2023-309M 「ネクスト・ゴール・ウィンズ」☆☆☆★

Snextgoalwins原題:Next Goal Wins
邦題:ネクスト・ゴール・ウィンズ
時間:104分
公開:2024-02-23
製作年度:2023
製作国:イギリス・アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:アンディ・サーキス ウィル・テナント キャスリン・ディーン ジョシュ・マクラグレン
製作:ジョナサン・カベンディッシュ ギャレット・バッシュ タイカ・ワイティティ マイク・ブレット スティーブ・ジェイミソン
監督:タイカ・ワイティティ
脚本:タイカ・ワイティティ イアン・モリス
原作:
撮影:ラクラン・ミルン
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:マイケル・ファスベンダー、オスカー・ナイトリー、レイチェル・ハウス、ビューラ・コアレ、エリザベス・モス

2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか!?
実話をベースに『ジョジョ・ラビット』『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティが、全ての“負けを知る”人々にエールを贈る、感動と興奮のスポーツ・コメディドラマ。

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2023-297M 「ナポレオン」☆☆☆★

Snaporeon原題:Napoleon
邦題:ナポレオン
時間:158分
公開:2023-12-01
製作年度:2023
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:レイモンド・カーク エイダン・エリオット マイケル・プラス
製作:ケビン・J・ウォルシュ マーク・ハフマン ホアキン・フェニックス リドリー・スコット
監督:リドリー・スコット
脚本:デビッド・スカルパ
原作:
撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:
出演:ホアキン・フェニックス、バネッサ・カービー、タハール・ラヒム、マーク・ボナー、ルパート・エベレット、ユーセフ・カーコア

12月公開の注目必見の一本だろう。

「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。

18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命される。ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚するが、ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていく。その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰める。政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌだったが、2人の心は満たされないままだった。やがてナポレオンは戦争にのめり込み、凄惨な侵略と征服を繰り返すようになる。

妻ジョゼフィーヌ役に「ミッション:インポッシブル」シリーズのバネッサ・カービー。「ゲティ家の身代金」でもスコット監督と組んだデビッド・スカルパが脚本を手がけた。

 

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2023-283M 「ニューヨーク・オールド・アパートメント」☆☆☆★

Snweyoakoldapartment原題:The Saint of the Impossible
邦題:ニューヨーク・オールド・アパートメント
時間:98分
公開:2024-01-12
製作年度:2020
製作国:スイス
配給:百道浜ピクチャーズ
製作総指揮:
製作:
監督:マーク・ウィルキンス
脚本:ラ二=レイン・フェルタム
原作:アーノン・グランバーグ
撮影:
音楽:
出演:マルチェロ・デュラン、アドリアーノ・デュラン、マガリ・ソリエル、タラ・サラー、サイモン・ケザー

ニューヨークで透明人間として生きるペルーからの不法移民の母子の物語。なぜスイス映画?

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2023-198M 「ナチスに仕掛けたチェスゲーム」☆☆☆★

Schessnatisu原題:Schachnovelle
邦題:ナチスに仕掛けたチェスゲーム
時間:112分
公開:2023-07-21
製作年度:2021
製作国:ドイツ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:フィリップ・ワーム トビアス・ウォーカー
監督:フィリップ・シュテルツェル
脚本:エルダル・グリゴリアン
原作:シュテファン・ツバイク
撮影:トーマス・キーナスト
音楽:インゴ・ルードビヒ・フレンツェル
出演:オリヴァー・マスッチ(ヨーゼフ・バルトーク)、アルブレヒト・シュッフ(フランツ=ヨーゼフ・ベーム/チェントヴィッチ)、ビルギット・ミニヒマイアー(アンナ)、アンドレアス・ルスト、ザムエル・フィンツィ、ロルフ・ラッスゴード

オーストリアの作家シュテファン・ツバイクが1942年に発表し、命をかけてナチスに抗議した書として世界的ベストセラーとなった小説「チェスの話」を映画化。

ヨーゼフは久々に再会した妻とともに、ロッテルダム港からアメリカへと向かう豪華客船に乗る。かつてウィーンで公証人の仕事をしていた彼は、オーストリアを併合したナチスドイツに貴族の資産の預金番号を教えるよう迫られるも拒絶し、ホテルに監禁された過去があった。豪華客船ではチェス大会が開かれ、世界王者が乗客全員を相手に戦っていた。世界王者と船のオーナーの対戦の際、オーナーにアドバイスして引き分けに持ち込んだヨーゼフは、自ら王者と一騎打ちをすることになる。ヨーゼフのチェスの強さには、ある悲しい理由があった。

「帰ってきたヒトラー」のオリバー・マスッチが主演を務め、「ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のフィリップ・シュテルツェル監督がメガホンをとった。

原題は「チェスの話(本)」というような意味。まあ作中のキーアイテムにもなるのだが。
欧米ではNetflixで大評判だった「クイーンズ・ギャンビット」をはじめチェスを『天才』や『狂気』とともに描いていくケースが多い気がする。日本では似たゲームの囲碁・将棋とかについて、昨今では『スポ根』的な表現で娯楽作品にしていく場合が多いようだ。
まあ、本作も狂気の中に埋没した主人公が、正気へ繋がる細い糸が「チェス」であるという物語。

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2023-149M 「苦い涙」☆☆☆★

Snigainamida原題:Peter von Kant
邦題:苦い涙
時間:85分
公開:2023-06-02
製作年度:2022
製作国:フランス
配給:セテラ・インターナショナル
製作総指揮:
製作:フランソワ・オゾン
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
原作:ライナー・ベルナー・ファスビンダー
撮影:マニュエル・ダコッセ
音楽:クレモン・デュコル
出演:ドゥニ・メノーシェ(ピーター・フォン・カント)、イザベル・アジャーニ(シドニー・フォン・グラーゼナプ)、ハリル・ガルビア(アミール・ベンサレム)、ハンナ・シグラ(ローズマリー)、ステファン・クレポン(カール)、アマンテ・オーディアール(ガブリエル(ガビ))

フランスの名匠フランソワ・オゾンが、ドイツのライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が1972年に手がけた「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を現代風にアレンジし、美青年に恋した映画監督の姿をシニカルかつユーモアたっぷりに描いたドラマ。

恋人と別れたばかりで落ち込んでいた有名映画監督ピーター・フォン・カントのアパルトマンに、親友である大女優シドニーがアミールという青年を連れて訪ねてくる。艶やかな美しさのアミールにすっかり心を奪われたピーターは、彼を自分のアパルトマンに住まわせ、映画界で活躍できるよう手助けするが……。

「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェがピーター役で主演を務め、「王妃マルゴ」のイザベル・アジャーニが大女優シドニー、「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」にも出演したハンナ・シグラがピーターの母を演じる。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。

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2023-102M 「ノートルダム 炎の大聖堂」☆☆☆★★

Snortldumfire 原題:Notre-Dame brule
邦題:ノートルダム 炎の大聖堂
時間:110分
公開:2023-04-07
製作年度:2021
製作国:フランス・イタリア
配給:STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:
製作:ジェローム・セドゥ
監督:ジャン=ジャック・アノー
脚本:ジャン=ジャック・アノー トーマス・ビデガン
原作:
撮影:ジャン=マリー・ドルージェ
音楽:サイモン・フラングレン
出演:サミュエル・ラバルト、ジャン=ポール・ボルデ、ミカエル・シリニアン

「愛人 ラマン」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」などで知られるフランスの巨匠ジャン=ジャック・アノーが、2019年に起きたノートルダム大聖堂の火災を題材に、消防士たちの命懸けの救出劇を描いたドラマ。

2019年4月15日、パリのノートルダム大聖堂で火災が発生した。警報器が火災を検知するも大聖堂の関係者たちは誤報だと思い込み、その間にも火は燃え広がっていく。消防隊が到着した頃には大聖堂は激しく炎上し、灰色の噴煙が空高く立ち昇っていた。複雑な通路が入り組む大聖堂内での消火活動は難航し、貴重なキリストの聖遺物は厳重な管理が裏目に出て救出に困難を極める。消防士たちはマクロン大統領の許可を得て、最後の望みをかけた突入作戦を決行する。

実際に大規模なセットを炎上させてIMAXカメラで撮影した映像とVFX映像の融合により、圧倒的リアリティで緊張感たっぷりに描き出した。

2019年のノートルダム大聖堂大火災の再現もの。まあ、講釈師な世界。
骨太なジャン・ジャック・アノー監督の真骨頂か。ガツン当たり、四つに組んでの電車道。観客には俵に残す余裕も与えず、土俵の外へ投げ飛ばすかのような逸品。ウソのようなホントの話を、まさに当日の中継映像のようなリアルで攻めてくる。さすがだ。

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2023-091M 「ナワリヌイ」☆☆☆☆

Snavalny原題:Navalny
邦題:ナワリヌイ
時間:98分
公開:2022-06-17
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:トランスフォーマー
製作総指揮:エイミー・エンテリス コートニー・セクストン マリア・ペブチク
製作:オデッサ・レイ ダイアン・ベッカー メラニー・ミラー シェーン・ボリス
監督:ダニエル・ロアー
脚本:
原作:
撮影:
音楽:マリウス・デ・ブリーズ
出演:アレクセイ・ナワリヌイ、ユリヤ・ナワリヌイ、マリア・ペヴチク、クリスト・グローゼフ、レオニード・ボルコフ

ロシア反体制派のカリスマ、アレクセイ・ナワリヌイを追ったドキュメンタリー。

プーチン政権への批判で国内外から注目を集め、若年層を中心とする反体制派から支持を集める政治活動家ナワリヌイ。政権にとって最大の敵と見なされた彼は不当な逮捕を繰り返され、巨大な力に追い詰められていく。そして2020年8月、ナワリヌイは移動中の飛行機内で何者かに毒物を盛られ、昏睡状態に陥る。ベルリンの病院に避難し奇跡的に一命を取り留めた彼は、自ら調査チームを結成して真相究明に乗り出す。「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」のダニエル・ロアーが監督を務め、暗殺未遂事件直後からナワリヌイや家族、調査チームに密着。事件の裏に潜む勢力を驚きの手法で暴いていくナワリヌイの姿を捉え、ロシア政府の暗部に切り込んでいく。

サンダンス映画祭2022でシークレット作品として上映され、観客賞とフェスティバル・フェイバリット賞をダブル受賞。第95回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した。
まあ、タイムリーというのか。
しかし、フィクションのスパイ映画のようだが、実際に進行形のリアル。アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞だけあって、とてつもなく「凄い」ドキュメンタリー作品だ。何年先になるかわからないが、ナワリヌイが獄中死しなければ、ロシアのマンデラのようになるのではないか。

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2023-076M 「ノック 終末の訪問者」☆☆☆★

Sknock原題:Knock at the Cabin
邦題:ノック 終末の訪問者
時間:100分
公開:2023-04-07
製作年度:2023
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:スティーブン・シュナイダー クリストス・V・コンスタンタコプーロス アシュリー・フォックス
製作:M・ナイト・シャマラン マーク・ビエンストック アシュウィン・ラジャン
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン スティーブ・デスモンド マイケル・シャーマン
原作:ポール・トレンブレイ
撮影:
音楽:
出演:デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード、ルパート・グリント

「シックス・センス」「オールド」のM・ナイト・シャマラン監督が、ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」を原作に、世界の終末と家族の命を天秤にかけた非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。

ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。そして謎の男女たちは家族に、「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。テレビでは世界各国で起こり始めた甚大な災害が報じられるが、訪問者の言うことをにわかに信じることができない家族は、なんとか山小屋からの脱出を試みるが……。

謎の訪問者を演じるのは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのデイブ・バウティスタ、「ハリー・ポッター」シリーズのルパート・グリント、シャマラン監督の「オールド」にも出演したニキ・アムカ=バード、「秘密への招待状」のアビー・クイン。突然の悲劇に襲われる同性カップルのエリック役をドラマ「Fleabag フリーバッグ」のベン・オルドリッジ、アンドリュー役を「マトリックス レザレクションズ」のジョナサン・グロフが務める。

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2023-021M 「ノースマン 導かれし復讐者」☆☆☆★

Snorthman原題:The Northman
邦題:ノースマン 導かれし復讐者
時間:137分
公開:2023-01-20
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:パルコ
製作総指揮:ヤリフ・ミルチャン マイケル・シェイファー サム・ハンソン トーマス・ベンスキー
製作:ラース・クヌードセン マーク・ハッファム ロバート・エガース アレクサンダー・スカルスガルド アーノン・ミルチャン
監督:ロバート・エガース
脚本:ショーン ロバート・エガース
原作:
撮影:ジェアリン・ブラシュケ
音楽:ロビン・キャロラン
出演:アレキサンダー・スカルスガルド(ガルド(アムレート))、ニコール・キッドマン(グートルン王妃)、クレス・バング(フィヨルニル)、アニャ・テイラー=ジョイ(オルガ)、イーサン・ホーク(オーヴァンディル王)、ウィレム・デフォー(道化ヘイミル)、ビョーク(スラブ族の預言者)

「ライトハウス」のロバート・エガース監督が、北欧の大地を舞台に繰り広げられる、1人の男の復讐の旅路を描いたアクション大作。

9世紀、スカンジナビア地域のとある島国。10歳のアムレートは父オーヴァンディル王を叔父フィヨルニルに殺され、母グートルン王妃も連れ去られてしまう。たった1人で祖国を脱出したアムレートは、父の復讐と母の救出を心に誓う。数年後、アムレートは東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返すバイキングの一員となっていた。預言者との出会いによって己の使命を思い出した彼は、宿敵フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知り、奴隷に変装してアイスランドへ向かう。

「ゴジラvsコング」のアレクサンダー・スカルスガルドが主演・製作を務め、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、イーサン・ホーク、ビョークら豪華キャストが共演。

錚々たるキャストの面々。こんな物語、どうやって出演を口説いたのだろう。

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2022-252M 「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」☆☆☆★

Snaivesoutgrassonion原題:Glass Onion: A Knives Out Mystery
邦題:ナイブズ・アウト グラス・オニオン
時間:139分
公開:2022-12-23
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:Netflix
製作総指揮:トム・カーノウスキー
製作:ラム・バーグマン ライアン・ジョンソン
監督:ライアン・ジョンソン
脚本:ライアン・ジョンソン
原作:
撮影:スティーブ・イェドリン
音楽:ネイサン・ジョンソン
出演:ダニエル・クレイグ(ブノワ・ブラン)、エドワード・ノートン(マイルズ)、ジャネール・モネイ(アンディ)、デイヴ・バウティスタ(デューク)、キャスリン・ハーン(クレア)、レスリー・オドム・Jr(ライオネル)、ケイト・ハドソン(バーディ)、ジェシカ・ヘンウィック(ペグ)、マデリン・クライン(ウィスキー)


ダニエル・クレイグが主演し、ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で描いた人気ミステリー「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」に続くシリーズ第2弾。ダニエル・クレイグ扮する風変わりな名探偵ブノワ・ブランが、周囲を海に囲まれた孤島で起こった殺人事件というミステリーに挑む。


IT企業の大富豪マイルズ・ブロンが、地中海にあるプライベートアイランドに親しい友人たちを招待し、ミステリーゲームの開催を持ちかける。ところが島で実際に殺人事件が発生。遊びだったはずのゲームは一転して恐ろしい事件となり、参加者は容疑者候補になってしまう。名探偵ブノワは友人同士のなかで交錯する思惑や、その裏に隠された真相を明らかにすべく、事件の調査に乗り出す。


富豪のマイルズ・ブロン役のエドワード・ノートンのほか、デイブ・バウティスタ、ジャネール・モネイ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr.、ジェシカ・ヘンウィック、マデリン・クライン、ケイト・ハドソンら豪華キャストが共演。Netflixで2022年12月23日から配信。


 前作は劇場で観たが、新作はNetflixの配信で。最近の映画は「シアターオンリー」をウリにする作品も多いが、あえてそう言わねば<みんな配信を待ってサブスクで観る>という製作者のビジネス的には美味しくないことになるからだ。いやはや、映画への投資ビジネスは末期症状だな。配信のモニターにはおさまらない超ド級の映像表現連発の大作か、配信からはファーストチョイスされないレベルのインディペンデントな小品か、の両極端になってきている。あとは配信会社が製作している。自分たちのプラットフォームのために。

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