2020-112M 「一度も撃ってません」☆☆☆★★
邦題:一度も撃ってません
時間:100分
公開:2020-07-03
製作年度:2020
製作国:日本
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:
監督:阪本順治
脚本:丸山昇一
原作:
撮影:儀間眞悟
音楽:安川午朗
出演:石橋蓮司(市川進)、大楠道代(市川弥生)、岸部一徳(石田和行)、桃井かおり(玉淀ひかる)、佐藤浩市(児玉道夫)、豊川悦司(周雄)、江口洋介(守山秀平)、妻夫木聡(今西友也)、新崎人生(ポパイ/南雲雄平)、井上真央(福原歌留多)、柄本明(連城孝志)
「半世界」「エルネスト」の阪本順治監督、「野獣死すべし」「探偵物語」の丸山昇一脚本によるハードボイルドコメディ。18年ぶりの映画主演となる石橋蓮司が、冴えない小説家と伝説の殺し屋という2つの顔をもつ主人公を演じる。ハードボイルドを気取る小説家の市川進。まったく原稿が採用されない時代遅れの作家である市川には伝説の殺し屋・サイレントキラーというもう1つの顔があった。しかし、彼は一度も人を撃ったことがなく、旧友である石田から依頼を受け、標的の行動をリサーチするだけだった。しかし、石田が中国系のヒットマンから命を狙われたことから、市川にも身の危険が迫る。石橋のほか、大楠道代、岸部一徳、桃井かおりと日本映画界を支えるベテラン俳優陣が顔をそろえる。
50歳台までには、この映画の空気感、鳥肌がたつほどの痛懐かしさを感じることはできないだろうな。さらに、あの時代のゴールデン街を知らないとね。残念ながら若い批評家には不評な作品らしい。しかし、僕は作品の全体像を絶賛したい。故藤田敏八や長谷部安春に監督してもらっても素敵だろう。この場に必須の原田芳雄は、確かに作品に存在感を示している。桃井かおりが独白する!市街で機動隊相手に石投げて、逃げて...のくだり。中学生時代に彷徨ってた新宿で遭遇した。その記憶の同時代性に泣く。
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