2025-039M 「野生の島のロズ」☆☆☆★★
原題:The Wild Robot
邦題:野生の島のロズ
時間:102分
公開:2025-02-07
製作年度:2024
製作国:アメリカ
配給:東宝東和、ギャガ
製作総指揮:ディーン・デュボア
製作:ジェフ・ハーマン
監督:クリス・サンダース
脚本:クリス・サンダース
原作:ピーター・ブラウン
撮影:
音楽:クリス・バワーズ
出演:綾瀬はるか(ロズ)、柄本佑(チャッカリ)、鈴木福(キラリ)、いとうまい子(ピンクシッポ)、千葉繁(クビナガ)、種崎敦美(ヴォントラ)、山本高広(パドラー)、滝知史(サンダーボルト)、田中美央(ソーン)、濱崎司(赤ちゃんキラリ)
アメリカの作家ピーター・ブラウンによる児童文学「野生のロボット」シリーズを原作に、野生の島で起動した最新型ロボットが愛情の芽生えをきっかけに運命の冒険へと導かれていく姿を描いた、ドリームワークス・アニメーションによる長編アニメ映画。
大自然に覆われた無人島に流れ着き、偶然にも起動ボタンを押されて目を覚ました最新型アシストロボットのロズ。都市生活に合わせてプログラミングされた彼女は野生の島では全く機能せず、動物たちの行動や言葉を学習しながら未知の世界に順応していく。そんなある日、雁の卵を見つけて孵化させたロズは、ひな鳥から「ママ」と呼ばれたことで、思いもよらなかった変化の兆しが現れる。ひな鳥に「キラリ」と名付けたロズは、動物たちにサポートしてもらいながら子育てに奮闘するが……。
監督は「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース。「ブラックパンサー」シリーズのルピタ・ニョンゴが主人公のロボット・ロズの声優を務め、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・スーが声の出演。日本語吹き替え版はロズ役を綾瀬はるかが担当し、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らも吹き替え声優として参加した。第97回アカデミー賞では長編アニメーション賞のほか、作曲賞、音響賞の3部門にノミネートされた。
吹替版にて鑑賞。予告編からのイメージは『天空の城ラピュタ』の園丁ロボットのビジュアルを連想させられるが。『バルス』な瞬間は残念ながら無い。終映後に子供たちの『あー面白かった!』の声が、客席のあちこちで聞こえた。楽しんで、心に刺さったのだろう。それだけ良作なのだ。