2019-067M 「グレイテスト・ゲーム」☆☆☆★★

Thegreatestgameeverplayed原題:THE GREATEST GAME EVER PLAYED
邦題:グレイテスト・ゲーム
時間:121分
公開:未公開
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:デヴィッド・スタインバーグ
製作:デヴィッド・ブロッカー、ラリー・ブレズナー、マーク・フロスト
監督:ビル・パクストン
脚本:マーク・フロスト
原作:マーク・フロスト
撮影:シェーン・ハールバット
音楽:ブライアン・タイラー
出演:シャイア・ラブーフ(フランシシス)、スティーヴン・ディレイン(ハリー・バートン)、ピーター・ファース(ノースクリフ卿)、イライアス・コティーズ(アーサー)、ジョシュ・フリッター(エディ)

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2019-065M 「COLD WAR あの歌、2つの心」☆☆☆★

Coldwar原題:Zimna wojna
邦題:COLD WAR あの歌、2つの心
時間:88分
公開:2019-06-28
製作年度:2018
製作国:ポーランド・イギリス・フランス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:ナタナエル・カルミッツ、リジー・フランク、ロヒット・カタール、ジョン・ウッドワード、ダニエル・バトセック
製作:ターニャ・セガッチアン、エバ・プシュチンスカ
監督:パベウ・パブリコフスキ
脚本:パベウ・パブリコフスキ、ヤヌシュ・グロワツキ、ピヨトル・バルコフスキ
原作:
撮影:ウカシュ・ジャル
音楽:
出演:ヨアンナ・クーリグ(ズーラ)、トマシュ・コット(ヴィクトル)、ボリス・シィッチ(カチマレク)、アガタ・クレシャ(イレーナ)、セドリック・カーン(ミシェル)、ジャンヌ・バリバール、アダム・フェレンツィ、アダム・ボロノビチ

 

ポーランド映画で初のアカデミー外国語映画賞に輝いた「イーダ」のパベウ・パブリコフスキ監督が、冷戦下の1950年代、東側と西側の間で揺れ動き、時代に翻弄される恋人たちの姿を、美しいモノクロ映像と名歌で描き出したラブストーリー。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。ポーランドの音楽舞踏学校で出会ったピアニストのヴィクトルと歌手志望のズーラは愛し合うようになるが、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、パリへと亡命する。夢をかなえて歌手なったズーラは、公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会。パリで一緒に暮らすが、やがてポーランドに戻ることに。ヴィクトルは彼女の後を追ってポーランドも戻るのだが……。

 

 

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2019-062M 「海外特派員」☆☆☆★

Foreigncorrespondent原題:Foreign Correspondent
邦題:海外特派員
時間:120分
公開:1976
製作年度:1940
製作国:アメリカ
配給:
製作総指揮:
製作:ウォルター・ウェンジャー
監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:
原作:
撮影:ルドルフ・マテ
音楽:アルフレッド・ニューマン
出演:ジョエル・マクリー、ラレイン・デイ、ハーバート・マーシャル、ジョージ・サンダース

 

ドイツの台頭で戦争の危機が迫っていた1939年、ニューヨークの新聞記者ジョニーは欧州へ派遣される。戦争回避のキーマンである大物政治家を追いやってきたアムステルダムで、暗殺現場に遭遇。犯人を追跡し、意外な事実を突き止めたことから彼自身も命を狙われるようになる。美術は「風と共に去りぬ」で知られるウィリアム・キャメロン・メンジーズ。150万ドルの製作費を投じ、大掛かりなセットのもと撮影された。飛行機の撃墜シーンなど撮影技術も見事である。

クライマックスの20分前、飛ぶ飛行機の全景から窓に寄って、そのままカメラは窓を通過して機内のシーンへワンカットで繋がるという画期的キャメラ演出が有名。さすがだ。

 

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2019-055M 「コレット」☆☆☆★★

Colet原題:Colette
邦題:コレット
時間:111分
公開:2019-05-17
製作年度:2018
製作国:イギリス・アメリカ
配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:スベトラーナ・メトキナ、ノーマン・メリー、メアリー・バーク
製作:エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー、パメラ・コフラー、クリスティーン・ベイコン、ミシェル・リトバク、ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
監督:ウォッシュ・ウエストモアランド
脚本:リチャード・グラツァー、ウォッシュ・ウエストモアランド、レベッカ・レンキェビチ
原作:リチャード・グラツァー
撮影:ジャイルズ・ナットジェンズ
音楽:トーマス・アデス
出演:キーラ・ナイトレイ(コレット)、ドミニク・ウェスト(ウィリー)、デニース・ゴフ(ミッシー)、フィオナ・ショウ(シド)、エレノア・トムリンソン(ジョージー・ラオール=デュバル)、ロバート・パフ(ジュール)、レイ・パンサキ(バベール)

1890年代のベル・エポック真っただ中のパリを舞台に、フランスの文学界でいまなお高い人気を誇る女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの波乱と情熱に満ちた人生を描いたドラマ。主演は「つぐない」「プライドと偏見」のキーラ・ナイトレイ、監督は「アリスのままで」のウォッシュ・ウエストモアランド。フランスの片田舎で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のようなパリへと移り住む。芸術家たちが集うサロンで華やかな生活を送る中、コレットの文才に気づいたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせる。そうして彼女が執筆した「クロディーヌ」シリーズはベストセラーとなるが、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤に苦しめられることになる。保守的で男性優位な当時の社会にあっても、ありのままの自分を貫き才能を開花させていったコレットを、ナイトレイが演じた。

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2019-043M 「Girl ガール<」☆☆☆

Girl原題:Girl
邦題:Girl ガール
時間:105分
公開:2019-07-05
製作年度:2018
製作国:ベルギー
配給:クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:
製作:ディルク・インペンス
監督:ルーカス・ドン
脚本:ルーカス・ドン
原作:
撮影:フランク・バン・デン・エーデン
音楽:
出演:ビクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ


 


トランスジェンダーの主人公が、バレリーナを目指して葛藤や苦悩を乗り越えながら夢を追いかける姿を描いたドラマ。男性の体にうまれたトランスジェンダーのララは、バレリーナになることが夢で、強い意志と才能、そして血がにじむような努力で、難関とされるバレエ学校への入学を認められる。しかし、成長とともに変わっていく体によってうまく踊れなくなることへの焦りや、ララに対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていく。2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、これが長編デビュー作のルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)、主演のビクトール・ポルスターが最優秀俳優賞を受賞した。


 

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2019-042M 「キャプテン・マーベル」☆☆☆★

Captainmarbel原題:Captain Marvel
邦題:キャプテン・マーベル
時間:124分
公開:2019-03-15
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、ジョナサン・シュワルツ、パトリシア・ウィッチャー、スタン・リー
製作:ケビン・ファイギ
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
脚本:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック、ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット、ジャック・シェイファー
原作:
撮影:ベン・デイビス
音楽:ピナー・トプラク
出演:ブリー・ラーソン(キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)、ベン・メンデルソーン(タロス/ケラー)、ジャイモン・フンスー(コラス)、リー・ペイス(ロナン)、ラシャナ・リンチ(マリア・ランボー)、ジェンマ・チャン(ミン・エルヴァ)、ルーン・タムティ(ブロン・チャー)、アルジェニス・ペレス・ソト(アット・ラス)、アネット・ベニング(ウェンディ・ローソン/マー・ベル)、クラーク・グレッグ(フィル・コールソン)、ジュード・ロウ(ヨン・ロッグ)、アキラ・アクバル(モニカ・ランボー)、マッケンナ・グレイス(キャロル・ダンヴァース(13歳))、ロンドン・フラー(キャロル・ダンヴァース(6歳))

 

マーベルコミックが生んだヒーローが結集する「アベンジャーズ」シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一作で、MCUでは始めて女性ヒーローが単独で主役となったアクションエンタテインメント。アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描く。1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現し……。後にアベンジャーズ結成の立役者となるニック・フューリーも登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされる。「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンがキャプテン・マーベル役で主演。ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンのほか、ジュード・ロウらが共演。監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに「ハーフネルソン」などでコンビを組んできたライアン・フレック。

 

 

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2019-035M 「THE GUILTY ギルティ」☆☆☆★★

Guilty 原題:Den skyldige
邦題:THE GUILTY ギルティ
時間:88分
公開:2019-02-22
製作年度:2018
製作国:デンマーク
配給:ファントム・フィルム
製作総指揮:ヘンリク・ツェイン
製作:リナ・フリント
監督:グスタフ・モーラー
脚本:グスタフ・モーラー、エミール・ナイガード・アルベルトセン
原作:
撮影:ジャスパー・J・スパニング
音楽:オスカー・スクライバーン
出演:ヤコブ・セーダーグレン(アスガー・ホルム)、イェシカ・ディナウエ(イーベン)、ヨハン・オルセン(ミカエル)、オマール・シャガウィー(ラシッド)
電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サスペンス。過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず……。

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2019-026M 「幸福なラザロ」☆☆☆★

Kofukunarazaro 原題:Lazzaro felice
邦題:幸福なラザロ
時間:127分
公開:2019-04-19
製作年度:2018
製作国:イタリア・スイス・フランス・ドイツ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:カルロ・クレスト=ディナ、ティツィアーナ・ソウダーニ、ミヒェル・メルクト、ミヒャエル・ベバー、ビオラ・フーゲン
監督:アリーチェ・ロルバケル
脚本:アリーチェ・ロルバケル
原作:
撮影:エレーヌ・ルバール
音楽:
出演:アドリアーノ・タルディオーロ(ラザロ)、アルバ・ロルバケル(成長したアントニア)、ルカ・チコバーニ(タンクレディ)、アニェーゼ・グラツィアーニ、セルジ・ロペス(ウルティモ)、トンマーゾ・ラーニョ、ニコレッタ・ブラスキ(マルケッサ・アルフォンシーナ・デ・ルーナ)
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作「夏をゆく人々」などで世界から注目されるイタリアの女性監督アリーチェ・ロルバケルが、死からよみがえったとされる聖人ラザロと同じ名を持ち、何も望まず、目立たず、シンプルに生きる、無垢な魂を抱いたひとりの青年の姿を描いたドラマ。「夏をゆく人々」に続き、2018年・第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、脚本賞を受賞した。20世紀後半、社会と隔絶したイタリア中部の小さな村で、純朴な青年ラザロと村人たちは領主の侯爵夫人から小作制度の廃止も知らされず、昔のままタダ働きをさせられていた。ところが夫人の息子タンクレディが起こした誘拐騒ぎを発端に、夫人の搾取の実態が村人たちに知られることとなる。これをきっかけに村人たちは外の世界へと出て行くのだが、ラザロだけは村に留まり……。

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2019-009M 「記者たち 衝撃と畏怖の真実」☆☆☆★★

Kisha 原題:Shock and Awe
邦題:記者たち 衝撃と畏怖の真実
時間:91分
公開:2019-03-29
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:ツイン
製作総指揮:マーティン・シェイファー、ウェイン・マーク・ゴッドフリー、ロバート・ジョーンズ、アラステア・バーリンガム、トニー・パーカー、クリストファー・H・ワーナー
製作:マシュー・ジョージ、ロブ・ライナー、エリザベス・A・ベル
監督:ロブ・ライナー
脚本:ジョーイ・ハートストーン
原作:
撮影:バリー・マーコウィッツ
音楽:ジェフ・ビール
出演:ウッディ・ハレルソン(ジョナサン・ランデー)、ジェームズ・マースデン(ウォーレン・ストロベル)、ロブ・ライナー、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョボビッチ、トミー・リー・ジョーンズ
「スタンド・バイ・ミー」の名匠ロブ・ライナーが、イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた実録ドラマ。2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は、サダム・フセイン政権を倒壊させるため「大量破壊兵器の保持」を理由にイラク侵攻に踏み切ることを宣言。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストといった大手新聞をはじめ、アメリカ中の記者たちが大統領の発言を信じて報道を続ける中、地方新聞社を傘下にもつナイト・リッダー社ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデーとウォーレン・ストロベルは、大統領の発言に疑念を抱き、真実を報道するべく情報源をたどっていくが……。物語の中心となる記者役に「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソン、「X-MEN」シリーズのジェームズ・マースデン。そのほかジェシカ・ビール、ミラ・ジョボビッチ、トミー・リー・ジョーンズが共演。
原題は911後にアメリカがイラク侵攻した作戦名称だ。その大義名分がイラクによる大量破壊兵器保持なのだが、唯一その存在の確証がないことを訴え続けた通信社の物語。そこそこのキャスティングだし、スピード感がありながらしっかりと骨太な仕上がりで佳作。

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2018-196M 「グリーンブック」☆☆☆★★★

Greenbook 原題:Green Book
邦題:グリーンブック
時間:130分
公開:2019-03-01
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ギャガ
製作総指揮:ジェフ・スコール、ジョナサン・キング、オクタビア・スペンサー、クワミ・L・パーカー、ジョン・スロス、スティーブン・ファーネス
製作:ジム・バーク、チャールズ・B・ウェスラー、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー、ニック・バレロンガ
監督:ピーター・ファレリー
脚本:ニック・バレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー
原作:
撮影:ショーン・ポーター
音楽:パトリック・J・ドン・ビト
出演:ビゴ・モーテンセン(トニー・リップ)、マハーシャラ・アリ(ドクター・シャーリー)、リンダ・カーデリニ、ディミテル・D・マリノフ、P・J・バーン
アカデミー賞の有力な前哨戦として知られる第41回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞したロードムービー。人種差別が残る1960年代のアメリカ南部で、黒人ジャズピアニストと白人運転手の2人が繰り広げる旅を描いた。「メリーに首ったけ」や「愛しのローズマリー」といったコメディ映画を生み出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー監督がメガホンをとり、「イースタン・プロミス」でアカデミー主演男優賞にノミネートされたビゴ・モーテンセンと、「ムーンライト」でアカデミー助演男優賞に輝いたマーシャハラ・アリが共演した。1962年、アメリカ南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドン・シャーリーは、粗野で無教養なイタリア系のトニー・リップを用心棒兼運転手として雇う。全く正反対の2人は、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅を始めるが……。
スタンリー・クレイマーの「手錠のまゝの脱獄」(1958)が有名な設定だが、白人と黒人のバディ系ロードムービーだ。トロントで観客賞ということで、オスカーの有力候補とされている。前哨戦のゴールデングローブでも主要部門にノミネートされていて、関係者はドキドキワクワクの数か月だろう。ヴィゴ・モーテッセンがいい。粗野なイタリア系をきっちりと丁寧に演じている。その家族たちの描写もいい。同時代を背景にした「ドライビング Miss デイジー」(1989)という秀作は運転手が黒人である。

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