2023-139M 「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」☆☆☆★★

Swildspeed2023原題:Fast X
邦題:ワイルド・スピード ファイヤーブースト
時間:141分
公開:2023-05-19
製作年度:2023
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:ジョー・カラッシオロ・Jr. デビッド・ケイン アマンダ・ルイス クリス・モーガン マーク・ボンバック
製作:ニール・H・モリッツ ビン・ディーゼル ジェフ・キルシェンバウム サマンサ・ビンセント ジャスティン・リン
監督:ルイ・ルテリエ
脚本:ジャスティン・リン ダン・マゾー
原作:
撮影:スティーブン・F・ウィンドン
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジェイソン・モモア、ナタリー・エマニュエル、ジョーダナ・ブリュースター、ジョン・シナ、ジェイソン・ステイサム、サン・カン、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン、ブリー・ラーソン

2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作。

パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていたのだ。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまう。さらにダンテは、ドミニクからすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向ける。

「トランスポーター」シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取り、ドミニク役のビン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスらおなじみのキャストが集結。また、新たな顔ぶれとして、ファミリーを次々と襲うダンテを演じるジェイソン・モモアや、オスカー女優のブリー・ラーソンが参戦した。

いやあ、こんなとこで「次回」へ繋げるなよ!見るしかないじゃないか!

| | コメント (0)

2023-132M 「私、オルガ・ヘプナロヴァー」☆☆☆

Siolga原題:I, OLGA HEPNAROVA
邦題:私、オルガ・ヘプナロヴァー
時間:106分
公開:2023-04-29
製作年度:2015
製作国:チェコ・ポーランド・スロバキア・フランス
配給:クレプスキュールフィルム
製作総指揮:
製作:
監督:トマーシュ・バインレプ ペトル・カズダ
脚本:トマーシュ・バインレプ ペトル・カズダ
原作:ロマン・ツィーレク
撮影:アダム・シコラ
音楽:
出演:ミハリーナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリスコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク

チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、23歳で絞首刑に処された実在の人物を描いたドラマ。主演を「マチルダ 禁断の恋」のミハリナ・オルシャンスカが務めた。

経済的に恵まれた家庭に育った22歳のオルガ・ヘプナロヴァーは、1973年7月10日、チェコの首都・プラハの中心地で路面電車を待つ群衆にトラックで突っ込み、8人が死亡、12人が負傷する「事故」を起こす。犯行前、オルガは自身の行為は多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたとの犯行声明文を新聞社に送っていた。両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負った彼女は、自らを「性的障害者」と呼んだ。大量殺人という形で社会への復讐を果たしたオルガは、逮捕後もまったく反省の色を見せることはなかった。

本作が長編デビューとなる、トマーシュ・バインレプとペトル・カズダ監督が、ドキュメンタリー的なリアルな描写でオルガというひとりの女性を描いていく。

 

| | コメント (0)

2023-059M 「ワース 命の値段」☆☆☆★

Sworth原題:Worth
邦題:ワース 命の値段
時間:118分
公開:2023-02-23
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ロングライド
製作総指揮:ニック・バウアー ディーパック・ネイヤー アラ・ケシシアン アレン・リウ キンバリー・フォックス チャールズ・ミラー エドワード・フィー
製作:マーク・バタン アンソニー・カタガス マイケル・シュガー バード・ドロス ショーン・ソーレンセン マックス・ボレンスタイン
監督:サラ・コランシ゛ェロ
脚本:マックス・ボレンスタイン
原作:
撮影:ペペ・アビラ・デル・ピノ
音楽:ニコ・マーリー
出演:マイケル・キートン(ケン・ファインバーグ)、スタンリー・トゥッチ(チャールズ・ウルフ)、エイミー・ライアン(カミール・バイロス)、テイト・ドノヴァン(リー・クイン)、シュノリ・ラーマナータン(プリヤ・クンディ)、タリア・バルサム(デデ・ファインバーグ)、ローラ・ベナンティ(カレン・ドナート)、マーク・マロン(バート・カスバート)、アトー・ブランクソン=ウッド(ダリル・バーンズ)、クリス・タルディオ(フランク・ドナート)

マイケル・キートン主演で、アメリカ同時多発テロ被害者の補償金分配を束ねた弁護士の実話を映画化した社会派ドラマ。

2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロを受け、米政府は被害者と遺族救済を目的とした補償基金プログラムを立ち上げる。その特別管理人を任された弁護士のケン・ファインバーグは独自の計算式により、個々人の補償金額を算出する方針を打ち出すが、被害者遺族が抱えるさまざまな事情と、彼らの喪失感や悲しみに接する中で、いくつもの矛盾にぶち当たる。チームが掲げる対象者約7000人の80%の賛同を得る目標に向けた作業が停滞する一方で、プログラム反対派の活動が勢いづいていく。期限が迫る中、苦境に立たされたファインバーグはある大きな決断を下す。

キートンのほか、「ラブリーボーン」のスタンリー・トゥッチ、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のエイミー・ライアンらが顔をそろえる。監督は「キンダーガーテン・ティーチャー」のサラ・コランジェロ。

 

| | コメント (0)

2023-056M 「別れる決心」☆☆☆

Swakarerukesshin原題:Decision to Leave
邦題:別れる決心
時間:138分
公開:2023-02-17
製作年度:2022
製作国:韓国
配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作総指揮:
製作:
監督:パク・チャヌク
脚本:パク・チャヌク チョン・ソギョン
原作:
撮影:キム・ジヨン
音楽:チョ・ヨンウク
出演:パク・ヘイル(チャン・ヘジュン)、タン・ウェイ(ソン・ソレ)、イ・ジョンヒョン(アン・ジョンアン)、コ・ギョンピョ(スワン)

「オールド・ボーイ」「お嬢さん」のパク・チャヌク監督が、殺人事件を追う刑事とその容疑者である被害者の妻が対峙しながらもひかれあう姿を描いたサスペンスドラマ。

男性が山頂から転落死する事件が発生。事故ではなく殺人の可能性が高いと考える刑事ヘジュンは、被害者の妻であるミステリアスな女性ソレを疑うが、彼女にはアリバイがあった。取り調べを進めるうちに、いつしかヘジュンはソレにひかれ、ソレもまたヘジュンに特別な感情を抱くように。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに見えたが……。

「殺人の追憶」のパク・ヘイルがヘジュン、「ラスト、コーション」のタン・ウェイがソレを演じ、「新感染半島 ファイナル・ステージ」のイ・ジョンヒョン、「コインロッカーの女」のコ・ギョンピョが共演。2022年・第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。

スタイリッシュに、思わせぶりに、意識高く淡泊な雰囲気で(熱く語らず)、犯罪サスペンスとしてオシャレに悲劇的な愛の結末を描いて、つまるところ『火曜サスペンス劇場』に成り果てた。ほいで、カッコつけすぎて、前代未聞の低視聴率を叩き出したとさ。

| | コメント (0)

2022-192M 「ワイルド・ロード」☆☆☆★

Soneway原題:One Way
邦題:ワイルド・ロード
時間:97分
公開:2022-12-02
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:アルバトロス・フィルム
製作総指揮:エミリー・ハンター・サルベソン アンドリュー・ベアード ティム・モリス アリアンヌ・フレイザー デルフィーヌ・ペリエ ヘンリー・ウィンタースターン ポール・W・ヘイゼン ウィリアム・V・ブロミリー シャナン・ベッカー ジョナサン・サバ ネス・サバン チャンドラー・リアソン ロブ・モラン チャールズ・アンドロス ピーター・ビーバン コルソン・ベイカー トラビス・フィメル ルイス・ダ・シルバ・Jr. ビル・グランサム スティーブン・フィングルトン
製作:マーティン・ブレナン ライアン・ドネル・スミス ジブ・ポルヘマス ティム・パーマー アレン・チェイニー ライアン・ウィンタースターン ネイサン・クリンガー
監督:アンドリュー・ベアード
脚本:ベン・コンウェイ
原作:
撮影:トビア・センピ
音楽:
出演:コルソン・ベイカー、ストーム・リード、ドレア・ド・マッテオ、トラヴィス・フィメル、ケヴィン・ベーコン

組織の金を奪い、長距離バスに乗り込んだフレディ。
女ボス・ヴィックの執拗な追手が迫る。
停車するターミナルごとに待ち受ける罠。
怪しい乗客たち。助けに来た父親の裏の顔。
撃たれた傷から出血が止まらない。もう、意識が途切れる―。

| | コメント (0)

2022-129M 「わたしは最悪。」☆☆☆

Stheworstperson原題:The Worst Person in the World
邦題:わたしは最悪。
時間:128分
公開:2022-07-01
製作年度:2021
製作国:ノルウェー・フランス・スウェーデン・デンマーク
配給:ギャガ
製作総指揮:エスキル・フォクト ヨアキム・トリアー
製作:トマス・ロブサム
監督:ヨアキム・トリアー
脚本:エスキル・フォクト ヨアキム・トリアー
原作:
撮影:キャスパー・タクセン
音楽:オーラ・フロッタム
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラム

「母の残像」「テルマ」などで注目されるデンマークのヨアキム・トリアー監督が手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を受賞、2022年・第94回アカデミー賞では国際長編映画賞と脚本賞の2部門にノミネートされた異色の恋愛ドラマ。30歳という節目を迎えたユリヤ。これまでもいくつもの才能を無駄にしてきた彼女は、いまだ人生の方向性が定まらずにいた。年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近しきりに身を固めたがっている。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、そこで若く魅力的なアイヴィンに出会う。ほどなくしてアクセルと別れ、新しい恋愛に身をゆだねたユリヤは、そこに人生の新たな展望を見いだそうとするが……。トリアー監督の「オスロ、8月31日」などに出演してきたレナーテ・レインスベがユリヤ役を演じ、カンヌ映画祭で女優賞を受賞。

自己判断で「最悪」かもしれないが、ここまで勝手な性格だと「最低!」な主人公なのだが、そう思わせるのが映画の命題なので、まんまと策に嵌った。

| | コメント (0)

2022-046M 「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」☆☆☆★★

Sonesecond原題:一秒鐘 One Second
邦題:ワン・セカンド 永遠の24フレーム
時間:103分
公開:2022-05-20
製作年度:2020
製作国:中国
配給:ツイン
製作総指揮:
製作:ドン・ピン ビル・コン
監督:チャン・イーモウ
脚本:チャン・イーモウ ヅォウ・ジンジー
原作:
撮影:チャオ・シャオティン
音楽:ラオ・ツァイ
出演:チャン・イー、リウ・ハオツン、ファン・ウェイ

2019年、ベルリン国際映画祭で、中国の巨匠、張芸謀(チャン・イーモウ)監督(68)の作品『ワン・セカンド(英題) / One Second』の上映が中止となった。映画祭側は技術的な問題が理由としているが、中国当局の意向が働いたとの憶測も浮上している。
原題に説明調の副題だが、よけいに何がなんだか判らない邦題になってしまっている。もう少し練っても良かったような気がする。

| | コメント (0)

2021-152M 「ワイルド・スピード ジェットブレイク」☆☆☆★★

Swildspeed2021原題:Fast & Furious 9
邦題:ワイルド・スピード ジェットブレイク
時間:143分
公開:2021-08-06
製作年度:2021
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:
製作:ニール・H・モリッツ ビン・ディーゼル ジェフ・キルシェンバウム ジョー・ロス ジャスティン・リン クレイトン・タウンゼント サマンサ・ビンセント
監督:ジャスティン・リン
脚本:ジャスティン・リン アルフレッド・ボテーロ ダン・ケイシー
原作:ダニエル・ケイシー ジャスティン・リン
撮影:スティーブン・F・ウィンドン
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット)、ミシェル・ロドリゲス(レティ)、ジョーダナ・ブリュースター(ミア)、タイリース・ギブソン(ローマン)、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ)、ナタリー・エマニュエル(ラムジー)、シャーリーズ・セロン(サイファー)、ジョン・シナ(ジェイコブ)、サン・カン(ハン)、アンナ・サワイ(エル)、ヘレン・ミレン(クイーニー)

メガヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第9作。ドミニクはパートナーのレティや幼い息子ブライアンと3人で平穏な日々を過ごしていたが、否応なく自身の過去の罪と向き合うことに。ドミニクの実の弟ジェイコブの存在が初めて明かされ、その因果はファミリーを窮地に追い込んでいく。ファミリーは世界を揺るがす陰謀を阻止するため、凄腕の殺し屋で超一流の運転技術を持つジェイコブとの戦いに身を投じる。ビン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンらおなじみのメンバーに加え、「ワイルド・スピード ICE BREAK」に登場したシャーリーズ・セロン扮する悪役サイファーや、サン・カンが演じるハンも再登場。さらに新たな敵となるドミニクの弟ジェイコブ役でジョン・シナが参戦。監督には、シリーズ第3作から第6作を手がけたジャスティン・リンが復帰した。

| | コメント (0)

2021-042M 「私は確信する」☆☆☆★

Skakusinsuru原題:Une intime conviction
邦題:私は確信する
時間:110分
公開:2021-02-12
製作年度:2018
製作国:フランス・ベルギー
配給:セテラ・インターナショナル
製作総指揮:
製作:カロリーヌ・アドリアン
監督:アントワーヌ・ランボー
脚本:アントワーヌ・ランボー イザベル・ラザール
原作:アントワーヌ・ランボー カリム・ドリディ
撮影:ピエール・コットロー
音楽:グレゴワール・オージェ
出演:マリナ・フォイス(ノラ)、オリヴィエ・グルメ(デュポン=モレッティ弁護士)、ローラン・リュカ(ジャック・ヴィギエ)、ジャン・ベンギーギ(スピネル弁護士)、フランソワ・フェネール(リキアルディ裁判長)、フランソワ・カロン(ド・コーヌ弁護士)、フィリップ・ドルモワ(法務官)、ジャン=クロード・ルゲー(デュビッソン弁護士)、フィリップ・ウシャン(オリヴィエ・デュランデ)、アルマンド・ブーランジェ(クレマンス)、スティーヴ・ティアンチュー(ブルノ)、レオ・ラバートランディ(フェリクス)、ロラン・シリング(サビー警視)、ロジェ・ソーザ(ジャン・ヴィギエ)、インディア・ヘア(セヴェリーヌ)

 

2000年にフランスで実際に起こった未解決事件の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス。スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。数々の証言や疑惑により、大学教授の夫ジャックが妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を懇願する。自らアシスタントとなったノラは、事件の調査を進めていく。食い違いを見せる、刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの証言。次第にこの事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていく。実在する弁護士デュポン=モレッティ役は「息子のまなざし」などで知られる名優オリビエ・グルメ、ノラ役はフランスではコメディエンヌとしても人気の高いマリナ・フォイス。
日本でいえばさしずめ三浦和義氏の一連の疑惑事件だろう。マスコミリンチにさらされ、劇場型の<容疑者>の存在感に、ポピュリズムに溢れた無責任な、マスコミ判決が乱発される、あの事件だ。日本人一億総ざんげしなければならない個人の尊厳を踏みにじった人権侵害。いかに彼がグレーだとはいえ、それはあくまで推定無罪として静かに法の判断を待つことが必要だった。日本人はその反省があるのだろうか。昨今の、有名人の発言の切り取りでの<マスコミの暴力>と、その暴力を頭から信じてしまい、正義の味方として被疑者を非難する情報受容者のインテリジェンスに欠けた発言。目に余る。

 

| | コメント (0)

2021-027M 「藁にもすがる獣たち」☆☆☆★★★

Swaranimosugaru原題:Beasts Clawing at Straws
邦題:藁にもすがる獣たち
時間:109分
公開:2021-02-19
製作年度:2020
製作国:韓国
配給:クロックワークス
製作総指揮:
製作:チャン・ウォンソク
監督:キム・ヨンフン
脚本:キム・ヨンフン
原作:曽根圭介
撮影:キム・テソン
音楽:カン・ネネ
出演:チョン・ドヨン(ヨンヒ)、チョン・ウソン(テヨン)、ペ・ソンウ(ジュンマン)、チョン・マンシク(ドゥマン)、チン・ギョン、シン・ヒョンビン、チョン・ガラム、ユン・ヨジョン(スンジャ)

 

日本人作家・曽根圭介の同名小説を韓国で映画化し、欲望を剥き出しにした人々が大金を巡って激しくぶつかり合う姿を予測不能な展開で描いたクライムサスペンス。失踪した恋人が残していった多額の借金の取り立てに追われるテヨン、暗い過去を精算して新たな人生を始めようとするヨンヒ、事業に失敗しアルバイトで生計を立てるジュンマン、借金のため家庭が崩壊したミラン。ある日、ジュンマンは職場のロッカーに忘れ物のバッグを発見する。その中には、10億ウォンもの大金が入っていた。「シークレット・サンシャイン」のチョン・ドヨンがヨンヒ、「アシュラ」のチョン・ウソンがテヨン、「スウィンダラーズ」のペ・ソンウがジュンマンを演じる。
こいつは面白い拾い物。終息の仕方が小気味よい。パルプフィクション的な構成術。伊坂幸太郎テイストだが、日本の漫画が原作だそうな。

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧