2025-149M 「クィア QUEER」☆☆☆★
原題:QUEER
邦題:クィア QUEER
時間:13分
公開:2025-05-09
製作年度:2024
製作国:イタリア・アメリカ
配給:ギャガ
製作総指揮:エレナ・レッキア ピーター・スピアーズ
製作:ロレンツォ・ミエーリ ルカ・グァダニーノ
監督:ルカ・グァダニーノ
脚本:ジャスティン・クリツケス
原作:ウィリアム・S・バロウズ
撮影:サヨムプー・ムックディプローム
音楽:トレント・レズナー アティカス・ロス
出演:ダニエル・クレイグ(ウィリアム・リー)、ドリュー・スターキー(ユージーン・アラートン)、レスリー・マンヴィル(コッター博士)、ジェイソン・シュワルツマン(ジョー)
「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」のルカ・グァダニーノ監督が「007」シリーズのダニエル・クレイグを主演に迎え、1950年代アメリカのビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズの自伝的小説を映画化。
1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でやり過ごしていたアメリカ人駐在員ウィリアム・リーは、美しくミステリアスな青年ユージーン・アラートンと出会い、ひと目で恋に落ちる。渇ききっていたリーの心はユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほどリーの孤独は募っていく。やがてリーはユージーンと一緒に人生を変える体験をしようと、彼を幻想的な南米の旅に誘い出すが……。
自分を保てないほど一途に相手を求める主人公リーをクレイグが新たな魅力で演じきり、2024年・第96回ナショナル・ボード・オブ・レビューにて主演男優賞を受賞。テレビドラマ「アウターバンクス」のドリュー・スターキーがユージーンを繊細に演じ、「アステロイド・シティ」のジェイソン・シュワルツマン、「ファントム・スレッド」のレスリー・マンビルが共演。2024年・第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
ウォン・カーウァイといい、フランソワ・オゾンといい、ペドロ・アルモドバルといい、ルカ・グァダニーノといい…。というベクトル上に本作がある。そしてそれぞれの母国では彼らは名匠とされている。クライマックスはキューブリック的になっている。ともあれ、日本的にいえば、カルトな範疇になる薔薇族映画、ってことか。
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