2020-096M 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」☆☆☆★★★
原題:Little Women
邦題:ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語
時間:135分
公開:2020-06-12
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:アダム・メリムズ エブリン・オニール レイチェル・オコナー アーノン・ミルチャン
製作:エイミー・パスカル デニース・ディ・ノビ ロビン・スウィコード
監督:グレタ・ガーウィグ
脚本:グレタ・ガーウィグ
原作:ルイザ・メイ・オルコット
撮影:ヨリック・ル・ソー
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:シアーシャ・ローナン(ジョー)、ティモシー・シャラメ(ローリー)、フローレンス・ピュー(エイミー)、エリザ・スカンレン(ベス)、エマ・ワトソン(メグ)、ローラ・ダーン(マーミー)、メリル・ストリープ(マーチ伯母)、ルイ・ガレル(フレデリック)、クリス・クーパー(ローレンス)、ボブ・オデンカーク(ロバート・マーチ)、ジェームズ・ノートン(ジョン・ブルック)
「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督とシアーシャ・ローナンが再タッグを組み、ルイザ・メイ・オルコットの名作小説「若草物語」を新たな視点で映画化。南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語を、作家志望の次女ジョーを主人公にみずみずしいタッチで描く。しっかり者の長女メグ、活発で信念を曲げない次女ジョー、内気で繊細な三女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミー。女性が表現者として成功することが難しい時代に、ジョーは作家になる夢を一途に追い続けていた。性別によって決められてしまう人生を乗り越えようと、思いを寄せる幼なじみローリーからのプロポーズにも応じず、自分が信じる道を突き進むジョーだったが……。幼なじみローリーを「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメ、長女メグを「美女と野獣」のエマ・ワトソン、末っ子エイミーを「ミッドサマー」のフローレンス・ピュー、ジョーの人生に大きな影響を与えるマーチ叔母をメリル・ストリープがそれぞれ演じる。第92回アカデミー賞では作品賞はじめ計6部門でノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。
グレタ・ガーウィグ監督の素晴らしい女優への演出力が、瑞々しい少女たちの群像劇の傑作となった。思春期前後の四姉妹の<女性ならでは>の立ち居振る舞いや、嫉妬・羨望・葛藤・憎悪・憧憬・諦観がないまぜとなった、「男性では演出しきれない女性的なるエモーションによる心のリアクションや行為」をガーウィク監督が描ききっている。
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