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2025-073M 「バッドランズ」☆☆☆★

Sbadlands_20250311161101原題:Badlands
邦題:バッドランズ
時間:94分
公開:2025-03-07
製作年度:1973
製作国:アメリカ
配給:コピアポア・フィルム
製作総指揮:エドワード・R・プレスマン
製作:テレンス・マリック
監督:テレンス・マリック
脚本:テレンス・マリック
原作:
撮影:ブライアン・プロビン ステバン・ラーナー タク・フジモト
音楽:ジョージ・アリソン・ティプトン
出演:マーティン・シーン(キット)、シシー・スペイセク(ホリー)、ウォーレン・オーツ(ホリーの父)、ラモン・ビエリ(ケイトー)

「天国の日々」「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が1973年に発表した長編初監督作。1950年代末にアメリカで実際に起きた連続殺人事件を題材に、無計画な犯罪を重ねる若い男女の逃避行を、鮮烈かつ詩情ゆたかな映像で描きだす。

1959年、サウスダコタ州の小さな町。学校ではあまり目立たない15歳の少女ホリーは、ゴミ収集作業員の青年キットと出会い恋に落ちる。しかし交際を認めないホリーの父親をキットが射殺したことから、2人は当てのない逃避行の旅に出る。ツリーハウスで気ままに暮らしたり、金持ちの屋敷に押し入ったりと、無軌道な日々を送る2人。次々と人を殺していくキットの姿を、ただ見つめるだけのホリーだったが……。

「地獄の黙示録」のマーティン・シーンがキット、「キャリー」のシシー・スペイセクがホリーを演じた。日本では1980年に「地獄の逃避行」のタイトルでテレビ放送され、2025年3月に「バッドランズ」のタイトルで劇場初公開。

テレンス・マリック監督の初期作品。50年近く昔に、B級犯罪ロードムービー扱いでテレビ放送のみされたもの。1950年代に実際にあった連続殺人事件をモチーフにしているそうだ。スクリーンでは日本初公開だそうなので、マリック信者ではないか、チェゲラ。この初期作品から、マリック流のポエティックな、静物画風なカットや構図主義的カットや昆虫&植物クローズアップといった『芸風』は芽生えている。

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