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2019-056M 「コンフィデンスマンJP」☆☆☆★

Confisp邦題:コンフィデンスマンJP
時間:116分
公開:2019-05-17
製作年度:2019
製作国:日本
配給:東宝・フジテレビ
製作総指揮:
製作:石原隆、市川南
監督:田中亮
脚本:古沢良太
原作:
撮影:板倉陽子
音楽:fox capture plan
出演:長澤まさみ(ダー子)、東出昌大(ボクちゃん)、小手伸也(五十嵐)、小日向文世(リチャード)、織田梨沙(モナコ)、瀧川英次(ちょび髭)、マイケル・キダ(バトラー)、前田敦子(鈴木さん)、佐津川愛美(矢島理花)、岡田義徳(キンタ)、桜井ユキ(ギンコ)、生瀬勝久、山口紗弥加、小池徹平(桂公彦)、佐藤隆太(鉢巻秀男)、吉瀬美智子(桜田しず子)、石黒賢(城ヶ崎善三)、竹内結子(ラン・リウ)、三浦春馬(ジェシー)、江口洋介(赤星栄介)

長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演した人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版。天才的な知能を持つが詰めの甘いダー子と、彼女に振り回されてばかりのお人よしなボクちゃん、百戦錬磨のベテラン詐欺師のリチャードの3人の信用詐欺師は、香港マフィアの女帝ラン・リウが持つと言われる伝説のパープルダイヤを狙い、香港へ飛ぶ。3人がランに取り入るべく様々な策を講じる中、天才詐欺師ジェシーも彼女を狙っていることが判明。さらに以前ダー子たちに騙された日本のヤクザ・赤星の影もちらつきはじめ、事態は予測不可能な方向へ展開していく。テレビドラマ版でおなじみのキャストが再結集するほか、ラン役を竹内結子、ジェシー役を三浦春馬、赤星役を江口洋介がそれぞれ演じる。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどの脚本家・古沢良太がテレビドラマ版に引き続き脚本を担当。

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2019-055M 「コレット」☆☆☆★★

Colet原題:Colette
邦題:コレット
時間:111分
公開:2019-05-17
製作年度:2018
製作国:イギリス・アメリカ
配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:スベトラーナ・メトキナ、ノーマン・メリー、メアリー・バーク
製作:エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー、パメラ・コフラー、クリスティーン・ベイコン、ミシェル・リトバク、ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
監督:ウォッシュ・ウエストモアランド
脚本:リチャード・グラツァー、ウォッシュ・ウエストモアランド、レベッカ・レンキェビチ
原作:リチャード・グラツァー
撮影:ジャイルズ・ナットジェンズ
音楽:トーマス・アデス
出演:キーラ・ナイトレイ(コレット)、ドミニク・ウェスト(ウィリー)、デニース・ゴフ(ミッシー)、フィオナ・ショウ(シド)、エレノア・トムリンソン(ジョージー・ラオール=デュバル)、ロバート・パフ(ジュール)、レイ・パンサキ(バベール)

1890年代のベル・エポック真っただ中のパリを舞台に、フランスの文学界でいまなお高い人気を誇る女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの波乱と情熱に満ちた人生を描いたドラマ。主演は「つぐない」「プライドと偏見」のキーラ・ナイトレイ、監督は「アリスのままで」のウォッシュ・ウエストモアランド。フランスの片田舎で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のようなパリへと移り住む。芸術家たちが集うサロンで華やかな生活を送る中、コレットの文才に気づいたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせる。そうして彼女が執筆した「クロディーヌ」シリーズはベストセラーとなるが、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤に苦しめられることになる。保守的で男性優位な当時の社会にあっても、ありのままの自分を貫き才能を開花させていったコレットを、ナイトレイが演じた。

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2019-054M 「アメリカ交響楽」☆☆☆★★

Amekyo原題:Rhapsody in Blue
邦題:アメリカ交響楽
時間:141分
公開:1947-03
製作年度:1945
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:
製作:
監督:アービング・ラッパー
脚本:ハワード・コッホ
原作:ソーニャ・レビアン
撮影:ソル・ポリト
音楽:ジョージ・ガーシュウィン
出演:ロバート・アルダGeorge_Gershwin、ジョーン・レスリーJulie_Adams、アレクシス・スミスChristine_Gilbert、チャールズ・コバーンMax_Dreyfus、アルバート・バッサーマンProfessor_Frank、モリス・カルノフスキーPappa_Gershwin、ローズマリー・デ・キャンプMomma_Gershwin、ハーバート・ラッドレーIra_Gershwin、ジュリー・ビショップLee_Gershwin

 

「ステイト・フェア」「バッド・ガール」等の脚色者ソニア・レヴィーンの原作を小説家ハワード・コッホとエリオット・ポウルの二人が脚色し、「小麦は緑」「情熱の航路」のアーヴィング・ラバーが監督したアメリカン・ジャズの作曲家ジョージ・ガーシュインの伝記映画。撮影は「ゴールド・ディガース」「フットライト・パレード」のソル・ポリートが担当した。主演者はいずれもわが国に初めて紹介される新進であるが、「ジャズ王」ポール・ホワイトマン、人気歌手アル・ジョルソン、黒人歌手ヘイズル・スカット、ピアニスト兼俳優のオスカー・レヴァント、芸能界の大立者ジョージ・ホワイトらがそれぞれ自分自身の役で特別出演している。1945年度製作。

 

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2019-053M 「名探偵ピカチュウ」☆☆☆

Pikatyu原題:Pokemon Detective Pikachu
邦題:名探偵ピカチュウ
時間:104分
公開:2019-05-03
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:ロブ・レターマン
脚本:ロブ・レターマン、ニコール・パールマン
原作:
撮影:
音楽:
出演:ジャスティス・スミス(ティム)、キャスリン・ニュートン(ルーシー)、渡辺謙(ヨシダ警部補)、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウス

世界的人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズの「名探偵ピカチュウ」をハリウッドで実写映画化。子どもの頃にポケモンが大好きだった青年ティムは、ポケモンにまつわる事件の捜査へ向かった父ハリーが家に戻らなかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるように。ある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部から、ハリーが事故で亡くなったとの知らせが入る。父の荷物を整理するため、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かったティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズが名探偵ピカチュウの声を担当し、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミスが主人公ティム、渡辺謙がヨシダ警部補を演じた。また、日本語吹き替え版でティムの吹き替えを担当した竹内涼真が、ポケモントレーナー役で本編にカメオ出演も果たした。監督は「グースバンプス モンスターと秘密の書」のロブ・レターマン。

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2019-052M 「長いお別れ」☆☆☆★★★

Nagaiowakare邦題:長いお別れ
時間:127分
公開:2019-05-31
製作年度:2019
製作国:日本
配給:アスミック・エース
製作総指揮:
製作:
監督:中野量太
脚本:中野量太
大野敏哉
原作:中島京子
撮影:月永雄太
音楽:渡邊崇
出演:蒼井優(東芙美)、竹内結子(今村麻里)、松原智恵子(東曜子)、山崎努(東昇平)、北村有起哉(今村新)、中村倫也(磐田道彦)

 

初の商業映画監督作「湯を沸かすほどの熱い愛」が日本アカデミー賞ほか多数の映画賞を受賞するなど高い評価を獲得した中野量太監督が、認知症を患う父親とその家族の姿を描いた中島京子の小説「長いお別れ」を映画化。これまでオリジナル脚本作品を手がけてきた中野監督にとっては、初の原作ものとなった。父・昇平の70歳の誕生日で久しぶりに集まった娘たちは、厳格な父が認知症になったという事実を告げられる。日に日に記憶を失い、父でも夫でもなくなっていく昇平の様子に戸惑いながらも、そんな昇平と向き合うことで、おのおのが自分自身を見つめなおしていく。そんな中、家族の誰もが忘れていた思い出が、昇平の中で息づいていることがわかり……。一家の次女・芙美役を蒼井優、長女・麻里役を竹内結子、母・曜子役を松原智恵子が務め、認知症を患う父・昇平を山崎努が演じた。

今年の映画賞において俳優部門を席捲しそうな名優たちの演技。さらに、それを引き出した中野監督も監督賞候補といって良いだろう。ただ、脚色については、要素がありすぎた結果、映画として「ほどけかた」が散漫な印象となっている。個々のシーンにおける丁寧な演出と演技が積み重なるものの、クライマックスへのエモーションが腑に落ちるように感じられない。登場人物らのそれぞれの決着にこだわりすぎたのか。

 

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2019-051M 「誰もがそれを知っている」☆☆☆

Daredemosorewo原題:Todos lo saben
邦題:誰もがそれを知っている
時間:133分
公開:2019-06-01
製作年度:2018
製作国:スペイン・フランス・イタリア
配給:ロングライド
製作総指揮:
製作:アレクサンドル・マレ=ギィ、アルバロ・ロンゴリア
監督:アスガー・ファルハディ
脚本:アスガー・ファルハディ
原作:
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
音楽:ハビエル・リモン
出演:ペネロペ・クルス(ラウラ)、ハビエル・バルデム(パコ)、リカルド・ダリン(アレハンドロ)、エドゥアルド・フェルナンデス(フェルナンド)、バルバラ・レニー(ベア)、インマ・クエスタ(アナ)、エルビラ・ミンゲス(マリアナ)、ラモン・バレ(アアントニオ)

「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞しているほか、カンヌやベルリンといった国際映画祭でも高い評価を受けているイランの名匠アスガー・ファルハディが、スペインの田舎町を舞台に全編スペイン語で撮り上げたミステリードラマ。主演をペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが務め、実生活で夫婦の2人が共演した。アルゼンチンで夫と2人の子どもと暮らすラウラが、妹アナの結婚式に出席するため、故郷スペインの小さな村に子どもたちを連れて帰ってくる。地元でワイン農園を営む幼なじみのパコや家族と再会し、ともに喜ばしい日を迎えるラウラたちだったが、結婚式のアフターパーティのさなか、ラウラの娘イレーネが姿を消してしまう。やがて何者かから巨額の身代金を要求するメールが届き、イレーネが誘拐されたことが判明。それぞれが事件解決のために奔走するなかで、家族の間にも疑心暗鬼が広がり、長年に隠されていた秘密があらわになっていく。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
なんともテンポが悪く、登場人物がグズグズと右往左往しているだけに思える。おっと刈り込んだ脚本でああるべきでしょう。

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2019-050M 「ROMA ローマ」☆☆☆★★★

Roma_1原題:ROMA
邦題:ROMA ローマ
時間:135分
公開:2019-03-09
製作年度:2018
製作国:メキシコ・アメリカ
配給:ネットフリックス
製作総指揮:ジェフ・スコール、デビッド・リンド、ジョナサン・キング
製作:ガブリエラ・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン、ニコラス・セリス
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:アルフォンソ・キュアロン
原作:
撮影:アルフォンソ・キュアロン
音楽:
出演:ヤリッツァ・アパリシオ(クレオ)、マリーナ・デ・タビラ(ソフィア)、マルコ・グラフ、ダニエラ・デメサ、カルロス・ペラルタ、ナンシー・ガルシア、ディエゴ・コルティナ・アウトレイ

 

「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が、政治的混乱に揺れる1970年代メキシコを舞台に、とある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を、若い家政婦の視点から描いたNetflixオリジナルのヒューマンドラマ。キュアロン監督が脚本・撮影も手がけ、自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を美しいモノクロ映像で紡ぎ出した。70年代初頭のメキシコシティ。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは、子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていた。そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちる。一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになり……。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で、最高賞にあたる金獅子賞を受賞。第91回アカデミー賞でも作品賞を含む同年度最多タイの10部門でノミネートされ、外国語映画賞、監督賞、撮影賞を受賞した。Netflixで18年12月14日から配信。日本では19年3月9日からイオンシネマで劇場公開される。

 

 

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2019-049M 「FRANK フランク」☆☆☆★

Frank原題:FRANK
邦題:FRANK フランク
時間:95分
公開:2014-10-04
製作年度:2014
製作国:イギリス・アイルランド
配給:アース・スターエンターテイメント
製作総指揮:テッサ・ロス、キャサリン・バトラー、アンドリュー・ロウ、ナイジェル・ウィリアムズ
製作:エド・ギニー、デビッド・バロン、スティービー・リー
監督:レニー・アブラハムソン
脚本:ジョン・ロンスン、ピーター・ストローハン
原作:ジョン・ロンスン
撮影:ジェームズ・マザー
音楽:スティーブン・レニックス
出演:マイケル・ファスベンダー(フランク)、ドーナル・グリーソン(ジョン)、マギー・ギレンホール(クララ)、スクート・マクネイリー(ドン)、カーラ・アザール(ナナ)、フランソワ・シビル(バラク)

イギリスでカルト的人気を誇った音楽コメディアン、フランク・サイドボトムをモデルに、マイケル・ファスベンダーが終始被り物を脱がない奇妙な男を演じたコメディドラマ。ひょんなことからあるバンドに加入することになった青年ジョン。バンドのリーダーのフランクは、四六時中、奇妙な被り物をしている謎めいた男だった。バンドメンバーはそんなフランクに信頼と尊敬の念を寄せており、ジョンもまた、破天荒な魅力をもつフランクに次第にひかれていく。そんなある日、バンドの映像がインターネットで話題を呼び、アメリカの大型人気フェスに招かれることになるが、そのことをきっかけにフランクの調子がおかしくなり、バンドは解散の危機に。ジョンはフランクがなぜ被り物をしているのか、フランクの過去を探り始める。

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2019-048M 「パリ、嘘つきな恋」☆☆☆

Parisuso原題:Tout le monde debout
邦題:パリ、嘘つきな恋
時間:108分
公開:2019-05-24
製作年度:2018
製作国:フランス
配給:松竹
製作総指揮:
製作:
監督:フランク・デュボスク
脚本:フランク・デュボスク
原作:
撮影:
音楽:
出演:フランク・デュボスク(ジョスラン)、アレクサンドラ・ラミー(フロランス)、ジェラール・ダルモン、エルザ・ジルベルスタイン、ローラン・バトー、フランソワ=グザビエ・ドゥメゾン、クロード・ブラッスール

プレイボーイのビジネスマンが思わぬ嘘をついたことから始まる恋の行方を描き、フランスで200万人を動員するヒットとなったラブストーリー。パリの大手シューズ代理店に勤めるジョスランは、女性との一時的な関係を繰り返す軽薄なプレイボーイ。ある日、他界した母の家に残されていた母の車椅子に座っていた彼は、偶然その場を訪ねてきた美女ジュリーの気を引くため、自分は車椅子生活を送っていると嘘をついてしまう。そんな彼に、ジュリーは姉のフロランスを紹介する。フロランスは以前事故に遭い車椅子で暮らしているが、バイオリニストとして世界を飛び回りながら、車椅子テニスプレーヤーとしても活躍していた。魅力的なフロランスに惹かれていくジョスランだったが、最初の嘘を引きずったまま、なかなか真実を打ち明けることができず……。フランスの人気コメディアン、フランク・デュボスクが監督デビューを果たし、脚本・主演も務めた。フロランス役に「グレートデイズ! 夢に挑んだ父と子」のアレクサンドラ・ラミー。

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2019-047M 「バンブルビー」☆☆☆★

Banblbee原題:Bumblebee
邦題:バンブルビー
時間:114分
公開:2019-03-22
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ブライアン・ゴールドナー、クリス・ブリガム、エドワード・チェン
製作:ドン・マーフィ、トム・デサント、ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ、マイケル・ベイ、マーク・バーラディアン
監督:トラビス・ナイト
脚本:クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン・クレイグ
原作:クリスティーナ・ホドソン
撮影:エンリケ・シャディアック
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ヘイリー・スタインフェルド(チャーリー・ワトソン)、ジョン・シナ(バーンズ)、ホルヘ・レンデボルグ・Jr.(ギレルモ・“メモ”・グティエレス)、ジェイソン・ドラッカー(オーティス・ワトソン)、パメラ・アドロン(サリー)、スティーブン・シュナイダー(ロン)、リカルド・ホヨス(トリップ・サマーズ)、ジョン・オーティス(パウエル博士)、グリン・ターマン(ウェーレン司令官)、レン・キャリオー(ハンクおじさん)、グレイシー・ドジーニー(ティナ)

大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクター、バンブルビーを主役に、シリーズの始まりを明らかにする物語。シリーズ1作目の主人公サムとバンブルビーが出会う以前の1980年代を舞台に、バンブルビーと人間の少女チャーリーの交流と友情、彼らに待ち受ける予想外の運命を描く。父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。すると突然、その車が人型の生命体へと変形。驚くチャーリーを前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失って何かに怯えていた。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにするが……。アカデミー賞にノミネートされたアニメーション映画「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラビス・ナイト監督が、自身初の実写映画監督として手がけ、「トランスフォーマー」シリーズでは初めてマイケル・ベイ以外の監督がメガホンをとった。少女チャーリーを演じるのは、女優・歌手として人気を集めるヘイリー・スタインフェルド。

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2019-046M 「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」☆☆☆★

Tonya原題:I, Tonya
邦題:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
時間:120分
公開:2018-05-04
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:ショウゲート
製作総指揮:レン・ブラバトニック、アビブ・ギラディ、クレイグ・ギレスピー、ビンス・ホールデン、トビー・ヒル、ザンヌ・ディバイン、ローザンヌ・コーレンバーグ
製作:ブライアン・アンケレス、マーゴット・ロビー、トム・アッカーリー
監督:クレイグ・ギレスピー
脚本:スティーブン・ロジャース
原作:
撮影:ニコラス・カラカトサニス
音楽:ピーター・ナシェル
出演:マーゴット・ロビー(トーニャ・ハーディング)、セバスチャン・スタン(ジェフ・ギルーリー)、アリソン・ジャネイ(ラヴォナ・ハーディング)、ジュリアンヌ・ニコルソン(ダイアン・ローリンソン)、ポール・ウォルター・ハウザー(ショーン)、マッケンナ・グレイス(トーニャ・ハーディング(8~12歳))、ボビー・カナベイル(マーティン・マドックス)、ケイトリン・カーバー(ナンシー・ケリガン)、ボヤナ・ノバコビッチ(ドディ・ティーチマン)、アンソニー・レイノルズ(デリック・スミス)


アメリカ人のフィギュアスケート女子選手として初めてトリプルアクセルに成功し、1992年アルベールビル、94年リレハンメルと2度の冬季五輪にも出場したトーニャ・ハーディングのスキャンダラスな半生を、「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クイン役で一躍世界的にブレイクしたマーゴット・ロビー主演で描いたドラマ。貧しい家庭で厳しく育てられたトーニャは、努力と才能でフィギュアスケーターとして全米のトップ選手への上り詰めていく。92年アルベールビル五輪に続き、94年のリレハンメル五輪にも出場するが、92年に元夫のジェフ・ギルーリーが、トーニャのライバル選手を襲撃して負傷させた「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を引き起こしたことから、トーニャのスケーター人生の転落は始まっていた。プロデューサーも兼ねてトーニャ役で主演したロビーは、スケートシーンにも挑戦。母親役のアリソン・ジャネイが第90回アカデミー賞の助演女優賞を受賞した。元夫のジェフ・ギルーリー役は「キャプテン・アメリカ」シリーズのセバスチャン・スタン。監督は「ラースと、その彼女」「ミリオンダラー・アーム」のクレイグ・ギレスピー。

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2019-045M 「ブラック・クランズマン」☆☆☆★★

Blackcranzman原題:BlacKkKlansman
邦題:ブラック・クランズマン
時間:135分
公開:2019-02-22
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:パルコ
製作総指揮:
製作:ジョーダン・ピール
監督:スパイク・リー
脚本:チャーリー・ワクテル、デビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット、スパイク・リー
原作:
撮影:チェイス・アービン
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:ジョン・デビッド・ワシントン(ロン・ストールワース)、アダム・ドライバー(フリップ・ジマーマン)、ローラ・ハリアー(パトリス・デュマス)、トファー・グレイス(デビッド・デューク)、ヤスペル・ペーコネン(フェリックス)、コーリー・ホーキンズ(クワメ・トゥーレ)、ライアン・エッゴールド(ウォルター・ブリーチウェイ)、マイケル・ジョセフ・ブシェーミ、ポール・ウォルター・ハウザー(アイヴァンホー)、アシュリー・アトキンソン(コニー)

黒人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を、「マルコムX」のスパイク・リー監督が映画化。1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。署内の白人刑事たちから冷遇されながらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまう。しかし黒人であるロンはKKKと対面できないため、同僚の白人刑事フリップに協力してもらうことに。電話はロン、対面はフリップが担当して2人で1人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めていくが……。主人公ロンを名優デンゼル・ワシントンの実子ジョン・デビッド・ワシントン、相棒フリップを「スター・ウォーズ」シリーズのアダム・ドライバーが演じる。第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。第91回アカデミー賞では作品、監督など6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。

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2019-044M 「今夜、ロマンス劇場で」☆☆☆★

Romance邦題:今夜、ロマンス劇場で
時間:108分
公開:2018-02-10
製作年度:2018
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:
製作:
監督:武内英樹
脚本:宇山佳佑
原作:
撮影:山本英夫
音楽:住友紀人
出演:綾瀬はるか(美雪)、坂口健太郎(牧野健司)、本田翼(成瀬塔子)、北村一輝(俊藤龍之介)、中尾明慶(山中伸太郎)、石橋杏奈(吉川天音)、柄本明(本多正)、加藤剛(病室の老人)

 

綾瀬はるかと坂口健太郎が共演し、モノクロ映画の中のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ない恋の行方を描いたファンタジックなラブストーリー。映画監督を目指す青年・健司はモノクロ映画のヒロインである美雪に心を奪われ、スクリーンの中の彼女に会うために映画館に通い続けていた。そんなある日、美雪が実体となって健司の前に現われる。モノクロ姿のままの彼女をカラフルな現実世界に案内するうち、健司と美雪は少しずつ惹かれ合っていく。しかし美雪には、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密があった。「のだめカンタービレ」シリーズの武内英樹がメガホンをとり、「信長協奏曲」の宇山佳佑が脚本を担当。

 

 

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2019-043M 「Girl ガール<」☆☆☆

Girl原題:Girl
邦題:Girl ガール
時間:105分
公開:2019-07-05
製作年度:2018
製作国:ベルギー
配給:クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
製作総指揮:
製作:ディルク・インペンス
監督:ルーカス・ドン
脚本:ルーカス・ドン
原作:
撮影:フランク・バン・デン・エーデン
音楽:
出演:ビクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ


 


トランスジェンダーの主人公が、バレリーナを目指して葛藤や苦悩を乗り越えながら夢を追いかける姿を描いたドラマ。男性の体にうまれたトランスジェンダーのララは、バレリーナになることが夢で、強い意志と才能、そして血がにじむような努力で、難関とされるバレエ学校への入学を認められる。しかし、成長とともに変わっていく体によってうまく踊れなくなることへの焦りや、ララに対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていく。2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、これが長編デビュー作のルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)、主演のビクトール・ポルスターが最優秀俳優賞を受賞した。


 

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2019-042M 「キャプテン・マーベル」☆☆☆★

Captainmarbel原題:Captain Marvel
邦題:キャプテン・マーベル
時間:124分
公開:2019-03-15
製作年度:2019
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、ジョナサン・シュワルツ、パトリシア・ウィッチャー、スタン・リー
製作:ケビン・ファイギ
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
脚本:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック、ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット、ジャック・シェイファー
原作:
撮影:ベン・デイビス
音楽:ピナー・トプラク
出演:ブリー・ラーソン(キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)、ベン・メンデルソーン(タロス/ケラー)、ジャイモン・フンスー(コラス)、リー・ペイス(ロナン)、ラシャナ・リンチ(マリア・ランボー)、ジェンマ・チャン(ミン・エルヴァ)、ルーン・タムティ(ブロン・チャー)、アルジェニス・ペレス・ソト(アット・ラス)、アネット・ベニング(ウェンディ・ローソン/マー・ベル)、クラーク・グレッグ(フィル・コールソン)、ジュード・ロウ(ヨン・ロッグ)、アキラ・アクバル(モニカ・ランボー)、マッケンナ・グレイス(キャロル・ダンヴァース(13歳))、ロンドン・フラー(キャロル・ダンヴァース(6歳))

 

マーベルコミックが生んだヒーローが結集する「アベンジャーズ」シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一作で、MCUでは始めて女性ヒーローが単独で主役となったアクションエンタテインメント。アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描く。1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現し……。後にアベンジャーズ結成の立役者となるニック・フューリーも登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされる。「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンがキャプテン・マーベル役で主演。ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンのほか、ジュード・ロウらが共演。監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに「ハーフネルソン」などでコンビを組んできたライアン・フレック。

 

 

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2019-041M 「パラレルワールド・ラブストーリー」☆☆★★★

Parareruworld邦題:パラレルワールド・ラブストーリー
時間:108分
公開:2019-05-31
製作年度:2019
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:
監督:森義隆
脚本:一雫ライオン
原作:東野圭吾
撮影:灰原隆裕
音楽:安川午朗
出演:玉森裕太(敦賀崇史)、吉岡里帆(津野麻由子)、染谷将太(三輪智彦)、筒井道隆(小山内)、美村里江(景子)、清水尋也(篠崎)、水間ロン(柳瀬)、石田ニコル(夏江)、田口トモロヲ(須藤)
2つの異なる世界を行き交う男女3人の恋愛を描いた東野圭吾の異色恋愛小説を、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太主演、吉岡里帆と染谷将太の共演で実写映画化。脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。麻由子が「親友の恋人」である現実と、「自分の恋人」である現実。2つの世界で崇史が翻弄されていく。玉森が崇史役、吉岡が麻由子役、染谷が智彦役をそれぞれ演じる。監督は「宇宙兄弟」「聖の青春」の森義隆。

 

 

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