2022-144M 「アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台」☆☆☆

Saprose原題:Un triomphe
邦題:アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台
時間:105分
公開:2022-07-29
製作年度:2020
製作国:フランス
配給:リアリーライクフィルムズ
製作総指揮:
製作:ダニー・ブーン ロベール・ゲディギャン
監督:エマニュエル・クールコル
脚本:エマニュエル・クールコル ティエリー・ド・カルボニエ
原作:
撮影:ヤン・マリトー
音楽:フレッド・アブリル
出演:カド・メラッド(エチエンヌ)、マリナ・ハンズ(アリアンヌ)、ワビレ・ナビエ(ムサ)、ソフィアン・カメス(カメル)、ダヴィッド・アヤラ(パトリック)、ピエール・ロタン(ジョルダン)、ラミネ・シソコ(アレックス)、アレクサンドル・メドベージェフ(ボイコ)

刑務所の囚人たちに演技を教えることになった俳優の奮闘を描いたフランス発のヒューマンドラマ。スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンの実体験をもとに、実在の刑務所で撮影を敢行した。売れない俳優エチエンヌは、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼される。サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだ彼は、一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していく。エチエンヌの情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつける。彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。「クイーンズ・オブ・フィールド」のカド・メラッドが主演を務め、「アルゴンヌ戦の落としもの」のエマニュエル・クールコルがメガホンをとった。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション。

 

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2022-138M 「アウシュヴィッツのチャンピオン」☆☆☆

Saushchampion原題:Mistrz
邦題:アウシュヴィッツのチャンピオン
時間:91分
公開:2022-07-22
製作年度:2020
製作国:ポーランド
配給:アンプラグド
製作総指揮:
製作:
監督:マチェイ・バルチェフスキ
脚本:マチェイ・バルチェフスキ
原作:
撮影:ビトルド・プウォチェンニク
音楽:バルトシュ・ハイデツキ
出演:ピョートル・グロヴァツキ(タデウシュ・“テディ”・ピエトシコフスキ)、グジェゴシュ・マウェツキ(連絡指導者)、マルチン・ボサック(収容所指導者)、ピョートル・ヴィトコフスキ(ウォルター)、ヤン・シドウォフスキ(ヤネック)、マルチン・チャルニク(ブルーノ)、マリアン・ヂェヂェル(騎兵大尉)


ホロコーストを生き延びたボクサー、タデウシュ・“テディ”・ピトロシュコスキの知られざる実話をもとに描いたポーランド発のヒューマンドラマ。第2次世界大戦中の1940年。戦前のワルシャワで“テディ”の愛称で親しまれたボクシング・チャンピオンのタデウシュ・ピトロシュコスキは、アウシュビッツ強制収容所に移送される。彼には「77番」という名が与えられ、左腕には囚人番号の入れ墨が刻まれる。十分な寝床や食事も与えられず、過酷な労働を強いられる日々。そんなある日、テディは司令官や看守たちの娯楽としてリングに立たされることになり……。「イレブン・ミニッツ」のピョートル・グロバツキが主演を務め、絶望的な状況に置かれながらも不屈の闘志と尊厳を保ち続けたテディの半生を熱演。短編作品「My Pretty Pony」で高く評価されたマチェイ・バルチェフスキが長編初メガホンをとった。

実在の人物なのだろうが、少年や少女のエピーソードは、あまりに映画的な脚色て、結果訴えるものが希薄になってしまっている。

 

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2022-135M 「オルガの翼」☆☆☆

Soruganotubasa原題:Olga
邦題:オルガの翼
時間:90分
公開:2022-09-03
製作年度:2021
製作国:フランス・スイス・ウクライナ
配給:パンドラ
製作総指揮:
製作:トム・デルクール
監督:エリ・グラップ
脚本:エリ・グラップ ラファエル・デプレシャン
原作:
撮影:
音楽:
出演:アナスタシア・ブジャシキナ、サブリナ・ルフツォワ

ウクライナのユーロマイダン革命を背景に、生きるため祖国を去った体操選手の少女が自らの運命を切り拓いていく姿を描いたドラマ。2013年、キーウ。15歳の体操選手オルガは欧州選手権出場を目指し練習に励んでいたが、ヤヌコービチ大統領の汚職を追及するジャーナリストの母とともに何者かに命を狙われ、ウクライナを離れることに。父の故郷であるスイスのナショナルチームに入った彼女は、変わり果てていく故郷の様子をSNSを通じて目撃する。家族や友人が傷つく姿を遠くから見ることしかできない中、オルガ自身は欧州選手権出場のためウクライナの市民権を手放さなければならず……。欧州選手権出場歴のある現役アスリートの主演アナスタシア・ブジャシキナをはじめ、選手役のキャストにはプロのアスリートたちを起用。マイダン革命の映像は、実際にデモ参加者がスマートフォンで撮影したものを使用した。スイス出身のエリ・グラップが監督・脚本を手がけ、初長編作品にしてカンヌ国際映画祭SACD賞を受賞。
 
 2014年のマイダン革命で、ヤヌコーヴィッチ大統領追放にむかうウクライナのキーウから、スイスに体操亡命したオルガが主人公。キーウの惨状とともに彼女のアスリートとしての葛藤が描かれていく。しかし、本作が製作されている時は、まさかロシアの侵略が現実のものになるとは思われなかっただろう。クライマックスは、マイダン革命が成って民主化を手にした後の2020年、ウクライナの平和な風景が描写される。映画完成の2年後に、侵略軍に蹂躙されるとは。

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2022-1222M 「エルヴィス」☆☆☆☆

Selvis原題:Elvis
邦題:エルヴィス
時間:159分
公開:2022-07-01
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:ゲイル・バーマン パトリック・マコーミック スカイラー・ワイス トビー・エメリッヒ コートニー・バレンティ ケビン・マコーミック
製作:バズ・ラーマン キャサリン・マーティン
監督:バズ・ラーマン
脚本:バズ・ラーマン サム・ブロメル クレイグ・ピアース
原作:バズ・ラーマン ジェレミー・ドネル
撮影:マンディ・ウォーカー
音楽:エリオット・ウィーラー
出演:オースティン・バトラー(エルヴィス・プレスリー)、トム・ハンクス(トム・パーカー)、ヘレン・トムソン(グラディス)、リチャード・ロクスバーグ(ヴァーノン)
オリヴィア・デヨング(プリシラ)、ヨラ(シスター・ロゼッタ・サープ)、ションカ・デュクレ(ビッグ・ママ・ソーントン)、アルトン・メイソン(リトル・リチャード)、ケルヴィン・ハリソン・Jr(B・B・キング)、ゲイリー・クラーク・Jr(アーサー・“ビッグ・ボーイ”・クルーダップ)、デヴィッド・ウェンハム(ハンク・スノウ)、ルーク・ブレイシー(ジェリー・シリング)、デイカー・モンゴメリー(スティーブ・ビンダー)

「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルビス・プレスリーの人生を、「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督のメガホンで映画化。スターとして人気絶頂のなか若くして謎の死を遂げたプレスリーの物語を、「監獄ロック」など誰もが一度は耳にしたことのある名曲の数々にのせて描いていく。ザ・ビートルズやクイーンなど後に続く多くのアーティストたちに影響を与え、「世界で最も売れたソロアーティスト」としてギネス認定もされているエルビス・プレスリー。腰を小刻みに揺らし、つま先立ちする独特でセクシーなダンスを交えたパフォーマンスでロックを熱唱するエルビスの姿に、女性客を中心とした若者たちは興奮し、小さなライブハウスから始まった熱狂はたちまち全米に広がっていった。しかし、瞬く間にスターとなった一方で、保守的な価値観しか受け入れられなかった時代に、ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスは世間から非難を浴びてしまう。やがて故郷メンフィスのラスウッド・パークスタジアムでライブを行うことになったエルビスだったが、会場は警察に監視され、強欲なマネージャーのトム・パーカーは、逮捕を恐れてエルビスらしいパフォーマンスを阻止しようとする。それでも自分の心に素直に従ったエルビスのライブはさらなる熱狂を生み、語り継がれるライブのひとつとなるが……。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などに出演したオースティン・バトラーがエルビス・プレスリー役に抜てきされ、マネージャーのトム・パーカーを名優トム・ハンクスが演じる。
 1971年の秋、デニス・サンダース監督のドキュメンタリー「エルヴィス・オン・ステージ」の封切りを、確か丸の内ピカデリーで観た。高校1年生の小僧は、ベガスのなんたらも知らなかった。オッサンのくせに、派手な衣装で懐メロなロックで熱狂させるパワーに目を見張ったのが、エルヴィス・プレスリーの初体験。ヒット曲の数々や、ダサい歌謡映画の数々はテレビ放映などで知見はあったが、ライブでというか、動くアーティストとしての彼の姿を見るのは、コレが最初だった。このドキュメンタリー作品は大ヒットし、続編の「エルヴィス・オン・ツアー」も公開されたが、こちらはあまり印象が無い。オン・ステージのインパクトが強すぎたようだ。
 本作「エルヴィス」は、そんなラスベガスでの成功を後半の軸に、そこへ至るエルヴィスとパーカー大佐と呼ばれるマネージャーの、アメリカンドリームの旅の物語。メンフィスの少年エルヴィスが、スターへ駆け上るストーリーは、黒人排斥運動や公民権運動との歴史的流れとシンクロさせて描かれる。エルヴィスの音楽のルーツが黒人のR&Bやゴスペルにあり、BBキングとの親交も含め、黒人へのシンパシーを持ち続けたとされている。
 トム・ハンクスがオスカー主演男優賞を獲った「フォレスト・ガンプ 一期一会」のエピソードに、エルヴィスがガンプの動作から独特の腰フリを編み出すというシーンがある。一種、エルヴィスの生みの親というお笑いネタだが、トムが演じる本作の全権を持つマネージャーのパーカー大佐は、まさに本当にエルヴィスを創った人物だ。映画「エルヴィス」は、今年の賞レースでは外せない作品となるだろうが、トム・ハンクスの、幾重にも嘘を塗り固めた油断ならないパーカー大佐役の熱演も、高評価されると断言できる。トムとエルヴィスの、なんとも言えない因縁を感じる。
 名作「ムーラン・ルージュ」をはじめ、監督作品すべてでゴージャスでカッコいい描写にキレがある、バズ・ラーマンの腕が冴える。さらに目眩くスピード感とリズム感のあるモンタージュ、そして編集の技も相乗効果で、煌びやかなアメリカンショービズの世界がスクリーンに溢れかえる。そのキラキラはエンドロールまでをも観客の目を楽しませる。

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2022-118M 「アダム&アダム」☆☆☆

Sadamadam原題:The Adam Project
邦題:アダム&アダム
時間:106分
公開:2022-03-11配信
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:Netflix
製作総指揮:メアリー・マクラグレン ジョシュ・マクラグレン ダン・レビン ダン・コーエン ジョージ・デューイ パトリック・グーイング ジェニファー・フラケット マーク・レビン
製作:デビッド・エリソン ダナ・ゴールドバーグ ドン・グレンジャー ショーン・レビ ライアン・レイノルズ
監督:ショーン・レビ
脚本:ジョナサン・トロッパー T・S・ノーリン ジェニファー・フラケット マーク・レビン
原作:
撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ライアン・レイノルズ、マーク・ラファロ、ジェニファー・ガーナー、ウォーカー・スコーベル、ゾーイ・サルダナ、キャサリン・キーナー、アレックス・マラリ・Jr

「デッドプール」「レッド・ノーティス」のライアン・レイノルズと「ナイト ミュージアム」のショーン・レビ監督が、「フリー・ガイ」に続きタッグを組んで手がけたタイムトラベルアドベンチャー。科学技術が発達した2050年。戦闘機パイロットのアダム・リードは、あることをきっかけに、「タイムトラベル技術の発明を阻止し、未来の世界を救う」というミッションに挑むことになる。全ての鍵を握る2018年の世界に向かうアダムだったが、アクシデントに見舞われ、到着したのは2022年の世界だった。そこでアダムは、いじめられっ子だが生意気盛りだった12歳の自分に出会う。大人と少年の2人のアダムは、かみ合わないながらも時空を超えた冒険を繰り広げ、その中で次第に絆を育んでいく。アダムの父役でマーク・ラファロ、アダムの妻役でゾーイ・サルダナが共演。Netflixで2022年3月11日から配信。

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2022-114M 「アーミー・オブ・シーブズ」☆☆☆★

Sarmyobthieves原題:Army of Thieves
邦題:アーミー・オブ・シーブズ
時間:129分
公開:2021-10-29
製作年度:2021
製作国:アメリカ
配給:Netflix
製作総指揮:ミシャ・ブコウスキー フランク・クシェ
製作:デボラ・スナイダー ザック・スナイダー ウェスリー・カラー ダン・マーグ マティアス・シュバイクホファー
監督:マティアス・シュバイクホファー
脚本:シェイ・ハッテン
原作:ザック・スナイダー シェイ・ハッテン
撮影:ベルンハルト・ヤスパー
音楽:ハンス・ジマー スティーブ・マッツァーロ
出演:マティアス・シュヴァイクホファー、ナタリー・エマニュエル、ルビー・O・フィー、スチュアート・マーティン、グズ・カーン、ジョナタン・コエン

ザック・スナイダー監督によるゾンビアクション「アーミー・オブ・ザ・デッド」の前日譚となるクライムコメディ。同作で印象を残したドイツ人鍵師ルドウィックを主人公に、マティアス・シュバイクホファーが引き続き同役を演じ、自ら監督も務めた。アメリカでゾンビが大量発生しはじめた頃。ドイツで銀行員として働きながら金庫破りの腕を磨くセバスティアンは、謎の女性グウェンから声を掛けられる。彼女は凄腕のスリ師で、自分たちの銀行強盗団にセバスティアンをスカウト。セバスティアンは個性的な強盗団のメンバーたちと共に欧州各地をめぐり、難攻不落と名高い3つの金庫を狙うが……。共演に「ワイルド・スピード」シリーズのナタリー・エマニュエル、「ポーラー 狙われた暗殺者」のルビー・O・フィー。Netflixで2021年10月29日から配信。

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2022-103M 「オフィサー・アンド・スパイ」☆☆☆★

Sofficeandspy原題:J'accuse
邦題:オフィサー・アンド・スパイ
時間:131分
公開:2022-06-03
製作年度:2019
製作国:フランス・イタリア
配給:ロングライド
製作総指揮:
製作:アラン・ゴールドマン
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロバート・ハリス ロマン・ポランスキー
原作:
撮影:パベル・エデルマン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:ジャン・デュジャルダン(ピカール)、ルイ・ガレル(ドレフュス)、エマニュエル・セニエ(ポーリーヌ)、グレゴリー・ガドゥボワ(アンリ)、エルヴェ・ピエール(ゴンス将軍)、ウラディミール・ヨルダノフ(メルシエ将軍)、ディディエ・サンドル(ボワデッフル将軍)、メルヴィル・プポー(ラボリ弁護士)、エリック・リュフ(サンデール大佐)、マチュー・アマルリック(ベルティヨン)

「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」のロマン・ポランスキーが19世紀フランスで実際に起きた冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化した歴史サスペンス。作家ロバート・ハリスの同名小説を原作に、権力に立ち向かった男の不屈の闘いと逆転劇を壮大なスケールで描き、2019年・第76回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した。1894年、ユダヤ系のフランス陸軍大尉ドレフュスが、ドイツに軍事機密を漏洩したスパイ容疑で終身刑を言い渡された。対敵情報活動を率いるピカール中佐はドレフュスの無実を示す証拠を発見し上官に対処を迫るが、隠蔽を図ろうとする上層部から左遷を命じられてしまう。ピカールは作家ゾラらに支援を求め、腐敗した権力や反ユダヤ勢力との過酷な闘いに身を投じていく。ピカールを「アーティスト」のジャン・デュジャルダン、ドレフュスを「グッバイ・ゴダール!」のルイ・ガレルが演じた。
左翼が利用しそうな話だなあ。国家、軍部の隠蔽による予断冤罪事件の映画化。最後に人事に文句を直訴するドレフェスって実はけっこう嫌な性格なのだろうな。ぼくが上司だったら排除するよ。

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2022-090M 「エッシャー 視覚の魔術師」☆☆☆★★

Sesha2019原題:M.C. Escher - Het oneindige zoeken
邦題:エッシャー 視覚の魔術師
時間:80分
公開:2019-12-14
製作年度:2018
製作国:オランダ
配給:パンドラ
製作総指揮:
製作:ロビン・ルッツ
監督:ロビン・ルッツ
脚本:ロビン・ルッツ マラインケ・デ・ヨンケ
原作:
撮影:ロビン・ルッツ
音楽:
出演:スティーブン・フライ、グラハム・ナッシュ、ジョージ・エッシャー、ヤン・エッシャー、リーベス・エッシャー

トリックアートで世界的に知られるオランダ人版画家・画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの生涯、作品に迫ったドキュメンタリー。エッシャーの家族へのインタビュー、彼が遺した1000を超える書簡や日記、収集家の証言などから知られざるエッシャーの波乱に満ちた人生、そして創作の足跡を丁寧にたどる。また、70年代のサイケデリック・ムーブメントの時代にエッシャーからの影響を多大に受けたロックミュージシャンのグラハム・ナッシュへのインタビューや、人々の日常生活の中に見られるエッシャーの影響など、その創造力の源泉をCGアニメーションの手法も取り入れながらさまざまな角度から探っていく。監督は数々の長編ドキュメンタリーを手がけたロビン・ルッツ。「EUフィルムデーズ2019」では「エッシャー 無限の旅」のタイトルで上映。

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2022-069M 「エリザベス 女王陛下の微笑み」☆☆★★★

Selizabes2022原題:Elizabeth: A Portrait in Part(s)
邦題:エリザベス 女王陛下の微笑み
時間:90分
公開:2022-06-17
製作年度:2021
製作国:イギリス
配給:STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:ヒューゴ・グランバー ティム・ハスラム ケビン・ローダー ロジャー・ミッシェル ピーター・タッチ サマンサ・オールウィントン
製作:ケビン・ローダー
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:
原作:
撮影:
音楽:ジョージ・フェントン
出演:エリザベス 2 世、フィリップ王配、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子、キャサリン妃、ジョージ王子、メ―ガン妃、ダイアナ元妃、ザ・ビートルズ、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンロー、ウィンストン・チャーチル

女王陛下のドキュメンタリーである。テーマチャプター構成だが、視点の統一性が希薄で、どこまでが真面目なのか冗談なのか理解に苦しむ。その時点で、ドキュメンタリーとしては破綻していると思う。

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2022-062M 「英雄の証明」☆☆☆★

Seiyunosyomei2022 原題:A Hero
邦題:英雄の証明
時間:127分
公開:2022-04-01
製作年度:2021
製作国:イラン・フランス
配給:シンカ
製作総指揮:
製作:アレクサンドル・マレ=ギィ アスガー・ファルハディ
監督:アスガー・ファルハディ
脚本:アスガー・ファルハディ
原作:
撮影:アリ・ガーズィ
音楽:
出演:アミール・ジャディディ(ラヒム・ソルタニ)、モーセン・タナバンデ(バーラム)、サハル・ゴルデュースト(ファルコンデ)、マルヤム・シャーダイ(マリ)、アリレザ・ジャハンディデ(ホセイン)、サレー・カリマイ(シアヴァシュ)、サリナ・ファルハディ(ナザニン)、フェレシュテ・サドル・アラファイ(ラドミラ婦人)、エーサン・グダルズィ(ナデアリ)、ファッロク・ヌールバクト(サレヒ)、モハッマド・アガバティ(サレプール)

「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞するなど世界的に高い評価を受けるイランの名匠アスガー・ファルハディーが手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したヒューマンサスペンス。SNSやメディアの歪んだ正義と不条理によって、人生を根底から揺るがす事態に巻き込まれていく男の姿を描く。イランの古都シラーズ。ラヒムは借金の罪で投獄され、服役している。そんなある時、婚約者が偶然17枚の金貨を拾う。借金を返済すればその日にでも出所できるラヒムにとって、それはまさに神からの贈り物のように思えた。しかし、罪悪感にさいなまれたラヒムは、金貨を落とし主に返すことを決意する。そのささやかな善行がメディアに報じられると大きな反響を呼び、ラヒムは「正直者の囚人」という美談とともに祭り上げられていく。ところが、 SNSを介して広まったある噂をきっかけに、状況は一変。罪のない吃音症の幼い息子をも巻き込んだ、大きな事件へと発展していく。
久しぶりのシネスイッチ銀座。この作品も2021カンヌ映画祭のコンペ作品。グランプリを受賞。こちらの方が、カンヌの王道な作品だ。王道的すぎて、突出してない分、パルムドールには手が届かなかったようだ。

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