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2022-209M 「ノベンバー」☆☆☆

Snovenbar原題:November
邦題:ノベンバー
時間:115分
公開:2022-10-29
製作年度:2017
製作国:ポーランド・オランダ・エストニア
配給:クレプスキュールフィルム
製作総指揮:
製作:カトリン・キッサ
監督:ライナー・サルネ
脚本:ライナー・サルネ
原作:
撮影:マート・タニエル
音楽:ミハウ・ヤツァシェク
出演:レア・レスト、ヨルゲン・リーク、ジェッテ・ルーナ・ヘルマーニス、アルウ゛ォ・ククマギ、ディーター・ラーザー

「死者の日」を迎える11月のエストニアを舞台に、不思議な純愛の行方を幻想的なモノクロ映像で描いたダークラブストーリー。エストニアの作家アンドルス・キビラークのカルト的ベストセラーを原作に、ライナー・サルネ監督がアニミズムの思想をベースに異教の民話とヨーロッパのキリスト教神話を盛り込みながら撮りあげた。

亡き先祖を追憶する「死者の日」を迎えるエストニアの寒村。戻って来た死者は家族を訪ね、一緒に食事をとりサウナに入る。精霊や人狼、疫病神が徘徊する中、貧しい村人たちは「使い魔クラット」を使役して隣人から物を盗み、極寒の冬を無事に乗り切るべく行動する。農夫の娘リーナは、村の青年ハンスに想いを寄せる。一方、ハンスはドイツ人男爵の謎めいた娘への恋心を募らせ、森の十字路で悪魔と契約を結ぶ。

「ムカデ人間」で知られ、2020年2月に他界したドイツの俳優ディーター・ラーザーが男爵役を演じ、本作が遺作となった。

 なんだか解らないが、意識高い系な劇場の芸風と、ポスタービジュアルのジャケ買いで鑑賞を決意。たいてい、この手で決めた作品は退屈極まりない場合が多く、マーケットでは10分で退散ということがママある。
 まあ、本日は一本目が面白すぎたので、バランス的に『残念』でも致し方ない。
 結果は予想通りだが、欧州のモノクロ作品にありがち(『ニーチェの馬』や『ライトハウス』)な、映画作家の陰キャな世界観が満溢した、評価とビジネスが反比例する、バイヤーが10分でスクリーニングルームを飛び出すタイプの一品だぅた。 

 

 

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