2023-116M 「午前4時にパリの夜は明ける」☆☆★★★
原題:Les passagers de la nuit
邦題:午前4時にパリの夜は明ける
時間:111分
公開:2023-04-21
製作年度:2022
製作国:フランス
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:エブ・フランソワ・マシュエル
製作:ピエール・ガイヤール
監督:ミカエル・アース
脚本:ミカエル・アース モード・アメリーヌ マリエット・デゼール
原作:
撮影:セバスティアン・ビュシュマン
音楽:アントン・サンコー
出演:シャルロット・ゲンズブール(エリザベート)、キト・レイヨン=リシュテル(マチアス)、ノエ・アビタ(タルラ)、メーガン・ノーサム(ジュディット)、ティボー・ヴァンソン(ユーゴ)、エマニュエル・ベアール(ヴァンダ・ドルヴァル)、ロラン・ポワトルノー(マニュエル・アゴスティニ)、ディディエ・サンドル(ジャン)、リリット・グラミュグ(レイラ)、カリスト・ブロワザン=ドゥタズ(カルロス)、エリック・フェルドマン(ドミ)、オフェリア・コルプ(マリ=ポール)、ラファエル・ティエリ(フランシス)、ゾエ・ブリュノ(教師)
1980年代のパリを舞台に、ある家族が7年にわたって織りなす物語をつづった人間ドラマ。
1981年、パリの街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気に満ちていた。そんな中、エリザベートは夫と別れ、子どもたちを1人で養うことに。深夜放送のラジオ番組の仕事に就いたエリザベートは、そこで家出少女のタルラと出会い自宅へ招き入れる。タルラとの交流を通し、エリザベートや子どもたちの心は徐々に変化していく。
「アンチクライスト」のシャルロット・ゲンズブールが主演を務め、人生に訪れる様々な変化を乗り越えながら前へ進んでいく等身大の女性を演じる。共演に「8人の女たち」のエマニュエル・ベアール。「アマンダと僕」「サマーフィーリング」のミカエル・アースが監督を務めた。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
舞台が80年代前半から数年間というドラマだが、時代の郷愁くささがおしつけがましく乗れない。ミカエル・アース監督が1975年生まれで、作品舞台の時代は小学生くらい。そんな当時のガキが大人を憧れて見ていて、そんな妄想を映画にしちまった、フランスの中2病患者。タルラ役のノエ・アビタがエキゾチックで良い雰囲気だった。しかし監督が思い入れたっぷりに造形しているので、ある意味、気持ち悪い。まるで、監督のオカズをみせつせられているようで。
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