« 2022-236M 「月の満ち欠け」☆☆☆★ | トップページ | 2022-238M 「ブラックアダム」☆☆☆★ »

2022-237M 「あのこと」☆☆☆★

Sanokoto原題:L'evenement
邦題:あのこと
時間:100分
公開:2022-12-02
製作年度:2021
製作国:フランス
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:エドアール・ウェイル アリス・ジラール
監督:オドレイ・ディワン
脚本:オドレイ・ディワン マルシア・ロマーノ
原作:アニー・エルノー
撮影:ロラン・タニー
音楽:エフゲニー・ガルペリン サーシャ・ガルペリン
出演:アナマリア・ヴァルトロメイ(アンヌ)、サンドリーヌ・ボネール(ガブリエル(母))、アナ・ムグラリス(リヴィエール(闇医者))、ファブリツィオ・ロンジョーネ(ラヴィンスキー医師(かかりつけ医))

2022年度のノーベル文学賞を受賞した作家アニー・エルノーが若き日の実体験をもとにつづった短編小説「事件」を映画化。「ナチス第三の男」などの脚本を手がけたオドレイ・ディワンが監督を務め、2021年・第78回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。法律で中絶が禁止されていた1960年代フランスを舞台に、望まぬ妊娠をした大学生の12週間にわたる戦いを、主人公アンヌの目線から臨場感たっぷりに描く。

労働者階級に生まれたアンヌは、貧しいながらも持ち前の知性と努力で大学に進学。未来を掴むための学位にも手が届こうとしていたが、大切な試験を前に自分が妊娠していることに気づく。中絶が違法とされる中、解決策を見いだすべく奔走するアンヌだったが……。

「ヴィオレッタ」のアナマリア・バルトロメイが主演を務め、「仕立て屋の恋」のサンドリーヌ・ボネール、「燃ゆる女の肖像」のルアナ・バイラミが共演。

ノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーの原作。最近『シンプルな情熱』というお洒落ポルノグラフィ映画を観た記憶がある。
テーマは望まぬ妊娠と、アンダーグラウンドな墮胎のお話。アメリカ映画では「17歳の瞳に映る世界」(2020年 エリザ・ヒットマン監督)で同様のテーマを取り扱い、ベルリン映画祭で銀熊賞を得ている。邦題が秀逸。
本作はエルノーの自伝的な小説を原作とし、女性のオドレイ・ディワンが監督したもの。60年代の墮胎が非合法だったフランスが舞台だ。ヴェネチア映画祭で金獅子賞。欧州では、正面から墮胎と向き合う作品に、宗教的な原理も含めて、刺激されるのだろうか?ディテールは、女性監督ならではの部分もあるのだろ。

|

« 2022-236M 「月の満ち欠け」☆☆☆★ | トップページ | 2022-238M 「ブラックアダム」☆☆☆★ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

洋画 あ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2022-236M 「月の満ち欠け」☆☆☆★ | トップページ | 2022-238M 「ブラックアダム」☆☆☆★ »