2020-037M 「初恋」☆☆☆★★
邦題:初恋
時間:115分
公開:2020-02-28
製作年度:2019
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:紀伊宗之
監督:三池崇史
脚本:中村雅
原作:
撮影:北信康
音楽:遠藤浩二
出演:窪田正孝(葛城レオ)、大森南朋(大伴)、染谷将太(加瀬)、小西桜子(モニカ)、ベッキー(ジュリ)、三浦貴大(ヤス)、藤岡麻美(チアチー)、顏正國(ワン)、段鈞豪(フー)、矢島舞美、出合正幸、村上淳(市川)、滝藤賢一(医師)、ベンガル(占い師)、塩見三省(組長代行)、内野聖陽(権藤)
三池崇史監督が窪田正孝を主演にメガホンを取った自身初の恋愛映画。天涯孤独の身で類まれな才能を持つ天才ボクサーの葛城レオは、試合でまさかのKO負けを喫し病院へとかつぎこまれた。医師から自分の余命がわずかであるという事実を突きつけられ、自暴自棄になりながら歌舞伎町の街を歩くレオの目に男に追われる少女モニカの姿が飛び込んでくる。ただごとではない様子からレオが反射的にパンチを食らわせた男は、ヤクザと裏で手を組む悪徳刑事・大伴だった。モニカは親の虐待から逃れるため歌舞伎町に流れ着き、ヤクザにとらわれていたという。レオは彼女を救うことを決意するが、その選択はレオがヤクザと大伴から追われる身となることを意味していた。レオ役を窪田、大伴役を大森南朋、モニカ役をオーディションで選ばれた新人の小西桜子がそれぞれ演じるほか、内野聖陽、染谷将太、ベッキー、村上淳、滝藤賢一、ベンガル、塩見三省らが顔をそろえる。
三池というだけで「今度は何をやらかしてる?」という興味で観てしまう。脚本というか人物設定が乱暴ながら練りこまれている。伊坂幸太郎的な相関を見せてくる。ともあれ、ベッキーが2020年のアカデミー賞にノミネートされるのが確実ということだけは予言しておく。
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