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2023-181M 「ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌」☆☆☆★

Slaboem原題:La boheme: A New York Love Song
邦題:ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌
時間:96分
公開:2023-10-06
製作年度:2022
製作国:香港・アメリカ
配給:フラニー&Co.、シネメディア、リュミエール
製作総指揮:
製作:
監督:レイン・レトマー
脚本:レイン・レトマー
原作:
撮影:アリス・ミラー
音楽:ジャコモ・プッチーニ、ショーン・ケリー
出演:ビジョー・チャン/シャン・ズウェン/ラリサ・マルティネス/ルイス・アレハンドロ・オロスコ/井上秀則/アンソニー・ロス・コスタンツォ/イ・ヤン

大晦日のニューヨーク。凍える寒さの屋根裏部屋で、その日暮らしの夢見る4人の芸術家たち。その中の一人、詩人のロドルフォが部屋に残っていると、隣人のミミが彼の火を借りにやって来て、2人はたちまち恋に落ちる。同じころ、店で仲間と新年パーティをしていたマルチェッロは、偶然やってきた元恋人ムゼッタと再会。最初は戸惑いつつも、2人の間にはかつての強い愛が蘇るのだった。運命的な出会いを果たした、ミミは重い病に侵され、ロドルフォはそんな彼女のもとを立ち去っていた。同じころ、ムゼッタとマルチェッロも嫉妬心から別れを迎えていた。すれ違う2組の恋人たち。そしてそれぞれ別の道を選んでいくのだがー。

プッチーニの「ラ・ボエーム」を現代ニューヨークを舞台にした作品。アジア人によるロドルフォとミミをはじめ、人種的には多様性の極致をいくキャスティングだ。でもってピアノ伴奏によるオリジナルオペラのイタリア語での熱唱。というシュールの極致の作品。
原作オペラでは、パリの貧乏で若い芸術家たちを描いている「ラ・ボエーム」を、ニューヨークを舞台にしたミュージカルに仕立てた「RENT/レント」(2005年 クリス・コロンバス監督)が存在する。この作品では不治の病が「HIV」感染で描かれたが、今回の作品では製作がパンデミック渦中ということで、どうやら「COVID-19」感染をイメージされているのだろう。まあ、マスクしながら熱唱というシーンもあり、オペラ的には不自然極まりないが。


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