚周夫、大友大輔岡田誠、小此木麻里、尾上松也、かぬか光明、川島得愛、川原瑛都、木村新汰、後藤敦、小鳩くるみ、小林アトム、槐柳二、嶋田久作、清水理沙、壤晴彦、白熊寛嗣、鈴木ほのか、鈴木より子、関時男、高乃麗、滝口順平、武内駿輔、多田野曜平、土居裕子、中川翔子、仲野裕、鳴海竜明、野沢雅子、野地祐翔、長谷川悠大、原慎一郎、平川めぐみ、風雅なおと、藤原竜也、星野貴紀、松たか子丸山壮史、三木眞一郎、三ツ矢雄二、宮本崇弘、村治学、森川智之、森公美子、諸星すみれ、八代駿、屋比久知奈、山田康雄、山寺宏一、湯澤真伍、横山友香、吉川愛

ディズニー創立100周年を記念して製作された短編作品。過去から現在に至るディズニーのキャラクターが多数登場する。

舞台は米カリフォルニア州バーバンクにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。ここで生まれた数多くのディズニーアニメのキャラクターたちが集い、ディズニー100周年の記念写真を撮ろうとする。

ミッキーマウス、ミニーマウスを中心に、ディズニーアニメの長編・短編あわせて85作品以上から、総勢543のキャラクターが登場。Disney+で2023年10月16日から字幕版が配信。2023年12月15日からは、劇場のみの特別吹き替え版でディズニー100周年の長編アニメ「ウィッシュ」と同時上映で劇場公開。

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2023-306M 「忘れられし愛」☆☆☆★★

Swasurerareshi_20231117153501原題:Znachor
邦題:忘れられし愛
時間:140分
公開:2023-09-27
製作年度:2023
製作国:ポーランド
配給:Netflix
製作総指揮:
製作:
監督:ミハウ・ガズダ
脚本:マルチン・バチンスキ マリウシュ・クチェフスキ
原作:タデウシュ・ドウェンガ=モストヴィッチ
撮影:トマシュ・アグスティネク
音楽:
出演:レシェク・リホタ、マリア・コバルスカ、イグナツィ・リス、アンナ・シマンチク、イザベラ・クナ、ミロスワフ・ハニシェフスキ、アルトゥル・バルチシュ

「忘れられし愛」は、有能な外科医であるラファウ・ヴィチューラが、妻に捨てられた末に強盗に遭って怪我を負い、その後遺症で記憶を失う物語。本作は、タデウシュ・ドウェンガ=モストヴィッチによるポーランドで有名な小説「Znachor (原題)」 が原作。

KCCのM田くんに推薦されて視聴。

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2023-244M 「私がやりました」☆☆☆★★★

Swatashigayarimashita原題:Madeleine
邦題:私がやりました
時間:103分
公開:2023-11-03
製作年度:2023
製作国:フランス
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:エリック・アルトメイヤー ニコラ・アルトメイヤー
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
原作:
撮影:マニュエル・ダコッセ
音楽:フィリップ・ロンビ
出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユベール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ、エドゥアール・シュルピス、オリビエ・ブロシュ、フェリックス・ルフェーブル、ミシェル・フォー、ダニエル・プレボー、エブリーヌ・バイル、フランク・ド・ラ・ペルソンヌ

「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。

パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。

「悪なき殺人」のナディア・テレスキウィッツがマドレーヌ、「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールがポーリーヌ、「エル ELLE」のイザベル・ユペールがオデットを演じた。

フランソワ・オゾン監督は天才だ。

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2023-233M 「私たちの声」☆☆☆★

Swatashitachinokoe原題:Tell It Like a Woman
邦題:私たちの声
時間:112分
公開:2023-09-01
製作年度:2022
製作国:イタリア・インド・アメリカ・日本
配給:ショウゲート
製作総指揮:キャロル・ポラコフ ジェニファー・ライアン
製作:ルーカス・アコスキン モニカ・バカルディ アンドレア・イェルボリーノ キアラ・ティレシ ダニエレ・マローニ
監督:ルシア・プエンソ シルビア・カロッビオ キャサリン・ハードウィック タラジ・P・ヘンソン 呉美保 マリア・ソーレ・トニャッツィ リーナ・ヤーダブ
脚本:ルチア・ブルゲローニ シルビア・カロッビオ クルパ・ゲ キャサリン・ハードウィック 呉美保 ルシア・プエンソ シャンタヌ・サガラ ジュリア・ルイーズ・スタイガーウォルト キアラ・ティレシ リーナ・ヤーダブ
原作:
撮影:
音楽:ソフィア・カーソン
出演:ジェニファー・ハドソン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、カーラ・デルヴィーニュ、エヴァ・ロンゴリア、杏、マルゲリータ・ブイ、ジャクリーン・フェルナンデス

世界各国の映画界で活躍する女性監督と女優が集結し、女性を主人公に描いた7本の短編で構成されるオムニバス映画。

女優タラジ・P・ヘンソンが監督を務め、ジェニファー・ハドソンがドラッグ依存と多重人格を克服しようと闘う女性を演じた「ペプシとキム」、「トワイライト 初恋」のキャサリン・ハードウィック監督がマーシャ・ゲイ・ハーデンとカーラ・デルビーニュの共演で、コロナ禍のロサンゼルスで出会った医師とホームレスの交流を描く「無限の思いやり」、アルゼンチンのルシア・プエンソ監督がエバ・ロンゴリアを主演に迎え、亡き妹が遺した幼い娘との人生を考えるキャリアウーマンを描いた「帰郷」、「きみはいい子」の呉美保監督が杏とタッグを組み、育児と仕事に翻弄されるシングルマザーの多忙な日常をつづった「私の一週間」、イタリアのルチア・ブルゲローニ監督&シルビア・カロッビオ監督によるアニメーション作品「アリア」などを収録。

ダイアン・ウォーレンが手がけ、ソフィア・カーソンが歌唱した主題歌「Applause」が第95回アカデミー賞で主題歌賞にノミネートされた。

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2023-205M 「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」☆☆☆★

Siammorline原題:La Syndicaliste
邦題:私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?
時間:121分
公開:2023-10-20
製作年度:2022
製作国:フランス・ドイツ
配給:オンリー・ハーツ
製作総指揮:
製作:ベルトラン・フェブル
監督:ジャン=ポール・サロメ
脚本:ジャン=ポール・サロメ ファデット・ドゥルアール
原作:
撮影:ジュリアン・ハーシュ
音楽:ブリュノ・クーレ
出演:イザベル・ユペール、グレゴリー・ガドゥボワ、フランソワ=グザビエ・ドゥメゾン、ピエール・ドゥラドンシャン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ジル・コーエン、マリナ・ファオイス

イザベル・ユペールが主演を務め、フランスの原子力会社の労働組合代表が国家的スキャンダルに巻き込まれていく姿を、実話を基に描いた社会派サスペンス。

世界最大の原子力企業アレバ社のフランス民主労働組合代表を務めるモーリーン・カーニーは、中国とのハイリスクな極秘取引を知り、会社の未来と従業員の雇用を守るため内部告発をする。やがてモーリーンは自宅で襲われるが、権力側は彼女の自作自演だと自白を強要。モーリーンは屈することなく、政府の閣僚や企業のトップを相手に捨て身の覚悟で立ち向かっていく。

共演は「デリシュ!」のグレゴリー・ガドゥボワ、「ヒトラー 最期の12日間」のアレクサンドラ・マリア・ララ。「ルーヴルの怪人」のジャン=ポール・サロメがメガホンをとり、サロメ監督と「ローズメイカー 奇跡のバラ」のファデット・ドゥルアールが共同で脚本を担当。

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2023-139M 「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」☆☆☆★★

Swildspeed2023原題:Fast X
邦題:ワイルド・スピード ファイヤーブースト
時間:141分
公開:2023-05-19
製作年度:2023
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:ジョー・カラッシオロ・Jr. デビッド・ケイン アマンダ・ルイス クリス・モーガン マーク・ボンバック
製作:ニール・H・モリッツ ビン・ディーゼル ジェフ・キルシェンバウム サマンサ・ビンセント ジャスティン・リン
監督:ルイ・ルテリエ
脚本:ジャスティン・リン ダン・マゾー
原作:
撮影:スティーブン・F・ウィンドン
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジェイソン・モモア、ナタリー・エマニュエル、ジョーダナ・ブリュースター、ジョン・シナ、ジェイソン・ステイサム、サン・カン、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン、ブリー・ラーソン

2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作。

パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていたのだ。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまう。さらにダンテは、ドミニクからすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向ける。

「トランスポーター」シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取り、ドミニク役のビン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスらおなじみのキャストが集結。また、新たな顔ぶれとして、ファミリーを次々と襲うダンテを演じるジェイソン・モモアや、オスカー女優のブリー・ラーソンが参戦した。

いやあ、こんなとこで「次回」へ繋げるなよ!見るしかないじゃないか!

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2023-132M 「私、オルガ・ヘプナロヴァー」☆☆☆

Siolga原題:I, OLGA HEPNAROVA
邦題:私、オルガ・ヘプナロヴァー
時間:106分
公開:2023-04-29
製作年度:2015
製作国:チェコ・ポーランド・スロバキア・フランス
配給:クレプスキュールフィルム
製作総指揮:
製作:
監督:トマーシュ・バインレプ ペトル・カズダ
脚本:トマーシュ・バインレプ ペトル・カズダ
原作:ロマン・ツィーレク
撮影:アダム・シコラ
音楽:
出演:ミハリーナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリスコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク

チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、23歳で絞首刑に処された実在の人物を描いたドラマ。主演を「マチルダ 禁断の恋」のミハリナ・オルシャンスカが務めた。

経済的に恵まれた家庭に育った22歳のオルガ・ヘプナロヴァーは、1973年7月10日、チェコの首都・プラハの中心地で路面電車を待つ群衆にトラックで突っ込み、8人が死亡、12人が負傷する「事故」を起こす。犯行前、オルガは自身の行為は多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたとの犯行声明文を新聞社に送っていた。両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負った彼女は、自らを「性的障害者」と呼んだ。大量殺人という形で社会への復讐を果たしたオルガは、逮捕後もまったく反省の色を見せることはなかった。

本作が長編デビューとなる、トマーシュ・バインレプとペトル・カズダ監督が、ドキュメンタリー的なリアルな描写でオルガというひとりの女性を描いていく。

 

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2023-059M 「ワース 命の値段」☆☆☆★

Sworth原題:Worth
邦題:ワース 命の値段
時間:118分
公開:2023-02-23
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ロングライド
製作総指揮:ニック・バウアー ディーパック・ネイヤー アラ・ケシシアン アレン・リウ キンバリー・フォックス チャールズ・ミラー エドワード・フィー
製作:マーク・バタン アンソニー・カタガス マイケル・シュガー バード・ドロス ショーン・ソーレンセン マックス・ボレンスタイン
監督:サラ・コランシ゛ェロ
脚本:マックス・ボレンスタイン
原作:
撮影:ペペ・アビラ・デル・ピノ
音楽:ニコ・マーリー
出演:マイケル・キートン(ケン・ファインバーグ)、スタンリー・トゥッチ(チャールズ・ウルフ)、エイミー・ライアン(カミール・バイロス)、テイト・ドノヴァン(リー・クイン)、シュノリ・ラーマナータン(プリヤ・クンディ)、タリア・バルサム(デデ・ファインバーグ)、ローラ・ベナンティ(カレン・ドナート)、マーク・マロン(バート・カスバート)、アトー・ブランクソン=ウッド(ダリル・バーンズ)、クリス・タルディオ(フランク・ドナート)

マイケル・キートン主演で、アメリカ同時多発テロ被害者の補償金分配を束ねた弁護士の実話を映画化した社会派ドラマ。

2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロを受け、米政府は被害者と遺族救済を目的とした補償基金プログラムを立ち上げる。その特別管理人を任された弁護士のケン・ファインバーグは独自の計算式により、個々人の補償金額を算出する方針を打ち出すが、被害者遺族が抱えるさまざまな事情と、彼らの喪失感や悲しみに接する中で、いくつもの矛盾にぶち当たる。チームが掲げる対象者約7000人の80%の賛同を得る目標に向けた作業が停滞する一方で、プログラム反対派の活動が勢いづいていく。期限が迫る中、苦境に立たされたファインバーグはある大きな決断を下す。

キートンのほか、「ラブリーボーン」のスタンリー・トゥッチ、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のエイミー・ライアンらが顔をそろえる。監督は「キンダーガーテン・ティーチャー」のサラ・コランジェロ。

 

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2023-056M 「別れる決心」☆☆☆

Swakarerukesshin原題:Decision to Leave
邦題:別れる決心
時間:138分
公開:2023-02-17
製作年度:2022
製作国:韓国
配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作総指揮:
製作:
監督:パク・チャヌク
脚本:パク・チャヌク チョン・ソギョン
原作:
撮影:キム・ジヨン
音楽:チョ・ヨンウク
出演:パク・ヘイル(チャン・ヘジュン)、タン・ウェイ(ソン・ソレ)、イ・ジョンヒョン(アン・ジョンアン)、コ・ギョンピョ(スワン)

「オールド・ボーイ」「お嬢さん」のパク・チャヌク監督が、殺人事件を追う刑事とその容疑者である被害者の妻が対峙しながらもひかれあう姿を描いたサスペンスドラマ。

男性が山頂から転落死する事件が発生。事故ではなく殺人の可能性が高いと考える刑事ヘジュンは、被害者の妻であるミステリアスな女性ソレを疑うが、彼女にはアリバイがあった。取り調べを進めるうちに、いつしかヘジュンはソレにひかれ、ソレもまたヘジュンに特別な感情を抱くように。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに見えたが……。

「殺人の追憶」のパク・ヘイルがヘジュン、「ラスト、コーション」のタン・ウェイがソレを演じ、「新感染半島 ファイナル・ステージ」のイ・ジョンヒョン、「コインロッカーの女」のコ・ギョンピョが共演。2022年・第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。

スタイリッシュに、思わせぶりに、意識高く淡泊な雰囲気で(熱く語らず)、犯罪サスペンスとしてオシャレに悲劇的な愛の結末を描いて、つまるところ『火曜サスペンス劇場』に成り果てた。ほいで、カッコつけすぎて、前代未聞の低視聴率を叩き出したとさ。

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