2024-296M 「ジョイランド わたしの願い」☆☆☆★
原題:Joyland
邦題:ジョイランド わたしの願い
時間:127分
公開:2024-10-18
製作年度:2022
製作国:パキスタン
配給:セテラ・インターナショナル
製作総指揮:マララ・ユスフザイ リズ・アーメッド ラミン・バーラニ ジェマイマ・カーン ウィリアム・オルソン ジェン・ゴイン・ブレイク ティファニー・ボイル エルザ・ラモ オレグ・ダブソン カトリン・ローマン ハリ・チャラナ・プラサド スカンニャ・プブラ オワイス・アーメッド
製作:アポールバ・チャラン サルマド・クーサット キャスリン・M・モーズリー オリバー・リッジ エイプリル・シー カタリーナ・オットー=バーンスタイン
監督:サーイム・サーディク
脚本:サーイム・サーディク マギー・ブリッグス
原作:
撮影:ジョー・サーデ
音楽:アブドゥッラー・シディキ
出演:アリ・ジュネージョー(ハイダル)、ラスティ・ファルーク(ムムターズ)、アリーナ・ハーン(ビバ)、サルワット・ギラーニ(ヌチ)、サルマーン・ピアザダ(ファザー・アマン)、ソイハル・サミール(サリーム)、サニア・サイード(ファイアーズ)
パキスタンで伝統的な価値観に縛られながら暮らす若い夫婦が、自分らしく自由に生きたいと願い揺れ動く姿を描いたドラマ。
パキスタンで2番目の大都市である古都ラホール。保守的な中流家庭ラナ家の次男ハイダルは失業中で、メイクアップアーティストの妻ムムターズが家計を支えている。ハイダルは家父長制の伝統を重んじる厳格な父から、早く仕事を見つけて男児をもうけるようプレッシャーをかけられていた。そんなある日、ハイダルは就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、そのパワフルな生き方にひかれていく。
監督は、本作が長編デビューとなる新鋭サーイム・サーディク。本国パキスタンではLGBTQを描いたことで保守系団体の反発を受けて政府から上映禁止命令が出されたが、監督・出演者たちの抗議活動やノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイらの声明によって撤回された。2022年・第75回カンヌ国際映画祭にパキスタン映画として初めて出品され、「ある視点」部門審査員賞とクィア・パルム賞を受賞。
結末は、悲しすぎる。ほかに道は無かったのか。
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