2024-074M 「ゴールド・ボーイ」☆☆☆★★
邦題:ゴールド・ボーイ
時間:129分
公開:2024-03-08
製作年度:2023
製作国:日本
配給:東京テアトル、チームジョイ
製作総指揮:白金
製作:
監督:金子修介
脚本:港岳彦
原作:ズー・ジンチェン
撮影:柳島克己
音楽:谷口尚久
出演:岡田将生、羽村仁成、黒木華、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝、江口洋介
平成「ガメラ」3部作の金子修介監督が岡田将生を主演に迎え、殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。「バッド・キッズ 隠秘之罪」のタイトルでドラマ化され中国で人気を集めたズー・ジンチェンの小説「悪童たち」を原作に、舞台を沖縄に移して映画化した。
実業家の婿養子である東昇は、ある目的のため、義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。それは完全犯罪のはずだったが、3人の少年少女がその現場を偶然にもカメラでとらえてしまう。それぞれ複雑な家庭環境や家族の問題を抱える少年たちは、東を脅迫して大金を手に入れようと画策するが……。
岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」の羽村仁成、特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」の星乃あんな、「ラーゲリより愛を込めて」の前出燿志が演じ、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介らが脇を固める。
相変わらず『ガメラ』の、と言われてしまうほど近年の代表作が見当たらない、金子修介監督作品。しかし本作は、クライムサスペンス映画として、なかなか骨太に観客を引っ張る逸品となっている。
香港やタイの出資、中国の原作、沖縄が舞台という、どストレートな日本映画では使わない要素だらけ。日本では東京テアトルが主軸となっている。老舗が頑張っているのが嬉しい。
メインとなる13歳の少年少女、なかなかよろしい。今年の新人賞に絡むだろう。
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