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2019-029M 「The wandering earth」☆☆☆★

Wandearth 原題:The wandering earth
邦題:
時間:125分
公開:
製作年度:2019
製作国:中国
配給:
製作総指揮:
製作:
監督:Frant Gwo
脚本:Gong Geer, Junce Ye |
原作:リュウ・ジキン
撮影:
音楽:
出演:シャオ・ク、ウー・ジン、グアンジュ・リー、ン・マンタ、マイク・スイ
太陽は死にかけていた、世界中の人々は巨大な惑星スラスタを作り、地球をその軌道の外へ移動させ、そして地球を新しい星系へと帆走させた。それでも2500年の旅は予想外の危険を伴いました、そして人類を救うために、さまよう地球のこの時代の若者のグループは大胆に出てきて、みんなの生存のために一生懸命戦いました。

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2019-028M 「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」☆☆☆

Whitecrow 原題:The White Crow
邦題:ホワイト・クロウ 伝説のダンサー
時間:122分
公開:2019-05
製作年度:2018
製作国:イギリス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:ガブリエル・タナ、フランソワ・イベルネル、アンドリュー・レビタス
監督:レイフ・ファインズ
脚本:デビッド・ヘア
原作:
撮影:
音楽:
出演:オレグ・イベンコ(ルドルフ・ヌレエフ)、セルゲイ・ポルーニン、アデル・エグザルコプロス(クララ・サン)、ルイス・ホフマン、チュルパン・ハマートバ、ラファエル・ペルソナス、レイフ・ファインズ
「ハリー・ポッター」シリーズや「シンドラーのリスト」「グランド・ブタペスト・ホテル」で知られる名優レイフ・ファインズの監督作で、ソ連から亡命し、世界3大バレエ団で活躍した伝説的なダンサー、ルドルフ・ヌレエフの半生を描いた。1961年、若きダンサーのルドルフ・ヌレエフは、海外公演のため生まれて初めて祖国ソ連を出る。フランスにやってきたヌレエフは、パリでの生活や文化・芸術に魅せられていくが、その行動はKGBに監視されていた。やがてフランス人女性クララ・サンとも親しくなったヌレエフだったが、それによってますます疑惑を深めるソ連政府から信じがたい要求を突きつけられる。やがて他の団員たちはロンドンへと旅立つが、ひとりパリに残ったヌレエフは、ある決断を下す。主演はオーディションで抜てきされた現役ダンサーのオレグ・イベンコ。共演に「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルホプロスと、バレエ界の異端児と呼ばれるダンサーのセルゲイ・ポルーニン。脚本は「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」のデビッド・ヘア。2018年・第31回東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞受賞。
「愛と哀しみのボレロ」でジョルジュ・ドンが演じたバレエダンサーのモデルとなったルドルフ・ヌレエフの伝記映画。レイフ・ファインズが時系列を往復しながら描いていくが、キレが悪くてエモーショナルな流れが途絶するシーンもある。邦題が決定的にミス。説明が必要なタイトルは原題とはいえアレンジすべき。

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2019-027M 「マックイーン モードの反逆児」☆☆☆

Maqween 原題:McQueen
邦題:マックイーン モードの反逆児
時間:111分
公開:2019-04-05
製作年度:2018
製作国:イギリス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:ティム・ハスラム、ヒューゴ・グランバー、ジョン・ジェンクス、ジェイ・テイラー、パトリック・フィッシャー、ピーター・エテッドギー、デビッド・ギルベリー
製作:イアン・ボノート、ニック・タウシグ、ポール・バン・カーター
監督:イアン・ボノート、ピーター・エテッドギー
脚本:ピーター・エテッドギー
原作:
撮影:ウィル・ピュー
音楽:マイケル・ナイマン、出演:アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ
トム・フォード
デビッド・ボウイやレディー・ガガといったアーティストをはじめ、キャサリン妃にも愛されたファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンのドラマティックな生涯を追ったドキュメンタリー。1969年にロンドンの労働者階級に生まれ、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューしたマックイーンは、27歳の若さでジバンシィのデザイナーに大抜擢される。自身のブランドで展開した過激なショーから「モードの反逆児」と呼ばれる一方、ボウイやガガなどの衣装、ビョークのMV監督、プーマやティム・バートンとのコラボなど精力的に活動を展開し、34歳で大英帝国勲章を授与される。しかし、成功の絶頂の中で2010年に40歳の若さで自ら命を断ってしまう。マックイーンの波乱に満ちた人生を友人や家族たちのインタビュー、発掘されたファッションアーカイブなどから迫っていく。マックイーンの友人でもあったマイケル・ナイマンが音楽を担当。

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2019-026M 「幸福なラザロ」☆☆☆★

Kofukunarazaro 原題:Lazzaro felice
邦題:幸福なラザロ
時間:127分
公開:2019-04-19
製作年度:2018
製作国:イタリア・スイス・フランス・ドイツ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:カルロ・クレスト=ディナ、ティツィアーナ・ソウダーニ、ミヒェル・メルクト、ミヒャエル・ベバー、ビオラ・フーゲン
監督:アリーチェ・ロルバケル
脚本:アリーチェ・ロルバケル
原作:
撮影:エレーヌ・ルバール
音楽:
出演:アドリアーノ・タルディオーロ(ラザロ)、アルバ・ロルバケル(成長したアントニア)、ルカ・チコバーニ(タンクレディ)、アニェーゼ・グラツィアーニ、セルジ・ロペス(ウルティモ)、トンマーゾ・ラーニョ、ニコレッタ・ブラスキ(マルケッサ・アルフォンシーナ・デ・ルーナ)
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作「夏をゆく人々」などで世界から注目されるイタリアの女性監督アリーチェ・ロルバケルが、死からよみがえったとされる聖人ラザロと同じ名を持ち、何も望まず、目立たず、シンプルに生きる、無垢な魂を抱いたひとりの青年の姿を描いたドラマ。「夏をゆく人々」に続き、2018年・第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、脚本賞を受賞した。20世紀後半、社会と隔絶したイタリア中部の小さな村で、純朴な青年ラザロと村人たちは領主の侯爵夫人から小作制度の廃止も知らされず、昔のままタダ働きをさせられていた。ところが夫人の息子タンクレディが起こした誘拐騒ぎを発端に、夫人の搾取の実態が村人たちに知られることとなる。これをきっかけに村人たちは外の世界へと出て行くのだが、ラザロだけは村に留まり……。

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2019-025M 「ラビング 愛という名前のふたり」☆☆☆★

Loving 原題:Loving
邦題:ラビング 愛という名前のふたり
時間:122分
公開:2017-03-03
製作年度:2016
製作国:イギリス・アメリカ
配給:ギャガ
製作総指揮:ブライアン・カバナー=ジョーンズ
製作:ジェド・ドハーティ、コリン・ファース、サラ・グリーン、ナンシー・ビュアスキー、マーク・タートルトーブ、ピーター・サラフ
監督:ジェフ・ニコルズ
脚本:ジェフ・ニコルズ
原作:
撮影:アダム・ストーン
音楽:デビッド・ウィンゴ
出演:ジョエル・エドガートン(リチャード)、ルース・ネッガ(ミルドレッド)、マートン・ソーカス(ブルックス保安官)、ニック・クロール(バーナード・コーエン)、テリー・アブニー(ガーネット)、アラーノ・ミラー(レイモンド)、ジョン・バース(フィリップ・ハーシュコプ)、マイケル・シャノン(グレイ・ビレット)
異人種間の結婚が違法とされていた1950年代のバージニア州を舞台に、自らの愛を貫き通すべく戦ったラビング夫妻の実話を映画化したヒューマンラブストーリー。人気俳優コリン・ファースのプロデュースのもと、「MUD マッド」「テイク・シェルター」のジェフ・ニコルズが監督・脚本。58年、バージニア州。大工のリチャード・ラビングは、愛する恋人ミルドレッドから妊娠を告げられ結婚を申し込む。当時、バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていたが、子どもの頃から深い絆で結ばれてきた2人にとって、別れるなど考えられなかった。そこで2人は法律で許されるワシントンD.C.で結婚した後、地元で暮らしはじめる。しかしある晩、自宅に押しかけてきた保安官に逮捕され、離婚か故郷を捨てるかの選択を迫られてしまう。主演は「ブラック・スキャンダル」のジョエル・エドガートンと「プルートで朝食を」のルース・ネッガ。

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2019-024M 「ハンターキラー 潜航せよ」☆☆☆★

Hunterkiller 原題:Hunter Killer
邦題:ハンターキラー 潜航せよ
時間:122分
公開:2019-04-12
製作年度:2018
製作国:イギリス
配給:ギャガ
製作総指揮:アビ・ラーナー、トレバー・ショート、ボアズ・デビッドソン、ヤリフ・ラーナー、ダグラス・アーバンスキー、ラティ・グロブマン、クリスタ・キャンベル、アーン・L・シュミット、ライアン・カバナー、ケン・ハルスバンド、ケビン・キング、クリスティーン・オタール、サミュエル・ハディダ、ビクター・ハディダ
製作:ニール・H・モリッツ、トビー・ジャッフェ、ジェラルド・バトラー、アラン・シーゲル、タッカー・トゥーリー、マーク・ギル、ジョン・トンプソン、マット・オトゥール、レス・ウェルドン
監督:ドノバン・マーシュ
脚本:アーン・L・シュミット、ジェイミー・モス
原作:ジョージ・ウォレス、ドン・キース
撮影:トム・マライス
音楽:トレバー・モリス
出演:ジェラルド・バトラー(ジョー・グラス)、ゲイリー・オールドマン(チャールズ・ドネガン)、コモン(ジョン・フィスク)、リンダ・カーデリニ(ジェーン・ノーキスト)、トビー・スティーブンス(ビル・ビーマン)、ミカエル・ニクビスト(アンドロポフ)
「ジオストーム」「エンド・オブ・ホワイトハウス」のジェラルド・バトラー主演で描いた潜水艦アクション。ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺るがす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア海域へ潜航せねばならず……。原作は、小説家ドン・キースと米海軍潜水艦の元艦長ジョージ・ウォレスによるベストセラー小説。共演に「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞を受賞したゲイリー・オールドマン。製作は「ワイルド・スピード」シリーズのニール・H・モリッツ。監督は「裏切りの獣たち」のドノバン・マーシュ。
2000年に大ヒットした「U-571」から相当な動員が見込めるジャンルとして認識された潜水艦モノ。映画マーケットにおいて独立系配給会社の間で獲得競争が激しいモチーフだ。ほぼ男ばかりのハードボイルドな筋立てを、潜水艦という「音」「水圧」「見えない恐怖」といった閉鎖空間の緊迫感を演出できる要素がたっぷりある舞台で展開し、観客に息を詰めさせる。本作はクーデターで拉致されたロシア大統領を、米露戦争寸前という緊迫の状況下に米特殊部隊と潜水艦が救出するという荒唐無稽な物語。設定もストーリーも強引きわまりない、あたかもベッソン的な突き押しガブリ寄りな直滑降の一品。それはそれで娯楽作品として観てしまうのは、やはり「潜水艦」だからなのか。

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2019-023M 「バイス」☆☆☆★★★

Vice 原題:Vice
邦題:バイス
時間:1321分
公開:2019-04-05
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ロングライド
製作総指揮:ミーガン・エリソン、チェルシー・バーナード、ジリアン・ロングネッカー、ロビン・ホーリー、ジェフ・ワックスマン
製作:ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クレイマー、ウィル・フェレル、アダム・マッケイ、ケビン・メシック
監督:アダム・マッケイ
脚本:アダム・マッケイ
原作:
撮影:グレイグ・フレイザー
音楽:ニコラス・ブリテル
出演:クリスチャン・ベール(ディック・チェイニー)、エイミー・アダムス(リン・チェイニー)、スティーブ・カレル(ドナルド・ラムズフェルド)、サム・ロックウェル(ジョージ・W・ブッシュ)、タイラー・ペリー(コリン・パウエル)、アリソン・ピル(メアリー・チェイニー)、リリー・レーブ(リズ・チェイニー)、リサ・ゲイ・ハミルトン(コンドリーザ・ライス)、ジェシー・プレモンス(カート)、ジャスティン・カーク(スクーター・リビー)、エディ・マーサン(ポール・ウォルフォウィッツ)
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスタッフ&キャストが再結集し、ジョージ・W・ブッシュ政権でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われ、9・11後のアメリカをイラク戦争へと導いたとされるディック・チェイニーを描いた社会派エンタテインメントドラマ。1960年代半ば、酒癖の悪い青年だったチェイニーは、後に妻となる恋人リンに叱責されたことをきっかけに政界の道へと進み、型破りな下院議員ドナルド・ラムズフェルドの下で政治の裏表を学んでいく。やがて権力の虜になり、頭角を現すチェイニーは、大統領首席補佐官、国務長官を歴任し、ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の座に就くが……。これまでも数々の作品で肉体改造を行ってきたクリスチャン・ベールが、今作でも体重を20キロ増力し、髪を剃り、眉毛を脱色するなどしてチェイニーを熱演した。妻リン役に「メッセージ」「アメリカン・ハッスル」のエイミー・アダムス、ラムズフェルド役に「フォックスキャッチャー」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスティーブ・カレル、ブッシュ役に「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルとアカデミー賞常連の豪華キャストが共演している。
クリスチャン・ベールが凄い。いつも凄すぎてしまう彼に対する演技力の要求ハードルが高いとオスカーを逃すかも。監督・脚本・編集はかなり受賞へ肉薄するのじゃないかな。

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2019-022M 「僕たちのラストステージ」☆☆☆★

Laststage 原題:Stan & Ollie
邦題:僕たちのラストステージ
時間:98分
公開:2019-04-19
製作年度:2018
製作国:イギリス・カナダ・アメリカ
配給:HIGH BROW CINEMA
製作総指揮:ザビエル・マーチャンド、ジョー・オッペンハイマー、ニコラ・マーティン、ガブリエル・タナ、クリスティーン・ランガン
製作:フェイ・ウォード
監督:ジョン・S・ベアード
脚本:ジェフ・ポープ
原作:
撮影:ローリー・ローズ
音楽:ロルフ・ケント
出演:スティーブ・クーガン(スタン・ローレル)、ジョン・C・ライリー(オリバー・ハーディ)、ニナ・アリアンダ、シャーリー・ヘンダーソン、ダニー・ヒューストン、ルーファス・ジョーンズ
ハリウッドの映画創成期を支えたアメリカの伝説的お笑いコンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を、「ナイト ミュージアム」シリーズのスティーブ・クーガンと「シカゴ」のジョン・C・ライリーのW主演で描いた伝記ドラマ。2人組コメディアンのパイオニアとして100本以上の作品に出演し、共に人生を歩んできた2人が、人生の晩年に差し掛かって改めて互いへの愛や演じることの大切さに気づいていく姿を描き出す。「フィルス」のジョン・S・ベアードが監督を務め、「あなたを抱きしめる日まで」のジェフ・ポープが脚本を担当。

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2019-021M 「メリー・ポピンズ リターンズ」☆☆☆★

Marrypopins2018 原題:Mary Poppins Returns
邦題:メリー・ポピンズ リターンズ
時間:131分
公開:2019-02-01
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:カラム・マクドゥガル
製作:ジョン・デルーカ、ロブ・マーシャル、マーク・プラット
監督:ロブ・マーシャル
脚本:デビッド・マギー
原作:P・L・トラバース
撮影:ディオン・ビーブ
音楽:マーク・シェイマン
出演:エミリー・ブラント(メリー・ポピンズ)、リン=マニュエル・ミランダ(ジャック)、ベン・ウィショー(マイケル・バンクス)、エミリー・モーティマー(ジェーン・バンクス)、ジュリー・ウォルターズ(エレン)、コリン・ファース(ウィリアム・ウェザーオール・ウィルキンズ)、メリル・ストリープ(トプシー)、アンジェラ・ランズベリー、ディック・バン・ダイク
アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。主人公メリー・ポピンズを「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントが演じるほか、共演にも「キングスマン」のコリン・ファース、「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。前作でメリーの親友バートを演じたディック・バン・ダイクも出演する。監督は「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」といった大ヒット映画のほか、舞台演出家・振付師としても活躍するロブ・マーシャル。
オリジナル1965年、その続編という設定。音楽がなあ。あまりに前作が刷り込まれすぎていてピンとこないのは大人になりすぎたからかな。シャーマン兄弟は偉大だったんだね。

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2019-020M 「妻たちの落とし前」☆☆☆★

Widows 原題:Widows
邦題:妻たちの落とし前
時間:129分
公開:2019-04
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
製作総指揮:バーゲン・スワンソン、ローズ・ガーネット、ダニエル・バトセック
製作:イアン・カニング、エミール・シャーマン、スティーブ・マックイーン、アーノン・ミルチャン
監督:スティーブ・マックイーン
脚本:ギリアン・フリン、スティーブ・マックイーン
原作:リンダ・ラ・プラント
撮影:
音楽:ハンス・ジマー
出演:ビオラ・デイビス、ミシェル・ロドリゲス、エリザベス・デビッキ、シンシア・エリボ、コリン・ファレル、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ダニエル・カルーヤ、ギャレット・ディラハント、キャリー・クーン、ジャッキー・ウィーバー、ジョン・バーンサル、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ロバート・デュバル、リーアム・ニーソン
「それでも夜は明ける」でアカデミー作品賞を受賞したスティーブ・マックイーン監督が、「ヘルプ  心がつなぐストーリー」「フェンス」のビオラ・デイビスを主演に迎えて描いたクライムサスペンスドラマ。1983年にイギリスで放送されたミニシリーズを原作に、米シカゴで銀行強盗に失敗して命を落とした4人の犯罪者の残された妻たちが、亡き夫たちのやり残した仕事を完遂するためチームを結成し、運命に立ち向かっていく姿を描く。「ゴーン・ガール」原作者として知られるギリアン・フリンがマックイーン監督とともに脚本を担当。デイビスのほか、ミシェル・ロドリゲス、エリザベス・デビッキ、シンシア・エリボ、コリン・ファレル、ロバート・デュバル、リーアム・ニーソンら豪華俳優陣が共演。

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2019-019M 「おみおくりの作法」☆☆☆★★

Omiokuri 原題:Still Life
邦題:おみおくりの作法
時間:91分
公開:2015-01-24
製作年度:2013
製作国:イギリス・イタリア
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:
製作:ウベルト・パゾリーニ、フェリックス・ボッセン、クリストファー・サイモン
監督:ウベルト・パゾリーニ
脚本:ウベルト・パゾリーニ
原作:
撮影:ステファーノ・ファリベーネ
音楽:レイチェル・ポートマン
出演:エディ・マーサン(ジョン・メイ)、ジョアンヌ・フロガット(ケリー)、カレン・ドルーリー(メアリー)、アンドリュー・バカン(プラチェット氏)、キアラン・マッキンタイア(ジャンボ)、ニール・ディスーザ(シャクティ)、ポール・アンダーソン(ホームレスの男)、ティム・ポッター(ホームレスの男)
孤独死した人を弔う仕事をする民生係の男が、故人の人生を紐解き、新たな人々との出会いから、生きることとは何かを見つめ直していく姿を描いたイギリス製ヒューマンドラマ。「フル・モンティ」「パルーカヴィル」などのプロデューサーとして知られるウベルト・パゾリーニが監督・脚本を手がけ、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」「戦火の馬」のエディ・マーサンが主演。人気ドラマ「ダウントン・アビー」のジョアンヌ・フロガットらが共演した。ロンドンに暮らすジョン・メイは、孤独死した人を弔う民生係として働いてきが、人員整理で解雇を言い渡され、自宅の真向かいに住むビリーの弔いが最後の案件になる。これまでも誠実に故人と向き合い、弔いをしてきたジョンだったが、最後の仕事にはいつも以上に熱心になり、故人を知る人を訪ね、葬儀に招く旅を経て、心の中に変化が生じていく。

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2019-018M 「ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ」☆☆☆★

Hitopicaso 原題:Hitler contro Picasso e gli altri
邦題:ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ
時間:97分
公開:2019-04-19
製作年度:
製作国:イタリア・フランス・ドイツ
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
製作総指揮:
製作:
監督:クラウディオ・ポリ
脚本:
原作:ディディ・ニョッキ
撮影:
音楽:
出演:トニ・セルビッロ
ナチスドイツにより奪われた美術品と、それに関わる人々の運命を描いたドキュメンタリー。1933年から45年にかけて、ナチスがヨーロッパ各地で略奪した美術品の総数は約60万点にものぼり、戦後70年以上が過ぎた現在でも10万点が行方不明と言われている。権力は芸術をも支配できると盲信するナチスによる美術史上最悪の略奪と、今なお続く奪還をめぐる戦いを、歴史家や美術研究家、関係者らの証言をもとに描き、ヒトラーの思想の背景と略奪品がたどった闇の美術史を浮かび上がらせていく。「グレート・ビューティー 追憶のローマ」などで知られるイタリアの名優トニ・セルビッロが案内人を務める。ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者・中野京子が日本語字幕監修を担当。
ナチスに奪われた絵画についての作品では、贋作をナチスに渡した画商を描いた「ミケランジェロの暗号」や、美術品奪還を標的にした専門家軍団を組織したアメリカ軍を描いた「ミケランジェロ・プロジェクト」、逆にナチスに奪われた名画を取り戻す遺族の奮闘を描いた「黄金のアデーレ 名画の帰還」が記憶に新しい。そんな作品が生まれることになったのは、本作で語られたナチスによる芸術品強奪の実態である。

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2019-017M 「ペンギン・ハイウェイ」☆☆☆★★

Pnguinhiway 邦題:ペンギン・ハイウェイ
時間:119分
公開:2018-08-17
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝映像事業部
製作総指揮:
製作:
監督:石田祐康
脚本:上田誠
原作:森見登美彦
撮影:
音楽:阿部海太郎
出演:北香那(アオヤマ君)、蒼井優(お姉さん)、釘宮理恵(ウチダ君)、潘めぐみ(ハマモトさん)、福井美樹(スズキ君)、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊(アオヤマ君のお父さん)、竹中直人(ハマモトさんのお父さん)
「夜は短し歩けよ乙女」「有頂天家族」などで人気の作家・森見登美彦による日本SF大賞を受賞した小説をアニメーション映画化。短編「陽なたのアオシグレ」「台風のノルダ」を手がけたスタジオコロリドの第1回長編作品となり、「陽なたのアオシグレ」の新鋭・石田祐康が監督、「台風のノルダ」の新井陽次郎がキャラクターデザインを担当する。毎日学んだことをノートに記録している勉強家の小学4年生アオヤマ君は、通っている歯医者のお姉さんと仲良し。お姉さんも、ちょっと生意気で大人びたアオヤマ君をかわいがっていた。ある日、彼らの暮らす街に突然ペンギンが現れる。海もないただの住宅地になぜペンギンが現れたのか。アオヤマ君は謎を解くべく研究を始めるが、そんな折、お姉さんが投げ捨てたコーラの缶がペンギンに変身するところを目撃する。テレビドラマ「バイプレイヤーズ」などで知られる北香那が、声優初挑戦でアオヤマ君を演じ、「鉄コン筋クリート」「花とアリス殺人事件」などで声優経験のある蒼井優がお姉さん役を務める。

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2019-016M 「運び屋」☆☆☆★★★

Hakobiya 原題:The Mule
邦題:運び屋
時間:116分
公開:2019-03-08
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:アーロン・L・ギルバート
製作:クリント・イーストウッド、ティム・ムーア、クリスティーナ・リベラ、ジェシカ・マイヤー、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
原作:サム・ドルニック
撮影:イブ・ベランジェ
音楽:アルトゥロ・サンドバル
出演:クリント・イーストウッド(アール・ストーン)、ブラッドリー・クーパー(コリン・ベイツ捜査官)、ローレンス・フィッシュバーン(主任特別捜査官)、マイケル・ペーニャ(トレビノ捜査官)、ダイアン・ウィースト(メアリー)、アンディ・ガルシア(ラトン)、イグナシオ・セリッチオ(フリオ)、アリソン・イーストウッド(アイリス)、タイッサ・ファーミガ(ジェニー)、ユージン・コルデロ(ルイス・ロカ)、ローレン・ディーン(ブラウン捜査官)
巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンク。イーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアら実力派が集結。イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。

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2019-015M 「移動都市 モータル・エンジン」☆☆☆

Motaee 原題:Mortal Engines
邦題:移動都市 モータル・エンジン
時間:129分
公開:2019-03-01
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:フィリッパ・ボウエン、ケン・カミンズ
製作:ゼイン・ウェイナー、アマンダ・ウォーカー、デボラ・フォルテ、フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン
監督:クリスチャン・リバース
脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン
原作:フィリップ・リーブ
撮影:サイモン・ラビー
音楽:トム・ホルケンボルフ
出演:ヘラ・ヒルマー(ヘスター・ショウ)、ロバート・シーハン(トム・ナッツワーシー)、ヒューゴ・ウィービング(サディアス・ヴァレンタイン)、ジヘ(アナ・ファン)、ローナン・ラフテリー(ベヴィス)、レイア・ジョージ(キャサリン・ヴァレンタイン)、パトリック・マラハイド(マグナス・クローム)、スティーブン・ラング(シュライク)
フィリップ・リーブのファンタジー小説「移動都市」を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン製作・脚本で映画化した冒険ファンタジー。最終戦争から数百年の時が過ぎ、わずか残された人類は地を這う移動型の都市で生活することを余儀なくされた。巨大移動都市ロンドンは、都市同士が捕食しあう弱肉強食の荒れ果てた地でその支配を拡大させ、小さな都市を捕食することで成長を続けていた。迫り来る巨大都市を前に、小さな都市と人びとが逃げるようにして絶望的な日々を送る中、1人の少女へスターが反撃ののろしを上げる。へスター役を「アンナ・カレーニナ」のヘラ・ヒルマー、へスターとともに冒険へと身を投じるトム役をプロデューサーとしても活躍するロバート・シーアンが演じるほか、ヒューゴ・ウィービング、スティーブン・ラングらが顔をそろえる。監督は「キング・コング」でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバーズ。

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