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2025-034M 「映画を愛する君へ」☆☆☆★

Segawoaisuruhitohe原題:Spectateurs!
邦題:映画を愛する君へ
時間:88分
公開:2025-01-31
製作年度:2024
製作国:フランス
配給:アンプラグド
製作総指揮:
製作:シャルル・ジリベール、オリビエ・ペール
監督:アルノー・デプレシャン
脚本:アルノー・デプレシャン ファニ・ブルディノ
原作:
撮影:ノエ・バック
音楽:グレゴワール・エッツェル
出演:ルイ・ビルマン、ミロ・マシャド・グラネール、サム・シェムール、サリフ・シセ、フランソワーズ・ルブラン、ミシャ・レスコー、ショシャナ・フェルマン、ケント・ジョーンズ、マチュー・アマルリック、クレマン・エルヴュ=レジェ

フランスの名匠アルノー・デプレシャンが自身の映画人生を投影しながら、映画の魅力を観客の視点から語り尽くした自伝的シネマエッセイ。

「そして僕は恋をする」「あの頃エッフェル塔の下で」でマチュー・アマルリックが演じたポール・デュダリスを主人公に、初めて映画館を訪れた幼少期、映画部で上映会を企画した学生時代、評論家から映画監督への転身を決意した成人期を、19世紀末の映画の誕生から現在に至るまでの映画史とともに描きだす。本編には映画史に功績を残した50本以上の名作が登場し、デプレシャン監督が尊敬するアメリカの哲学者スタンリー・カベルやフランスの批評家アンドレ・バザンの言葉も引用しながら“映画とは何か”をひもといていく。

主人公ポール役には成長に合わせて4人の俳優を起用し、マチュー・アマルリックが本人役で出演。「ママと娼婦」のフランソワーズ・ルブランが祖母、「落下の解剖学」のミロ・マシャド・グラネールが14歳のポール、「みんなのヴァカンス」のサリフ・シセが30歳のポールを演じた。

自伝的なるエピソードと映画愛に溢れた、極私的な映画によるエッセイ集。ストーリーなどを求めてはいけない。無いのだから。

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