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2019-098M 「シュガー・ラッシュ オンライン」☆☆☆★

Sugerrushonline原題:Ralph Breaks the Internet
邦題:シュガー・ラッシュ オンライン
時間:113分
公開:2018-12-21
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ジョン・ラセター、ジェニファー・リー、クリス・ウィリアムズ
製作:クラーク・スペンサー
監督:リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン
脚本:フィル・ジョンストン
原作:
撮影:
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:ジョン・C・ライリー(ラルフ)、サラ・シルバーマン(ヴァネロペ)、ガル・ギャドット(シャンク)、タラジ・P・ヘンソン(イエス)、アラン・テュディック(ノウズモア)、ジャック・マクブレイヤー(フェリックス)

 

人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、アーケードゲームのキャラクターである悪役ラルフと少女ヴァネロペの冒険と友情を描いたディズニーアニメ「シュガー・ラッシュ」の続編。好奇心旺盛なレーサーでプリンセスのヴァネロペと、心優しい悪役キャラクターのラルフは大親友。ある日、ヴァネロペが暮らすアーケードゲーム「シュガー・ラッシュ」が故障し、廃棄処分の危機に陥ってしまう。シュガー・ラッシュを救うべくゲームの世界から飛び出した2人は、刺激的だけど恐ろしい危険も潜むインターネットの世界に足を踏み入れるが……。アナとエルサ、シンデレラ、白雪姫らディズニー作品やピクサー作品のプリンセスたちをはじめ、多数のディズニーキャラクターが登場する。前作も手がけた「ズートピア」のリッチ・ムーアと、両作で脚本家としてコンビを組んだフィル・ジョンストンが共同で監督を務めた。

 

 

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2019-097M 「パピヨン」☆☆☆★★

Papilon原題:Papillon
邦題:パピヨン
時間:133分
公開:2019-06-21
製作年度:2017
製作国:アメリカ・セルビア・モンテネグロ・マルタ
配給:トランスフォーマー
製作総指揮:ヤン・フィッシャー=ロマノフスキー、ジョシュア・D・マウラー、ケビン・バン・トンプソン、テレンス・チャン、サミュエル・ハディダ、ダニー・ディムボート
製作:ジョーイ・マクファーランド、デビッド・コプラン、ラム・バーグマン、ロジャー・コルビ
監督:マイケル・ノアー
脚本:アーロン・グジコウスキ
原作:アンリ・シャリエール
撮影:ハーゲン・ボグダンスキー
音楽:デビッド・バックリー
出演:チャーリー・ハナム(パピヨン)、ラミ・マレック(ルイ・ドガ)、イブ・ヒューソン(ネネット)、ローラン・モラー(セリエ)、トミー・フラナガン(刺青の男)、ヨリック・バン・バーヘニンゲン(刑務所長)

 

脱獄映画の金字塔とも言われる1973年製作の「パピヨン」を、「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムと「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックの共演でリメイク。胸元に蝶の刺青をしていることから「パピヨン」と呼ばれる金庫破りの男は、身に覚えのない殺人の罪で終身刑を言い渡され、南米ギアナの絶海の孤島にある刑務所に投獄される。過酷な強制労働と、横暴な看守たちからゴミのように扱われる日々が続き、脱獄を決意したパピヨンは、紙幣を偽造した罪で逮捕された男ドガに目をつけ、ドガを守ることと引き換えに逃亡費用を稼ごうとする。やがて2人は奇妙な絆で結ばれていくが……。オリジナル版同様、作家アンリ・シャリエールが無実の罪で投獄された実体験をもとに執筆した小説を原作に、オリジナルでスティーブ・マックイーンが演じた主人公パピヨン役をハナム、ダスティン・ホフマンが演じたドガ役をマレックが務めた。監督は「氷の季節」で東京国際映画祭の審査員特別賞を受賞した新鋭マイケル・ノアー。

 

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2019-096M 「マーウェン」☆☆☆★★

Marwen原題:Welcome To Marwen
邦題:マーウェン
時間:116分
公開:2019-07-19
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:パルコ
製作総指揮:ジャクリーン・レビン、ジェフ・モームバーグ
製作:ロバート・ゼメキス、ジャック・ラプケ、スティーブ・スターキー、シェリラン・マーティン
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス、キャロライン・トンプソン
原作:
撮影:C・キム・マイルズ
音楽:アラン・シルベストリ
出演:スティーブ・カレル、レスリー・マン、ダイアン・クルーガー、メリット・ウェバー、ジャネール・モネイ、エイザ・ゴンザレス、グウェンドリン・クリスティー、レスリー・ゼメキス、ニール・ジャクソン

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督が、「バイス」「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のスティーブ・カレルを主演に迎え、暴行を受けて心身ともに大きな傷を負った主人公が、独自の世界観でカメラマンとして認められ、現実と向き合う勇気を獲得していく姿を、実話をもとに描いたヒューマンドラマ。5人の男たちから暴行を受け、瀕死の重症を負ったマーク・ホーガンキャンプ。昏睡状態から目覚めた彼は、自分の名前も覚えておらず、歩くこともままならない状態だった。脳に障害を抱え、PTSDにも苦しむマークは、リハビリのためフィギュアの撮影を始め、自分や友人たち、そして自分を襲った男たちを模した人形を使って空想の世界「マーウェン」を作り上げる。マーウェンの中では、G.I.ジョーのホーギー大佐と5人のバービー人形がナチス親衛隊と日々戦いを繰り広げ、その様子を撮影したマークの写真は次第に評価され、やがて個展が開かれることになるが……。

 

 

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2019-095M 「ドッグマン」☆☆★★★

Dogman原題:Dogman
邦題:ドッグマン
時間:103分
公開:2019-08-23
製作年度:2018
製作国:イタリア
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:
監督:マッテオ・ガローネ
脚本:ウーゴ・キーティ、マルリツィオ・ブラウッチ、マッテオ・ガローネ、マッシモ・ガウディオソ
原作:
撮影:ニコライ・ブルーエル
音楽:ミケーレ・ブラガ
出演:マルチェロ・フォンテ、エドアルド・ペーシェ、ヌンツィア・スキャーノ、アダモ・ディオニージ、フランチェスコ・アクアローリ、アリダ・バルダリ・カラブリア、ジャンルカ・ゴビ

 

「ゴモラ」などで知られるイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が、1980年代にイタリアで起こった実在の殺人事件をモチーフに描いた不条理ドラマ。イタリアのさびれた海辺の町。娘と犬を愛する温厚で小心者の男マルチェロは、「ドッグマン」という犬のトリミングサロンを経営している。気のおけない仲間たちと食事やサッカーを楽しむマルチェロだったが、その一方で暴力的な友人シモーネに利用され、従属的な関係から抜け出せずにいた。そんなある日、シモーネから持ちかけられた儲け話を断りきれず片棒を担ぐ羽目になったマルチェロは、その代償として仲間たちの信用とサロンの顧客を失ってしまう。娘とも自由に会えなくなったマルチェロは、平穏だった日常を取り戻すべくある行動に出る。主演のマルチェロ・フォンテが第71回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を獲得したほか、イタリア版アカデミー賞と言われるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞・監督賞など9部門を受賞した。

 

 

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2019-094M 「記憶にございません!」☆☆☆★★★

Kiokunigozaimasen邦題:記憶にございません!
時間:127分
公開:2019-09-13
製作年度:2019
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
原作:
撮影:
音楽:
出演:中井貴一(黒田啓介)、ディーン・フジオカ(井坂)、石田ゆり子(黒田聡子)、草刈正雄(鶴丸大悟)、佐藤浩市(古郡)、小池栄子(番場のぞみ)、斉藤由貴(寿賀さん)、木村佳乃(スーザン・セントジェームス・ナリカワ)、吉田羊(山西あかね)、山口崇(柳友一郎)、田中圭(大関平太郎)、梶原善(小野田)、寺島進(南条実)、藤本隆宏(古賀)、迫田孝也(野々宮万作)、ROLLY(鱒淵影虎)、後藤淳平(八代)、宮澤エマ(和田)、濱田龍臣(黒田篤彦)、有働由美子(ニュースキャスター)、飯尾和樹(牛尾)、小林隆(森崎)、市川男女蔵(桜塚)、小澤雄太(戸波)、近藤芳正(サラリーマン)、阿南健治(定食屋店長)、栗原英雄(高級レストラン店長)、川平慈英(スナイパー)

三谷幸喜の長編映画監督8作目で、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ。史上最低の支持率を叩き出した総理大臣を中井貴一が演じるほか、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市ら豪華キャストが顔をそろえる。国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれた総理大臣の黒田啓介は、演説中に一般市民の投げた石が頭にあたり、一切の記憶をなくしてしまう。各大臣の顔や名前はもちろん、国会議事堂の本会議室の場所、自分の息子の名前すらもわからなくなってしまった啓介は、金と権力に目がくらんだ悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変貌してしまった。国政の混乱を避けるため、啓介が記憶を失ったことは国民には隠され、啓介は秘書官たちのサポートにより、なんとか日々の公務をこなしていった。結果的にあらゆるしがらみから解放されて、真摯に政治と向き合うこととなった啓介は、本気でこの国を変えたいと思いはじめようになり……。

 

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2019-093M 「メン・イン・ブラック インターナショナル」☆☆☆

Mibinter原題:Men in Black International
邦題:メン・イン・ブラック インターナショナル
時間:115分
公開:2019-06-14
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、E・ベネット・ウォルシュ、リヨコ・タナカ、デビッド・ボーベール、バリー・ソネンフェルド、エドワード・チェン、ハワード・チェン
製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:アート・マーカム、マット・ホロウェイ
原作:ローウェル・カニンガム
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:ダニー・エルフマン、クリス・ベーコン
出演:クリス・ヘムズワース(エージェントH)、テッサ・トンプソン(エージェントM)、リーアム・ニーソン(ハイT)、エマ・トンプソン(エージェントO)、レベッカ・ファーガソン

 

地球に生息するエイリアンを監視する秘密組織「MIB」のエージェントたちの活躍を描く人気SFアクション「メン・イン・ブラック」シリーズの4作目。主演は、過去3作のウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズから、「マイティ・ソー バトルロイヤル」でもタッグを組んだクリス・ヘムズワース&テッサ・トンプソンへとバトンタッチ。ヘムズワースが演じるイケメンでチャラ男風な先輩エージェントのHと、トンプソンが扮するエリート新人女性エージェントのMという、性格のまったく異なる男女のエージェントがコンビを組み、MIB内部のスパイ摘発ミッションに挑む。そのほかの出演は「96時間」シリーズのリーアム・ニーソン、前作に続きエージェントO役を演じるエマ・トンプソン、「ミッション:インポッシブル」シリーズのレベッカ・ファーガソン。監督は「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ。

 

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2019-092M 「存在のない子供たち」☆☆☆★★★

Sonzainonai原題:Capharnaum
邦題:存在のない子供たち
時間:125分
公開:2019-07-20
製作年度:2018
製作国:レバノン
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:アンヌ=ドミニク・トゥーサン、ジェイソン・クリオット
製作:ミヒェル・メルクト、ハーレド・ムザンナル
監督:ナディーン・ラバキー
脚本:ナディーン・ラバキー、ジョルジュ・ハッバス
原作:
撮影:
音楽:ハーレド・ムザンナル
出演:ゼイン・アル・ラフィーア(ゼイン)、ヨルダノス・シフェラウ(ラヒル・シファラ)、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ(ヨナス)、カウサル・アル・ハッダード(スアード)、ファーディー・カーメル・ユーセフ(セリーム)、シドラ・イザーム(サハル)、アラーア・シュシュニーヤ(アスプロ)、ナディーン・ラバキー

 

長編デビュー作「キャラメル」が高い評価を得たレバノンの女性監督ナディーン・ラバキーが、貧しさゆえに親からまともな愛情も受けることができずに生きる12歳の少年の目線を通し、中東の貧困・移民問題を抉り出した人間ドラマ。中東の貧民窟で暮らす12歳のゼインは、貧しい両親が出生届を提出していないため、IDを持っていない。ある日、ゼインが仲良くしていた妹が、知り合いの年上の男性と強制的に結婚させられてしまい、それに反発したゼインは家を飛び出す。仕事を探そうとしたがIDを持っていないため職に就くことができない彼は、沿岸部のある町でエチオピア移民の女性と知り合い、彼女の赤ん坊を世話しながら一緒に暮らすことになる。しかしその後、再び家に戻ったゼインは、強制結婚させられた妹が亡くなったことを知り……。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で審査員賞とエキュメニカル審査員賞を受賞。

 

ゼインの存在感がすごい。サタジット・レイが60年前にインドで描いた極貧的なるものが、現代のレバノンでも救いようのない現実として在る。それが異常だし、凄まじいほどに地球は病んでいる。

 

 

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2019-091M 「アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲」☆☆☆★★

Ironsky2019原題:Iron Sky The Coming Race
邦題:アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲
時間:93分
公開:2019-07-12
製作年度:2019
製作国:フィンランド・ドイツ・ベルギー
配給:ツイン
製作総指揮:
製作:
監督:ティモ・ブオレンソラ
脚本:ダラン・マッソン、ティモ・ブオレンソラ
原作:
撮影:
音楽:ライバッハ、トゥオマス・カンテリネン
出演:ララ・ロッシ(オビ)、ウラジミール・ブルラコフ、キット・デイル、ユリア・ディーツェ(レナーテ・リヒター)、ステファニー・ポール、トム・グリーン、ウド・キア

 

月の裏側に潜伏していたナチスが、UFOの大群を率いて地球を侵略するという大胆な設定で注目され、有志から資金を募って製作されたことでも話題を集めたSF映画「アイアン・スカイ」の7年ぶりとなる続編。月面ナチスの侵略を退けた人類だったが、その後、自ら引き起こした核戦争によって地球は荒廃。それから30年後、人々はナチスが建設した月面基地で生き延びていたが、月面基地のエネルギーが枯渇し、人類は絶滅の危機にあった。そんな状況に胸を痛めていた月面基地の機関士オビは、地球の深部には未開の世界「ロスト・ワールド」が広がっており、そこに新たなエネルギー資源があることを知り、仲間とともに「ロスト・ワールド」へと旅立つが……。前作を生み出したフィンランドのティモ・ボレンソラ監督が、今作でもクラウドファンディングでファンから資金を調達し、製作した。

 

7年も練り上げた?だけに狂気ぶりは前作を思いっきり凌ぐ。というより前作はワンイシュー・ワンアイデアを膨らませたものだったけど、新作はそのあたりの世界観が構築され終わっている前提で、そこにアイデアを盛り付けてあるのでなかなか見せる。もうムー的オタクな舞台とともに周辺のカルトな集団がもう腹筋崩壊。で、かなり次回作を作りたい!という最終カットまで満足させてくれる超C級SF作品。

 

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2019-090M 「風をつかまえた少年」☆☆☆★

Kazesyonen原題:The Boy Who Harnessed the Wind
邦題:風をつかまえた少年
時間:113分
公開:2019-08-02
製作年度:2018
製作国:イギリス・マラウイ
配給:ロングライド
製作総指揮:フィル・ハント、コンプトン・ロス、ピーター・ハンプデン、ノーマン・メリー、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング、ペイン・ブラウン、ジョー・オッペンハイマー、ローズ・ガーネット、ナターシャ・ワートン
製作:アンドレア・カルダーウッド、ゲイル・イーガン
監督:キウェテル・イジョフォー
脚本:キウェテル・イジョフォー
原作:ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー
撮影:ディック・ポープ
音楽:アントニオ・ピント
出演:マックスウェル・シンバ(ウィリアム)、キウェテル・イジョフォー(トライウェル)、アイサ・マイガ(アグネス)、リリー・バンダ、レモハン・ツィパ、ノーマ・ドゥメズウェニ

 

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2019-089M 「アラジン」☆☆☆

Aradin原題:Aladdin
邦題:アラジン
時間:128分
公開:2019-06-07
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ケビン・デラノイ、マーク・プラット
製作:ダン・リン
ジョナサン・アイリヒ、監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
原作:
撮影:アラン・スチュワート
音楽:アラン・メンケン
出演:ウィル・スミス(ジーニー)、メナ・マスード(アラジン)、ナオミ・スコット(ジャスミン)、マーワン・ケンザリ(ジャファー)、ナビド・ネガーバン(サルタン)、ナシム・ペドラド(ダリア)、ビリー・マグヌッセン(アンダース王子)

 

「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメの名作を、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督のメガホンでディズニーが実写映画。生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟からランプを引き受けるが……。魔法のランプから登場するランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じる。アニメ版でアカデミー主題歌賞を受賞したアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞の「ホール・ニュー・ワールド」などおなじみの楽曲も流れるほか、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが手がけた新曲も物語を彩る。

 

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2019-088M 「アルキメデスの大戦」☆☆☆★

Arkimedes邦題:アルキメデスの大戦
時間:130分
公開:2019-07-26
製作年度:2019
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:市川南、阿部秀司
監督:山崎貴
脚本:山崎貴
原作:三田紀房
撮影:柴崎幸三
音楽:佐藤直紀
出演:菅田将暉(櫂直)、柄本佑(田中正二郎)、浜辺美波(尾崎鏡子)、笑福亭鶴瓶(大里清)、小林克也(大角岑生)、小日向文世(宇野積造)、國村隼(長野修身)、橋爪功(嶋田繁太郎)、田中泯(平山忠道)、舘ひろし(山本五十六)

 

戦艦大和の建造をめぐるさまざまな謀略を描いた三田紀房による同名マンガを、菅田将暉主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」の山崎貴監督のメガホンで実写映画化。日本と欧米の対立が激化する昭和8年、日本帝国海軍上層部は巨大戦艦・大和の建造計画に大きな期待を寄せていたが、海軍少将・山本五十六はその計画に待ったをかけた。山本は代替案を提案するも、上層部は世界に誇示する大きさを誇る大和の建造を支持していた。山本は大和の建造にかかる莫大な費用を算出し、大和建造計画の裏に隠された不正を暴くべく、天才数学者・櫂直を海軍に招き入れる。数学的能力、そして持ち前の度胸を活かし、大和の試算を行っていく櫂の前に帝国海軍の大きな壁が立ちはだかる。菅田が櫂役、舘ひろしが山本五十六役を演じるほか、浜辺美波、柄本佑、笑福亭鶴瓶らが顔をそろえる。

 

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2019-087M 「スノー・ロワイヤル」☆☆☆★

Snowroyal原題:Cold Pursuit
邦題:スノー・ロワイヤル
時間:119分
公開:2019-06-07
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:角川
製作総指揮:ポール・シュワルツマン、マイケル・ドライヤー、ロン・ハルパーン、ディディエ・ルプファー、シャナ・エディ=グラウフ
製作:マイケル・シャンバーグ、アミート・シュクラ、スタイン・B・クワエ、フィン・イェンドルム
監督:ハンス・ペテル・モランド
脚本:フランク・ボールドウィン
原作:キム・フップス・オーカソン
撮影:フィリップ・オガールド
音楽:ジョージ・フェントン
出演:リーアム・ニーソン(ネルズ・コックスマン)、ローラ・ダーン(グレイス・コックスマン)、トム・ベイトマン(バイキング)、エミー・ロッサム(キム・ダッシュ)、ジュリア・ジョーンズ(アヤ)、ウィリアム・フォーサイス、トム・ジャクソン(ホワイトブル)、ドメニク・ランバルドッツィ、ジョン・ドーマン

 

息子を殺され復讐を誓う父親が犯罪組織の抗争に巻き込まれていく姿を描いたノルウェー製クライムドラマ「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」を、リーアム・ニーソン主演でリメイク。オリジナル作品を手がけたハンス・ペテル・モランド監督が、再びメガホンをとった。雪深い静かな田舎町キーホー。この町で除雪作業員をしているネルズ・コックスマンは模範市民賞を受賞するほど真面目に穏やかな日々を送っていた。しかし、ネルズの1人息子が麻薬の過剰摂取に偽装され、殺されてしまったことから事態は一変する。地元の麻薬王バイキングの組織に息子が殺されたことに気づいたネルズは、素手や銃、さらには除雪車で、組織の人間を1人また1人と殺していく。しかし、ネルズの復讐劇を敵対する麻薬組織によるものと勘違いしたバイキングは敵対組織を襲撃。相手もその報復に乗り出し、ネルズの復讐劇は2つのマフィア、さらに警察をも巻き込んだ戦いへと突入する。

 

 

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2019-086M 「居眠り磐音」☆☆☆★

Inemuri邦題:居眠り磐音
時間:121分
公開:2019-05-17
製作年度:2019
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:藤村直人
監督:本木克英
脚本:藤本有紀
原作:佐伯泰英
撮影:安田雅彦
音楽:高見優
出演:松坂桃李(坂崎磐音)、木村文乃(おこん)、芳根京子(小林奈緒)、柄本佑(小林琴平)、杉野遥亮(河出慎之輔)、佐々木蔵之介(佐々木玲圓)、奥田瑛二(宍戸文六)石丸謙二郎(坂崎正睦)、財前直見(坂崎照埜)、西村まさ彦(田沼意次)、谷原章介(吉右衛門)、中村梅雀(金兵衛)、柄本明(有楽斎)

 

佐伯泰英の人気時代劇小説「居眠り磐音 決定版」シリーズを松坂桃李の時代劇初主演で映画化。3年間の江戸勤番を終えた坂崎磐音は幼なじみの小林琴平、河井慎之輔とともに九州・豊後関前藩に戻った。琴平の妹・舞は慎之輔に嫁ぎ、磐音もまた、琴平と舞の妹である奈緒との祝言を控えていた。しかし、妻の舞が不貞を犯したという噂を耳にした慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ人物と慎之助本人をも斬るという事態に発展。磐音は罰せられた琴平を討ち取るよう命じられてしまう。2人の友を1日にして失う悲劇に見舞われた磐音は、許婚の小林奈緒を残したまま関前を後にし、たどり着いた江戸の長屋で浪人に身をやつすこととなる。昼は鰻割きとして働き、夜は両替商・今津屋で用心棒稼業を始めた磐音だったが……。監督は「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英。NHK木曜時代劇「ちかえもん」を手がけた藤本有紀が脚本を担当。

 

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2019-085M 「田園の守り人たち」☆☆☆★

Denen原題:Les gardiennes
邦題:田園の守り人たち
時間:135分
公開:2019-07-06
製作年度:2017
製作国:フランス・スイス
配給:アルバトロス・フィルム
製作総指揮:
製作:シルビー・ピアラ、ブノワ・ケノン
監督:グザビエ・ボーボワ
脚本:グザビエ・ボーボワ、フレデリーク・モロー、マリー=ジュリー・マイユ・ボーボワ
原作:エルネスト・ペロション
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ナタリー・バイ(オルタンス)、ローラ・スメット(ソランジュ)、イリス・ブリー(フランシーヌ)、シリル・デクール(ジョルジュ)、ジルベール・ボノー(アンリ)、オリビエ・ラブルダン(クロヴィス)、ニコラ・ジロー(コンスタン)、マチルド・ビズー=エリー(マルグリット)

 

農民たちの姿を描いた19世紀フランスの画家ミレーの絵画を彷彿させる田園風景の中、第1次世界大戦を背景に、夫や息子を戦場に送り出した女たちの静かな戦いと、渦巻く思いを描いた人間ドラマ。フランスの名女優ナタリー・バイと娘のローラ・スメットが劇中でも母娘役を演じ、映画初共演を果たした。1915年、第1次世界大戦下のフランス。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスと、同じように夫が戦場にとらわれている娘のソランジュ。冬を前に種まきに備えなければならない2人は、若い働き手のフランシーヌを雇う。誠実なフランシーヌはすぐにオルタンスらの信頼を得て、家族同然に暮らし始める。やがて前線から一時休暇で帰ってきたオルタンスの次男ジョルジュも、フランシーヌにひかれていくが……。監督は、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作「神々と男たち」などで知られるグザブエ・ボーボワ。2017年・第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「ガーディアンズ」のタイトルで上映された。

 

 

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2019-084M 「フード・インク」☆☆☆★★

Foodinc原題:Food, Inc.
邦題:フード・インク
時間:94分
公開:2011-01-22
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:アンプラグド
製作総指揮:
製作:
監督:ロバート・ケナー
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:エリック・シュローサー、マイケル・ポーラン

 

アメリカの食品産業の裏側に隠された衝撃の実態を暴き出し、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた話題作。ひと握りの人々が莫大な利益を得る一方で下請けにあえぐ一般農家、さらに日本でも未だに表示義務のない遺伝子組換食品の問題など、農業や畜産業の巨大工業化が生み出した数々の弊害をあぶり出していく。「ファーストフード・ネイション」の原作者として知られるエリック・シュローサーが製作に参加。
第82回 アカデミー賞(2010年)の長編ドキュメンタリー部門にノミネート。

 

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2019-083M 「怪獣大戦争」☆☆☆

Kaijudaisensou原題:Invasion of Astro-Monster
邦題:怪獣大戦争
時間:94分
公開:1965-12-19
製作年度:1965
製作国:
配給:
製作総指揮:
製作:田中友幸
監督:本多猪四郎
特撮:円谷英二
脚本:関沢新一
原作:金城哲夫
撮影:小泉一
音楽:伊福部昭
出演:宝田明(富士一夫)、ニック・アダムス(グレン)、田崎潤(桜井博士)、沢井桂子(ハルノ)、水野久美(波川女史)、久保明(鳥居哲男)、土屋嘉男(統制官)、田武謙三(社長)、田島義文(移動司令)

「風来忍法帖」の関沢新一がシナリオを執筆、「宇宙大怪獣 ドゴラ」の本多猪四郎が監督したS・Fもの。撮影もコンビの小泉一。
一九××年--宇宙に新惑星X星が出現した。宇宙パイロット富士一夫とグレンはX星探険に派遣された。X星には地球よりはるかに科学の進んだX星人がいた。が、今X星は宇宙怪獣キングギドラのために地上には住めなくなり地中に身を隠していた。X星の統制官は富士たちに、キングギドラを退治するために、地球に住むゴジラとラドンを貸してくれと申しいれた。そのころ地球上では富士の妹ハルノの恋人で発明狂鳥居がつくった不協和音を発する女性用護身器を、世界教育社員と称する波川女史が買いたいと申し出ていた。それから数日後、X星人は地球上に現われ、眠っていたゴジラを湖底から、ラドンを火口から、それぞれ無重力コースにのせてX星に運び去った。ところが、これはX星人の謀略であった。X星人にとって最大の敵ゴジラとラドンを連れ去ったX星人は直ちに地球に宣戦布告をしてきた。キングギドラもX星人の発する誘導電波であやつられていたのだった。そして今やゴジラもラドンもX星人の誘導電波にあやつられ地球を攻撃してきたのだ。そのころ地球上の科学者桜井博士は、怪獣をあやつるX星人の誘導電波を断ち切るための妨害電波の完成を急いでいた。一方のグレンと哲男は、ふとしたことから波川女史がX星人であることを知った。が、波川女史は、X星人の誓いにそむいて、グレンに恋をし、X星人のために抹殺されてしまった。だが波川女史はグレンに哲男がつくった女性用護身器が発する不協和音が宇宙人のウィーク・ポイントであることを知らせた。桜井博士の妨害電波も完成し、荒れ狂う三匹の怪獣にあびせられた。哲男の発明した不協和音も拡大されてX星人に送られた。苦心の研究は実り、誘導電波を断ち切られたゴジラとラドンは、再びキングギドラと対決して、見事に撃退した。不協和音のためにX星人も全滅した。ゴジラとラドンは海底に沈み、地球上にはまた平和がよみがえった。...

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2019-082M 「三大怪獣 地球最大の決戦」☆☆☆

Sandaikaiju原題:Monster of Monsters-Ghidorah
邦題:三大怪獣 地球最大の決戦
時間:93分
公開:1964-11-20
製作年度:1964
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:田中友幸
監督:本多猪四郎
特撮:円谷英二
脚本:関沢新一
原作:
撮影:小泉一
音楽:伊福部昭
出演:夏木陽介(進藤)、小泉博(村井)、星由里子(直子)、若林映子(サルノ王女)、伊藤えみ(小美人)、伊藤ユミ(小美人)、志村喬(塚本博士)、伊藤久哉(黒眼鏡)、平田昭彦(沖田課長)、佐原健二(金巻班長)

「宇宙大怪獣 ドゴラ」の関沢新一のオリジナル・シナリオを、すでにコンビの本多猪四郎が監督した空想科学映画。撮影もコンビの小泉一。1971年に「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦」に改題され、「東宝チャンピオン祭り」で公開。
一九××年。日本は異常な温暖異変に襲われていた。××放送「20世紀の神話」取材班進藤、直子は、この異常現象をテーマにキャンペーンをしようと連日大奮闘。そんなとき、金星人を自称する女予言者、サルノ王女が現れ、地球の大変動を告げた。サルノ王女の予言は当った。阿蘇火山からラドンが復活し、北極海からはゴジラが眠りからさめ行動を開始した。そして、さらに金星を死の星とした宇宙怪獣キングギドラが現れ、地球は大混乱におちいった。キングギドラの誕生をまのあたりに見た帝都工大の村井助教授は、キングギドラを撃退するには、モスラ、ゴジラ、ラドンらの力を借りる以外にないと考え、モスラの支配者、インファント島の小美人に協力をたのんだ。一方横浜に上陸したゴジラは横浜を全滅させ、ラドンと松本市で対決し、さらに小競合を続けながら富士山頂近くでにらみあっていた。が、そこに割って入ったのが小美人の要請でインファン島からやって来たモスラである。モスラの仲裁にもかかわらず、ゴジラとラドンの敵対心を柔らげることはできなかった。モスラは単身キングギドラに向った。しかしモスラもキングギドラの敵では無く、危機におちいった。が、モスラ危しとみたゴジラとラドンは、力を合せてキングギドラにむかった。さすがのキングギドラも、この三怪獣の攻撃に降参して地球を去っていった。...

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2019-081M 「X-MEN:ダーク・フェニックス」☆☆★★★

Xmendarkfenix原題:X-Men: Dark Phoenix 邦題:X-MEN:ダーク・フェニックス 時間:114分 公開:2019-06-21 製作年度:2019 製作国:アメリカ 配給:20世紀フォックス映画 製作総指揮: 製作:サイモン・キンバーグ、ハッチ・パーカー、ローレン・シュラー・ドナー、トッド・ハロウェル 監督:サイモン・キンバーグ 脚本:サイモン・キンバーグ 原作: 撮影: 音楽: 出演:ソフィー・ターナー(ジーン・グレイ/フェニックス)、ジェームズ・マカボイ(プロフェッサーX)、マイケル・ファスベンダー(マグニートー)、ジェニファー・ローレンス(ミスティーク)、ニコラス・ホルト(ビースト)、タイ・シェリダン(サイクロップス)、アレクサンドラ・シップ(ストーム)、コディ・スミット=マクフィー(ナイトクローラー)、エバン・ピーターズ(クイックシルバー)、ジェシカ・チャステイン(謎の女)、コタ・エバーハード(セレーネ)、アンドリュー・ステリン(レッド・ロータス) マーベルコミック原作の大ヒット作「X-MEN」シリーズの7作目で、原作コミックでも重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス サーガ」を映画化。X-MENのリーダーであるプロフェッサーXの右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生のジーン・グレイだったが、ある宇宙ミッションでの事故をきっかけに、抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放されてしまう。ジーン自身にも制御不能なダーク・フェニックスは暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。大ヒットテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目され、前作「X-MEN:アポカリプス」でジーン役に抜てきされたソフィー・ターナーが、今作でも再び同役を演じる。そのほか、プロフェッサーX役のジェームズ・マカボイ、マグニートー役のマイケル・ファスベンダー、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスら、おなじみの豪華キャストが出演。これまでの「X-MEN」シリーズや「デッドプール」「LOGAN ローガン」などで製作や脚本を務めてきたサイモン・キンバーグがメガホンをとり、長編映画監督デビューを果たした。

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2019-080M 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」☆☆☆★★★

Gojirakingofmonster原題:Godzilla: King of the Monsters 邦題:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 時間:132分 公開:2019-05-31 製作年度:2019 製作国:アメリカ 配給:東宝 製作総指揮:バリー・H・ウォルドマン、ザック・シールズ、松岡宏泰、大田圭二、ダン・リン、ロイ・リー、坂野義光、奥平謙二 製作:メアリー・ペアレント、アレックス・ガルシア、トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、ブライアン・ロジャース 監督:マイケル・ドハティ 脚本:マイケル・ドハティ、ザック・シールズ 原作: 撮影:ローレンス・シャー 音楽:ベアー・マクレアリー 出演:カイル・チャンドラー(マーク・ラッセル)、ベラ・ファーミガ(エマ・ラッセル)、ミリー・ボビー・ブラウン(マディソン)、ブラッドリー・ウィットフォード、サリー・ホーキンス(ヴィヴィアン・グラハム)、チャールズ・ダンス、トーマス・ミドルディッチ、オシェア・ジャクソン・Jr.、渡辺謙(芹沢イシロウ)、チャン・ツィイー(アイリーン・チェン) 日本が生んだ怪獣王ゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」(2014)のシリーズ第2作。前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。「X-MEN:アポカリプス」「スーパーマン リターンズ」などで原案や脚本を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本を手がけたほか自らメガホンもとった。前作から引き続き、芹沢猪四郎博士役を演じた渡辺謙が出演するほか、カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、サリー・ホーキンス、チャン・ツィイー、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンらが共演。

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2019-079M 「トールキン 旅のはじまり」☆☆☆★

Tolkin原題:Tolkien
邦題:トールキン 旅のはじまり
時間:112分
公開:2019-08-30
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
製作総指揮:
製作:ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング、デビッド・レディ、クリス・サイキエル
監督:ドメ・カルコスキ
脚本:デビッド・グリーソン、スティーブン・ベレスフォード
原作:
撮影:ラッセ・フランク
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ニコラス・ホルト、リリー・コリンズ、コルム・ミーニー、デレク・ジャコビ、アンソニー・ボイル、パトリック・ギブソン、トム・グリン=カーニー

冒険ファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」3部作の原作者J・R・R・トールキンの前半生を、「女王陛下のお気に入り」や「X-MEN」シリーズで知られるニコラス・ホルト主演で描いた伝記ドラマ。3歳で父を失くし、イギリスの田園で母と弟と暮らしていたトールキンは、母親の急死により12歳で孤児となってしまうが、母親の友人で後見人となってくれたモーガン神父のサポートにより、名門キング・エドワード校への入学を果たす。そこでトールキンは3人の仲間と出会い、「芸術で世界を変えよう」と互いに誓い合う。16歳になったトールキンは年上の女性エディスと恋に落ちるが、神父からその交際を厳しく禁じられてしまう。そしてぼっ発した第1世界大戦がトールキンと仲間たちの運命を大きく変えていく。ホルトがトールキン役、「あと1センチの恋」のリリー・コリンズがエディス役をそれぞれ演じる。監督は「トム・オブ・フィンランド」のドメ・カルコスキ。

あまりにマッドマックスのニュークスが強烈なイメージ(トラウマに近い)として残るニコラス・ホルトがトールキンを演じる。彼の生い立ちから語られるが、メインは孤児となってからの青年時代。学友の四人組は、おそらく「スタンド・バイ・ミー」と比較される論評も出てくるだろう。それほどドメ・カルコスキ監督によって執拗に、彼らの友情は美しく熱く、憧れさえも漂わせて描かれていく。運命の女性とのエピソードも丁寧に語られるとともに、従軍した戦場の幻想的なまでの美しさにまみれた残酷さも見どころだろう。
 ともあれ、トールキンが処女作を書き始める場面がクライマックス。そして「ホビット」や「指輪物語」を小説や、ピーター・ジャクソンの映画で<知って>いる僕たちは、本作のさまざまなシークエンスが、それらに目配せされていることに気付いていくだろう。
 「Stay alive!Come back to me!」の2度目が渾身の眼差しで、惚れる。

 

 

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2019-078M 「トランス・ワールド」☆☆☆

Enternowhere原題:Enter Nowhere
邦題:トランス・ワールド
時間:90分
公開:未公開
製作年度:2011
製作国:アメリカ
配給:
製作総指揮:ジェイソン・ドラン、ショーン・クリステンセン
製作:ジャック・ヘラー、ダラス・ソニアー
監督:ジャック・ヘラー
脚本:ショーン・クリステンセン、ジェイソン・ドラン
原作:
撮影:トム・ハーティング
音楽:ダーレン・モルゼ
出演:キャサリン・ウォーターストーン、スコット・イーストウッド、ショーン・サイポス、クリストファー・デナム、サラ・パクストン、ショーン・サイポス

森の中に迷い込んだ3人の見知らぬ男女を待ち受ける奇妙な運命を描いたサスペンスミステリー。とある森の奥深く。夫とドライブ中にガス欠に陥り、ガソリンを買いに行ったまま戻ってこない夫を探していたサマンサは、1軒のキャビンにたどり着く。するとそこに、同じように車のトラブルに見舞われた青年トムが出現。さらに、今度はジョディという女がやって来る。ジョディは恋人と強盗をしてきたばかりで、なぜキャビンにたどり着いたのかわからないという。3人は助けを求めに森を出ようとするが、いつの間にか同じキャビンに戻ってきてしまう。さらに、3人がやって来たのはそれぞれ別の場所や時代であることが判明する。出演は「シャーク・ナイト」のサラ・パクストン、「フューリー」のスコット・イーストウッド、「インヒアレント・ヴァイス」のキャサリン・ウォーターストーン。

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