2022-062M 「英雄の証明」☆☆☆★
原題:A Hero
邦題:英雄の証明
時間:127分
公開:2022-04-01
製作年度:2021
製作国:イラン・フランス
配給:シンカ
製作総指揮:
製作:アレクサンドル・マレ=ギィ アスガー・ファルハディ
監督:アスガー・ファルハディ
脚本:アスガー・ファルハディ
原作:
撮影:アリ・ガーズィ
音楽:
出演:アミール・ジャディディ(ラヒム・ソルタニ)、モーセン・タナバンデ(バーラム)、サハル・ゴルデュースト(ファルコンデ)、マルヤム・シャーダイ(マリ)、アリレザ・ジャハンディデ(ホセイン)、サレー・カリマイ(シアヴァシュ)、サリナ・ファルハディ(ナザニン)、フェレシュテ・サドル・アラファイ(ラドミラ婦人)、エーサン・グダルズィ(ナデアリ)、ファッロク・ヌールバクト(サレヒ)、モハッマド・アガバティ(サレプール)
「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞するなど世界的に高い評価を受けるイランの名匠アスガー・ファルハディーが手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したヒューマンサスペンス。SNSやメディアの歪んだ正義と不条理によって、人生を根底から揺るがす事態に巻き込まれていく男の姿を描く。イランの古都シラーズ。ラヒムは借金の罪で投獄され、服役している。そんなある時、婚約者が偶然17枚の金貨を拾う。借金を返済すればその日にでも出所できるラヒムにとって、それはまさに神からの贈り物のように思えた。しかし、罪悪感にさいなまれたラヒムは、金貨を落とし主に返すことを決意する。そのささやかな善行がメディアに報じられると大きな反響を呼び、ラヒムは「正直者の囚人」という美談とともに祭り上げられていく。ところが、 SNSを介して広まったある噂をきっかけに、状況は一変。罪のない吃音症の幼い息子をも巻き込んだ、大きな事件へと発展していく。
久しぶりのシネスイッチ銀座。この作品も2021カンヌ映画祭のコンペ作品。グランプリを受賞。こちらの方が、カンヌの王道な作品だ。王道的すぎて、突出してない分、パルムドールには手が届かなかったようだ。
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