2024-122M 「ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ」☆☆☆★
原題:Rabiye Kurnaz gegen George W. Bush
邦題:ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ
時間:119分
公開:2024-05-03
製作年度:2022
製作国:ドイツ・フランス
配給:ザジフィルムズ
製作総指揮:
製作:クラウディア・シュテファン クリストフ・フリーデル
監督:アンドレアス・ドレーゼン
脚本:ライラ・シュティーラー
原作:
撮影:アンドレアス・フーファー
音楽:
出演:メルテム・カプタン、アレクサンダー・シェーア、チャーリー・ヒュブナー、ナズミ・キリク
グアンタナモ収容所に収監された無実の息子を救おうとするドイツの母の実話を映画化し、2022年・第72回ベルリン国際映画祭で銀熊賞2冠(主演俳優賞、脚本賞)を受賞したドラマ。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロの1カ月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民クルナス一家の長男ムラートは、旅先のパキスタンでタリバンの嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されてしまう。母ラビエは息子を取り戻そうと奔走するが警察も行政も動いてくれず、わらにもすがる思いで、電話帳で見つけた人権派弁護士ベルンハルト・ドッケに助けを求める。やがてラビエはドッケからのアドバイスで、アメリカ合衆国最高裁判所でブッシュ大統領を相手に訴訟を起こすことを決意する。
ドイツでコメディアンとして活躍するメルテム・カプタンが、元気で時に厚かましい主人公ラビエをユーモアたっぷりに好演。「グンダーマン 優しき裏切り者の歌」のアンドレアス・ドレーゼンが監督、ライラ・シュティーラーが脚本を手がけた。「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2023」では「クルナス母さんvs.アメリカ大統領」のタイトルで上映。
息子がグアンタナモに収容され、取り戻すまでの実話。ドイツ政府がクソだったという告発でもある。
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