2022-051M 「ウェディング・ハイ」☆☆☆★★
邦題:ウェディング・ハイ
時間:117分
公開:2022-03-12
製作年度:2022
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:田渕みのり 石田聡子 河野美里 奥村麻美子
監督:大九明子
脚本:バカリズム
原作:
撮影:中村夏葉
音楽:東京スカパラダイスオーケストラ
出演:篠原涼子(中越真帆)、中村倫也(石川彰人)、関水渚(新田遥)、岩田剛典(八代裕也)、中尾明慶(相馬慎司)、浅利陽介(真壁宗介)、前野朋哉(倉田大輔)、泉澤祐希(滝本直樹)、佐藤晴美(山下沙和)、宮尾俊太郎(村木武史)、六角精児(新田大造)、尾美としのり(石川紀夫)、池田鉄洋(石川充)、臼田あさ美(加藤友梨)、片桐はいり(樋口良子)、皆川猿時(井上司朗)、向井理(澤田紀昭)、高橋克実(財津俊彦)
「地獄の花園」「殺意の道程」などで脚本家としても才能を発揮するお笑い芸人バカリズムのオリジナル脚本による、結婚式を舞台に描いた群像コメディ。お茶目だけど根は真面目な石川彰人と天真爛漫な新田遥のカップルは、敏腕ウェディングプランナーの中越真帆に支えられながら結婚式の準備を進め、ようやく式当日を迎える。新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声といった定番の演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たちだったが、熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へと展開。新郎新婦からのSOSを受けた中越は、知恵と工夫で数々の難題に立ち向かうが、さらに遥の元恋人・裕也や謎の男・澤田も現れて……。篠原涼子がウェディングプランナーの中越役で主演を務め、新郎・彰人を中村倫也、新婦・遥を関水渚、遥の元恋人・裕也を岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じる。監督は「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子。
大九明子監督とバカリズムの脚本が、どのような化学変化を起こすかという、マニアックな期待とともに鑑賞。伊坂幸太郎ばりの、ワケ有り登場人物が、最後まで有機的に計算された関係性をもたせる脚本。しかし、文字面ではよいものの、映像にしたときは、大九監督は苦労したかもしれない。すなわち、どこをスクリーンに焼き付ければ良いのか迷うような複合的なシーンが多くあるためだ。とはいえ、大九監督の乾いた、一歩引いて冷静さを持った「笑い」のシーンの描写は、ならではの芸風なのだろう。
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