« 2023-011M 「ドリーム・ホース」☆☆☆★ | トップページ | 2023-013M 「オットーという男」☆☆☆★★ »

2023-012M 「東京2020オリンピック SIDE:B」

Sgorin2020邦題:東京2020オリンピック SIDE:B
時間:123分
公開:2022-06-24
製作年度:2022
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:河瀬直美
音楽:藤井風

2021年に開催された東京2020オリンピックの公式ドキュメンタリー映画2部作の1作。新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックにより、近代オリンピック史上初の開催延期となった東京2020オリンピック競技会は、当初より1年遅れた2021年7月23日、いまだ収まらないコロナ禍、史上初の無観客開催、関係者の相次ぐ辞任など、さまざまな問題や課題を抱え、賛否が渦巻くなかで開幕。17日間でオリンピック史上最多となる33競技339種目が行われた。公式ドキュメンタリー映画は、そんな異例づくしとなった大会と、開催に至るまでの750日、5000時間に及ぶ日々をつぶさに記録し、「SIDE:A」「SIDE:B」の2部作で公開。表舞台に立つアスリートを中心とした「SIDE:A」に対する本作は、大会関係者や一般市民、ボランティア、医療従事者などの非アスリートの人々にスポットを当てた。大会がスタートしてもなお、さまざまな課題に直面し、休むことのないバックステージの様子を映し出し、困難なミッションに取り組む人々の姿を描いていく。カンヌ国際映画祭の常連として世界的にも知られる河瀬直美が総監督を務めた。

コロナが無く、すんなり2020年に開催されていたら、どんな記録映画になっていたのだろうか。一年の延期で、構想していた映画とは絶対的にアングルが変わってしまっただろうし、当初は関わっても延期後の本番ではファイアされてしまった人々(例えば野村萬斎氏)など、さまざまな「IF」が積み重なる東京オリンピックとその結末。現在進行形の、ネガティブなビジネスに纏わる事件もひっくるめての<五輪>だという点では、三部作にして「完全決着篇」を作る必要があるのじゃないかな。 

|

« 2023-011M 「ドリーム・ホース」☆☆☆★ | トップページ | 2023-013M 「オットーという男」☆☆☆★★ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

邦画たなは行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2023-011M 「ドリーム・ホース」☆☆☆★ | トップページ | 2023-013M 「オットーという男」☆☆☆★★ »