2019-060M 「ニューヨーク 最高の訳あり物件」☆☆☆

Nywakeari原題:Forget About Nick
邦題:ニューヨーク 最高の訳あり物件
時間:110分
公開:2019-06-29
製作年度:2017
製作国:ドイツ
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
脚本:パメラ・カッツ
原作:
撮影:ヨー・ハイム
音楽:
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル(ジェイド)、カーチャ・リーマン(マリア)、ハルク・ビルギナー(ニック)、フレドリック・ワーグナー

「ハンナ・アーレント」のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督が、ひょんなことから共同生活を送ることになった対照的な2人の女性が巻き起こす騒動を描いたドイツ製コメディドラマ。モデルからデザイナーへの転身を狙うジェイドは、初のファッションショーを成功させるべく準備に励んでいた。ところが、スポンサーでもある夫ニックが突然姿を消してしまう。さらにニックの前妻であるマリアが家にやって来て、なぜか一緒に暮らす羽目になり……。ジェイドを「ヘラクレス」のイングリッド・ボルゾ・ベルダル、マリアを「帰ってきたヒトラー」のカーチャ・リーマンがそれぞれ演じた。2017年・第30回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品(映画祭上映時タイトル「さようなら、ニック」)。
シチュエーションを設定し、そこで人物を動かすブレストを繰り返してまとめあげた、っていうドイツっぽい設計思想が背後に見える。ある意味、予定調和すぎてしまう印象。

| | コメント (0)

2019-040M 「アガサ・クリスティー ねじれた家」☆☆☆

Nejiretaie原題:Crooked House
邦題:アガサ・クリスティー ねじれた家
時間:115分
公開:2019-04-19
製作年度:2017
製作国:イギリス
配給:KADOKAWA
製作総指揮:ポール・B・エンバーリー、ティム・スミス、ジェームズ・スウォーブリック、ジョン・ストーリー、スチュワート・ピーター、アンダース・エアデン、ジェイ・ファイアストーン、フィル・ハント、コンプトン・ロス、サニー・ボラ、アンドリュー・ボスウェル、リサ・ウォロフスキー
製作:ジェームズ・スプリング、サリー・ウッド、ジョー・エイブラムス
監督:ジル・パケ=ブレネール
脚本:ジュリアン・フェロウズ、ティム・ローズ・プライス、ジル・パケ=ブレネール
原作:アガサ・クリスティ
撮影:セバスティアン・ウィンテロ
音楽:ヒューゴ・デ・チェア
出演:グレン・クローズ(イーディス・デ・ハヴィランド)、マックス・アイアンズ(チャールズ・ヘイワード)、ステファニー・マティーニ(ソフィア・デ・ハヴィランド)、テレンス・スタンプ(タヴァナー主任警部)、クリスティーナ・ヘンドリックス(ブレンダ・レオニデス)、ジリアン・アンダーソン(マグダ・レオニデス)、アマンダ・アビントン(クレメンシー・レオニデス)、オナー・ニーフシー(ジョゼフィン・レオニデス)、ジュリアン・サンズ(フィリップ・レオニデス)、クリスチャン・マッケイ(ロジャー・レオニデス)、プレストン・ナイマン(ユースタス・レオニデス)、ジョン・ヘファーナン(ローレンス・ブラウン)、ジェニー・ギャロウェイ(ナニー)

ミステリーの女王アガサ・クリスティが1949年に発表した「ねじれた家」を映画化。無一文から巨万の富を築いた大富豪レオニデスが毒殺され、私立探偵のチャールズは、レオニデスの孫娘で元恋人のソフィアから捜査を依頼される。レオニデスの屋敷には3世代にわたる一族が勢ぞろいしており、巨額の遺産をめぐって疑惑や嫉妬、憎悪が入り乱れていた。捜査を開始したチャールズは、ソフィアを含めた一族全員に殺害の動機があることに気づく。そして真相に近づいていく中で、第2の殺人が起こり……。一族を仕切る大伯母イーディス役に、「天才作家の妻 40年目の真実」ほかで7度のアカデミー賞ノミネートのグレン・クローズ。私立探偵チャールズ役は同作でクローズと共演しているマックス・アイアンズ。監督に「サラの鍵」「ダーク・プレイス」のジル・パケ=ブレネール、脚本に群像劇「ゴスフォード・パーク」でアカデミー脚本賞を受賞しているジュリアン・フェロウズ。

| | コメント (0)

2019-014M 「シネマ歌舞伎 野田版 桜の森の満開の下」☆☆☆☆

Sakuranomori 邦題:シネマ歌舞伎 野田版 桜の森の満開の下
時間:133分
公開:2019-04-05
製作年度:2019
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:
演出:野田秀樹
脚本:野田秀樹
原作:坂口安吾
撮影:
音楽:田中傳左衛門
出演:中村勘九郎(耳男)、市川染五郎(オオアマ)、中村七之助(夜長姫)、中村梅枝(早寝姫)、坂東巳之助(ハンニャ)、坂東新悟(アナマロ)、中村児太郎(ビッコの女)、中村虎之介(左カタメ)、市川弘太郎(右カタメ)、中村芝のぶ(エナコ)、中村梅花(マネマロ)、中村吉之丞(青名人)、市川猿弥(マナコ)、片岡亀蔵(赤名人)、坂東彌十郎(エンマ)、中村扇雀(ヒダの王)
歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第33弾。坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」をベースに、安吾作品のエッセンスを盛り込み完成させた、野田秀樹の戯曲「贋作 桜の森の満開の下」。1998年の初演以来、92年、2001年と再演を重ね、2018年にも上演された野田の代表作の一つを、2017年8月に歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」で野田自身の演出で歌舞伎版として上演。十八世中村勘三郎と野田秀樹が歌舞伎版の上演企画をあたためてきた作品に、中村勘九郎、市川染五郎(現・松本幸四郎)、中村七之助らが顔をそろえた舞台をスクリーン上映。
コップの水に青インクを一滴たらすと、その水は青いのか。いや一滴じゃ青くないのか。しかし確実に青インクの要素は加わっている。さらに加える。どこから青い水となっていくのだろうか。その主観的基準は水でもインクでもなく、それを観察する者のものだ。野田演劇が歌舞伎役者の中村勘三郎と化学変化の実験を始めてから、生み出されてきた舞台はどちらの色をしているのだろうか。一方の雄が鬼籍に入った今、その実験はその息子たちに継がれている。平成29年に結果された本作をスクリーンで見ることができるのは嬉しい。坂口安吾の「耳長と夜長姫」の物語軸を「桜の森の満開の下」の舞台で、日本史的な背景では壬申の乱の大海人皇子が天武天皇となる時代の物語。主人公耳長の勘九郎をはじ、夜長姫の七之助が素晴らしくいい。マナコの市川猿弥が野田演劇を体現して見事。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-162M 「ナチス第三の男」☆☆★★★

Nachi3d 原題:The Man with the Iron Heart
邦題:ナチス第三の男
時間:120分
公開:2019-01-25
製作年度:2017
製作国:フランス・イギリス・ベルギー
配給:アスミック・エース
製作総指揮:
製作:
監督:セドリック・ヒメネス
脚本:
原作:ローラン・ビネ
撮影:
音楽:
出演:ジェイソン・クラーク(ラインハルト・ハイドリヒ)、ロザムンド・パイク(リナ)、ジャック・オコンネル、ジャック・レイナー、ミア・ワシコウスカ
第2次大戦下のナチス・ドイツでヒトラー、ヒムラーにつづく「第三の男」と称されたラインハルト・ハイドリヒを描き、フランスで最も権威のある文学賞「ゴング―ル賞」の最優秀新人賞に輝いたローラン・ビネによる世界的ベストセラー小説「HHhH プラハ、1942年」を、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラーク主演で映画化。その非道さからヒトラーも恐れ、150万人を超えるユダヤ人虐殺の首謀者として絶大な権力を手にしていったハイドリヒ。その暴走を止めるため、チェコ亡命政府は2人の若き兵士を暗殺チームとしてプラハへ潜入させた。綿密な計画を立て、慎重に待ち続けること数カ月。ついに2人はハイドリヒ暗殺計画決行の朝を迎える。ハイドリヒをクラークが演じ、ロザムンド・パイク、ジャック・オコンネル、ジャック・レイナー、ミア・ワシコウスカらが顔をそろえる。監督は「フレンチ・コネクション 史上最強の麻薬戦争」のセドリック・ヒメネス。
今年、キリアン・マーフィー主演で「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」」のタイトルで全く同じ暗殺計画を描いた作品があったことを記録しておく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-128M 「2重螺旋の恋人」☆☆★★★

Nijuu 原題:L'amant double
邦題:2重螺旋の恋人
時間:107分
公開:2018-08-04
製作年度:2017
製作国:フランス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:エリック・アルトメイヤー、ニコラ・アルトメイヤー
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
原作:ジョイス・キャロル・オーツ
撮影:マニュ・ダコッセ
音楽:フィリップ・ロンビ
出演:マリーヌ・バクト(クロエ)、ジェレミー・レニエ(ポール/ルイ)、ジャクリーン・ビセット(クロエの母)、ファニー・セイジ(サンドラ)、ミリアム・ボワイエ(ローズ)、ドミニク・レイモン(婦人科医)
「スイミング・プール」「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、アメリカの女性作家ジョイス・キャロル・オーツの短編小説を大胆に翻案し、性格が正反対な双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく女性の姿を、官能的に描き出した心理サスペンス。クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。ある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイと出会う。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていく。「17歳」のマリーヌ・バクトが主人公クロエ、「最後のマイ・ウェイ」のジェレミー・レニエが双子の精神科医を演じる。共演に「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャクリーン・ビセット。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-103M 「追想」☆☆☆

Isou 原題:On Chesil Beach
邦題:追想
時間:110分
公開:2018-08-10
製作年度:2018
製作国:イギリス
配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:ジョー・オッペンハイマー、ベス・パッティンソン、ノーマン・メリー、ピーター・ハンプデン、イアン・マキューアン、トーステン・シューマッハー、ジギー・カマサ
製作:エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー
監督:ドミニク・クック
脚本:イアン・マキューアン
原作:イアン・マキューアン
撮影:ショーン・ボビット
音楽:ダン・ジョーンズ
出演:シアーシャ・ローナン、ビリー・ハウル、アンヌ=マリー・ダフ、エイドリアン・スカーボロー、エミリー・ワトソン、サミュエル・ウェスト
「つぐない」「Jの悲劇」などの映画化作品でも知られるブッカー賞受賞作家イアン・マキューアンの小説「初夜」を、シアーシャ・ローナン主演で映画化した異色のラブストーリー。1960年代のイギリスを舞台に、海辺のホテルで新婚初夜を迎えた若い夫婦の心の機微を描いた。62年夏、結婚式を終えた歴史学者を目指すエドワードと若きバイオリニストのフローレンスは新婚旅行で、ドーセット州のチェジル・ビーチを訪れていた。ビーチ近くのホテルの部屋で食事をする新婚の2人は、初夜の興奮や歓喜、そして不安とさまざまな感情に襲われる。会話が緊迫してしまい、空気が気まずくなり、2人は口論を始めてしまう。ホテルを飛び出してしまったフローレンスをエドワードは追いかけるが……。「つぐない」でアカデミー賞にノミネートされ、同作が出世作となったローナンが、フローレンス役を演じた。監督はドラマ「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」など手がけ、本作が初の長編映画監督作となるドミニク・クック。
決定的に主演男優が悪い。ぎこちなさすぎる演技に醒める。お話は成田離婚。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-019M 「ノー・ドロウニング」☆☆☆★★

Nodraw 原題:Noyade Interdite
邦題:ノー・ドロウニング
時間:17分
公開:
製作年度:2016
製作国:フランス
配給:ユニフランス・フィルムズ
製作総指揮:
製作:
監督:メラニー・ラルー
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:ディアナ・フォンタナーズ/エステバン
人間たちは声だけで動き、あらゆることは機械にコインを投入することで機能している。孤独こそがもっとも美しいとされ、世界を支配していた。しかし、二人の夢見る人間が出会い、とつぜん世界に反逆を始める。ピープショーでストリップをする人魚と、人々の「願い」をかすめ取る潜水夫。二人をとりまく世界は、一体どうなってしまうのか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-008M 「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」☆☆★★★

Navynaaatisu 原題:Renegades
邦題:ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!
時間:105分
公開:2018-01-12
製作年度:2017
製作国:フランス・ドイツ
配給:アスミック・エース
製作総指揮:
製作:リュック・ベッソン、ファエル・ベノリエル
監督:スティーブン・クォーレ
脚本:リチャード・ウェンク、リュック・ベッソン
原作:リュック・ベッソン
撮影:ブライアン・ピアソン
音楽:エリック・セラ
出演:サリバン・ステイプルトン(マット・バーンズ)、チャーリー・ビューリー(スタントン・ベイカー)、シルビア・フークス(ララ・シミッチ)、ジョシュア・ヘンリー(ベン・モラン)、ディアミッド・マルタ(カート・ダッフィー)、ディミトリー・レオニダス(ジャクソン・ポーター)、ユエン・ブレムナー(ジム・レイニー)、J・K・シモンズ(ジェイコブ・レヴィン少将)、クレーメンス・シック
古典的なアイデアのB級アクション映画。暇をみつけて100分程度をさくっと時間つぶしするだけの娯楽アイテムとして製造されたものかな。俳優もノーネーム。ウリはベッソンだけ。しかしベッソンの神通力もかなり低下しているだろうし。宣伝は困ったろうなぁ。大昔のコンバット的なPRもしてたけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017-233M 「ナチュラルウーマン」☆☆☆★

Naturalwoman 原題:Una Mujer Fantastica
邦題:ナチュラルウーマン
時間:104分
公開:2018-02
製作年度:2017
製作国:チリ・ドイツ・スペイン・アメリカ
配給:アルバトロス・フィルム
製作総指揮:ジェフ・スコール、ジョナサン・キング
製作:フアン・デ・ディオス・ラライン
監督:セバスティアン・レリオ
脚本:セバスティアン・レリオ、ゴンサロ・マサ
原作:
撮影:ベンハミン・エチャサレッタ
音楽:
出演:ダニエラ・ベガ、フランシスコ・レジェス、ルイス・ニェッコ
「グロリアの青春」のセバスティアン・レリオ監督が、自分らしさを守るため、差別や偏見に闘いを挑んだトランスジェンダーの女性を描いた作品。ウェイトレスをしながらナイトクラブのシンガーとして歌うトランスジェンダーのマリーナは、歳の離れた恋人オルランドと暮らしていた。しかし、オランドは自身の誕生日の夜、自宅のベッドで意識が薄れたまま亡くなってしまう。最愛のオルランドの死により思いがけないトラブルに巻き込まれ、容赦ない差別や偏見を受けるマリーナは、女性として生きていく権利を胸に前を向いて歩くことを決意する。主人公のマリーナ役を自身もトランスジェンダーの歌手であるダニエラ・ベガが演じる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017-212M 「ノクターナル・アニマルズ」☆☆☆★

Nokutanaruanimals 原題:Nocturnal Animals
邦題:ノクターナル・アニマルズ
時間:116分
公開:2017-11-03
製作年度:2016
製作国:アメリカ
配給:ビターズ・エンド、パルコ
製作総指揮:
製作:トム・フォード、ロバート・サレルノ
監督:トム・フォード
脚本:トム・フォード
原作:オースティン・ライト
撮影:シーマス・マッガーベイ
音楽:アベル・コジェニオウスキ
出演:エイミー・アダムス(スーザン・モロー)、ジェイク・ギレンホール(トニー・ヘイスティング/エドワード・シェフィールド)、マイケル・シャノン(ボビー・アンディーズ)、アーロン・テイラー=ジョンソン(レイ・マーカス)、アイラ・フィッシャー(ローラ・ヘイスティングス)、エリー・バンバー(インディア・ヘイスティングス)、アーミー・ハマー(ハットン・モロー)、カール・グルスマン(ルー)、ロバート・アラマヨ(ターク)、ローラ・リニー(アン・サットン)、アンドレア・ライズボロー(アレシア)、マイケル・シーン(カルロス)、インディア・メネズ(サマンサ・モロー)
ユニバーサル映画なのに東和ではなくパルコが配給ってことは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧