2025-013M 「室町無頼」☆☆☆★★★
邦題:室町無頼
時間:135分
公開:2025-01-17
製作年度:2025
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:須藤泰司
製作:
監督:入江悠
脚本:入江悠
原作:垣根涼介
撮影:大塚亮
音楽:池頼広
出演:大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、遠藤雄弥、前野朋哉、阿見201、般若、武田梨奈、水澤紳吾、岩永丞威、吉本実憂、ドンペイ、川床明日香、稲荷卓央、芹澤興人、中村蒼、矢島健一、三宅弘城、柄本明、北村一輝、堤真一
垣根涼介の時代小説を大泉洋主演で実写映画化した戦国アクション。「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠が監督・脚本を手がけ、日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに描く。
1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病によって路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。しかし時の権力者は無能で、享楽の日々を過ごすばかり。そんな中、己の腕と才覚だけで混沌の世を生きる自由人・蓮田兵衛はひそかに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時を狙っていた。一方、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を過ごしていた青年・才蔵は、兵衛に見出されて鍛えられ、彼の手下となる。やがて兵衛のもとに集った無頼たちは、巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。
大泉が本格的な殺陣・アクションに初挑戦し、剣の達人である蓮田兵衛を熱演。アイドルグループ「なにわ男子」の長尾謙杜が才蔵、堤真一が骨皮道賢を演じるほか、柄本明、北村一輝、松本若菜が共演。
ここ数年、意欲的な大作時代劇が、製作され続けている。誠に良きことかな。以下、ざっくりとした印象。
①少年ジャンプを思わせる友情・努力・勝利。『用心棒』へのリスペクトを感じさせる対立構造と巨悪。『七人の侍』へのリスペクトを感じさせる連帯。このあたりはジャンプ的、ワンピース的でもある。
②音楽がマカロニ・ウエスタンすぎる?いつ太陽を背にイーストウッドが登場するか『待ち望む気分』にさせられた。
③戦闘シーン、とりわけ殺陣のカメラワークが凄い。斬新。武器の主観で回転までする。どんな絵コンテ描いたのだろう、入江悠監督は。
④結論。スッゲー面白かった。娯楽時代劇として堪能した。メインの二人の決着も腑に落ちた。
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