2022-075M 「戦争と女の顔」☆☆☆★
原題:Dylda
邦題:戦争と女の顔
時間:137分
公開:2022-07-15
製作年度:2019
製作国:ロシア
配給:アットエンタテインメント
製作総指揮:
製作:アレクサンドル・ロドニャンスキー セルゲイ・メルクモフ
監督:カンテミール・バラーゴフ
脚本:カンテミール・バラーゴフ アレクサンドル・チェレホフ
原作:スベトラーナ・アレクシエービチ
撮影:クセニア・セレダ
音楽:エフゲニー・ガルペリン
出演:ビクトリア・ミロシニチェンコ、バシリサ・ベレリギナ、アンドレイ・バイコフ、イーゴリ・シローコフ
ベラルーシのノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチによるノンフィクション「戦争は女の顔をしていない」を原案に、第2次世界大戦後のソ連(現ロシア)で生きる2人の女性の運命を描き、第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞と国際批評家連盟賞を受賞した人間ドラマ。第2次世界大戦に女性兵士として従軍したイーヤは、終戦直後の1945年、荒廃したレニングラード (現サンクトペテルブルク)の街の病院で、PTSDを抱えながら看護師として働いていた。しかし、ある日、PTSDによる発作のせいで面倒をみていた子どもを死なせてしまう。そこに子どもの母親で戦友でもあるマーシャが戦地から帰還。彼女もまた、イーヤと同じように心に大きな傷を抱えていた。心身ともにボロボロになった2人の元女性兵士は、なんとか自分たちの生活を再建しようとし、そのための道のりの先に希望を見いだすが……。監督は、巨匠アレクサンドル・ソクーロフの下で映画制作を学んだ新鋭カンテミール・バラーゴフ。主演はともに新人のビクトリア・ミロシニチェンコとバシリサ・ペレリギナ。
勝ったはずの戦争も、男も女も取り返しようのない、ぶっ壊れた人生を強いる。というこの上なく不幸な「戦争のありさま」を2019年のカンヌで高く評価された作品は、ロシア映画。3年経った2022年のロシアは?
英語原題は「ノッポ」という意味。主人公はそう呼ばれ続ける。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 2023-033M 「ルパン三世VSキャッツ・アイ」(2023.01.31)
- 2023-032M 「レジェンド&バタフライ」☆☆☆★★(2023.01.29)
- 2023-030M 「金の国 水の国」☆☆☆★★(2023.01.27)
- 2023-031M 「ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE」☆☆★★★(2023.01.27)
- 2023-029M 「幻滅」☆☆☆★★★(2023.01.26)
「洋画 さ行」カテゴリの記事
- 2023-031M 「ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE」☆☆★★★(2023.01.27)
- 2023-026M 「ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう」☆☆★★(2023.01.25)
- 2023-018M 「呪餐 悪魔の奴隷」☆☆☆(2023.01.18)
- 2023-016M 「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」☆☆☆★(2023.01.17)
- 2022-233M 「セールスマン(1969)」☆☆☆★(2022.11.30)
コメント