2022-180M 「LAMB/ラム」☆☆☆
原題:Lamb
邦題:LAMB/ラム
時間:106分
公開:2022-09-23
製作年度:2021
製作国:アイスランド・スウェーデン・ポーランド
配給:クロックワークス
製作総指揮:ノオミ・ラパス タル・ベーラ ホーカン・ペッテルソン ヨン・マンケル マルチン・ドラビンスキ ピーター・ポッスン ズザンナ・ヘンチュ
製作:フロン・クリスティンスドッティル サラ・ナッシム ピオドール・グスタフソン エリク・リデル クラウディア・シュミエヤ ヤン・ナシェフスキ
監督:バルディミール・ヨハンソン
脚本:ショーン バルディミール・ヨハンソン
原作:
撮影:イーライ・アレンソン
音楽:ソーラリン・グドナソン
出演:ノオミ・ラパス(マリア)、ヒルミル・スナイル・グドゥナソン(イングヴァル)、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン(ペートゥル)、イングヴァール・E・シーグルソン(テレビに登場する男)
アイスランドの田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた羊ではない何かを育て、やがて破滅へと導かれていく様を描いたスリラー。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などの特殊効果を担当したバルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作。
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリアが羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子どもを亡くしていた2人は、その「何か」に「アダ」と名付け育てることにする。アダとの生活は幸せな時間だったが、やがてアダは2人を破滅へと導いていく。
「プロメテウス」「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパスが主人公マリアを演じ、製作総指揮も務めた。アイスランドの作家・詩人として知られ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の歌劇脚本を手がけたショーンがヨハンソンとともに共同脚本を担当。
ギリシア神話の牧神?夫婦の不幸が癒やされるために産まれた「奇跡」。あまりに切ない物語のクライマックスは、背筋が凍る。公開初日だが平日も、ほぼ満席。予告では伝奇ホラー的なウリをしていたので、若いカップルが多かったが、さすがにカンヌコンペ作品。大半の観客に催眠術をかけていた。
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