2022-247M 「ケイコ 目を澄ませて」☆☆☆★★
邦題:ケイコ 目を澄ませて
時間:99分
公開:2022-12-16
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作総指揮:
製作:狩野隆也 五老剛 小西啓介 古賀俊輔
監督:三宅唱
脚本:三宅唱 酒井雅秋
原作:小笠原恵子
撮影:月永雄太
音響効果:大塚智子
音楽:
出演:岸井ゆきの(小河ケイコ)、三浦誠己(林誠)、松浦慎一郎(松本進太郎)、佐藤緋美(小河聖司)、中島ひろ子(小河喜代実)、仙道敦子(会長の妻)、三浦友和(会長)
「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が「愛がなんだ」の岸井ゆきのを主演に迎え、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を原案に、様々な感情の間で揺れ動きながらもひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の姿を丁寧に描き出す。
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、ケイコはジムが閉鎖されることを知る。
主人公ケイコを見守るジムの会長を三浦友和が演じる。
その年のアカデミー賞外国語映画賞の日本代表となった『百円の恋』(2014年 武正晴監督)の安藤サクラ、その年のアカデミー賞作品賞など総なめにした『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年 クリント・イーストウッド監督)のヒラリー・スワンク。二人とも高く評価されて主演女優賞を受賞している。これまで2本で、女性ボクサーが主人公の映画のヒロインが栄冠に輝いている。そして、3本目のジンクスはあるのだろうか。
本作のヒロイン小河ケイコを演じる岸井ゆきの。聾唖のボクサーという難役。ギラギラとスクリーンから溢れ出る存在感。どうやらジンクスは生きていそうだ。
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