« 2023-269M 「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」☆☆★★★ | トップページ | 2023-271M 「アナログ」☆☆★★★ »

2023-270M 「アンダーカレント」☆☆☆★

Sundercal邦題:アンダーカレント
時間:143分
公開:2023-10-06
製作年度:2023
製作国:日本
配給:KADOKAWA
製作総指揮:
製作:小池賢太郎 飯田雅裕
監督:今泉力哉
脚本:澤井香織 今泉力哉
原作:豊田徹也
撮影:岩永洋
音楽:細野晴臣
出演:真木よう子(関口かなえ)、井浦新(堀隆之)、江口のりこ(菅野よう子)、中村久美(木島敏江)、康すおん(田島三郎)、内田理央(藤川美奈)、永山瑛太(関口悟)、リリー・フランキー(山崎道夫)

「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉監督が真木よう子と初タッグを組み、フランスを中心に海外でも人気を誇る豊田徹也の長編コミック「アンダーカレント」を実写映画化したヒューマンドラマ。

かなえは家業の銭湯を継ぎ、夫・悟とともに幸せな日々を送っていた。ところがある日、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯の営業をどうにか再開させる。数日後、堀と名乗る謎の男が銭湯組合の紹介を通じて現れ、ある手違いから住み込みで働くことに。かなえは友人に紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに悟の行方を捜しながら、堀との奇妙な共同生活の中で穏やかな日常を取り戻していくが……。

謎の男・堀を井浦新、探偵・山崎をリリー・フランキー、失踪した夫・悟を永山瑛太が演じる。「愛がなんだ」の澤井香織が今泉監督とともに脚本を手がけた。

コミックが原作。静止画のコマ割りと比較して、動画である映画では、本来ストップモーション(コミックなら大コマで強調したりして)で観客に解釈させたい瞬間も『流れて』しまう。とてもエモーショナルな良いテーマの作品だと思うが、瑛太の役柄が解釈不能なまでに希薄となる。そこが映画というメディアの限界なのか。

|

« 2023-269M 「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」☆☆★★★ | トップページ | 2023-271M 「アナログ」☆☆★★★ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

邦画あかさ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2023-269M 「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」☆☆★★★ | トップページ | 2023-271M 「アナログ」☆☆★★★ »