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2019-182M 「リンドグレーン」☆☆☆★★

Rindgren原題:Unge Astrid
邦題:リンドグレーン
時間:123分
公開:2019-12-07
製作年度:2018
製作国:スウェーデン・デンマーク
配給:ミモザフィルムズ
製作総指揮:ヘンリク・ツェイン
製作:マリア・ダリン ラーシュ・G・リンドストロム
監督:ペアニル・フィシャー・クリステンセン
脚本:キム・フップス・オーカソン ペアニル・フィシャー・クリステンセン
原作:
撮影:エリク・モルバリ・ハンセン
音楽:ニクラス・スミット
出演:アルバ・アウグスト(アストリッド)、マリア・ボネヴィー(ハンナ)、マグヌス・クレッペル(サムエル)、トリーヌ・ディルホム(マリー)、ヘンリク・ラファエルソン(ブロムベルイ)

 

「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」など数々の名作児童文学を生んだスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの知られざる若き日々を描いた伝記ドラマ。スウェーデンのスモーランド地方。兄弟姉妹と自然の中で伸び伸びと育った少女アストリッドは思春期を迎え、より広い世界や社会に目を向けるように。率直で自由奔放な彼女は、次第に教会の教えや倫理観、保守的な田舎のしきたりや男女の扱いの違いに息苦しさを覚え始める。そんな中、文才を見込まれて地方新聞社で働くことになった彼女は、そこで才能を開花させるが……。デンマークの巨匠ビレ・アウグストの娘アルバ・アウグストが主演を務め、彼女の母親を「真夜中のゆりかご」のマリア・ボネビー、父親を「ミレニアム」シリーズのマグヌス・クレッペル、里親マリーを「未来を生きる君たちへ」のトリーヌ・ディルホムが演じた。監督・脚本は、長編監督デビュー作「A SOAP」がベルリン国際映画祭で銀熊賞・最優秀新人作品賞を受賞したペアニレ・フィシャー・クリステンセン。絵本「おじいちゃんがおばけになったわけ」で知られるデンマークの作家キム・フップス・オーカソンが共同脚本を手がけた。

小学校のころにピッピや名探偵カッレのシリーズを読んだ。その作家アストレッド・リンドグレーンの若かりし時代のエピソード。クリステンセン監督の丁寧な演出と、悲しい青春を細密画のように演じる女優アルバ・アウグストの演技が清々しい。撮影のエリク・モルバリ・ハンセンがいい仕事で、美しい北欧の風景を描いていく。なかなかの逸品。春に上映していた「田園の守り人たち」から岩波ホールの作品は、逆境の人生に立ち向かって生き抜く女性と家族を描いた作品が続く。本作もそんな流れに相応しいと思う。

 

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