2023-105M 「ザ・ホエール」☆☆☆★★★
原題:The Whale
邦題:ザ・ホエール
時間:117分
公開:2023-04-07
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:スコット・フランクリン タイソン・ビドナー
製作:ダーレン・アロノフスキー アリ・ハンデル ジェレミー・ドーソン
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:サム・D・ハンター
原作:サム・D・ハンター
撮影:マシュー・リバティーク
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ブレンダン・フレイザー(チャーリー)、ホン・チャウ(リズ)、セイディー・シンク(エリー)、サマンサ・モートン(メアリー)、タイ・シンプキンス(トーマス)
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が、「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザーを主演に迎えた人間ドラマ。劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症の男が娘との絆を取り戻そうとする姿を描く。
40代のチャーリーはボーイフレンドのアランを亡くして以来、過食と引きこもり生活を続けたせいで健康を損なってしまう。アランの妹で看護師のリズに助けてもらいながら、オンライン授業の講師として生計を立てているが、心不全の症状が悪化しても病院へ行くことを拒否し続けていた。自身の死期が近いことを悟った彼は、8年前にアランと暮らすために家庭を捨ててから疎遠になっていた娘エリーに会いに行くが、彼女は学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた。
272キロの巨体の男チャーリーを演じたフレイザーが第95回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。メイクアップ&ヘアスタイリング賞とあわせて2部門を受賞した。共演はドラマ「ストレンジャー・シングス」のセイディー・シンク、「ザ・メニュー」のホン・チャウ。
272キロの巨体の男チャーリーを演じたフレイザーが第95回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。舞台劇が原作。そのテイストをあえて崩さない雰囲気の密室劇としてアレノフスキー監督が見事に緊張感ある父娘を描ききった。クライマックスは、いかにも演劇のステージのカタルシスが、そのままスクリーンで高揚させられる。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 2025-155M 「レオ ブラッディ・スウィート」☆☆☆★(2025.05.17)
- 2025-154M 「金子差入店」☆☆☆★★(2025.05.16)
- 2025-153M 「ノスフェラトゥ」☆☆☆★★(2025.05.16)
- 2025-152M 「季節はこのまま」☆☆☆★(2025.05.13)
- 2025-151M 「新世紀ロマンティクス」☆☆☆★(2025.05.13)
「洋画 は行」カテゴリの記事
- 2025-129M 「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」☆☆☆★(2025.04.18)
- 2025-125M 「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」☆☆☆★(2025.04.11)
- 2025-120M 「ベテラン」☆☆☆★★(2025.04.08)
- 2025-109M 「ベイビーガール」☆☆★★★(2025.04.02)
- 2025-099M 「秘顔 ひがん」☆☆☆★(2025.03.29)
コメント