2025-137M 「来し方 行く末」☆☆☆
原題:不虚此行 All Ears
邦題:来し方 行く末
時間:119分
公開:2025-04-25
製作年度:2023
製作国:中国
配給:ミモザフィルムズ
製作総指揮:ツァオ・バオピン
製作:
監督:リュウ・ジャイン
脚本:リュウ・ジャイン
原作:
撮影:ジョウ・ウェンツァオ
音楽:リー・ホン
出演:フー・ゴー(ウェン・シャン)、ウー・レイ(シャオイン)、バイ・コー(パン・ツォンツォン)、スン・チュン(先生)、ヤン・チンション(飼育員)、フー・ヤオジー(ワン(万暁軍))、ジャオ・チエン(シャオメイ)、ホアン・レイ(ワン(王先生))、ゴン・ベイビー(ワンの妻)、シャオリー・ジェンジェン(フェイフェイ)、ナーレンホア(ファン)、ガン・ユンチェン(ルー)、チー・シー(シャオ・ジンスイ)
脚本家として成功するという夢にやぶれた男性が弔辞の代筆業を通じて成長する姿を描いた中国発のヒューマンドラマ。
大学院まで進学したものの脚本家デビューがかなわなかったウェン・シャンは、不思議な同居人シャオインと暮らしながら、葬儀場での弔辞の代筆業で生計を立てている。丁寧な取材に基づいた弔辞は好評だが、本人は中年に差しかかる年齢で、このままで良いのか自問自答していた。同居していた父親との交流が少なかった男性や、ともに起業した友人の突然死に戸惑う会社員など、さまざまな境遇の依頼人との交流を通して、ウェンの中で止まっていた時間がゆっくりと進みはじめる。
「鵞鳥湖の夜」のフー・ゴーが主演を務め、「西湖畔に生きる」のウー・レイが同居人シャオイン役で共演。中国インディペンデント映画界の俊英リュウ・ジャインが監督・脚本を手がけ、人々の人生模様や死生観を織り込みながら描きだす。2023年・第25回上海国際映画祭にて最優秀監督賞と最優秀男優賞(フー・ゴー)を受賞。第36回東京国際映画祭では「耳をかたむけて」のタイトルで上映。