2026-014M 「モディリアーニ!」☆☆☆★
原題:Modi: Three Days on the Wing of Madness
邦題:モディリアーニ!
時間:108分
公開:2026-01-16
製作年度:2024
製作国:イギリス・ハンガリー
配給:ロングライド、ノッカ
製作総指揮:
製作:ジョニー・デップ バリー・ナビディ モニカ・バカルディ アンドレア・イェルボリーノ
監督:ジョニー・デップ
脚本:ジャージー・クロモロウスキ メアリー・オルソン=クロモロウスキ
原作:デニス・マッキンタイア
撮影:ダリウス・ウォルスキー ニコラ・ペコリーニ
音楽:サッシャ・パットナム
出演:リッカルド・スカマルチョ、アントニア・デスプラ、ブリュノ・グエリ、ライアン・マクパーランド、スティーヴン・グレアム、ルイーザ・ラニエリ、アル・パチーノ
ジョニー・デップが1997年の映画「ブレイブ」以来約30年ぶりに監督を務め、芸術家モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描いたドラマ。
1916年、戦火のパリ。イタリア人の画家アメデオ・モディリアーニは才能に溢れながらも批評家に認められることなく、作品も売れず酒と混乱の日々を送っていた。キャリアを終わらせて街を去ろうとする彼を、画家仲間のモーリス・ユトリロやシャイム・スーティン、モディリアーニのミューズであるベアトリス・ヘイスティングスが引き止める。友人で画商のレオポルド・ズボロフスキに助言を求めるモディリアーニだったが、彼の心は混乱するばかりだった。やがてモディリアーニは、自身の人生を変えることになるアメリカのコレクター、モーリス・ガニャと出会う。
「ジョン・ウィック チャプター2」のリッカルド・スカマルチョがモディリアーニを演じ、名優アル・パチーノ、ドラマ「シャンタラム」のアントニア・デスプラ、「ボイリング・ポイント 沸騰」のスティーブン・グレアムが共演。
リアーニを主人公にした映画作品は、本人没後まもなく作られたマスターピース『モンパルナスの灯』(1958年 ジャック・ベッケル監督)がある。若くして世を去った芸術家の悲劇を描いた名作だ。『モディリアーニ 真実の愛』(2004年 ミック・デイヴィス監督)は、アンディ・ガルシア好きの僕が、出資を決めた作品だった。この作品はライバルのピカソとの芸術的葛藤と、妻との愛情を描いたメロドラマだった。で、本作はジョニー・デップが監督したもの。1916年のある日、有名コレクターに自分の作品を売り込むまでの72時間を描いた作品。
冒頭から『パーレーツ・オブ・カリビアン』ばりの殺陣で、有名レストランでアクションシーン。その後の警察官との追いつ追われつは、キーストンからエッサネイを経て、1916年はミューチュアル時代のチャップリン映画への目配せから始まる。このあたりの掴みはOKなのだが、そこからのストーリーが緩慢で抑揚が無い。クライマックスのコレクター(アル・パチーノ)とのシーンまで、観客を引っ張る引力が弱い。個人的にはモディリアーニというモチーフは大好物なので、期待したのだが、残念である。
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