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2025-171M 「骨なし灯籠」☆☆☆

Shonenashitoro邦題:骨なし灯籠
時間:108分
公開:2025-05-16
製作年度:2023
製作国:日本
配給:熊本やまが映画プロジェクト
製作総指揮:
製作:木庭民夫
監督:木庭撫子
脚本:木庭撫子
原作:
撮影:萩原章 山野道郎
音楽:志娥慶香
出演:水津聡、まひろ玲希、高山陽平、たむらもとこ、にしやうち良、知江崎ハルカ、草野遥、政木ゆか、山本直人、杉本凌士

熊本豊前街道の温泉町・山鹿(やまが)を舞台に、妻を亡くして深い喪失感を抱いた男の再生を描いたドラマ。和紙と糊だけで作られた山鹿の伝統工芸品である「山鹿灯籠」(別名:骨なし灯籠)の世界に出合った男が、山鹿の人々や自然との触れ合いを通じて、徐々に癒やされていく姿を描く。

元美術教師の市井祐介は亡き妻ゆかりの骨壺を抱え、死に場所を探してさまよい、古き時代のたたずまいを残す、熊本豊前街道の温泉町・山鹿にたどり着く。町には夏に行われる「山鹿灯籠まつり」のポスターが貼られており、そこに描かれた「灯籠娘」に妻の面影を見る祐介。やがて灯籠師見習いの直樹に誘われて働き始めた祐介だったが、1年が過ぎ、妻の三回忌を迎えても喪失感と孤独感が拭われることはなかった。町を出ようと決めた祭りの日、そんな祐介の前に、ゆかりの双子の妹だという、あかりという女性が現れる。

主演は、脚本家の倉本聰が開設したライター・俳優養成施設「富良野塾」の出身で、倉本作品に多く出演してきた水津聡。映画「棚の隅」ほか数多くの映画やドラマ、CMで活躍するまひろ玲希が、ゆかりとあかりの2役を演じた。富良野塾出身で脚本家(浅野有生子)や放送作家(木庭有生子)、作詞家としても活躍し、2021年から熊本県山鹿市に暮らす木庭撫子が、初監督作品として撮り上げた。

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