2021-097M 「ファーザー」☆☆☆★★★
原題:The Father
邦題:ファーザー
時間:97分
公開:2021-05-14
製作年度:2020
製作国:イギリス・フランス
配給:ショウゲート
製作総指揮:オリー・マッデン ダニエル・バトセック ティム・ハスラム ヒューゴ・グランバー
製作:デビッド・パーフィット ジャン=ルイ・リビ サイモン・フレンド
監督:フロリアン・ゼレール
脚本:クリストファー・ハンプトン フロリアン・ゼレール
原作:フロリアン・ゼレール
撮影:ベン・スミサード
音楽:ルドビコ・エイナウディ
出演:アンソニー・ホプキンス(アンソニー)、オリヴィア・コールマン(アン)、マーク・ゲイティス(男)、イモージェン・プーツ(ローラ)、ルーファス・シーウェル(ポール)、オリヴィア・ウィリアムズ(女)
名優アンソニー・ホプキンスが認知症の父親役を演じ、「羊たちの沈黙」以来、2度目のアカデミー主演男優賞を受賞した人間ドラマ。日本を含め世界30カ国以上で上演された舞台「Le Pere 父」を基に、老いによる喪失と親子の揺れる絆を、記憶と時間が混迷していく父親の視点から描き出す。ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。そんな折、アンソニーはアンから、新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。しかしアンソニーの自宅には、アンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男が現れ、ここは自分とアンの家だと主張。そしてアンソニーにはもう1人の娘ルーシーがいたはずだが、その姿はない。現実と幻想の境界が曖昧になっていく中、アンソニーはある真実にたどり着く。アン役に「女王陛下のお気に入り」のオリビア・コールマン。原作者フロリアン・ゼレールが自らメガホンをとり、「危険な関係」の脚本家クリストファー・ハンプトンとゼレール監督が共同脚本を手がけた。第93回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、助演女優賞など計6部門にノミネート。ホプキンスの主演男優賞のほか、脚色賞を受賞した。
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