2026-185M 「シラート」☆☆☆★

Ssirat原題:Sirāt
邦題:シラート
時間:115分
公開:2026-06-05
製作年度:2025
製作国:スペイン・フランス
配給:トランスフォーマー
製作総指揮:エステル・ガルシア
製作:ドミンゴ・コラル ペドロ・アルモドバル
監督:オリベル・ラシェ
脚本:オリベル・ラシェ サンティアゴ・フィロル
原作:
撮影:マウロ・エルセ
音楽:カンディング・レイ
出演:セルジ・ロペス、ブルーノ・ヌニェス・アルホナ、リシャール・ベラミ、ステファニア・ガッダ、ジョシュア・リア、ウ・ヘンダーソン、トニン・ジャンピエ、ジャッド・オウキッド

失踪した娘を捜すため砂漠のレイブパーティに参加した父と息子の旅の行方を、奇想天外なストーリーとクールなダンスミュージックを融合させて描き、本国スペインをはじめヨーロッパ各国で話題を集めたロードムービー。

ルイスは砂漠でのレイブパーティに参加したまま行方がわからなくなった娘を捜すため、息子エステバンとともにモロッコの山岳地帯から砂漠の奥地へと車を走らせる。やがて彼らは現実と幻覚が混濁するような野外レイブ会場にたどり着くが、そこにはすでに娘の姿はなかった。父子はレイブの参加者グループを追い、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すが……。

父ルイス役に「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペス。「ファイアー・ウィル・カム」のオリベル・ラシェが監督・脚本を手がけ、製作にはスペインを代表する名匠ペドロ・アルモドバルが名を連ねた。タイトルの「シラート」はアラビア語で「道」を意味し、宗教的な意味においては審判の日に天国と地獄の上に架けられる細い橋を象徴するとされる。2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員賞など4冠に輝いた。第98回アカデミー賞では国際長編映画賞と音響賞にノミネート。

 

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2026-181M 「シェルター」☆☆☆★

Sshelter原題:Shelter
邦題:シェルター
時間:107分
公開:2026-08-28
製作年度:2026
製作国:イギリス・アメリカ・カナダ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:リック・ローマン・ウォー レイチェル・コール テディ・シュワルツマン マイケル・ハイムラー アンドリュー・ゴロブ マイク・シャンクス ボロディミル・アルテメンコ エフゲン・ストゥプカ ビクター・ハディダ ギデオン・ユー エリザベス・A・ベル
製作:ジェイソン・ステイサム ジョン・フリードバーグ ブレンドン・ボワイエ グレッグ・シルバーマン ジョン・バーグ
監督:リック・ローマン・ウォー
脚本:ウォード・パリー
原作:
撮影:
音楽:
出演:ジェイソン・ステイサム、ボディ・レイ・ブレスナック、ビル・ナイ、ナオミ・アッキー、ハリエット・ウォルター、ダニエル・メイズ

イギリス政府の“抹殺リスト”に登録された元特殊部隊員と少女が、生き延びるために繰り広げる逃亡劇をジェイソン・ステイサム主演で描いたリベンジスパイアクション。「エンド・オブ・ステイツ」「グリーンランド 地球最後の2日間」のリック・ローマン・ウォーが監督を務めた。

スコットランド沖の孤島にそびえる灯台で、愛犬とともに人里離れた暮らしを営む元特殊部隊員マイケル・メイソン。週に一度、生活物資を届けにくる少女ジェシーが叔父とともに嵐に遭い、海へ投げ出されると、メイソンはためらわず飛び込み少女を救い出す。やがて唯一の肉親を失ったジェシーと、一匹狼の男は静かに心を通わせていくが、そんな日常を突如MI6の襲撃が引き裂く。実はメイソンは、元MI6長官マナフォートの恨みを買い、国家の“抹殺リスト”に名を連ねていたのだ。落とし前をつける覚悟を固めたメイソンは、ジェシーを守りながら英国本土へと舞い戻っていくが、その先にはMI6の監視網や凄腕の刺客が待ち受けていた。

ジェシー役には、第98回アカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされた「ハムネット」でシェイクスピアの長女スザンナを演じた新星ボディ・レイ・ブレスナックが抜てきされた。元MI6長官マナフォートを「生きる LIVING」「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイ、長官代行ロベルタを「ミッキー17」のナオミ・アッキーが演じる。

ほぼ伝統芸能の域になっている『平凡な男が実は最強の元工作員(人間兵器)』という、誰もかれも「実は曽我五郎」の世界観。ジェイソン・ステイサムは、作品選定で飽きないのかな。それとも、この芸域を全うして生き続けるのかな。

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2026-173M 「スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」☆☆☆★★

Smandaroian原題:Star Wars: The Mandalorian and Grogu
邦題:スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー
時間:132分
公開:2026-05-22
製作年度:2026
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:カレン・ギルクリスト ジョン・バルトニッキ キャリー・ベック
製作:キャスリーン・ケネディ イアン・ブライス ジョン・ファブロー デイブ・フィローニ
監督:ジョン・ファブロー
脚本:ジョン・ファブロー デイブ・フィローニ ノア・クロア
原作:
撮影:デビッド・クライン
音楽:ルドウィグ・ゴランソン
出演:ペドロ・パスカル(マンダロリアン/ディン・ジャリン)、シガーニー・ウィーヴァー(ウォード大佐)、(声の出演)、マーティン・スコセッシ(ヒューゴー)、ジェレミー・アレン・ホワイト(ロッタ・ザ・ハット)

世界的人気を誇るSFサーガ「スター・ウォーズ」シリーズの約7年ぶりとなる劇場長編映画。ドラマシリーズ「マンダロリアン」で描かれてきた孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、フォースの力を秘めた幼い存在グローグーの物語を、壮大なスケールで描く。

物語の舞台は、「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」後の銀河。帝国崩壊後も新共和国の統治は行き届かず、無法者や帝国軍残党がはびこる混沌とした時代が続いていた。そんな中、強大なフォースを秘めた孤児グローグーは、その力を狙う者たちに追われる存在となる。彼を守ることを決意した賞金稼ぎディン・ジャリンことマンダロリアンは、危険に満ちた銀河を旅しながら、次第に親子のような絆を育んでいく。

本作では、成長したグローグーがルーク・スカイウォーカーのもとで特訓を積んだフォースの力を駆使する姿も描かれるほか、帝国残党との激しくスピーディーな戦闘など、「スター・ウォーズ」シリーズならではのスケール感あふれるアクションが展開。さらに、新キャラクターとして名優シガーニー・ウィーバー演じるウォード大佐も登場する。ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)であるデイブ・フィローニが製作総指揮、ジョン・ファブローが監督を務めるなど、「マンダロリアン」シリーズを手がけてきたクリエイターが集う。

パペット風にテカテカ動く修理人四兄弟、ジャバ一族の増殖、ヘルメットは暑そう、なぜマント?、猿の副官は誰?、アニメの異世界転生ものっぽい世界観、隠し砦の三悪人を連想というかロールプレイングゲームの古典風な筋立て。

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2026-163M 「THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女」☆☆☆

Sthemummy原題:Lee Cronin's The Mummy
邦題:THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女
時間:135分
公開:2026-05-15
製作年度:2026
製作国:アイルランド・アメリカ
配給:東和ピクチャーズ、東宝
製作総指揮:マイケル・クリアー ジャドソン・スコット マクダラ・ケレハー リー・クローニン
製作:ジェームズ・ワン ジェイソン・ブラム ジョン・ケビル
監督:リー・クローニン
脚本:リー・クローニン
原作:
撮影:デイブ・ガーベット
音楽:スティーブン・マッキーオン
出演:ジャック・レイナー、ライア・コスタ、メイ・キャラマウィ

エジプトの代表的な歴史的都市伝説ともいえるミイラの呪いを題材に描くミステリーホラー。失踪した少女をめぐって、エジプトの因習や伝説にひもづいた数々の謎と恐怖が交差する。

エジプトに駐在中のジャーナリスト一家の8歳の少女ケイティが、ある日突然姿を消した。家族は懸命に少女の行方を捜すが、非協力的な警察組織や言葉や文化の壁に阻まれ、異国の地での捜索は困難を極める。家族が失意の中で帰国してから8年の時が過ぎ、少女が発見されたとの知らせが入る。娘との再会を喜ぶはずだった家族が目にしたのは、あまりにも変わり果ててしまったケイティの姿だった。彼女の8年ぶりの帰宅をきっかけに、家族の周辺で不穏な出来事が次々と起こり始める。

「ミッドサマー」のジャック・レイナー、「ヴィクトリア」のライア・コスタ、マーベルドラマ「ムーンナイト」のメイ・キャラマウィらが顔をそろえる。監督は「死霊のはらわた ライジング」のリー・クローニン。

 

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2026-160M 「ゼイ・ウィル・キル・ユー」☆☆☆★

Stheywillkillyou原題:They Will Kill You
邦題:ゼイ・ウィル・キル・ユー
時間:94分
公開:2026-05-08
製作年度:2026
製作国:アメリカ
配給:東和ピクチャーズ、東宝
製作総指揮:ラッセル・アッカーマン ジョン・シェーンフェルダー カール・ハンプ アレックス・リトバク キリル・ソコロフ
製作:アンディ・ムスキエティ バーバラ・ムスキエティ ダン・ケイガン
監督:キリル・ソコロフ
脚本:キリル・ソコロフ アレックス・リトバク
原作:
撮影:アイザック・ボーマン
音楽:カルロス・ラファエル・リベラ
出演:ザジー・ビーツ(エイジア)、マイハラ(マリア)、トム・フェルトン(ケビン)、ヘザー・グラハム(シャロン)、パトリシア・アークエット(リリー・ウッドハウス)

悪魔崇拝者が巣食う高級マンションを舞台に、悪魔の生贄となるはずだったメイドが繰り広げる死闘を描いたホラーアクション。

ニューヨーク、マンハッタンに建つ高級マンション「バージル」。優雅なインテリアに囲まれ、高度に訓練されたメイドが住人たちの世話をする、誰もが憧れるような住居だ。しかしその実態は狂信的な悪魔崇拝者の巣窟で、住人たちは月に一度、無垢な女性をメイドとして雇っては悪魔への生贄に捧げる恐ろしい儀式を行なっていた。そして今夜もまた、1人のメイドが生贄に選ばれるが、彼女が思わぬ反撃に出たことで事態は一転。驚異的な戦闘能力を持つメイドは、斧やナタで悪魔崇拝者たちを次々と血祭りにあげていく。

「デッドプール2」のザジー・ビーツが主人公となる謎めいたメイドを演じ、「6才のボクが、大人になるまで。」のパトリシア・アークエットがマンションの管理人役、「ハリー・ポッター」シリーズのトム・フェルトン、「ブギーナイツ」のヘザー・グラハムが悪魔崇拝者役で共演。「とっととくたばれ」で注目されたロシア出身のキリル・ソコロフ監督がメガホンをとり、製作には「IT イット」シリーズのアンディ・ムスキエティ監督が名を連ねた。

逆襲するローズマリーな設定。一種のバカ映画だが、閉鎖性の高いシチュエーションとワンイシューをぐいぐいと追い込んで、見せるパワーがすごい。

 

 

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2026-157M 「シンプル・アクシデント 偶然」☆☆☆★★★

Sitwazjustanaccident原題:Un simple accident
邦題:シンプル・アクシデント 偶然
時間:103分
公開:2026-05-08
製作年度:2025
製作国:フランス・イラン・ルクセンブルク
配給:セテラ・インターナショナル
製作総指揮:
製作:ジャファル・パナヒ フィリップ・マルタン
監督:ジャファル・パナヒ
脚本:ジャファル・パナヒ
原作:
撮影:アミン・ジャファリ
音楽:
出演:ワヒド・モバシェリ(ワヒド)、マルヤム・アフシャリ(シヴァ)、エブラヒム・アジジ、ハディス・パクバテン(ゴルロク:ゴリ)、マジッド・パナヒ(アリ)、モハマッド・アリ・エリヤ(ハミド)

イランの巨匠ジャファル・パナヒが手がけ、2025年・第78回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したサスペンススリラー。不当に刑務所に投獄された人々が復讐を試みる姿を、スリリングかつユーモラスに描いた。

かつて不当な理由で投獄されたワヒドは、自分を拷問した看守と思われる男と偶然出会う。咄嗟に強引な手段で男を拘束し、荒野に穴を掘って男を埋めようとするワヒドだったが、男のIDカードを見ると、復讐すべき相手と名前が違っていた。男も人違いだと言う。実は投獄中、目隠しをされていたワヒドは、男の顔を見たことがなかった。男は本当に復讐の相手なのか。確信が持てなくなったワヒドは、ひとまず復讐を中断し、同じ男に拷問された友人を訪ねることにするが……。

反体制的な活動を理由にイラン政府から映画制作を禁じられながらも活動を続けるパナヒ監督が、自身が二度にわたって投獄された経験と、同房で出会った人々のリアルな声から着想を得て手がけた。「チャドルと生きる」「熊は、いない」でベネチア国際映画祭金獅子賞、「人生タクシー」でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞しているパナヒ監督は、本作でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞したことから、3大映画祭すべてで最高賞を受賞する快挙を成し遂げた。フランスとの共同製作作品で、第98回アカデミー賞の国際長編映画賞にフランス代表作品としてエントリーし、ノミネートを果たした。

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2026-141M 「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」☆☆☆★

Smario2026原題:The Super Mario Galaxy Movie
邦題:ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー
時間:99分
公開:2026-04-24
製作年度:2026
製作国:アメリカ・日本
配給:東宝東和
製作総指揮:
製作:クリス・メレダンドリ 宮本茂
監督:アーロン・ホーバス マイケル・ジェレニック、ピエール・ルデュック ファビエン・ポラック
脚本:マシュー・フォーゲル
原作:
撮影:
音楽:ブライアン・タイラー
出演:宮野真守、志田有彩、畠中祐、三宅健太、関智一、坂本真綾、山下大輝

任天堂のゲーム「スーパーマリオ」シリーズの世界をアニメーション映画化し、2023年に公開されて全世界興行収入が13億ドルを超える大ヒットを記録した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のシリーズ第2作。

双子の配管工マリオとルイージは、キノコ王国でピーチ姫を助けながら、捕らわれた大魔王クッパの世話をしたり、みんなの困りごとを解決したりしていた。そんなある日、2人は新たな相棒となるヨッシーに出会う。そしてピーチ姫の誕生日パーティをきっかけに、クッパの息子であるクッパJr.が抱く邪悪な野望を阻止するため、宇宙を舞台にした新たな冒険の旅に出る。

マリオやルイージ、ピーチ姫、クッパ、キノピオといった前作にも登場したおなじみの面々に加え、原作ゲームシリーズからヨッシーやロゼッタ、クッパJr.といったキャラクターたちが新たに登場する。「ミニオンズ」「SING シング」シリーズなどを手がけるイルミネーションのクリス・メレダンドリと、任天堂の宮本茂が共同でプロデュース。監督のアーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニック、脚本のマシュー・フォーゲルも続投し、キャスト陣もオリジナル版のクリス・プラット、アニヤ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラックら、吹き替え版の宮野真守、志田有彩、畠中祐、三宅健太、関智一らが引き続き担当する。

一作目がマニアックにマリオの世界を丁寧にアニメ化して、相当に面白い作品だった。期待とともに二作目。任天堂、マリオ40年とのことで、製作にも参加している。ぎやらくしーのゲームは未知なので、なんとも言えないが、二作目は映画的娯楽性を高める表現が多い気がする。近くの席の子どもたちは、大笑い大喜びだっとので、狙いは当たったのであろう。吹き替え版での鑑賞。

 

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2026-124M 「全知的な読者の視点から」☆☆☆★

Szeh原題:Omniscient Reader: The Prophecy
邦題:全知的な読者の視点から
時間:117分
公開:2026-03-20
製作年度:2025
製作国:韓国
配給:ツイン
製作総指揮:
製作:
監督:キム・ビョンウ
脚本:キム・ビョンウ イ・ジョンミン
原作:singNsong
撮影:チョン・ヘジン
音楽:モグ
出演:イ・ミンホ(ユ・ジュンヒョク)、アン・ヒョソプ(キム・ドクシャ)、チェ・スビン(ユ・サンア)、シン・スンホ(イ・ヒョンソン)、ナナ(チョン・ヒウォン)、ジス(イ・ジヘ)、クォン・ウンソン(イ・ギリョン)

韓国のウェブ小説サイト「Mupia(ムンピア)」で話題を集め、漫画版も大ヒットを記録したsingNsongによる同名小説を実写映画化。小説の世界と現実がリンクする異世界を舞台に、小説の結末を書きかえる戦いに挑む青年の奮闘と成長を描く。

子どもの頃のある事件がきっかけで心にトラウマを抱える青年キム・ドクシャは、唯一の救いだったWEB小説「滅亡した世界で生き残る三つの方法」に励まされながら学生時代を過ごした。現在は平凡な会社員として暮らす彼は、10年以上読み続けたその小説の連載が終了した日、結末に大きく失望する。そんな彼のもとに作者から「だったら、あなたがお望みの結末を見せてください」というメッセージが届き、小説の世界が現実となる。ドクシャは崩壊した世界で仲間たちとともに生き残りをかけたデスゲームに直面し、戦いのなかで自らの過去と向き合っていく。

数々のドラマに出演してきた俳優・歌手のアン・ヒョソプが実写映画初主演を務め、韓国版ドラマ「花より男子 Boys Over Flowers」のイ・ミンホが、小説の登場人物ユ・ジュンヒョク役で共演。「テロ,ライブ」のキム・ビョンウ監督がメガホンをとった。

まさか?の異世界ものバリバリRPGゲーム風なジュブナイルアクションだった。

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2026-119M 「1975年のケルン・コンサート」☆☆☆★

S1975kerun原題:Köln 75
邦題:1975年のケルン・コンサート
時間:116分
公開:2026-04-10
製作年度:2025
製作国:ドイツ・ポーランド・ベルギー
配給:ザジフィルムズ
製作総指揮:オーレン・ムーバーマン リリアン・ラサール ポール・ハドソン ライン・ランヌ ジェニファー・フォックス
製作:ソル・ボンディ フレッド・ブール
監督:イド・フルーク
脚本:イド・フルーク
原作:
撮影:イェンス・ハラント
音楽:
出演:マーラ・エムデ(ヴェラ・ブランデス)、ジョン・マガロ(キース・ジャレット)、マイケル・チャーナス(マイケル・ワッツ)、アレクサンダー・シェーア(マンフレート・アイヒャー)、ウルリッヒ・トゥクール(ヴェラの父親)、ヨルディス・トリーベル(ヴェラの母親)

世界的ジャズピアニストのキース・ジャレットが1975年1月24日にドイツのケルン歌劇場で行ったコンサートの開催までの舞台裏を、当時18歳だった女性プロモーターを主人公に描いた音楽青春映画。

ドイツ・ケルンに住む音楽好きの高校生ヴェラ・ブランデスは、厳格な父親への反抗心もあり、来独ミュージシャンのツアーをブッキングするアルバイトを始める。持ち前のバイタリティを発揮して仕事が軌道に乗り始めた頃、ベルリンのジャズ・フェスティバルに出向いた彼女は、アメリカの天才ピアニスト、キース・ジャレットの演奏に衝撃を受ける。キースのケルン公演を実現させようと決意した彼女は、幾多の困難を乗り越えてコンサート開催に漕ぎつけるが、当日、キースの希望していたピアノとは異なる種類のピアノが用意されるというトラブルが発生する。開演時間が迫る中、キースは演奏を拒否し、コンサート開催が危ぶまれるが……。

ライブアルバムの名盤「ケルン・コンサート」としても知られる伝説的なコンサートが、開催中止寸前のトラブルに見舞われるも、弱冠18歳の女性プロモーターの機転と行動力で実現したという、知る人ぞ知る実話を史実に基づき映画化。ドイツの新鋭マラ・エムデがヴェラ役を演じ、キース・ジャレット役を「ファースト・カウ」「パスト ライブス 再会」などで知られるジョン・マガロが演じた。

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2026-110M 「そして彼女たちは」☆☆☆★★★

Ssoshitekanojotachiha原題:Jeunes mères
邦題:そして彼女たちは
時間:104分
公開:2026-03-27
製作年度:2025
製作国:ベルギー・フランス
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:
製作:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ デルフィーヌ・トムソン ドゥニ・フロイド
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
原作:
撮影:ブノワ・デルボー
音楽:
出演:バベット・ファーベーク、エルサ・ホーベン、ジャナイナ・ハロイ・フォーカン、ルシー・ラリュエル、サミア・ヒルミ

「ある子供」「少年と自転車」などで知られるベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、母子支援施設で暮らす5人の若き母親たちを描いた群像劇。

若くして妊娠した女性たちを支援する施設で共同生活を送る、ジェシカ、ペルラ、アリアンヌ、ジュリー、ナイマの5人の少女。頼る人を持たず、貧困や暴力などさまざまな問題を抱える彼女たちは、戸惑い、悩み、目指すべき家族像を見いだせないまま母親になる。押し寄せる孤独感に飲み込まれそうになりながらも「愛する」ことを望む少女たちは、時に誰かに寄り添われ、それぞれが歩むべき道を選びとっていく。

「CLOSE クロース」のルーカス・ドン監督が共同プロデューサーに名を連ねた。2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、脚本賞とエキュメニカル審査員賞を受賞。

カンヌ映画祭が愛してやまないダルデンヌ兄弟の新作。多分、相変わらずの散文詩だろうなあ。と思ったら、4組の未成年母子の物語を、きちんとヴァリエーションをつけて、破綻なくカットバックで描いて、一定の結末にたどり着いていた。なかなか心に刺さる、貧困の断面を見せつけられた。傑作。

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