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2026-026M 「MERCY マーシー AI裁判」☆☆☆★★

Smercy 原題:Mercy
邦題:MERCY マーシー AI裁判
時間:100分
公開:2025-01-23
製作年度:2026
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:マーク・モラン トッド・ウィリアムズ
製作:チャールズ・ローベン ロバート・アミドン ティムール・ベクマンベトフ マジド・ナッシフ
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:マルコ・バン・ベル
原作:
撮影:カリッド・モタセブ
音楽:
出演:クリス・プラット、レベッカ・ファーガソン、カーリー・レイス、アナベル・ウォーリス、クリス・サリバン、カイリー・ロジャーズ

AIが司法を担う近未来を舞台に、身に覚えのない罪で裁かれた男が、限られた時間の中で無実を証明しようと奮闘する姿を描いたリアルタイムアクションスリラー。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ジュラシック・ワールド」シリーズのクリス・プラットが主演を務める。

凶悪犯罪が増加する近未来。敏腕刑事のレイヴンは、バディを組んでいた同僚警官が捜査中に殉職し、犯人が裁判によって無罪放免となったという苦い過去から、AIによる厳格な裁判制度の制定を提唱し、AI裁判所である「マーシー裁判所」が設立された。しかしある日、レイヴンが目を覚ますと、妻殺しの容疑で自らがマーシー裁判所に拘束されていた。レイヴンは冤罪を主張するが、事件前の記憶は断片的だった。無実を証明するには、AIが支配する世界中のデータベースから証拠を集め、AI裁判官が算出する「有罪率」を規定値まで下げなくてはならない。それがかなわなければ即処刑という状況の中、レイヴンは残された90分で真実にたどり着こうと奔走する。

主人公レイヴン役をクリス・プラットが務め、AI裁判官のマドックスを「ミッション:インポッシブル」シリーズのレベッカ・ファーガソンが演じる。監督は、「search サーチ」のプロデューサーとしても知られるティムール・ベクマンベトフ。プロデューサーに「オッペンハイマー」「ダークナイト」のチャールズ・ローベン。

2002年の『マイノリティ・リポート』を連想する、突如の殺人犯にされてしまうという、ディストピア物語。とはいえ本作はマイノリティの超能力者の殺人予言ではなく、事件に関してAIが判決を下すもの。被疑者には、あらゆる情報へのアクセス権が与えられ、自らの無実を制限時間内で晴らさねばならない。必然として、被疑者は拘束されており、クラウドの画像や情報を検索して真犯人を特定していく。このあたりは2018年の傑作『search サーチ』を思い起こされる。物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していく秀逸なアイデアで僕を驚かせた作品だった。ともあれ、タイムリミットまでに真犯人を追い詰めるサスペンスが、観客をスクリーンに釘付けにする。ご都合主義なのはハリウッドメジャーの常道だが、娯楽作品としては、時間を忘れさせられる。

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