« 2022年4月 | トップページ | 2022年6月 »

2022-098M 「島守の塔」☆☆☆

Sshimamoprinoto邦題:島守の塔
時間:130分
公開:2022-08-
製作年度:2022
製作国:日本
配給:
製作総指揮:
製作:
監督:五十嵐匠
脚本:五十嵐匠 柏田道夫
原作:
撮影:
音楽:
出演:萩原聖人、村上淳、吉岡里帆、香川京子

毎日新聞社?察し。

| | コメント (0)

2022-097M 「犬王」☆☆☆★★

Sinuoh邦題:犬王
時間:97分
公開:2022-05-28
製作年度:2021
製作国:日本
配給:アニプレックス、アスミック・エース
製作総指揮:
製作:
監督:湯浅政明
脚本:野木亜紀子
原作:古川日出男
撮影:関谷能弘
音楽:大友良英
出演:アヴちゃん(犬王)、森山未來(友魚)、柄本佑(足利義満)、津田健次郎(犬王の父)、松重豊(友魚の父)

南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」を、「夜明け告げるルーのうた」の湯浅政明監督が映像化した長編ミュージカルアニメ。京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生した。その子どもこそが後に民衆を熱狂させる能楽師・犬王だったが、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは犬王の全身を衣服で包み、顔には面を被せた。ある日、犬王は盲目の琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会う。世を生き抜くためのビジネスパートナーとして固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を開花させてヒット曲を連発。舞台で観客を魅了するようになった犬王は、演じるたびに身体の一部を解き、唯一無二の美を獲得していく。湯浅監督がかつてアニメ化した「ピンポン」の漫画家・松本大洋がキャラクター原案を手がけ、「アイアムアヒーロー」の野木亜紀子が脚本を担当。
南北朝時代の実在の能楽師「犬王」を主人公にした、ロックオペラアニメ。音楽のモチーフはQUEENなのかな。
呪が解けていく過程は「どろろ」を想わせる。和風な作画テイストは「かぐや姫の物語」に共鳴している。

| | コメント (0)

2022-096M 「五等分の花嫁」☆☆☆★★

Sgotohobunnnohanayome邦題:映画 五等分の花嫁
時間:136分
公開:2022-05-20
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ポニーキャニオン
製作総指揮:
製作:
監督:神保昌登
脚本:大知慶一郎
原作:春場ねぎ
撮影:千葉大輔
音楽:中村巴奈重 櫻井美希
出演:松岡禎丞(上杉風太郎)、花澤香菜(中野一花)、竹達彩奈(中野二乃)、伊藤美来(中野三玖)、佐倉綾音(中野四葉)、水瀬いのり(中野五月)

「週刊少年マガジン」で連載された春場ねぎの同名コミックを原作とするテレビアニメ「五等分の花嫁」の完結編となる劇場版。勉強嫌いで落第寸前の五つ子姉妹を、家庭教師として高校卒業まで導くべく奮闘する貧乏高校生の上杉風太郎。これまでの努力が実を結んで無事3年生に進級できた五つ子は、修学旅行も終え、卒業へ向けてそれぞれの将来について考え始める。一緒に過ごしてきた中で風太郎への恋心を自覚する五つ子と、徐々にひかれていく風太郎だったが……。声優陣には松岡禎丞、花澤香菜、水瀬いのりらテレビアニメ版の豪華キャストが再結集。テレビアニメ「異世界食堂」シリーズの神保昌登が監督を務める。
テレビシリーズはコンプしてるので、映画版に密航は必然。本作が大団円の完結編だから。

| | コメント (0)

2022-095M 「トップガン」☆☆☆★

Topgun1原題:Top Gun
邦題:トップガン
時間:110分
公開:1986-12-06
製作年度:1986
製作国:アメリカ
配給:UIP
製作総指揮:ビル・バダラート
製作:ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー
監督:トニー・スコット
脚本:ジム・キャッシュ、ジャック・エップス・Jr.
原作:
撮影:ジェフリー・キンボール
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー
出演:トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、バル・キルマー、アンソニー・エドワーズ、トム・スケリット、マイケル・アイアンサイド、ジョン・ストックウェル、バリー・タブ、リック・ロソビッチ、ティム・ロビンス、クラレンス・ギルヤード・Jr.、ウィップ・ヒューブリー、ジェームズ・トルカン、メグ・ライアン、エイドリアン・パスダー

マーベリックを観るために、2015年以来7年ぶりに再見。

| | コメント (0)

2022-094M 「炎のデス・ポリス」☆☆☆

Sethpolis原題:Copshop
邦題:炎のデス・ポリス
時間:107分
公開:2022-07-15
製作年度:2021
製作国:アメリカ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:トム・オーテンバーグ マシュー・シダリ スコット・プットマン ロバート・シモンズ アダム・フォーゲルソン ジョン・フリードバーグ
製作:マーク・ウィリアムズ タイ・ダンカン ウォーレン・ゴズ エリック・ゴールド ジョー・カーナハン フランク・グリロ ジェラルド・バトラー アラン・シーゲル ジェームズ・マシェッロ
監督:ジョー・カーナハン
脚本:カート・マクロード ジョー・カーナハン
原作:マーク・ウィリアムズ カート・マクロード
撮影:フアンミ・アスピロス
音楽:クリントン・ショーター
出演:ジェラルド・バトラー、フランク・グリロ、アレクシス・ラウダー、トビー・ハス

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」のジョー・カーナハン監督が、砂漠地帯の小さな警察署というワンシチュエーションで描くサバイバルアクション。ある夜、砂漠地帯にたたずむ小さな警察署に、暴力沙汰を起こした詐欺師テディが連行されてくる。マフィアのボスに命を狙われているテディは、避難するためにわざと逮捕されたのだ。しかし、マフィアに雇われた殺し屋ボブが泥酔した男に成りすまして留置所に入り込んだ。新人警官ヴァレリーの活躍によってボブのテディ抹殺計画は阻止されるが、さらなる刺客としてサイコパスのアンソニーが現れ、署員を次々と血祭りにあげていく。大惨事となった小さな警察署で、孤立無援のヴァレリーと裏社会に生きる3人の男たちによる殺し合いが繰り広げられる。殺し屋ボブをジェラルド・バトラー、詐欺師テディをフランク・グリロ、殺人鬼サイコパスのアンソニーをトビー・ハス、正義感溢れる警官ヴァレリーをアレクシス・ラウダーがそれぞれ演じる。
邦題は昔の東和のような、あざとい仕上がり。わかりやすが、ビデオタイトルのようなC級感。

| | コメント (0)

2022-093M 「モガディシュ 脱出までの14日間」☆☆☆★★

Sogadysh原題:Escape from Mogadishu
邦題:モガディシュ 脱出までの14日間
時間:121分
公開:2022-07-01
製作年度:2021
製作国:韓国
配給:ツイン
製作総指揮:
製作:チョ・ソンミン カン・へジョン キム・ヨンファ
監督:リュ・スンワン
脚本:リュ・スンワン
原作:
撮影:チェ・ヨンファン
音楽:バン・ジュンソク
出演:キム・ユンソク、ホ・ジュノ、チョ・インソン、ク・ギョファン、キム・ソジン、チョン・マンシク

「ベルリンファイル」「生き残るための3つの取引」のリュ・スンワン監督がメガホンをとり、韓国民主化から3年、ソウル五輪からわずか2年後の1990年、ソマリアで内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちによる脱出劇を映画化。ソウル五輪を成功させた韓国は1990年、国連への加盟を目指して多数の投票権を持つアフリカ諸国でロビー活動を展開。ソマリアの首都モガディシュに駐在する韓国大使ハンも、ソマリア政府上層部の支持を取り付けようと奔走していた。一方、韓国に先んじてアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮も同じく国連加盟を目指しており、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、ソマリアで内戦が勃発。各国の大使館は略奪や焼き討ちにあい、外国人にも命の危険が迫る。大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、職員と家族たちを連れ、絶対に相容れない韓国大使館へ助けを求めることを決める。ハン大使役に「1987、ある闘いの真実」のキム・ユンソク、リム大使役に「国家が破産する日」のホ・ジュノ。第42回青龍映画賞で作品賞、監督賞ほか5部門を受賞し、韓国で大ヒットを記録した。
 実話だそうだ。ソマリア内戦に巻き込まれた韓国外交官が北朝鮮の外交官もろともイタリア大使館の協力で国外脱出したお話。そうとう盛ってるようだが、かの国ではこれが「歴史の真実」になってしまうのだろう。
 ともあれ、圧倒的な(物語る牽引力)で2時間を見せ切る韓国映画の力量は、残念ながら邦画は勝てないレベルになっている。例えば『新感染』とか日本じゃ企画は通らないし、脚本を書ける人材が思い浮かばない。
 昨年の韓国の映画賞を総なめし、ナンバーワンヒットとなっただけの良作である。

| | コメント (0)

2022-092M 「大河への道」☆☆☆★

Staigahenomichi邦題:大河への道
時間:112分
公開:2022-05-20
製作年度:2022
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
企画:中井貴一
製作:
監督:中西健二
脚本:森下佳子
原作:立川志の輔
撮影:柴主高秀
音楽:安川午朗
出演:中井貴一(池本保治/高橋景保)、松山ケンイチ(木下浩章/又吉)、北川景子(小林永美/エイ)、岸井ゆきの(安野富海/トヨ)、和田正人(各務修/修武格之進)、田中美央(吉山朗/吉之助)、溝口琢矢(山本友輔/友蔵)、立川志の輔(梅さん/梅安)、西村まさ彦(山神三太郎/神田三郎)、平田満(和田善久/綿貫善右衛門)、草刈正雄(千葉県知事/徳川家斉)、橋爪功(加藤浩造/源空時和尚)

落語家・立川志の輔による新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」を映画化。主演の中井貴一をはじめ、松山ケンイチ、北川景子らキャストがそれぞれ1人2役を務め、現代を舞台に繰り広げられる大河ドラマ制作の行方と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描き出す。千葉県香取市役所では地域を盛り上げるため、初めて日本地図を作ったことで有名な郷土の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。しかし脚本制作の最中に、忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていたという事実が発覚してしまう。1818年、江戸の下町。伊能忠敬は日本地図の完成を見ることなく他界する。彼の志を継いだ弟子たちは地図を完成させるべく、一世一代の隠密作戦に乗り出す。「花のあと」の中西健二が監督を務め、「花戦さ」の森下佳子が脚本を手がけた。

 

 

| | コメント (0)

2022-091M 「ハケンアニメ!」☆☆☆★★

Shakenanime邦題:ハケンアニメ!
時間:128分
公開:2022-05-20
製作年度:2022
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:木村光仁 高木勝裕 鷲見貴彦 與田尚志 中野伸二 ?尾周一 岡徳康
監督:吉野耕平
脚本:政池洋佑
原作:辻村深月
撮影:清久素延
音楽:池頼広
出演:吉岡里帆(斎藤瞳)、中村倫也(王子千晴)、柄本佑(行城理)、尾野真千子(有科香屋子)、工藤阿須加(宗森周平)、小野花梨(並澤和奈)、高野麻里佳(群野葵)、前野朋哉(根岸)

直木賞作家・辻村深月がアニメ業界で奮闘する人々の姿を描いた小説「ハケンアニメ!」を映画化。地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督・斎藤瞳は、デビュー作で憧れの天才監督・王子千晴と業界の覇権をかけて争うことに。王子は過去にメガヒット作品を生み出したものの、その過剰なほどのこだわりとわがままぶりが災いして降板が続いていた。プロデューサーの有科香屋子は、そんな王子を8年ぶりに監督復帰させるため大勝負に出る。一方、瞳はクセ者プロデューサーの行城理や個性的な仲間たちとともに、アニメ界の頂点を目指して奮闘するが……。新人監督・瞳を吉岡里帆、天才監督・王子を中村倫也が演じ、柄本佑、尾野真千子が共演。「水曜日が消えた」の吉野耕平が監督を務めた。劇中に登場するアニメは「テルマエ・ロマエ」の谷東監督や「ONE PIECE STAMPEDE」の大塚隆史監督ら実際に一線で活躍するクリエイター陣が手がけ、そのキャストとして梶裕貴ら人気声優が多数出演。

 

| | コメント (0)

2022-090M 「エッシャー 視覚の魔術師」☆☆☆★★

Sesha2019原題:M.C. Escher - Het oneindige zoeken
邦題:エッシャー 視覚の魔術師
時間:80分
公開:2019-12-14
製作年度:2018
製作国:オランダ
配給:パンドラ
製作総指揮:
製作:ロビン・ルッツ
監督:ロビン・ルッツ
脚本:ロビン・ルッツ マラインケ・デ・ヨンケ
原作:
撮影:ロビン・ルッツ
音楽:
出演:スティーブン・フライ、グラハム・ナッシュ、ジョージ・エッシャー、ヤン・エッシャー、リーベス・エッシャー

トリックアートで世界的に知られるオランダ人版画家・画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの生涯、作品に迫ったドキュメンタリー。エッシャーの家族へのインタビュー、彼が遺した1000を超える書簡や日記、収集家の証言などから知られざるエッシャーの波乱に満ちた人生、そして創作の足跡を丁寧にたどる。また、70年代のサイケデリック・ムーブメントの時代にエッシャーからの影響を多大に受けたロックミュージシャンのグラハム・ナッシュへのインタビューや、人々の日常生活の中に見られるエッシャーの影響など、その創造力の源泉をCGアニメーションの手法も取り入れながらさまざまな角度から探っていく。監督は数々の長編ドキュメンタリーを手がけたロビン・ルッツ。「EUフィルムデーズ2019」では「エッシャー 無限の旅」のタイトルで上映。

| | コメント (0)

2022-089M 「新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」☆☆☆★

Soperaza2022原題:Une saison (tres) particuliere
邦題:新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり
時間:73分
公開:2022-08-19
製作年度:2021
製作国:フランス
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:プリシラ・ピザート
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:アマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、パク・セウン、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、ポール・マルク
アレクサンダー・ネーフ(パリ・オペラ座総裁)、オレリー・デュポン(バレエ団芸術監督)

世界的パンデミック禍、バレエの殿堂に訪れた葛藤と静寂
新エトワール誕生までの軌跡を追った情熱のドキュメンタリー

世界的パンデミック禍、パリ・オペラ座も静寂が支配していた。「1日休めば自分が気づき、2日休めば教師が気づく。3日休めば観客が気づく―」と言われるダンサーたちにとって、1日6~10時間踊っていた日常から突如切り離された日々は、過酷な試練であった。2020年6月15日、3か月の自宅待機を経てクラスレッスンが再開。
世界的パンデミック禍、パリ・オペラ座も例外なく閉鎖。ダンサーたちは、1日6~10時間踊っていた日常から突如切り離され、過酷な試練と向き合っていた。2020年6月15日、3か月の自宅待機を経てクラスレッスンが再開。かつてない状況下、 最高位のエトワールたちは、“オペラ座の宝”といわれる演目、ヌレエフ振付の超大作「ラ・バヤデール」の年末公演に向け稽古を重ねていく。しかし、再びの感染拡大に伴い、開幕目前に無観客配信となり、初日が千秋楽となる幻の公演となってしまう。心技体が揃う絶頂期が短く、42歳でバレエ団との契約が終了となる彼らにとって、それは落胆の決断であったが、そんな激動の中で新エトワールが誕生する――。

| | コメント (0)

2022-088M 「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」☆☆☆★

Sbillted2022原題:ill & Ted Face the Music
邦題:ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
時間:91分
公開:2020-12-18
製作年度:2020
製作国:アメリカ
配給:ファントム・フィルム
製作総指揮:スティーブン・ソダーバーグ パトリック・W・ドゥーガン
製作:スコット・クルーフ アレックス・ルボビッチ デビッド・ハリング スティーブ・ポンス エド・ソロモン アレックス・ウィンター
監督:ディーン・パリソット
脚本:クリス・マシスン エド・ソロモン
原作:
撮影:シェリー・ジョンソン
音楽:マーク・アイシャム
出演:キアヌ・リーヴス(テッド)、アレックス・ウィンター(ビル)、クリステン・シャール(ケリー)、サマラ・ウィーヴィング(ティア)、ブリジェット・ランディ=ペイン(ビリー)、ウィリアム・サドラー(死神)、アンソニー・キャリガン(ロボット)、エリン・ヘイズ(エリザベス)、ジェイマ・メイズ(ジョアンナ)、キッド・カディ(キッド・カディ)、ホーランド・テイラー(偉大なるリーダー)

「スピード」や「マトリックス」でトップスターとなり、近年も「ジョン・ウィック」シリーズなど活躍を続けるキアヌ・リーブスが若かりし日に主演し、ロックスターにあこがれる高校生のビルとテッドが時空を超えた冒険を繰り広げる姿を描いたコメディ「ビルとテッドの大冒険」のシリーズ第3作。前作から29年ぶりの新作となった今作では、主演のリーブスとアレックス・ウィンターの2人が、ミュージシャンになった大人のいまも少年の心を忘れないビルとテッドを三度演じ、タイムマシンで新たな冒険に出る姿を描く。自分たちの音楽が将来世界を救うと予言されたビルとテッドは、曲作りに励み、その時を待ち続けて早30年。人気も年月とともに落ち込み、いまや応援してくれるのは家族だけだった。そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ、時空の歪みによって人類滅亡まであと77分25秒しかないという驚きべき事実を伝える。ビルとテッドは世界の消滅を防ぐため、そして「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンを集めて史上最強のバンドを結成しようと、過去や未来を駆け巡る。監督は「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソット。

| | コメント (0)

2022-087M 「シン・ウルトラマン」☆☆☆

Surutoraman2022邦題:シン・ウルトラマン
時間:112分
公開:2022-05-13
製作年度:2022
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:塚越隆行 市川南 庵野秀明
監督:樋口真嗣
脚本:庵野秀明
原作:隠田雅浩
撮影:市川修 鈴木啓造
音楽:宮内國郎 鷺巣詩郎
出演:斎藤工(神永新二)、長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかり、田中哲司、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏

日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。庵野が企画・脚本、樋口が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。班長の田村君男、作戦立案担当官の神永新二ら禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた。そんなある時、大気圏外から銀色の巨人が突如出現。巨人対策のため禍特対には新たに分析官の浅見弘子が配属され、神永とバディを組むことになる。主人公・神永新二を斎藤工、その相棒となる浅見弘子を長澤まさみが演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司らが共演。劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。
タケダタケダタケダアー、タケダターケーダー!。
カラータイマーはついてないよ。

| | コメント (0)

2022-086m「流浪の月」☆☆☆★★

Srurohnotuki邦題:流浪の月
時間:150分
公開:2022-05-13
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ギャガ
製作総指揮:宇野康秀
製作:依田巽,森田篤
監督:李相日
脚本:李相日
原作:凪良ゆう
撮影:ホン・ギョンピョ
音楽:原摩利彦
出演:広瀬すず(家内更紗)、松坂桃李(佐伯文)、横浜流星(中瀬亮)、多部未華子(谷あゆみ)、趣里(安西佳菜子)、三浦貴大(湯村店長)、白鳥玉季(10歳時の更紗)、増田光桜(安西梨花)、内田也哉子(佐伯音葉)、柄本明(阿方)

2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すずと松坂桃李の主演で映画化。ある日の夕方、雨の公園でびしょ濡れになっていた10歳の少女・家内更紗に、19歳の大学生・佐伯文が傘をさしかける。伯母に引き取られて暮らす更紗は家に帰りたがらず、文は彼女を自宅に連れて帰る。更紗はそのまま2カ月を文の部屋で過ごし、やがて文は更紗を誘拐した罪で逮捕される。“被害女児”とその“加害者”という烙印を背負って生きることとなった更紗と文は、事件から15年後に再会するが……。更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜流星、心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じる。「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。
原作を刊行当時読んでいる作品の映画化。USENの宇野康秀氏が自身の製作会社で制作、そして依田巽氏のギャガが配給。六本木の有線ギャガ時代の豪華すぎる天空の試写室に、思いを馳せる。時間は、甘美で残酷で、その激流はすべてを漂白していく。
広瀬すずを見つめる2時間。ヒロインの子供時代の少女も存在感があって良い。李相日監督は、うまい。

| | コメント (0)

2022-085M 「魂のまなざし」☆☆☆★

Stamashiinomanazashi原題:Helene
邦題:魂のまなざし
時間:122分
公開:2022-07-15
製作年度:2020
製作国:フィンランド・エストニア
配給:オンリー・ハーツ
製作総指揮:
製作:
監督:アンティ・ヨキネン
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:ラウラ・ビルン、ヨハンネス・ホロパイネン、クリスタ・コソネン、エーロ・アホ、ピルッコ・サイシオ、ヤルッコ・ラフティ

モダニズムを代表する画家のひとりとして近年、世界的に注目を集めるフィンランドの画家ヘレン・シャルフベックを描いた伝記映画。1862年に生まれ1946年に没した彼女の生涯のうち、その後の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の8年間の時代を描いた。1915年、高齢の母親とともに田舎で暮らす画家のヘレン・シャルフベックは、世間からはすでに忘れられた存在だったが、湧き出る情熱のために絵を描き続けていた。そんな彼女のもとに、ある画商が訪ねてきたことから、運命は大きく転換する。画商はヘレンが描きためていた159点の作品を見いだし、大きな個展開催に向けて動き出す。そして、画商が紹介した19歳年下の青年エイナル・ロイターとの出会いが、ヘレンの人生にさらなる転機をもたらす。抑圧的な家庭や男性優位の社会にも臆さず、名誉よりも内からあふれ出る情熱に従う画家の姿を、北欧の美しい自然や街並みとともに描く。主人公ヘレン・シャルフベック役は「ファブリックの女王」などに出演したラウラ・ビルン。

| | コメント (0)

2022-084M 「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」☆☆☆★

Smynydiary原題:My Salinger Year
邦題:マイ・ニューヨーク・ダイアリー
時間:101分
公開:2022-05-06
製作年度:2020
製作国:アイルランド・カナダ
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:フィリップ・ファラルドー ジョアンナ・ラコフ メアリー・ジェーン・スカルスキー フサイン・アマルシ エミリー・ジョルジュ ナイマ・アベド セリーヌ・ハダド
製作:リュック・デリー キム・マクロー
監督:フィリップ・ファラルドー
脚本:フィリップ・ファラルドー
原作:ジョアンナ・ラコフ
撮影:サラ・ミシャラ
音楽:マーティン・レオン
出演:マーガレット・クアリー(ジョアンナ)、シガーニー・ウィーヴァー(マーガレット)、ダグラス・ブース(ドン)、ショーナ・カースレイク(ジェニー)、ブライアン・F・オバーン(ヒュー)、コルム・フィオール(ダニエル)、テオドール・ペルラン(ノースカロライナ州ウィンストン・セーラム在住の青年)、ヤニック・トゥルースデール(マックス)、ハムザ・ハク(カール)、レニ・パーカー(パム)、エレン・デヴィッド(就活エージェント)、ロマーヌ・ドゥニ(A評価が欲しい少女)、ティム・ポスト(J・D・サリンジャー)、ギャヴィン・ドレア(マーク)、マット・ホランド(クリフォード・ブラッドベリ)

「ライ麦畑でつかまえて」などで知られるアメリカの小説家J・D・サリンジャーを担当する女性エージェントと新人アシスタントを描いたジョアンナ・ラコフの自叙伝を、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のマーガレット・クアリー、「エイリアン」シリーズの名優シガニー・ウィーバーの共演で映画化。90年代のニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ・D・サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。ジョアンナの業務は世界中から大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターの対応処理。心揺さぶられる手紙を連日読む彼女は、簡素な定型文を返信することに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナは、サリンジャー本人から一本の電話を受けるが……。監督は「グッド・ライ いちばん優しい嘘」のフィリップ・ファラルドー。
サリンジャーを絶対視する?アメリカの一部の方々には、喜んでいただける作品なのだろう。ライ麦さえ、面倒で印象残ってない我としては、???ね作品だな。

| | コメント (0)

2022-083M 「ホリック xxxHOLiC」☆☆☆★

Solic邦題:ホリック xxxHOLiC
時間:110分
公開:2022-04-29
製作年度:2022
製作国:日本
配給:松竹、アスミック・エース
製作総指揮:
製作:高橋敏弘 佐野真之 小西啓介 玉井雄大 金谷英剛 松本智 井田寛 藤倉博 鵜野久美子 西野亮廣
監督:蜷川実花
脚本:吉田恵里香
原作:CLAMP
撮影:相馬大輔
音楽:渋谷慶一郎
出演:神木隆之介(四月一日君尋)、柴咲コウ(壱原侑子)、松村北斗(百目鬼静)、玉城ティナ(九軒ひまわり)、趣里(美咲)、DAOKO(マルダシ)、モトーラ世理奈(モロダシ)、西野七瀬(猫娘)、大原櫻子(ミセの客)、てんちむ(ミセの客)、橋本愛(座敷童)、磯村勇斗(アカグモ)、吉岡里帆(女郎蜘蛛)

創作集団「CLAMP」の大ヒットコミック「xxxHOLiC」を、「Diner ダイナー」「ヘルタースケルター」の蜷川実花監督が実写映画化。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見えてしまう男子高校生・四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)。その能力のせいで孤独な人生を歩んできた彼は、能力を消し去って普通の生活を送りたいと願っていた。そんなある日、一匹の蝶に導かれて不思議な“ミセ”にたどり着いた彼は、妖しく美しい女主人・壱原侑子(イチハラ・ユウコ)に出会う。侑子は四月一日のどんな願いでもかなえてくれると言い、その対価として彼の“一番大切なもの”を差し出すよう話す。侑子のもとで暮らしながらミセを手伝うことになった四月一日は、様々な悩みを抱えた人たちと出会ううちに、思わぬ大事件に巻き込まれていく。孤独な高校生・四月一日を神木隆之介、ミセの女主人・侑子を柴咲コウが演じる。「センセイ君主」の吉田恵里香が脚本、「ミッドナイトスワン」の渋谷慶一郎が音楽を担当。
蜷川実花監督、相変わらず、動く錦絵を指向しているね。怪しいセンス・オブ・ワンダーの『動く絵』師のテイストは不変ですね。

| | コメント (0)

2022-082M 「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」☆☆☆★

Sdrstrange2022原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness
邦題:ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス
時間:126分
公開:2022-05-04
製作年度:2022
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ルイス・デスポジート ビクトリア・アロンソ エリック・ホイサーマン・キャロル スコット・デリクソン ジェイミー・クリストファー
製作:ケビン・ファイギ
監督:サム・ライミ
脚本:マイケル・ウォルドロン
原作:
撮影:ジョン・マシソン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)、エリザベス・オルセン(ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ)、ベネディクト・ウォン(ウォン)、レイチェル・マクアダムス(クリスティーン・パーマー)、キウェテル・イジョフォー(モルド)、ソーチー・ゴメス(アメリカ・チャベス)

元天才外科医で最強の魔術師ドクター・ストレンジの活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2作。2016年に公開されたシリーズ第1作以降も、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18)、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)、そして「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(21)など一連のMCU作品で活躍してきたドクター・ストレンジが、禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったことによって直面する、かつてない危機を描く。マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチをはじめ、ストレンジの盟友ウォン役のベネディクト・ウォン、元恋人クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーら前作のキャストが再結集。物語の鍵を握る新キャラクターのアメリカ・チャベス役でソーチー・ゴメス、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役でエリザベス・オルセンも出演。「スパイダーマン」3部作(02、04、07)を大ヒットさせたサム・ライミが監督を務め、「オズ はじまりの戦い」(13)以来となる長編映画のメガホンをとった。
指パッチン後に展開されてるマルチバース設定は、もうワケガワカラナイヨ(いちいち相関を記憶してるわけじゃないから!ボクだって忙しいんだからね!)という状況なのだが、お付き合い。九龍城砦のように入り組んだシリーズ構成、世界観の構築と矛盾への問い合わせを論破するための理論武装など、MCUの担当セクションは大変だなあと、同情する。今回は、ストレンジ博士がやらかす話。サム・ライミ監督の力瘤の入った「描写」に酔ってみる。

| | コメント (0)

2022-081M 「死刑にいたる病」☆☆☆★★

Ssikeiniitaruyamai邦題:死刑にいたる病
時間:128分
公開:2022-06-06
製作年度:2022
製作国:日本
配給:クロックワークス
製作総指揮:
製作:藤本款 小坂恵一 和田佳恵
監督:白石和彌
脚本:高田亮
原作:櫛木理宇
撮影:池田直矢
音楽:大間々昂
出演:阿部サダヲ(榛村大和)、岡田健史(筧井雅也)、岩田剛典(金山一輝)、宮崎優(加納灯里)、鈴木卓爾(筧井和夫)、佐藤玲(根津かおる)、赤ペン瀧川(佐村弁護士)、大下ヒロト(クラタ)、吉澤健(地元の農夫)、音尾琢真(滝内)、岩井志麻子(赤ヤッケの女)、コージ・トクダ(相馬)、中山美穂(筧井衿子)

「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌監督が、櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を映画化したサイコサスペンス。鬱屈した日々を送る大学生・雅也のもとに、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人・榛村から1通の手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた榛村は、犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよく店を訪れていた。手紙の中で、榛村は自身の罪を認めたものの、最後の事件は冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明してほしいと雅也に依頼する。独自に事件を調べ始めた雅也は、想像を超えるほどに残酷な真相にたどり着く。「彼女がその名を知らない鳥たち」の阿部サダヲと「望み」の岡田健史が主演を務め、岩田剛典、中山美穂が共演。「そこのみにて光輝く」の高田亮が脚本を手がけた。
テレビ東京出資作品。
特殊な方法で殺人を繰り返したシリアルキラーが、死刑囚として収監されている獄中から、登場人物たちの心を掴んで操作していく、和風ハンニバルなミステリーサスペンス。白石和彌監督のGペンで描いた劇画のような演出タッチは、流石だ。

| | コメント (0)

2022-080M 「マーベラス」☆☆☆

Smarberasu原題:The Protege
邦題:マーベラス
時間:109分
公開:2022-07-01
製作年度:2021
製作国:アメリカ・イギリス
配給:REGENTS
製作総指揮:アビ・ラーナー トレバー・ショート ジェフリー・グリーンスタイン ジョナサン・ヤンガー ボアズ・デビッドソン クリスタ・キャンベル ラティ・グロブマン ルーク・ダニエルズ カイル・ストラウド エウゼビオ・ムニョス・Jr. クライトン・フェルナンデス ウラジミール・フェルナンデス サイモン・ウィリアムズ ダニエル・ネグレ ブルーノ・ウー ギャレス・ウェスト アンドレイ・ボンセア ドラゴス・ブリカ
製作:モシュ・ディアマント ロブ・バン・ノーデン ヤリフ・ラーナー クリストファー・ミルバーン アーサー・サルキシアン
監督:マーティン・キャンベル
脚本:リチャード・ウェンク
原作:
撮影:デビッド・タッターサル
音楽:ルパート・パークス
出演:マイケル・キートン、マギーQ、サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・マラバイド、デビッド・リントール、オリ・フェッファー、レイ・フィアロン

復讐に燃える暗殺者や護衛のプロフェッショナルなど、裏社会で自身の美学に従って生きる者たちが、さまざまなスキルを駆使して戦いを展開するアクション。裏社会で長年トップクラスの暗殺成功率を誇り、親子のような絆で結ばれていた師弟コンビ、アンナとムーディ。ある日、ムーディが無残に殺され、アンナは復讐に乗り出す。そんな彼女の前に、ターゲットの護衛を請け負ったプロのセキュリティ、レンブラントが現れる。レンブラントは敵対関係にあるアンナに対し、すべてを見通しているかのように柔らかな物腰で迫るなど、うかがい知れない魅力を持っていた。復讐の暗殺者と完璧な護衛者、プロフェッショナルたちがそれぞれのプライドを懸け、知力、魅力、殺しのスキルを駆使した戦いを繰り広げる。アンナ役をマギー・Q、レンブラント役をマイケル・キートン、ムーディ役をサミュエル・L・ジャクソンがそれぞれ演じる。「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督がメガホンをとった。
Smarberasu

| | コメント (0)

2022-079M 「バブル」☆☆☆★

Sbabul邦題:バブル
時間:100分
公開:2022-05-13
製作年度:2022
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:
製作:川村元気
監督:荒木哲郎
脚本:虚淵玄 大樹連司 佐藤直子
原作:
撮影:山田和弘
音楽:澤野弘之
出演:志尊淳(ヒビキ)、りりあ。(ウタ)、宮野真守(シン)、梶裕貴(カイ)、畠中祐(電気ニンジャ・リーダー)、千本木彩花(ウサギ)、逢坂良太、井上麻里奈(アンダーテイカー・リーダー)、三木眞一郎(ロブスター・リーダー)、広瀬アリス(マコト)

 

テレビアニメ「進撃の巨人」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOが再タッグを組み、重力が壊れた東京で出会う少年少女の物語を描いたオリジナル長編アニメーション。重力を操る泡「バブル」が降り注ぎ、重力が壊れた東京。街は家族を失った若者たちの遊び場となり、ビルからビルへ跳びまわるパルクールのチームバトルが行われていた。渋谷を拠点とするブルーブレイズのエースであるヒビキは特殊な聴覚の持ち主で、他人とのコミュニケーションが苦手だ。ある日のプレイ中に重力が歪む海へ落下した彼は、謎の少女ウタに助けられる。不思議な力を持つウタは、ヒビキだけに聴こえる音に反応する。2人の出会いは、世界を変える真実へとつながっていく。主人公ヒビキの声を志尊淳、バブルを調査する科学者マコトの声を広瀬アリスが演じる。「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄が脚本、「DEATH NOTE」の漫画家・小畑健がキャラクターデザイン原案、「プロメア」の澤野弘之が音楽を担当。

 

| | コメント (0)

2022-078M 「バッドマン」☆☆☆★

Sbadoman原題:Superwho?
邦題:バッドマン
時間:83分
公開:2022-07-15
製作年度:2021
製作国:フランス、
配給:アルバトロス
製作総指揮:
製作:フィリップ・ラショー、ジュリアン・デリス、デヴィッド・ゴーキエ
監督:フィリップ・ラショー
脚本:フィリップ・ラショー
原作:
撮影:ヴァンサン・リシャール
音楽:マキシム・デプレ、ミカエル・トルディマン
出演:フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、タレク・ブダリ、エロディ・フォンタン、アリス・デュフォア

警察署長の父親の反対を押し切り、役者として夢を追い続けているセドリック。実は心が折れかけていたその時、新作映画「バッドマン」の主役に抜擢される。そう、「バットマン」ではなく「バッドマン」だ。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画。このチャンスを逃してはならないと、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学び撮影にむ。戸惑いながらも撮影初日が順調に終わろうとする中、妹から父親が倒れたという知らせが入る。焦ったセドリックは、バッドスーツのままバッドモービルに乗り病院へと急ぐが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた―。
マーベルやDCの名シーンやキャラクターを弄んで、笑い倒していくフレンチコメディ。ルイ・ド・フィネスがどっかで顔をだしているかもと妄想してしまう、テンポのオフビート感が素敵。

| | コメント (0)

2022-077M 「女神の伝承」☆☆★★★

Smegaminokeisyou_20220501164901原題:The Medium
邦題:女神の継承
時間:131分
公開:2022-07-29
製作年度:2021
製作国:タイ・韓国
配給:シンカ
製作総指揮:キム・ドゥス ジナー・オーソットシン
製作:ナ・ホンジン バンジョン・ピサンタナクーン
監督:バンジョン・ピサンタナクーン
脚本:バンジョン・ピサンタナクーン
原作:ナ・ホンジン
撮影:ナルフォル・チョカナピタク
音楽:チャッチャン・ポンプラパーン
出演:ナルリヤ・グルモンコルベチ、サワニー・ウトーンマ、シラニ・ヤンキッティンカン

本作は、カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタートしました。その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作が完成しました。タイ東北部イサーン地方を舞台にした本作は、深い森や神秘的な洞窟、エキゾチックな儀式を余すところなくカメラに収め、観る者を社会の常識が通用しない戦慄の秘境へと招き入れていく…。 

久しぶりの「臆面もない」モキュメンタリー作品である。

 

| | コメント (0)

« 2022年4月 | トップページ | 2022年6月 »