2024-194M 「レ・ミゼラブル(1995)」☆☆☆★★
原題:Les Miserables
邦題:レ・ミゼラブル(1995)
時間:175分
公開:1996年8月3日
製作年度:1995
製作国:フランス
配給:エデン
製作総指揮:
製作:クロード・ルルーシュ
監督:クロード・ルルーシュ
脚本:クロード・ルルーシュ
原作:ビクトル・ユーゴー
撮影:クロード・ルルーシュ フィリップ・パバン・ド・セカッティ
音楽:フランシス・レイ フィリップ・サーベイン エリック・ベルショー ミシェル・ルグラン ディディエ・バルベリビエン
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ミシェル・ブジュナー、アレサンドラ・マルティネス、アニー・ジラルド、クレマンティーヌ・セラリエ、フィリップ・レオタール、ティッキー・オルガド
「あの愛をふたたび」「ライオンと呼ばれた男」の名匠クロード・ルルーシュと主演ジャン=ポール・ベルモンドが3度目のタッグを組み、ビクトル・ユーゴーの名作小説を大胆にアレンジして激動の20世紀を舞台に描いた大河ロマン。
映画が誕生した1895年。アンリ・フォルタンが5歳の時、父親が無実の罪を着せられて獄中で無念の死を遂げ、母親もその後を追って自ら命を絶った。フォルタンはノルマンディーの漁村で居酒屋兼宿屋を営む夫婦に育てられ、過酷な少年時代を過ごす。1931年、ボクシングのチャンピオンになっていたフォルタンは引退して運送業を始める。第2次世界大戦が勃発すると、彼はユダヤ人の弁護士ジマン一家の逃亡を手伝うが、ナチスに協力する警察に逮捕されてしまう。その後脱獄したフォルタンは強盗団に加入、そして終戦間近にはレジスタンスに身を投じる。
ベルモンドが主人公とその父、さらに劇中劇のジャン・バルジャンの3役を務めた。2024年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選グランドフィナーレ」(24年6月28日~、東京・新宿武蔵野館ほか)にて28年ぶりに劇場公開。
1995年の公開当時は、放送開始2年目の『開運!なんでも鑑定団』のプロデュース業務でゴリゴリに忙しく、映画なんぞを観る余裕がなかった。クロード・ルルーシュ監督というシネフィル心を刺激する作品だったが未見のままだった。まさか30年後にスクリーンで観ることができる、という幸せに涙する。武蔵野館に感謝だ。作品の良し悪しは全く別で。
「愛と哀しみのボレロ」のような趣のルルーシュ風な年代記ドラマ、しかもミゼラブルに沿って構成。なかなか実験的だ。
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