ザナドゥ

Xanado原題:XANADU
邦題:ザナドゥ   
時間:96分
公開:1981-02
製作年度:1980
製作国:アメリカ
配給:CIC
製作総指揮:リー・クレイマー
製作:ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー
監督:ロバート・グリーンウォルド
脚本:リチャード・クリスチャン・ダナス 、マーク・リード・ルベル
撮影:ヴィクター・J・ケンパー
音楽:バリー・デ・ヴォーゾン 、ジェフ・リン 、ジョン・ファーラー
出演:オリヴィア・ニュートン=ジョン、ジーン・ケリー、マイケル・ベック、ジェームズ・スローヤン、ディミトラ・アーリス

珍品映画として聞いていたこの作品を、何を血迷ったかNHKBSで放送。録画しておいたのをやっと観たわ。ジーン・ケリーの遺作でもあるこの作品。オリヴィア・ニュートン=ジョンが音楽の女神で登場。しかもローラースケートでビュンビュン。いきなり長髪の看板描きの青年にキス。青年は浜辺でクラリネットを吹いている老人と出会い、富豪の彼とディスコ(音楽の殿堂)を作ることにする。ああ、書いていて狂ってきそう。無事ディスコができるけど、音楽の女神は父親のゼウスに人間界へ行くことを禁じられてしまう。しかし愛の力は強く・・・。クライマックスは新装開店ディスコ「ザナドゥ」でオリヴィアが表題ヒット曲を歌いまくる。なんとも「バーバレラ」以来のトリップできる映画だったわ。

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最後の初恋

Nightsinrodanthe
原題:NIGHTS IN RODANTHE
邦題:最後の初恋
時間:97分
公開:2008-09-27
製作年度:2008
製作国:アメリカ/オーストラリア
配給:WB
製作総指揮:ダグ・クレイボーン 、アリソン・グリーンスパン 、デイナ・ゴールドバーグ 、ブルース・バーマン
製作:デニーズ・ディ・ノヴィ
監督:ジョージ・C・ウルフ
脚本:アン・ピーコック 、ジョン・ロマーノ
原作:ニコラス・スパークス
撮影:アフォンソ・ビアト
音楽:ジャニーン・テソリ
出演:リチャード・ギア(ポール・フラナー)、ダイアン・レイン(エイドリアン)、ジェームズ・フランコ(マーク・フラナー)、クリストファー・メローニ(ジャック)、ヴィオラ・デイヴィス(ジャン)

なんとも古風というか安直なメロドラマ。リチャード・ギアとダイアン・レインっていう熟年俳優の「大人の恋」っていう企画なんだろうけど、幼稚な恋愛。もっと複雑な状況に対応できるだけの年輪を重ねてると思われる世代なのに、考えの底が浅い。メロドラマなりにラストはリチャードが死んでしまうのだけど、なんとも自業自得。同情のかけらもできないの。アメリカの女性観客のレベルってここまで落ちてしまったの?っていうくらいにバカ単純。

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宮廷画家ゴヤは見た

Goyasgohst原題:GOYA'S GHOSTS
邦題:宮廷画家ゴヤは見た
時間:114分
公開:2008-10-04
製作年度:2006
製作国:アメリカ/スペイン
配給:ゴー・シネマ
製作総指揮:ポール・ゼインツ
製作:ソウル・ゼインツ
監督:ミロス・フォアマン
脚本:ミロス・フォアマン 、ジャン=クロード・カリエール
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
音楽:ヴァルハン・バウアー
出演:ハビエル・バルデム(ロレンソ神父)、ナタリー・ポートマン(イネス・ビルバトゥア/アシリア)、ステラン・スカルスガルド(フランシスコ・デ・ゴヤ)、ランディ・クエイド(国王カルロス4世)、ミシェル・ロンズデール(異端審問所長)、ホセ・ルイス・ゴメス(トマス・ビルバトゥア)、マベル・リベラ(マリア・イザベル・ビルバトゥア)

ナタリー・ポートマンが強烈。ハビエル・バルデムの凄みがどんどん増幅されている。「ノーカントリー」も狂気だったけど、この作品のロレンソ神父役も凄まじいものがあるわ。この二人を観るだけで、この作品の価値があるかもしれないわ。スペインの異端審問とフランス革命に翻弄されるキリスト教的ヨーロッパで、ゴヤが社会観察者というスタンスで物語が描かれていく。コスチュームものでオーソドックスな「歴史が主人公」な作品は好きかも。「エリザベス」のような伝記ものじゃないのもいい。「パフューム」もそうだったけど、「本当のような嘘」は映画的よね。

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幸せの1ページ

Nimsisland原題:NIM'S ISLAND
邦題:幸せの1ページ
時間:96分
公開:2008-09-06
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:角川映画
製作総指揮:スティーヴン・ジョーンズ
製作:ポーラ・メイザー
監督:マーク・レヴィン、ジェニファー・フラケット
脚本:マーク・レヴィン、ジェニファー・フラケット 、ポーラ・メイザー 、ジョセフ・クォン
原作:ウェンディー・オルー
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:パトリック・ドイル
出演:アビゲイル・ブレスリン(ニム・ルソー)、ジョディ・フォスター(アレクサンドラ・ローバー)、ジェラルド・バトラー(アレックス・ローバー/ジャック・ルソー)、アンソニー・シムコー、クリストファー・ベイカー、マイケル・カーマン、マディソン・ジョイス

予告はなんか「秋の恋愛ものシーズン」っていう雰囲気で、ハッピーな女性映画かなって思ったら、ディズニー映画みたいなんだもの。結局、邦題にだまされたのかしら。悪くない映画だけど。最初から「児童文学の映画化」ってことがわかってたら、そのつもりで観たし、その前提で評価もしたのに。というわけで、ニムっていう孤島に海洋研究家の父親と素敵に暮らす女の子の大活躍。そんな彼女が助けを求めるのが、愛読しているヒーロー小説の主人公。で、そのメールを受信するのが、引きこもりのヒーロー小説の作者であるジョディ・フォスター。ディズニー風な健全なギャグとウルトラハッピーエンドがお待ちかねっていうロハスな映画。決して「ロマンチックな恋愛映画」なんかじゃないのよ。間違えないでね。

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その土曜日、7時58分

Beforethedevilknowsyouredead 原題:BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD
邦題:その土曜日、7時58分
時間:117分
公開:2008-10-11
製作年度:2007
製作国:アメリカ/イギリス
配給:SONY
製作総指揮:デヴィッド・バーグスタイン 、ジェーン・バークレイ 、ハンナ・リーダー 、エリ・クライン 、ジェフリー・メルニック 、J・J・ホフマン 、ベル・アヴェリー 、サム・ザハリス
製作:マイケル・セレンジー、ブライアン・リンス、ポール・パーマー、ウィリアム・S・ギルモア
監督:シドニー・ルメット
脚本:ケリー・マスターソン
撮影:ロン・フォーチュナト
音楽:カーター・バーウェル
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニー、ブライアン・F・オバーン、ローズマリー・ハリス、マイケル・シャノン、エイミー・ライアン

バカ兄弟がそれぞれの生活に切羽詰って大金が必要になり、両親の宝石店に強盗に入ろうという計画。そこに至るまでに、ろくでもない二人の壊れきってる生活があるわけで、そんな彼らが場当たり的な計画がうまく行くわけなく(ってうまくいったら映画にならないしね)、完全にファミリー崩壊。父は長男を殺害するという悲劇がクライマックス。なんとも病みきったアメリカの見栄だけの中産階級の汚泥部分を見せ付けられた感じ。シドニー・ルメットの冷酷な演出と、フィリップ・シーモア・ホフマンのテキトー長男、イーサン・ホークのチキンな次男が渾身の演技。破滅の極致っていう鬱なドラマを見たければ、けっこうお勧めなのね。

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最後の晩餐/平和主義者の連続殺人

Lastsupper 原題:THE LAST SUPPER
邦題:最後の晩餐/平和主義者の連続殺人
時間:91分
公開:未公開
製作年度:1995
製作国:アメリカ
配給:
製作総指揮:デヴィッド・クーパー
製作:ラリー・ワインバーグ、マット・クーパー
監督:ステイシー・タイトル
脚本:ダン・ローゼン
撮影:ポール・A・キャメロン
音楽:マーク・マザースボウ
出演:キャメロン・ディアス、マーク・ハーモン、ビル・パクストン、ノーラ・ダン、アナベス・ギッシュ、ロン・パールマン、ジョナサン・ペナー、コートニー・B・ヴァンス、ロン・エルダード

キャメロン・ディアスが性格俳優狙いをしたっぽい。リベラルな大学院生仲間がとんがった意見の持ち主をディナーに招待し、語るだけ語らしてから殺害して庭に埋めていく連続殺人をブラックコメディで描いている、イヤーな雰囲気の作品。未公開なのもわかるわ。笑えないんですもの。結局はテレビでえらそーに極論を発言しているコメンテーターを招待して、議論をしたら、論破されちゃって、それでも殺そうとして返り討ちになるっていうオチ。そんなのアリ?な後先考えない結末にしちゃってるんだもの。

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スピード・レーサー

Speedracer 原題:SPEED RACER
邦題:スピード・レーサー
時間:135分
公開:2008-07-05
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:WB
製作総指揮:デヴィッド・レイン・セルツァー 、マイケル・ランバート 、ブルース・バーマン
製作:ジョエル・シルヴァー、グラント・ヒル、アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
監督:アンディ・ウォシャウスキー 、ラリー・ウォシャウスキー
脚本:アンディ・ウォシャウスキー 、ラリー・ウォシャウスキー
原作:吉田竜夫
撮影:デヴィッド・タッターサル
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:エミール・ハーシュ(スピード・レーサー)、クリスティナ・リッチ(トリクシー)、マシュー・フォックス(レーサーX)、スーザン・サランドン(スピードの母)、ジョン・グッドマン(スピードの父)、キック・ガリー(スパーキー)、ポーリー・リット(スプリトル)、ロジャー・アラム(ローヤルトン)、RAIN(ピ)、(タエジョー・トーゴーカーン)、真田広之(ミスター・ムシャ)、リチャード・ラウンドトゥリー(ベン・バーンズ)

ウォシャウスキー兄弟監督ということで「マトリックスの・・・」っていう宣伝。で、あれくらいアダルトな哲学的能書きに裏付けられた作品をイメージさせていくのは失敗よね。ぜんぜんお子様ファミリー映画なんだもの。日本のアニメ「マッハゴーゴー」を実写化っていうけど、まあオリジナルを知らないからわたし世代以下の、今の若い観客には関係ないしね。おもちゃ箱をひっくり返したみたいな、キャンディボックスみたいな原色映像と圧倒的にゲーム画面のようにデフォルメされたレースシーン。物理法則なんか関係ない上下左右。そんな映像の中で「友情・努力・勝利」「正義は勝利が必然」がストレートに描かれていくの。画面のスピード感にわくわくしながら、楽しめばいいのよね。「マトリックス」なんか関係ないし、そのあたりに拘る観客には酷評されるかもしれないけど、絶対安全な優良お子様ファミリー映画っていう作品の「立場」を理解してあげれば、けっこう楽しめる作品になってる。だから支持派よ、わたしは。ちょっと長すぎたけど。

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スターシップ・トゥルーパーズ3

St3 原題:STARSHIP TROOPERS 3: MARAUDER
邦題:スターシップ・トゥルーパーズ3
時間:105分
公開:2008-07-19
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:SPE
製作総指揮:クラウディオ・ファエ
製作:デヴィッド・ランカスター
監督:エド・ニューマイヤー
脚本:エド・ニューマイヤー
撮影:ロレンツォ・セナトーレ
音楽:クラウス・バデルト 、イーアン・ハニーマン 、アンドリュー・レイハー
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、ジョリーン・ブラロック、ボリス・コジョー、スティーヴン・ホーガン、アマンダ・ドノホー、ステリオ・サヴァンテ、マーネット・パターソン、セシール・ブレシア、キャサリン・オクセンバーグ

生理的嫌悪感さえ感じさせるタイミングをはずしたギャグが突如。STシリーズのアナクロな佇まいは、きっとはまれば堪えられない快感になるのかもしれない。オーストラリアの芋虫料理みたいに、大好きな人にとっては最高のご馳走みたいな。でもわたしは残念ながらこの映画については「こっち側」100%で、「あっち側」を動物園のように眺めているしか出来ないの。人間と蟲エイリアンの戦いだけで3作品作り続けているっていうのは、ヴァン・ダムやセガールのアクション映画が確保しているポジションと同じものをもっているんでしょうね。

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JUNO/ジュノ

Juno原題:JUNO
邦題:JUNO/ジュノ
時間:96分
公開:2008-06-14
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:ジョー・ドレイク 、ネイサン・カヘイン 、ダニエル・ダビッキ
製作:リアンヌ・ハルフォン、ジョン・マルコヴィッチ、メイソン・ノヴィック、ラッセル・スミス
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ
原作:
撮影:エリック・スティールバーグ
音楽:マテオ・メッシーナ
出演:エレン・ペイジ(ジュノ)、マイケル・セラ(ポーリー)、ジェニファー・ガーナー(ヴァネッサ)、ジェイソン・ベイトマン(マーク)、オリヴィア・サールビー(リア)、J・K・シモンズ、アリソン・ジャネイ

ブロックバスターな作品ばっかりじゃない、っていうアメリカ映画産業の意地?でもけっこう痩せ我慢。映像ビジネスとして確固たる合理性を達成しているアメリカで、これほど「どうだかなぁ」っていう小品が成立するのが奇跡よね。ビジネスとして。だからそういう「小さな作品」を発見するサンダンス映画祭なんてのが受け皿としてあったりするんだろうけどね。で、この作品はそんな小品のなかでも「大ヒット」っていう奇跡を演じたもの。ヒットはしてないけど、こういう映画って時々登場するわよね。普通のドラマ。「アリスの恋」「ミスデイジー」「ペーパームーン」「サイドウェイ」等々。もしかしたら「スケアクロウ」なんてものそういう一本かも。キャスティングはメジャーすぎるけどね。で、この作品は地味なキャスティングで、少ない予算で、16歳の高校生が妊娠出産っていうセンセーショナル(アメリカの社会じゃね)なテーマで話題になって、とってもかわいいエレン・ペイジが主人公を生き生きと演じている。出産の瞬間の彼女ってとっても素敵。深刻なテーマを彼女が役柄をしっかり明るく演じていることで、アメリカ人たちは「映画で表現されている状況」に対してほっとしているのかもしれない。救いがあるもの。逆にアメリカの現実は本当に深刻なんだろうなぁ。

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セックス・アンド・ザ・シティ

Sexandthesity原題:SEX AND THE CITY
邦題:セックス・アンド・ザ・シティ
時間:143分
公開:2008-08-23
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:GAGA
製作総指揮:
製作:サラ・ジェシカ・パーカー、ジョン・メルフィ、ダーレン・スター、マイケル・パトリック・キング
監督:マイケル・パトリック・キング
脚本:マイケル・パトリック・キング
原作:
撮影:ジョン・トーマス
音楽:アーロン・ジグマン
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン、クリス・ノース、デヴィッド・エイゲンバーグ、エヴァン・ハンドラー、ジェイソン・ルイス、ジェニファー・ハドソン

アメリカのオーブニングでバックスオフィストップ。配給元のGAGAとしてはプレッシャーよね。確かにアメリカではテレビ関係のアワードを総なめの歴史に残るお化け番組なんだけど、残念ながら日本では無名。WOWOWでやってた、っていうくらいの記憶。あと何本かまとめてひっそり劇場上映もしてたけど話題にもならなかったし、私も興味なかった。で、日本じゃ多分この無名なタイトルじゃローカルは壊滅。一部の都市部なら宣伝の展開で女性客を動員できるかもしれないけど、今の「オシャレなNYセレブ」路線だけじゃ限界。ドラマを浸透させて、宣伝担当が「ご存知の」っていう知識の初期スキルを高いレベルで要求するのを改めなきゃね。無名度合いじゃ「ライラ」なみだし、ファミリームービーてニコール・キッドマンというスターも一応いたから、とりあえず興行になってたけど、このSATCは映画じゃ超脇役クラス。無名な俳優ばかり。スクリーンで観たことない女優がラブコメなんてね。テレビ版の四年後って設定で主人公たちのハッピーエンドドラマにしてるけど、テレビを知らないから感情移入さえできない。キャラクターだって説明不足だしね。唯一、ブランドバックを買えない貧乏な娘のためにレンタルショップがあるってのに感心したくらい。あれば利用しちゃうかも。よければ買うっていうお試しにいいから。サイズとか後悔することあるものね。で鳴り物入りで公開されるだろうこの映画。わかりやすく「プラダ」を基準に予測すると、ローカル壊滅、男性壊滅、熟年女性壊滅、ということで、興行収入8億円が限界ってとこかしらね。それに2時間半は長すぎ。

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幸せになるための27のドレス

27dress原題:27 DRESSES
邦題:幸せになるための27のドレス
時間:111分
公開:2008-05-31
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮: ボビー・ニューマイヤー 、ベッキー・クロス・トルヒーリョ 、マイケル・メイヤー
製作:ロジャー・バーンバウム、ゲイリー・バーバー、ジョナサン・グリックマン
監督:アン・フレッチャー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
原作:
撮影:ピーター・ジェームズ
音楽:ランディ・エデルマン
出演:キャサリン・ハイグル(ジェーン・ニコルズ)、ジェームズ・マースデン(ケビン・ドイル)、マリン・アッカーマン(テス・ニコルズ)、ジュディ・グリア(ケイシー)、エドワード・バーンズ(ジョージ)

イケイケの妹テスの眉毛が気になってしょうがない。そういう役どころなんだろうけど、ちょっと映画の本質とは別なところで集中力を欠いてしまった。まあ、よくある「ひょんなとこから知り合ったけど、最初は悪印象、クライマックスは愛し合ってハッピーエンド」なボーイミーツガールもの。それはそれでほんわかした肩に力が一切入らないお気楽な逸品ってことで、需要はあるんだろうし、わたしはしっかり消費した。

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最高の人生の見つけ方

Bucketplan原題:THE BUCKET LIST
邦題:最高の人生の見つけ方
時間:97分
公開:2008-05-10
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:WB
製作総指揮:ジャスティン・ザッカム 、トラヴィス・ノックス 、ジェフリー・ストット
製作:ロブ・ライナー、クレイグ・ゼイダン、ニール・メロン、アラン・グライスマン
監督:ロブ・ライナー
脚本:ジャスティン・ザッカム
原作:
撮影:ジョン・シュワルツマン
音楽:マーク・シェイマン
出演:ジャック・ニコルソン(エドワード・コール)、モーガン・フリーマン(カーター・チェンバーズ)、ショーン・ヘイズ(トマス)、ビヴァリー・トッド(バージニア)、ロブ・モロー(ホリンズ医師)

余命半年を宣告された富豪のジャック・ニコルソンと貧乏な豆知識オヤジのモーガン・フリーマンが友情を築きながら世界中を旅して「死ぬまでにやりたかったこと」を実現していくヒューマンロードムービー。その場所毎でリストを消していくんだけど、映画が描きたかったのはクライマックスの「世界一の美女とキス」と「壮大な風景を見る」の部分なのね。メジャー作品とはいえ小品の部類に入るから製作費も抑え気味。世界中の風景を歩き回る二人は合成の連続っぽい。そんな画面が続くから映画そのものが安っぽく見えてしまう。もうちょっと工夫すればよかったのにね。でもロブ・ライナー監督の軽妙な演出とそれに応える名優二人はいい感じ。

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世界の終わりの過ごし方

200pxsfarsitul_lumii原題:THE WAY I SPENT THE END OF THE WORLD
邦題:世界の終わりの過ごし方
時間:106分
公開:未公開
製作年度:2006
製作国:ルーマニア
配給:
製作総指揮:
製作:カタリン・ミツレスク、ダニエル・ミツレスク、イン=アー・リー
監督:カタリン・ミツレスク
脚本:カタリン・ミツレスク
原作:
撮影:マリウス・パンドゥル
音楽:アレクサンダー・バラネスク
出演:ドロテア・ペトレ、ティモテイ・ドゥマ、ヨヌツ・ベケル、ミルセア・ディアコニュ、マリウス・スタン

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さよなら。いつかわかること

Sayonaraituka原題:GRACE IS GONE
邦題:さよなら。いつかわかること
時間:85分
公開:2008-04-26
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:ザナドゥー
製作総指揮:ポール・バーンスタイン 、リーガン・シルバー 、トッド・トレイナ 、ジャイ・ステファン
製作:ジョン・キューザック、グレイ・ロー、ガルト・ニーダーホッファー、セリーヌ・ラトレイ、ダニエラ・タップリン・ランドバーグ
監督:ジェームズ・C・ストラウス
脚本:ジェームズ・C・ストラウス
原作:
撮影:ジャン=ルイ・ボンポワン
音楽:クリント・イーストウッド
出演:ジョン・キューザック(スタンレー)、シェラン・オキーフ(ハイディ)、グレイシー・ベドナルジク(ドーン)、アレッサンドロ・ニヴォラ(ジョン)

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シャーロット・グレイ

Shrlotgray原題:CHARLOTTE GRAY
邦題:シャーロット・グレイ
時間:121分
公開:2002-12-14
製作年度:2001
製作国:イギリス/ドイツ/オーストラリア
配給:UIP
製作総指揮:ロバート・バーンスタイン 、ハンノ・ヒュース 、ポール・ウェブスター
製作:サラ・カーティス、ダグラス・レエ
監督:ジリアン・アームストロング
脚本:ジェレミー・ブロック
原作:セバスチャン・フォークス
撮影:ディオン・ビーブ
音楽:スティーヴン・ウォーベック
出演:ケイト・ブランシェット(シャーロット・グレイ)、ビリー・クラダップ(ジュリアン)、マイケル・ガンボン(ジュリアンの父・ルベード)、ルパート・ペンリー=ジョーンズ(ピーター)、ジェームズ・フリート(リチャード・カナリー)

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

Therewillbeblood原題:THERE WILL BE BLOOD
邦題:ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
時間:158分
公開:2008-04-26
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:スコット・ルーディン 、エリック・シュローサー 、デヴィッド・ウィリアムズ
製作:ジョアン・セラー、ポール・トーマス・アンダーソン、ダニエル・ルピ
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
原作:アプトン・シンクレア
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ジョニー・グリーンウッド
出演:ダニエル・デイ=ルイス(ダニエル・プレインビュー)、ポール・ダノ(ポール・サンデー/イーライ・サンデー)、ケヴィン・J・オコナー(ヘンリー)、キアラン・ハインズ(フレッチャー)、ディロン・フレイジャー(H.W.)

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スパイダーウィックの謎

Spiderwick原題:THE SPIDERWICK CHRONICLES
邦題:スパイダーウィックの謎
時間:96分
公開:2008-04-26
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:パラマウント
製作総指揮:ジュリア・ピスター 、トニー・ディテルリッジ 、ホリー・ブラック
製作:マーク・キャントン、ラリー・フランコ、キャリー・カークパトリック、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン
監督:マーク・ウォーターズ
脚本:キャリー・カークパトリック 、デヴィッド・バレンバウム 、ジョン・セイルズ
原作:ホリー・ブラック 、トニー・ディテルリッジ
撮影:キャレブ・デシャネル
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:フレディ・ハイモア(サイモン/ジャレッド)、サラ・ボルジャー(マロリー)、メアリー=ルイーズ・パーカー(ヘレン)、ニック・ノルティ(マルガラス)、ジョーン・プロウライト(ルシンダ叔母)、デヴィッド・ストラザーン(アーサー・スパイダーウィック)、セス・ローゲン(ホグスクイール)、マーティン・ショー

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The Yes Men

Yesmen原題:The Yes Men
時間:80分
公開:2003-09-23(Canada)
製作年度:2003
製作国:カナダ
製作総指揮:
製作:Sarah Price、Chris Smith
監督:Dan Ollman、Sarah Price
撮影:Sarah Price、Chris Smith
音楽:Jon Solomon
出演:Mike Bonanno、Andy Bichlbaum、Michael Moore

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ジャンパー

Jamper 原題:JUMPER
邦題:ジャンパー
時間:88分
公開:2008-03-07
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:ステイシー・マエズ 、キム・ウィンザー 、ヴィンス・ジェラルディス 、ラルフ・M・ヴィチナンザ
製作:サイモン・キンバーグ、アーノン・ミルチャン、ルーカス・フォスター、ジェイ・サンダース
監督:ダグ・リーマン
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー 、サイモン・キンバーグ 、ジム・ウールス
原作:スティーヴン・グールド
撮影:バリー・ピーターソン
音楽:ジョン・パウエル
出演:ヘイデン・クリステンセン(デヴィッド・ライス)、ジェイミー・ベル(グリフィン・オコナー)、レイチェル・ビルソン(ミリー・ハリス)、サミュエル・L・ジャクソン(ローランド・コックス)、ダイアン・レイン(メアリー・ライス)

とにかく「テレポーテーション」できる一族がいる、っていうネタだけで映画を仕立てちゃったイージーな映画。前半はサクサクとテレポートしてる「頭に乗った」シーンが繰り返されて、後半は一転「そんな一族を古代から追い続ける一族から狙われる」っていう無理やりなチェイスが始まる。あとは追っかけものに成り下がる。しかもどうやって終わらせるのかっていうかオチもとってつけたようで、あわよくば続編も作れるようにしておこよね、っていう狡猾さもたっぷり。っていう思想的にクズのような志の低いハリウッド・バカ・映画の出来上がりってわけ。なにこれ?

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潜水服は蝶の夢を見る

Sensui原題:LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON
邦題:潜水服は蝶の夢を見る
時間:112分
公開:2008-02-09
製作年度:2007
製作国:フランス/アメリカ
配給:アスミック・エース
製作総指揮:ジム・レムリー、ピエール・グルンステイン
製作:キャスリーン・ケネディ、ジョン・キリク
監督:ジュリアン・シュナーベル
脚本:ロナルド・ハーウッド
原作:ジャン=ドミニク・ボビー
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ポール・カンテロン
出演:マチュー・アマルリック(ジャン=ドミニク・ボビー)、エマニュエル・セニエ(セリーヌ・デスムーラン)、マリ=ジョゼ・クローズ(アンリエット・デュラン)、アンヌ・コンシニ(クロード)、パトリック・シェネ(ルパージュ医師)、ニエル・アレストリュプ(ルッサン)、オラツ・ロペス・ヘルメンディア(マリー・ロペス)、ジャン=ピエール・カッセル(リュシアン神父/店主)、イザック・ド・バンコレ(ローラン)、エマ・ドゥ・コーヌ(ウジェニー)、マリナ・ハンズ(ジョゼフィーヌ)、マックス・フォン・シドー(パピノ)、

去年のカンヌ映画祭で評判で、帰ってきたバイヤーの知り合いからも「けっこういけてた」っていう話だけ聞いていた。で、シネカノンの満席続きがひと段落してからの期待の鑑賞。結局のところ「海を飛ぶ夢」だとかの系列の全身不随もの。もちろん実話。で、この作品の特徴が「患者の主観」っていうこと。不随の患者が見渡せる風景の主観カメラ、語れないけどモノローグナレーション。それらが「手法」として新しいってことだけなのかもね。「海を飛ぶ夢」みたいにスペイン人でカソリックへの挑戦とも言える自殺、っていう重いテーマを投げかけるわけでもなく、この作品の主人公は「生」への執着をだらだら続けながらも衰弱して死んじゃうの。主人公が物凄い努力で表現した原作を映画化しているわけだから、まあ逆に「関係者」への配慮が必要で、残念ながらこの程度ってレベルなのねって不完全さの言い訳か、コレ。

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ジュリア

Juria 原題:JULIA
邦題:ジュリア       
時間:118分
公開:1977-06
製作年度:1977
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:ジュリアン・デロード
製作:リチャード・ロス
監督:フレッド・ジンネマン
脚本:アルヴィン・サージェント
原作:リリアン・ヘルマン
撮影:ダグラス・スローカム
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジェーン・フォンダ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジェイソン・ロバーズ、マクシミリアン・シェル、ハル・ホルブルック、メリル・ストリープ、リサ・ペリカン

女流劇作家リリアン・ヘルマンの回顧録の映画化。リリアン・ヘルマン自体を良く知らず、なんの思い入れもないから、たんなる有名女性作家が反ナチ運動に協力した戦争時代の物語、っていうだけにしか受け止められない。主人公の活躍やら友情やらが「真実」ならでは呪縛で、その地味っぽさが映画的なダイナミックさを欠く結果になってると思う。ハリウッドじゃ「製作する意味」のある作品だったかもしれないけれど、それが日本市場での商業映画としての必然にはならないって思うな。

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スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師

Sweeneytodd2007原題:SWEENEYTODD:THEDEMONBARBEROFFLEETSTREET
邦題:スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師
時間:117分
公開:2008-01-19
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:WB
製作総指揮:パトリック・マコーミック
製作:リチャード・D・ザナック、ウォルター・パークス、ローリー・マクドナルド、ジョン・ローガン
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・ローガン
原作:スティーヴン・ソンドハイム、ヒュー・ウィーラー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:スティーヴン・ソンドハイム
出演:ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド)、ヘレナ・ボナム=カーター(ミセス・ラベット)、アラン・リックマン(ターピン判事)、ティモシー・スポール(バムフォード)、サシャ・バロン・コーエン(ピレリ)、エドワード・サンダース(トビー)


あああ、ドロドロ・ザクザク。新しいお札も指をきりそうで怖い、先端恐怖症な私にはムリだった。多分肝心なザックリシーンはけっこう目を伏せてた。くらいにスタイリッシュなスプラッタ。ジョニー・デップが歌いまくるミュージカルっていうのも驚きだけど、ティム・バートン監督の「興味の対象の幅広さ」と「屈託」にゃ素直に頭が下がるわ。ヘレナ・ボナム=カーターが存在感あった。なんかすごく楽しんでる感じ。デップより。

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その名にちなんで 2008-12-16

Namesake 原題:THE NAMESAKE
邦題:その名にちなんで
時間:122分
公開:2007-12-22
製作年度:2006
製作国:アメリカ/インド
配給:FOX
製作総指揮:小谷靖、孫泰蔵、ロニー・スクリューワーラー
製作:リディア・ディーン・ピルチャー、ミーラー・ナーイル
監督:ミーラー・ナーイル
脚本:スーニー・ターラープルワーラー   
原作:ジュンパ・ラヒリ
撮影:フレデリック・エルムズ
音楽:ニティン・ソーニー
出演:カル・ペン(ゴーゴリ)、タブー(アシマ)、イルファン・カーン(アショケ)、ジャシンダ・バレット(マクシーン)、ズレイカ・ロビンソン(モウシュミ)、ライナス・ローチ、ブルック・スミス、ジュンパ・ラヒリ


ジュンパ・ラヒリの、インド人であることのルーツや母国に住んでいない葛藤や文化的違和感、疎外感、喪失感などが丁寧な精密な表現で描かれる「停電の夜に」がとっても感動した本だったので、その作家が原作の映画っていうことで期待。で、この映画も、そんなインド人でありながら厳寒のアメリカ北部へ住む「異邦人」となってしまった家族の物語。しかしアメリカ生まれの子供たちは、インドという母国への違和感を逆に持ち続けて、アメリカ人になりきれない葛藤に悩んでいるの。多分それほど海外に住まざる(永住っていう意味で)を得ない日本人って少ないだろうからピンとこないのかもしれない。でもいつの日か日本人が放浪の民族になってしまったら、この映画のインド人家族のようなことになるんだろうなぁ。日本人がそんなことにはならない!って信じ切ってるところが、わたしは怖いって思う。そんな自信はどこからくるのかしら。

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処女の泉 2007-12-22

Jungfrukallan 原題:JUNGFRUKALLAN
邦題:処女の泉
時間:89分
公開:1961-03
製作年度:1960
製作国:スウェーデン
配給:昭映
製作総指揮:
製作:
監督:イングマール・ベルイマン
脚本:ウルラ・イザクソン
原作:ウルラ・イザクソン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
音楽:エリック・ノードグレーン
出演:マックス・フォン・シドー、ビルギッタ・ペテルスン、グンネル・リンドブロム、ビルギッタ・ヴァルベルイ、アラン・エドワール


ベルイマン監督作品で観ていなかったもの。宗教の存在が全ての出来事を昇華していってしまう寓話として高い評価を得ているみたい。ただこういう「お勉強」な「啓蒙」をされてしまうことを映画に望んでいない私としては退屈きわまりない作品だったわ。映画としてのあり方を理解してあげればテーマ性や芸術性でアリなんだろうけど。別にわたしは評論家じゃないもの。楽しくなくて痛いだけの作品にしか思えない。クライマックスに少女の遺体の下から泉が湧き出すのを「象徴」として論評されてるみたいだけど、だから何?って感じだわ。

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再会の街で 2007-12-14

Saikainomachi原題:REIGN OVER ME
邦題:再会の街で
時間:124分
公開:2007-12-22
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:SPE
製作総指揮:
製作:ジャック・バインダー 、マイケル・ロテンバーグ
監督:マイク・バインダー
脚本:マイク・バインダー
原作:
撮影:ラス・オルソーブルック
音楽:ロルフ・ケント
出演:アダム・サンドラー、ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リヴ・タイラー、サフロン・バロウズ、ドナルド・サザーランド


911テーマがこういう展開のドラマになるなんて。太平洋戦争やベトナム戦争や湾岸戦争といった「サドンデス」な悲劇の後遺症って、残された人々のドラマになりやすいので映画ビジネスとしては格好のネタなんだろうけど。で、この作品は911で家族を全員失ったアダム・サンドラーの心の旅路。再生の物語。深い悲しみが現実逃避へ向かうっていうのは公式的にありなんだし、そういうテーマを前提にした(原因はどうであれ)物語は多い。よしもとばななの「アルゼンチン・ババア」のような作品もあるしね。って書いていて映画化したの観てないのを思い出した。お正月に見よう。ところで、アダム・サンドラーとドン・チードルの友情を縦糸にしながら、ドン・チードルの「生き続けている澱」のような葛藤も癒されていくっていうあたりは楽観的なハリウッド映画の典型的なハッピーエンドなのね。そんなに単純な話じゃないと思うけど

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シャイン 2007-12-09

Shine 原題:SHINE
邦題:シャイン       
時間:105分
公開:1997-03
製作年度:1995
製作国:オーストラリア
配給:KUZUIエンタープライズ
製作総指揮:
製作:ジェーン・スコット
監督:スコット・ヒックス
脚本:ジャン・サーディ
原作:
撮影:ジェフリー・シンプソン
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演:ジェフリー・ラッシュ、ノア・テイラー、アレックス・ラファロウィッツ、アーミン・ミューラー=スタール、リン・レッドグレーヴ、ジョン・ギールグッド、グーギー・ウィザース


精神や肉体に問題のある登場人物にチャレンジする俳優冥利に尽きる仕事。もちろん、その「入り方」次第じゃアカデミー賞とかの候補には高確率で選出される。そんな、のしあがりたい「演技派」にとって、この主人公役は美味しい仕事だったかもしれないわね。まんまとアカデミー賞だし。デカちゃんだって「ギルバート・グレイブ」で、ラッセル・クロウも「ビューティフル・マインド」で。でも候補どまりよね。やっぱり普通は。だって狙いすぎなんだもの。でも、この作品のジェフリー・ラッシュは受賞しちゃうんだもの。まあ、時々はこういう変化球にもストライクコールしなきゃっていうバランス感覚かしら。実話だし、いまいちモデルになるピアニストの真実を美化しすぎな感じがするし、ちょっとわたし的には鼻持ちならない映画なんだけどね。

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シュレック3 2007-11-04

Shurek3 原題:SHREK THE THIRD
邦題:シュレック3
時間:93分
公開:2007-06-30
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:アスミック
製作総指揮:アンドリュー・アダムソン 、ジョン・H・ウィリアムズ
製作:アーロン・ワーナー
監督:クリス・ミラー、ロマン・ヒュイ
脚本:ピーター・S・シーマン 、ジェフリー・プライス 、クリス・ミラー 、アーロン・ワーナー
原作:ウィリアム・スタイグ
撮影:
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース、ジョン・クリーズ、ルパート・エヴェレット


シュレックに子供が出来た、っていうセールストークで宣伝してたわね。メインストーリーは王国の乗っ取り事件なんだけど、シュレックの子供ねぇ。宣伝ポイントがそこしかなかったのかしら。というよりアメリカのドリームワーク本社がそういう指令だしたのかな。大変ね。アスミックエース。少子化が極まる日本で、芸能人の出来ちゃった婚しか興味のない日本の消費者に「シュレックに子供」っていうアメリカ市民なら狂喜乱舞するテーマが通用するわけないじゃない。と、宣伝のミスっていうかベクトルの決定的なアメリカ本社の日本への誤解を追及してもしょうがないけどね。で、シュレックというCGアニメのクオリティ。これは十分高いわよね。お金かけてるし、ファンタジーパロディとしての第一作からのスタンスと世界観をきっちり守備しながら、新しい物語を構築しているの。その点では「ビジネスになるコンテンツ」としてのクオリティレベルは保ってるっぽい。でも日本じゃ興行収入は目標の7割くらいだったみたい。そういうものかもしれない。冷静に考えるとね。50億円のポケモンに興行後半はぶつかってたもの。お子様中心のファミリー映画としては、メジャーだってポケモンには勝てないわ。

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スターダスト

Stardust 原題:STARDUST
邦題:スターダスト
時間:128分
公開:2007-10-27
製作年度:2007
製作国:アメリカ/イギリス
配給:UIP
製作総指揮:デヴィッド・ウォマーク 、クリス・サイキエル 、ピーター・モートン 、スティーヴン・マークス
製作:マシュー・ヴォーン、ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、マイケル・ドライヤー、ニール・ゲイマン
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:マシュー・ヴォーン 、ジェーン・ゴールドマン
原作:ニール・ゲイマン 、チャールズ・ヴェス
撮影:ベン・デイヴィス
音楽:アイラン・エシュケリ
出演:クレア・デインズ 、チャーリー・コックス 、シエナ・ミラー 、リッキー・ジャーヴェイス 、ジェイソン・フレミング 、ルパート・エヴェレット 、ピーター・オトゥール 、ミシェル・ファイファー 、ロバート・デ・ニーロ 、ベン・バーンズ 、リッキー・ジャーヴェイス 、ジェイソン・フレミング 、ルパート・エヴェレット 、ピーター・オトゥール 、ミシェル・ファイファー 、ロバート・デ・ニーロ 、ナサニエル・パーカー 、ケイト・マゴーワン 、デヴィッド・ケリー 、メラニー・ヒル 、ヘンリー・カヴィル 、マーク・ストロング 、ストルアン・ロジャー 、デヴィッド・ウォリアムズ 、ジュリアン・リンド=タット 、サラ・アレクサンダー 、ジョアンナ・スキャンラン 、ジョージ・イネス 、マーク・ウィリアムズ 、デクスター・フレッチャー 、ジェフ・ベル 、マーク・バーンズ


王道のファンタジー映画。一般人に身をやつした王家の血を引く主人公と、流れ星のお姫様の冒険物語。悪い魔女の呪いや正義感あふれる好人物の海賊が、怒涛の「めでたしめでたし」へ向かって突き進む。それはそれはハッピーエンドが確実に約束された絶対安全な娯楽映画。ファンタジーっていうジャンルがひとつのマーケットとして「ある」って認知されて試行錯誤のような勘違い作品も生まれてきたけど、なんか「初心に戻って、基本からやり直してみよう」っていうタイプの映画よね。旧き良きハリウッド映画始祖の頃のファンタジー映画なアイデアだけど、現代のCG技術がしっかりと効果的に使われている、ひとつの到達点なのかもしれない。映画をファミリー娯楽ツールとして捉えた場合には合格点をあげられる作品ね。社会的テーマや芸術性っていうものを一切排除してるんだから。

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スモーク  2007-10-15

Smoke 原題:SMOKE
邦題:スモーク
時間:113分
公開:1995-10
製作年度:1995
製作国:アメリカ/日本
配給:ヘラルド
製作総指揮:
製作:ピーター・ニューマン、グレッグ・ジョンソン、ケンゾー・ホリコシ、ヒサミ・クロイワ
監督:ウェイン・ワン
脚本:ポール・オースター
原作:ポール・オースター
撮影:アダム・ホレンダー
音楽:レイチェル・ポートマン
出演:ハーヴェイ・カイテル 、ウィリアム・ハート 、ストッカード・チャニング 、ハロルド・ペリノー・Jr 、フォレスト・ウィッテカー 、アシュレイ・ジャッド 、ジャレッド・ハリス 、メアリー・ウォード 、ヴィクター・アルゴ 、ジャンカルロ・エスポジート 、エリカ・ギンペル


ポール・オースターの原作がものすごくいいんでしょうね。14年間毎日、自分の店の写真を撮影し続けているタバコ屋の主人がハーヴェイ・カイテル。通って くる小説家がウィリアム・ハート。あるときその写真を見せられた小説家が喪った妻が写っているのを発見して思わず泣いてしまう。ここで私の涙腺がぶち切れ た。以降ボロボロになりながらの鑑賞。ああ、劇場じゃなくて良かった。お部屋でDVDで良かった。劇場だったら、崩れまくったメイクを復活させないと街に は出られないもの。で、嘘ばかりつく黒人の少年が生き別れた父親に会いに行く、タバコ屋の主人がかつてつきあってた女性が「娘が大変」と数十年ぶりに助け を求めてくる、少年が小説家の家に持ってきた札束の理由と行方は。そんな登場人物と登場物品全部が複雑にからみあってひとつの物語のパーツになっていき、 クライマックスではきちんと納まっていく。ラストクレジットにハーヴェイ・カイテルのカメラの「クリスマス・ストーリー」が描かれる。なんて暖かい映画な のかしら。思い出しただけで涙がでてきそう。