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2019-202M 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」☆☆☆★★

Sw2019原題:Star Wars: The Rise of Skywalker
邦題:スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
時間:142分
公開:2019-12-20
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:カラム・グリーン トミー・ゴームリー ジェイソン・マクガトリン
製作:キャスリーン・ケネディ J・J・エイブラムス ミシェル・レイワン
監督:J・J・エイブラムス
脚本:J・J・エイブラムス クリス・テリオ
原作:
撮影:ダン・ミンデル
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:デイジー・リドリー(レイ)、アダム・ドライヴァー(カイロ・レン)、ジョン・ボイエガ(フィン)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン)、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)、ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン)、ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ)、ドーナル・グリーソン(ハックス将軍)、ケリー・マリー・トラン(ローズ・ティコ)、ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ビリー・ラード(コニックス)、ケリー・ラッセル、ナオミ・アッキー、リチャード・E・グラント

「スター・ウォーズ」の新たな3部作としてスタートした「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015)、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17)に続く3部作の3作目。「スター・ウォーズ」サーガのエピソード9にあたり、1977年のシリーズ1作目から計9作品を通して語られてきたスカイウォーカー家の物語が完結する。「フォースの覚醒」を手がけたJ・J・エイブラムスが再びメガホンをとり、主人公のレイを演じるデイジー・リドリーほか、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザックら3部作の主要キャラクターを演じてきたキャストが集結。初期3部作の「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(80)、「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」(83)に登場した、ビリー・ディー・ウィリアムズ演じるランド・カルリジアンが再登場するほか、シリーズを通して重要な役割を担ってきた、16年12月に急逝したキャリー・フィッシャー演じるレイア・オーガナも、「フォースの覚醒」製作時に撮影されていたものの未使用だった映像を用いて登場する。
まあ日比谷とはいえ、普通の二次元上映14:00が満席たあ驚いた。ヒットしてるんだね。

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2019-201M 「ジュマンジ ネクスト・レベル」☆☆☆★

Jumanji2019原題:Jumanji: The Next Level
邦題:ジュマンジ ネクスト・レベル
時間:124分
公開:2019-12-13
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメン
製作総指揮:デビッド・ハウスホルター メルビン・マー スコット・ローゼンバーグ ジェフ・ピンクナー ウィリアム・ティートラー テッド・フィールド マイク・ウェバー
製作:マット・トルマック ジェイク・カスダン ドウェイン・ジョンソン ダニー・ガルシア ハイラム・ガルシア
監督:ジェイク・カスダン
脚本:ジェイク・カスダン ジェフ・ピンクナー スコット・ローゼンバーグ
原作:クリス・バン・オールズバーグ
撮影:ギュラ・パドス
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:ドウェイン・ジョンソン(スモルダー・ブレイブストーン)、ジャック・ブラック(シェリー・オベロン)、ケヴィン・ハート(ムース・フィンバー)、カレン・ギラン(ルビー・ラウンドハウス)、ニック・ジョナス(シープレーン)、ダニー・デヴィート(エディ)、ダニー・グローヴァー(マイロ)

 

テレビゲームの世界に吸い込まれた高校生たちが、本来の姿とかけ離れたゲームキャラクターのアバターになって冒険を繰り広げる姿を描き、大ヒットを記録したアドベンチャー「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編。「ジュマンジ」の冒険をクリアしてから2年。スペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーはそれぞれの進路を歩み、いまは大学生になっていた。しかし、あの時の興奮が忘れられないスペンサーは、破壊したはずのゲーム「ジュマンジ」をこっそり修理し、再びゲームの中に吸い込まれてしまう。スペンサーを救出するため、残った3人も「ジュマンジ」にログインするが、壊れたゲームの世界はバグだらけでキャラの入れ替え設定はめちゃくちゃ。さらに、スペンサーのおじいちゃん達も一緒に吸い込まれていた上に、ジャングルのみならず砂漠、氷山など新たなステージも追加されており……。主演のドウェイン・ジョンソンほか、ジャック・ブラック、カレン・ギラン、ニック・ジョナスらメインキャストも再結集。監督も引き続きジェイク・カスダンが務めた。
まだまだ続編を狙う気満々。ボックスオフィス次第だろうね。

 

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2019-200M 「レ・ミゼラブル」☆☆☆★★

Lemiserable原題:Les miserables
邦題:レ・ミゼラブル
時間:104分
公開:2020-02-28
製作年度:2019
製作国:フランス
配給:東北新社
製作総指揮:
製作:
監督:ラジ・リ
脚本:ラジ・リ ジョルダーノ・ジェデルリーニ
原作:
撮影:
音楽:
出演:ダミアン・ボナール、アレクシ・マナンティ、ジブリル・ゾンガ、ジャンヌ・バリバール

2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞。犯罪が多発しているパリ郊外の地域を舞台に、少年が起こした小さな事件が思いがけない展開を見せる。ダミアン・ボナール、アレクシ・マナンティ、ジブリル・ゾンガのほか、『バルバラ ~セーヌの黒いバラ~』などのジャンヌ・バリバールらが出演。ラジ・リ監督が、自身の体験も織り交ぜながら描いた。
優雅と思われるフランスでこれか?移民と宗教の格差や差異でここまで人心が荒れてしまうのか。グローバルというお題目が、国家の姿を破壊しているのが痛い。

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2019-199M 「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」☆☆☆★

Ntothesky原題:The Aeronauts
邦題:イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
時間:101分
公開:2020-01-17
製作年度:2019
製作国:イギリス
配給:ギャガ
製作総指揮:ジャック・ソーン リチャード・ヒューイット
製作:トッド・リーバーマン デビッド・ホバーマン トム・ハーパー
監督:トム・ハーパー
脚本:ジャック・ソーン
原作:トム・ハーパー ジャック・ソーン
撮影:ジョージ・スティール
音楽:スティーブン・プライス
出演:フェリシティ・ジョーンズ(アメリア・レン)、エディ・レッドメイン(ジェームズ・グレーシャー)、ヒメーシュ・パテル(トルー)、トム・コートネイ

「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再共演し、気球で前人未到の高度世界記録に挑んだコンビを演じる、実話ベースのアドベンチャードラマ。1862年、ビクトリア朝時代のロンドン。当時では予測不可能と考えられていた天気の予測が可能であると唱えていた気象学者のジェームズは、荒唐無稽だと揶揄され、実験の資金も集められずにいた。そんな中、気球操縦士のアメリアに頼み込み、ジェームズは彼女の気球飛行に同乗することを許される。最愛の夫を亡くしたアメリアにとって、その気球飛行は悲しみから立ち直るための決意の飛行でもあった。正反対の性格から対立ばかりしていたアメリアとジェームズは、飛行していく中で次第に心を通わせていくが、前人未到の高度7000メートル超えに成功した2人に想像を絶する自然の脅威が待ち受けていた。アメリア役をジョーンズ、ジェームズ役をレッドメインがそれぞれ演じる。

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2019-198M 「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」☆☆☆★

Shubal原題:L'Incroyable histoire du Facteur Cheval
邦題:シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢
時間:105分
公開:2019-12-13
製作年度:2018
製作国:フランス
配給:KADOKAWA
製作総指揮:
製作:アレクサンドラ・フェシュネル フランク・ミルサン
監督:ニルス・タベルニエ
脚本:ファニー・デマール ニルス・タベルニエ ロラン・ベルトーニ
原作:
撮影:バンサン・ガロ
音楽:バチスト・コルー ピエール・コルー
出演:ジャック・ガンブラン(フェルディナン・シュヴァル)、レティシア・カスタ(フィロメーヌ)、ベルナール・ル・コク(オーギュスト)、フローレンス・トマシン(フェリシエンヌ)、ナターシャ・リンディンガー(ギャランス)、ゼリー・リクソン(アリス)、ルカ・プチ=タボレーリ(シリル)

フランスに実在する建築物で、ひとりの郵便配達員の男が33年もの歳月をかけ、たった1人で完成させた手作りの宮殿「シュバルの理想宮」の実話を映画化したヒューマンドラマ。フランス南東部の自然豊かな田舎町。寡黙で空想好きの郵便配達員シュバルは、変わった形の石につまずいたことをきっかけに、愛娘アリスのために「おとぎの国の宮殿」を建てることを思いつく。さまざまな苦境に直面し、周囲の人々にバカにされながらも、来る日も来る日もたった1人で石を運んでは積み上げ続けるシュバル。そんな彼に、過酷な運命が容赦なく襲いかかる。「グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子」の監督ニルス・タベルニエと主演ジャック・ガンブランが再タッグを組み、「ゲンズブールと女たち」のレティシア・カスタが主人公の妻役を演じる。ほぼ全編を通し、現存する理想宮で撮影を敢行した。「フランス映画祭2019横浜」(19年6月20~23日)では、「アイディアル・パレス シュヴァルの理想宮(仮題)」のタイトルで上映。

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2019-197M 「仁義なき戦い 代理戦争」☆☆☆★★

Jindairi邦題:仁義なき戦い 代理戦争
時間:102分
公開:1973
製作年度:1973-09-25
製作国:日本
配給:東映
監督:深作欣二
脚本:笠原和夫
原作:飯干晃一
音楽:津島利章
製作:日下部五朗
出演:菅原文太、小林旭、渡瀬恒彦、山城新伍、池玲子、堀越光恵、中村英子、金子信雄、木村俊恵、成田三樹夫、加藤武、山本麟一、川谷拓三、北村英三、汐路章、内田朝雄、遠藤辰雄、室田日出男、五十嵐義弘、大前均、野口貴史、大木晤郎、平沢彰、曽根晴美、荒木雅子、丘路千、鈴木康弘、阿波地大輔、宇崎尚韶、成瀬正孝、中村錦司、国一太郎、司裕介、松本泰郎、熊谷武、足田泰盛、堀正夫、岩尾正隆、名和宏、山本清、原田君事、木谷邦臣、小田真士、酒井哲、田中邦衛、丹波哲郎、梅宮辰夫

まあアマゾンでなんとなく。

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2019-196M 「名もなき生涯」☆☆☆★

Namonaki原題:A Hidden Life
邦題:名もなき生涯
時間:175分
公開:2021-02-21
製作年度:2019
製作国:アメリカ・ドイツ
配給:ディズニー
製作総指揮:アダム・モーガン ビル・ポーラッド クリストフ・フィッサー ヘニング・モルフェンター チャーリー・ウォーケン
製作:グラント・ヒル
監督:テレンス・マリック
脚本:テレンス・マリック
原作:
撮影:イェルク・ビトマー
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:アウグスト・ディール、ヴァレリー・パフナー、ブルーノ・ガンツ

「ツリー・オブ・ライフ」「シン・レッド・ライン」の巨匠テレンス・マリックが、第2次世界大戦時のオーストリアで、ヒトラーへの忠誠を拒み信念に殉じた実在の農夫の物語を映画化したヒューマンドラマ。第2次世界大戦下のオーストリア。山と谷に囲まれた美しい村で、妻フランチスカと3人の娘と暮らしていたフランツは、激化する戦争へと狩り出されるが、ヒトラーへの忠誠を拒んだことで収監される。裁判を待つフランツをフランチスカは手紙で励ますが、彼女自身もまた、裏切り者の妻として村人たちから酷い仕打ちを受けていた。ナチスに加担するよりも自らの信念に殉じ、後に列福されたフランツを「イングロリアス・バスターズ」「マルクス・エンゲルス」のアウグスト・ディール、妻フランチスカを「エゴン・シーレ 死と乙女」のバレリー・パフナーが演じた。また、2019年2月に他界した名優ブルーノ・ガンツが判事役を務めている。19年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

ともあれ、3時間は長い。2年かけて作り上げたという作品。マリックのワイドレンズを駆使した構図がオーストリーの農村を美しく描き上げる。モノローグとともにモンタージュされる風景情景の編集は、まさにマリックチームの芸風。おだやかに映像でも心象を語っていく。実話をもとにしたという珍しい題材。しかし、ここまで無抵抗に個人の正義を貫くことで、愛する家族を残して逝く決断をするというエモーションに日本の観客は共感できるのだろうか。殉教者的なのだが、宗教ではなく「主人公の信じる正義」へ殉じるのだ。「ハクソー・リッジ」(2016年 メル・ギブソン監督)では、信仰のために殺人をせず、ただ負傷者を救うだけの軍医となる人物が描かれた。そちらの方が<理解>しやすい。

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2019-195M 「カツベン!」☆☆☆★

Kiatuben邦題:カツベン!
時間:127分
公開:2019-12-13
製作年度:2019
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:村松秀信 木下直哉 亀山慶二 水野道訓 藤田浩幸 間宮登良松 宮崎伸夫 小形雄二
監督:周防正行
脚本:片島章三
原作:
撮影:藤澤順一
音楽:周防義和
出演:成田凌(染谷俊太郎)、黒島結菜(栗原梅子(沢井松子))、永瀬正敏(山岡秋聲)、高良健吾(茂木貴之)、音尾琢真(安田虎夫)、徳井優(定夫)、田口浩正(金造)、正名僕蔵(耕吉)、成河(浜本祐介)、森田甘路(内藤四郎)、酒井美紀(梅子の母親)、シャーロット・ケイト・フォックス(「南方のロマンス」のヒロイン)、上白石萌音(お宮)、城田優(アルマン)、草刈民代(マルギュリット)、山本耕史(牧野省三)、池松壮亮(二川文太郎)、竹中直人(青木富夫)、渡辺えり(青木豊子)、井上真央(橘琴江)、小日向文世(橘重蔵)、竹野内豊(木村忠義)

「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、サイレント映画時代を舞台に一流活動弁士になることを夢見る青年を主人公にしたコメディドラマ。当時の人気職業であった活動弁士を夢見る俊太郎が流れ着いた小さな町の閑古鳥の鳴く映画館・靑木館。隣町にあるライバル映画館に人材も取られ、客足もまばらな靑木館にいるのは、人使いの荒い館主夫婦、傲慢で自信過剰な弁士、酔っぱらってばかりの弁士、気難しい職人気質な映写技師とクセの強い人材ばかり。雑用ばかりを任される毎日を送る俊太郎の前に、幼なじみの初恋相手、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察などが現れ、俊太郎はさまざまな騒動に巻き込まれていく。主人公・俊太郎役は、「スマホを落としただけなのに」「人間失格 太宰治と3人の女たち」など話題作に立て続けに出演し、本作が映画初主演となる成田凌。ヒロイン役を黒島結菜が演じるほか、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊ら周防組初参加のメンバー、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防組常連陣が顔をそろえる。

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2019-194M 「カイジ ファイナルゲーム」☆☆☆★

Kaijilast邦題:カイジ ファイナルゲーム
時間:128分
公開:2020-01-10
製作年度:2020
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:沢桂一 堀義貴 市川南 菊川雄士 角田真敏 山口雅俊
監督:佐藤東弥
脚本:福本伸行 徳永友一
原作:福本伸行
撮影:小原崇資
音楽:菅野祐悟
出演:藤原竜也(カイジ)、福士蒼汰(高倉浩介)、関水渚(桐野加奈子)、新田真剣佑(廣瀬湊)、吉田鋼太郎(黒崎義裕)、松尾スズキ(大槻太郎)、生瀬勝久(坂崎孝太郎)、天海祐希(遠藤凛子)、山崎育三郎(西野佳志)、前田公輝、瀬戸利樹(菅原太一)、金田明夫、伊武雅刀(東郷)

 

福本伸行の人気コミックを藤原竜也主演で実写映画化した「カイジ」シリーズの3作目。前作「カイジ2 人生奪回ゲーム」から9年ぶりの新作となり、原作者の福本が考案したオリジナルストーリーで、「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」という4つの新しいゲームを描きながら、シリーズのフィナーレを飾る。2020年・東京オリンピックの終了を機に、国の景気は急激に失速。金のない弱者は簡単に踏み潰される世の中になっていった。派遣会社からバカにされ、少ない給料で自堕落な生活を送るカイジは、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻と再会。大槻から、金を持て余した老人が主催する「バベルの塔」という、一獲千金のチャンスを含んだイベントの存在を知らされ……。福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎らがシリーズ初参戦し、過去作からも天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久らが再登場。監督は過去2作と同じ佐藤東弥。

 

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2019-193M 「アイリッシュマン」☆☆☆★★★

Rishman原題:The Irishman
邦題:アイリッシュマン
時間:209分
公開:2019-11-15
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:Netflix
製作総指揮:リック・ヨーン リチャード・バラッタ ベリー・ウェルシュ ニールス・ジュール ジョージ・ファーラ ニコラス・ピレッジ ジャイ・ステファン タイラー・ザカリア チャド・A・ベルディ
製作:マーティン・スコセッシ ロバート・デ・ニーロ ジェーン・ローゼンタール エマ・ティリンガー・コスコフ アーウィン・ウィンクラー ジェラルド・シャマレス ガストン・パブロビッチ ランドール・エメット ガブリエル・イスレイロビッチ
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:スティーブン・ザイリアン
原作:チャールズ・ブラント
撮影:ロドリゴ・プリエト
音楽:ロビー・ロバートソン
出演:
ロバート・デ・ニーロ(フランク・シーラン)、アル・パチーノ(ジミー・ホッファ)、ジョー・ペシ(ラッセル・バファリーノ)、、レイ・ロマノ、ボビー・カナヴェイル、アンナ・パキン、スティーヴン・グレアム、ハーヴェイ・カイテル、ステファニー・カーツバ、キャスリン・ナルドゥッチ、ウェルカー・ホワイト、ジェシー・プレモンス、ジャック・ヒューストン、ドメニク・ランバルドッツィ、ポール・ハーマン、ルイス・キャンセルミ、ゲイリー・バサラバ、マリン・アイルランド、セバスティアン・マニスカルコ、スティーヴン・ヴァン・ザント、ダーシャ・ポランコ、アレクサ・パラディノ、ケヴィン・オルーク、ポール・ベン=ヴィクター、ジェイク・ホフマン、バリー・プリマス、J・C・マッケンジー、ジョン・セナティエンポ、ロバート・フナーロ、ジェニファー・マッジ
「タクシードライバー」「レイジング・ブル」など数々の名作を生み出してきた巨匠マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロが、「カジノ」以来22年ぶり9度目のタッグを組み、第2次世界大戦後のアメリカ裏社会を生きた無法者たちの人生を、ひとりの殺し屋の目を通して描いた力作。伝説的マフィアのラッセル・バッファリーノに仕えた実在の殺し屋で、1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファをはじめ、多くの殺人事件に関与したとされるフランク・“アイリッシュマン”・シーランをデ・ニーロが演じるほか、ジミー・ホッファ役のアル・パチーノ、ラッセル・バッファリーノ役のジョー・ペシと、ハリウッドのレジェンド級俳優が豪華共演する。脚本は「シンドラーのリスト」「ギャング・オブ・ニューヨーク」のスティーブン・ザイリアン。Netflixで2019年11月27日から配信。日本では第32回東京国際映画祭のクロージング作品としても上映。配信に先立つ11月15日から一部劇場にて公開。


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2019-192M 「ドクター・スリープ」☆☆☆★

Drsleep原題:Doctor Sleep
邦題:ドクター・スリープ
時間:152分
公開:2019-11-29
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:ロイ・リー スコット・ランプキン アキバ・ゴールズマン ケビン・マコーミック
製作:トレバー・メイシー ジョン・バーグ
監督:マイク・フラナガン
脚本:マイク・フラナガン
原作:スティーブン・キング
撮影:マイケル・フィモナリ
音楽:ザ・ニュートン・ブラザーズ
出演:ユアン・マクレガー(ダン・トランス)、レベッカ・ファーガソン(ローズ・ザ・ハット)、カイリー・カラン(アブラ・ストーン)、クリフ・カーティス(ビリー・フリーマン)、カール・ランブリー(ディック・ハロラン)、ザーン・マクラーノン(クロウ・ダディ)、エミリー・アリン・リンド(スネークバイト・アンディ)

スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編。雪山のホテルでの惨劇を生き残り大人へと成長したダニーを主人公に、新たな恐怖を描く。40年前、狂った父親に殺されかけるという壮絶な体験を生き延びたダニーは、トラウマを抱え、大人になったいまも人を避けるように孤独に生きていた。そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生し、あわせて不思議な力をもった謎の少女アブラが現れる。その力で事件を目撃してしまったというアブラとともに、ダニーは事件を追うが、その中で40年前の惨劇が起きたホテルへとたどり着く。大人になったダニーを演じるのはユアン・マクレガー。監督・脚本は「オキュラス 怨霊鏡」「ソムニア 悪夢の少年」やキング原作のNetflix映画「ジェラルドのゲーム」といった作品を手がけてきたマイク・フラナガン。

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2019-191M 「パディントン2」☆☆☆★★

Spadei2原題:Paddington 2
邦題:パディントン2
時間:104分
公開:2018-01-19
製作年度:2017
製作国:イギリス・フランス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:ロージー・アリソン ジェフリー・クリフォード アレクサンドラ・ファーガソン ロン・ハルパーン ディディエ・ルプファー
製作:デビッド・ハイマン
監督:ポール・キング
脚本:ポール・キング サイモン・ファーナビー
原作:マイケル・ボンド
撮影:エリック・ウィルソン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ヒュー・グラント(フェニックス・ブキャナン)、ブレンダン・グリーソン(ナックルズ)、ヒュー・ボネヴィル(ブラウンさん)、サリー・ホーキンス(ブラウン夫人)、ジュリー・ウォルターズ(バードさん)、ジム・ブロードベント(グルーバーさん)、ピーター・カパルディ(カリーさん)、ベン・ウィショー(パディントン)

1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾。ペルーのジャングルの奥地からはるばるイギリスのロンドンへやってきた、真っ赤な帽子をかぶった小さな熊のパディントン。親切なブラウンさん一家とウィンザーガーデンで幸せに暮らし、今ではコミュニティの人気者だ。大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさんの骨董品屋でロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本を見つけ、絵本を買うためパディントンは窓ふきなど人生初めてのアルバイトに精を出していた。しかしある日、その絵本が何者かに盗まれてしまう事件が発生し、警察の手違いでパディントンが逮捕されてしまい……。イギリスの人気俳優ヒュー・グラントが、新たな敵役フェリックス・ブキャナンを演じる。
とっても良心的な作品。前作もよかったが、本作も快調。もっと当たってもよいだろうにね。


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2019-190M 「グッドライアー 偽りのゲーム」☆☆☆★

Goodliyer原題:The Good Liar
邦題:グッドライアー 偽りのゲーム
時間:109分
公開:2020-02-07
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:リチャード・ブレナー アンドレア・ジョンストン アーロン・L・ギルバート ジェイソン・クロス アンジェイ・ナグパル ジャック・モリッシー ニック・オヘイガン
製作:グレッグ・ヨーレン ビル・コンドン
監督:ビル・コンドン
脚本:ジェフリー・ハッチャー
原作:ニコラス・サール
撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:カーター・バーウェル
出演:ヘレン・ミレン、イアン・マッケラン、ラッセル・トヴェイ、ジム・カーター

 

「クィーン」でアカデミー主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンと、2度のオスカーノミネートを誇る「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイアン・マッケランという、ともにイギリスを代表する2人の名優が共演したクライムミステリー。ニコラス・サールの小説「老いたる詐欺師」を原作に、夫を亡くした資産家と冷酷な詐欺師が繰り広げるだまし合いを、「美女と野獣」「ドリームガールズ」のビル・コンドン監督のメガホンで描く。インターネットの出会い系サイトを通じて知り合った老紳士のロイと未亡人のベティ。実はベテラン詐欺師のロイは、夫を亡くしてまもない資産家ベティから全財産をだまし取ろうと策略をめぐらせていた。世間知らずのベティは徐々にロイのことを信頼するようになるのだが、単純な詐欺のはずだった計画は徐々に思いがけない方向へと進んでいき……。

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2019-189M 「ラストレター」☆☆☆★★

Slastletter邦題:ラストレター
時間:120分
公開:2020-01-17
製作年度:2020
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:市川南
監督:岩井俊二
脚本:岩井俊二
原作:岩井俊二
撮影:神戸千木
音楽:小林武史
出演:松たか子、広瀬すず、神木隆之介、庵野秀明、森七菜、水越けいこ、小室等、福山雅治、豊川悦司

「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二監督が、自身の出身地・宮城を舞台に、手紙の行き違いから始まった2つの世代の男女の恋愛模様と、それぞれの心の再生と成長を描いたラブストーリー。姉・未咲の葬儀に参列した裕里は、未咲の娘・鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内状と未咲が鮎美に遺した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるため同窓会へ行く裕里だったが、学校の人気者だった姉と勘違いされてしまう。そこで初恋の相手・鏡史郎と再会した彼女は、未咲のふりをしたまま彼と文通することに。やがて、その手紙が鮎美のもとへ届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出をたどりはじめる。主人公・裕里を松たか子、未咲の娘・鮎美と高校生時代の未咲を広瀬すず、鏡史郎を福山雅治、高校生時代の鏡史郎を神木隆之介がそれぞれ演じる。
メロドラマ連投の福山雅治はこちらの方が良い。岩井俊二監督の丁寧な画面構成がいい。コンテがしっかりしてるのかな。今どきアナログ極まる自筆の手紙のやりとりがキーとなる作品だが、完璧に筆跡については「そこは突っ込むな」というスタンスか。豊川悦司もいい。庵野も上手く使っている。さらに松たか子の入浴シーンも!ターゲットとなる女性の皆さんは満足するかも。

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