2024-047M 「夜明けのすべて」☆☆☆★★
邦題:夜明けのすべて
時間:119分
公開:2024-02-09
製作年度:2024
製作国:日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス、アスミック・エース
製作総指揮:
製作:河野聡 牟田口新一郎 竹澤浩 中村浩子 津嶋敬介 古賀俊輔 奥村景二 小山洋平 篠原一朗 池田篤郎 宮田昌広
監督:三宅唱
脚本:和田清人 三宅唱
原作:瀬尾まいこ
撮影:月永雄太
音楽:Hi'Spec
出演:松村北斗(山添孝俊)、上白石萌音(藤沢美紗)、渋川清彦(辻本憲彦)、芋生悠(大島千尋)、藤間爽子(岩田真奈美)、久保田磨希、足立智充、りょう(藤沢倫子)、光石研(栗田和夫)
「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説を、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化した人間ドラマ。
PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、会社の同僚・山添くんのある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、恋人でも友達でもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになる。
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が山添くん役と藤沢さん役でそれぞれ主演を務め、2人が働く会社の社長を光石研、藤沢さんの母をりょう、山添くんの前の職場の上司を渋川清彦が演じる。2024年・第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。
症例の密着ドキュメンタリーのような「再現ビデオ」のような。でもって、なにも解決していないうえに、彼らが『心は優しくピュア』のような<嘘>を刷り込むような演技と演出はいかがなものか。
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