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2025-325M 「火喰鳥を、喰う」☆☆★★

Shikuidoriwokurau邦題:火喰鳥を、喰う
時間:108分
公開:2025-10-03
製作年度:2025
製作国:日本
配給:KADOKAWA、ギャガ
製作総指揮:
製作:依田巽 夏野剛
監督:本木克英
脚本:林民夫
原作:原浩
撮影:藤澤順一
音楽:高石真美
出演:水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未、宮舘涼太

第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した原浩の同名小説を映画化したミステリーサスペンス。「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」「九龍ジェネリックロマンス」の水上恒司が映画単独初主演を務め、「六人の嘘つきな大学生」「山田くんとLv999の恋をする」などで活躍する山下美月、人気アイドルグループ「Snow Man」の宮舘涼太が共演。「超高速!参勤交代」「シャイロックの子供たち」など幅広いジャンルの作品を手がける本木克英監督がメガホンを取った。

信州のとある村に暮らす久喜雄司と夕里子の夫婦のもとに、謎めいた日記が届く。それは雄司の祖父の兄で、太平洋戦争末期に戦死したとされる久喜貞市の遺品だった。日記には異様なほどの生への執着が記され、最後のページには「ヒクイドリ、クイタイ」という文字がつづられていた。その日を境に、墓石の損壊や祖父の失踪など、雄司と夕里子のまわりで不可解な出来事が起こり始める。2人は夕里子の大学時代の先輩で、怪異現象に造詣が深い北斗総一郎に、不可解な現象の解明を依頼する。しかし、存在しないはずの過去が現実を侵食していき、彼らはやがて驚愕の真相にたどり着くが……。

主人公の雄司役を水上、雄司の妻・夕里子役を山下が務め、彼らとともに怪異に対峙することになる、どこか怪しく危険な空気をまとわせた男・北斗を宮舘が演じる。そのほかの共演に森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未。脚本は「ラーゲリより愛を込めて」「ディア・ファミリー」などの林民夫が手がけた。

新宿界隈で3本ハシゴの1本目。この作品は、劇場で一度も予告を観ることがなかった。謎だ。林民夫脚本、木下克秀監督という、破綻しないはずの布陣で『なぜこうなっちまった?』感満点の珍妙な映画。配信でも観る必要もない、時間の無駄なる一品。予告はあえて流さなかったのかもしれないと勘繰ってしまう。

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