2024-085M 「コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話」☆☆☆★
原題:Call Jane
邦題:コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話
時間:121分
公開:2024-03-22
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:プレシディオ
製作総指揮:ロビー・ブレナー デビッド・ウールフ ケビン・マッケオン
製作:スコット・チェスター
監督:フィリス・ナジー
脚本:ヘイリー・ショア ロシャン・セティ
原作:
撮影:グレタ・ゾズラ
音楽:イザベラ・サマーズ
出演:エリザベス・バンクス(ジョイ)、シガーニー・ウィーヴァー(バージニア)、クリス・メッシーナ(ウィル)、ウンミ・モサク(グウェン)、ケイト・マーラ(ラナ)
女性の選択の権利としての人工妊娠中絶を題材に、1960年代後半から70年代初頭にかけてアメリカで推定1万2000人の中絶を手助けしたとされる団体「ジェーン」の実話をもとに描いた社会派ドラマ。
1968年、シカゴ。裕福な主婦ジョイは何不自由ない暮らしを送っていたが、2人目の子どもの妊娠時に心臓の病気が悪化してしまう。唯一の治療法は妊娠をやめることだと担当医に言われたものの、当時の法律で中絶は許されておらず、地元病院の責任者である男性全員から手術を拒否されてしまう。そんな中、ジョイは街で目にした張り紙から、違法だが安全な中絶手術を提供するアンダーグラウンドな団体「ジェーン」にたどり着く。その後ジョイは「ジェーン」の一員となり、中絶が必要な女性たちを救うべく奔走するが……。
主人公ジョイを「ピッチ・パーフェクト」シリーズのエリザベス・バンクス、「ジェーン」のリーダー、バージニアを「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーが演じる。「キャロル」の脚本家フィリス・ナジーが監督を務めた。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
その昔、映画担当だった頃に、一緒にカンヌ映画祭で買い付けミーティングしたりした、いろいろお世話になった配給会社の作品。ケレン味のあるアクション作品が多い会社だが、こういったド正面のドラマにも目を配る。プレシディオ社は、そこが好きだ。『サード・パーソン』の出資で汗をかいたな。
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