2025-359M 「盤上の向日葵」☆☆☆★★
邦題:盤上の向日葵
時間:123分
公開:2025-10-31
製作年度:2025
製作国:日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、松竹
製作総指揮:
製作:高橋敏弘 門屋大輔 野村英章 堤天心 舛田淳 佐々木利正 坂本裕寿 安部順一 奥村景二 井田寛
監督:熊澤尚人
脚本:熊澤尚人
原作:柚月裕子
撮影:江原祥二
音楽:富貴晴美
出演:坂口健太郎(上条桂介)、渡辺謙(東明重慶)、佐々木蔵之介(石破剛志)、土屋太鳳(宮田奈津子)、高杉真宙(佐野直也)、音尾琢真(上条庸一)、柄本明(兼埼元治)、渡辺いっけい(角舘銀次郎)、尾上右近(壬生芳樹)、木村多江(唐沢美子)、小日向文世(唐沢光一朗)
「孤狼の血」で知られる作家・柚月裕子の同名小説を、坂口健太郎と渡辺謙の初共演で実写映画化したヒューマンミステリー。昭和から平成へと続く激動の時代を背景に、過酷な人生を生きる天才棋士の光と闇をドラマチックに描く。
山中で身元不明の白骨死体が発見される。現場には、この世に7組しか現存しない希少な将棋駒が残されていた。駒の持ち主は、将棋界に彗星のごとく現れ時代の寵児となった天才棋士・上条桂介であることが判明。さらに捜査を進めていくと、桂介の過去を知る重要人物として、賭け将棋で圧倒的な実力を誇った裏社会の男・東明重慶の存在が浮上する。やがて、謎に包まれていた桂介の生い立ちが明らかになる。
主人公の天才棋士・上条桂介を坂口、桂介に大きな影響を与えた賭け将棋の真剣師・東明重慶を渡辺が演じ、事件の真相を追う刑事役で佐々木蔵之介と高杉真宙、桂介の恩師役で小日向文世、桂介の父役で音尾琢真、東北一の真剣師役で柄本明が共演。さらに映画版オリジナルのキャラクターである桂介の元婚約者・宮田奈津子を土屋太鳳が演じた。「ユリゴコロ」「隣人X 疑惑の彼女」の熊澤尚人が監督・脚本を手がけた。
『砂の器』的なモチーフの経年型因縁型の人生波乱の主人公。その点ではしっかりした原作に支えられている。かつての丹波哲郎が佐々木蔵之介にのりうつったような<濃い演技>を堪能したい。





































