2025-119M 「シネマ歌舞伎 野田版 鼠小僧」☆☆☆★★★
邦題:シネマ歌舞伎 野田版 鼠小僧
時間:110分
公開:2005-01-5
製作年度:2024
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:
演出:野田秀樹
原作:野田秀樹
撮影:
音楽:
出演:中村勘三郎、中村福助、中村芝翫、片岡孝太郎、中村勘九郎、中村七之助、坂東彌十郎、坂東吉弥、中村扇雀、坂東三津五郎
歌舞伎の舞台公演をスクリーンでデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズの第1弾。野田秀樹による作・演出のもと十八代目中村勘三郎が主演を務め、2003年8月に歌舞伎座で上演された「野田版 鼠小僧」をデジタルシネマ化。正月。江戸の町で人気を集める鼠小僧の芝居の見物客の中で、棺桶屋の三太がずる賢く金稼ぎに励んでいる。金にしか興味のない彼は、実の兄が死んでも棺桶屋の出番と喜んでいた。その上遺産まであると聞いて大はしゃぎの三太だったが、遺産は善人の與吉が相続することになってしまう。どうしても遺産を手に入れたい三太は一計を案じ、兄の死体の代わりに棺桶の中へ忍び込むが……。
絶好調な時代の勘三郎。元気いっぱいの活舌が最高にキレている福助。勘九郎と七之助の若々しい姿。三津五郎の洒脱。20年前の舞台の濃厚さに圧倒される。そして涙無くしては観れない。