« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018-137M 「人魚の眠る家」☆☆☆

Ningyo 邦題:人魚の眠る家
時間:120分
公開:2018-11-16
製作年度:2018
製作国:日本
配給:松竹
製作総指揮:
製作:
監督:堤幸彦
脚本:篠崎絵里子
原作:東野圭吾
撮影:
音楽:アレクシス・フレンチ
出演:篠原涼子(播磨薫子)、西島秀俊(播磨和昌)、坂口健太郎(星野祐也)、川栄李奈(川嶋真緒)、山口紗弥加(美晴)、田中哲司(進藤)、田中泯(播磨多津朗)、松坂慶子(千鶴子)
人気作家・東野圭吾の同名ベストセラーを実写映画化し、篠原涼子と西島秀俊が夫婦役で映画初共演を果たしたヒューマンミステリー。「明日の記憶」の堤幸彦監督がメガホンをとり、愛する娘の悲劇に直面し究極の選択を迫られた両親の苦悩を描き出す。2人の子どもを持つ播磨薫子と夫・和昌は現在別居中で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。そんな2人のもとに、娘の瑞穂がプールで溺れ意識不明になったとの報せが届く。医師から脳死宣告を受けた彼らは、脳死を受け入れて臓器提供を希望するか、それとも心臓死をただ待つのか選択を迫られ、話し合いの末に臓器提供を決断。しかし別れの瞬間に娘の手が一瞬動いたのを見た薫子は、一転して臓器提供を拒否する。和昌は妻と娘のため、自身が経営する会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始。しかしその決断は、薫子の狂気を呼び覚ましていく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-136M 「響 HIBIKI」☆☆☆

Hibiki 邦題:響 HIBIKI
時間:106分
公開:2018-09-14
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:市川南、竹中幸平
監督:月川翔
脚本:西田征史
原作:柳本光晴
撮影:鍋島淳裕
音楽:伊藤ゴロー
出演:平手友梨奈(鮎喰響)、アヤカ・ウィルソン(祖父江凛夏)、高嶋政伸(神田正則)、柳楽優弥(田中康平)、北村有起哉(鬼島仁)、野間口徹(矢野浩明)、小松和重(藤野弘)、黒田大輔(大坪正人)、板垣瑞生(椿涼太郎)、吉田栄作(祖父江秋人)、小栗旬(山本春平)、北川景子(花井ふみ)
これが映画初出演となる「欅坂46」の平手友梨奈主演で、文芸の世界を舞台に15歳の天才女子高生小説家を主人公にした柳本光晴の人気漫画「響 小説家になる方法」を映画化。出版不況が叫ばれる文芸界。文芸雑誌「木蓮」編集部に一編の新人賞応募作が届く。応募要項を一切無視した作品のため、破棄されるはずだったその作品に編集者の花井ふみが目を留めたことから、状況は大きくは変わり始める。「お伽の庭」と題されたその小説は、15歳の女子高生・鮎喰響によって書かれたものだった。主人公の響役を平手、編集者の花井役を北川景子、響が所属する文芸部の部長で、響の圧倒的な才能との差に苦しむ女子高生・祖父江凛夏役を、8年ぶりの実写映画出演となる「パコと魔法の絵本」のアヤカ・ウィルソンがそれぞれ演じる。そのほかの共演に高嶋政伸、柳楽優弥ら。監督は「となりの怪物くん」「センセイ君主」の月川翔。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-135M 「ポリス・ストーリー REBORN」☆☆★★★

Reborn 原題:机器之血 Bleeding Steel
邦題:ポリス・ストーリー REBORN
時間:109分
公開:2018-11-23
製作年度:2017
製作国:中国・香港
配給:ツイン
製作総指揮:ジャッキー・チェン
製作:
監督:レオ・チャン
脚本:レオ・チャン
原作:
撮影:
音楽:
出演:ジャッキー・チェン、ショウ・ルオ、オーヤン・ナナ、エリカ・シアホウ、カラン・マルベイ、テス・ハウブリック
1985年に製作された「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の流れを汲む、ジャッキー・チェン主演のアクション映画。2007年の香港。危篤状態にあった幼い娘を病院に残し、自分の任務ではなかった証人警護作戦の現場へと駆り出された国際捜査官リンは、人工遺伝子に絡む陰謀に巻き込まれ、瀕死の重傷を負う。13年の時が流れた2020年のシドニー。事件を題材にした小説を出版したリンの周囲に、黒ずくめの犯罪組織や謎のハッカーなど、当時の事件に因縁のある人間たちが次々と姿を現し……。主人公リンを演じるジャッキー・チェンは製作総指揮を担当。台湾から「人魚姫」のショウ・ルオ、歌手・欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)の姪オーヤン・ナナ、中国から本作がデビュー作となるエリカ・シアホウが参加するほか、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のカラン・マルベイ、「エイリアン コヴェナント」のテス・ハウブリックなど、国際色豊かなキャストが顔をそろえる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-134M 「負け犬の美学」☆☆☆

Makeinu 原題:Sparring
邦題:負け犬の美学
時間:95分
公開:2018-10-12
製作年度:2017
製作国:フランス
配給:クロックワークス
製作総指揮:
製作:ブリュノ・ナオン
監督:サミュエル・ジュイ
脚本:サミュエル・ジュイ、クレマン・ルシエ、ジェレミー・グエズ
原作:
撮影:ロマン・カルカナッド
音楽:
出演:マチュー・カソビッツ(スティーブ・ランドリー)、オリビア・メリラティ(マリオン・ランドリー)、ソレイマヌ・ムバイエ(タレク・エンバレク)、ビリー・ブレイン(オロール・ランドリー)
「アメリ」でヒロインの相手役を演じたマチュー・カソビッツが、家族のために奮闘する落ち目のボクサーを熱演したフランス製ヒューマンドラマ。最盛期を過ぎた40代のプロボクサー、スティーブ。彼は愛する家族のため、そして自分自身の引き際のために、欧州チャンピオンの練習相手に立候補するが……。劇中のボクサー、エンバレク役には、WBA世界スーパーライト級王者のソレイマヌ・ムバイエを起用。監督はこれがデビュー作となるサミュエル・ジュイ。2017年・第30回東京国際映画祭コンペティション部門出品(映画祭上映時タイトル「スパーリング・パートナー」)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-133M 「嘘はフィクサーのはじまり」☆☆☆★★

Usofixer 原題:Norman
邦題:嘘はフィクサーのはじまり
時間:110分
公開:2018-10
製作年度:2016
製作国:イスラエル・アメリカ
配給:ハーク
製作総指揮:ジム・カウフマン、アマンダ・マーシャル、キャロライン・カプラン、マイケル・グレイディ
製作:オーレン・ムーバーマン、ギデオン・タドモア、エヤル・リモン、デビッド・マンディル、ミランダ・ベイリー、ローレンス・イングリー
監督:ヨセフ・シダー
脚本:ヨセフ・シダー
原作:
撮影:ヤロン・シャーフ
音楽:三宅純
出演:リチャード・ギア(ノーマン・オッペンハイマー)、リオル・アシュケナージ(ミカ・エシェル)、マイケル・シーン(フィリップ)、スティーブ・ブシェーミ(ラビ・ブルメンソール)、シャルロット・ゲンズブール(アレックス・グリーン)、ダン・スティーブンス(ビル・カヴィシュ)、ハンク・アザリア(スルール・カッツ)、ハリス・ユーリン(ジョー・ウィルフ)、ジョシュ・チャールズ(アーサー・タウブ)
リチャード・ギア扮する自称フィクサーの男が、国際的な大騒動を巻き起こす姿を描いたブラックコメディ。自身をフィクサーと称するノーマンは、小さな嘘の数々を積み重ね、人脈を広げてきた。ある日、ノーマンが偶然を装い高価な革靴をプレゼントすることに成功したイスラエルのカリスマ政治家エシェルが、3年後に首相に就任した。首相となったエシェルとの再会にこぎつけたノーマンは、「首相のお墨付き」という武器を利用して暗躍を始めるが……。ノーマン役をギア、「運命は踊る」のイスラエル人俳優リオル・アシュケナージが首相役を演じるほか、マイケル・シーン、スティーブ・ブシェーミ、シャルロット・ゲンズブールらが脇を固める。監督は「ボーフォート レバノンからの撤退」「フットノート」がアカデミー外国語映画賞にノミネートされたヨセフ・シダー。2016年のリオデジャネイロ五輪閉会式で「君が代」のアレンジを手がけた三宅純が音楽を担当。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-132M 「マイ・プレシャス・リスト」☆☆☆★

Mylist 原題:Carrie Pilby
邦題:マイ・プレシャス・リスト
時間:98分
公開:2018-10-20
製作年度:2016
製作国:アメリカ
配給:松竹
製作総指揮:テリ・シンプソン、エレイン・ハリス、エディス・マイヤーズ、ニック・クエステッド
製作:スザンヌ・ファーウェル、スーザン・ジョンソン、スーザン・カートソニス、ブレント・エメリー、リサ・ウォロフスキー
監督:スーザン・ジョンソン
脚本:カーラ・ホールデン
原作:カレン・リスナー
撮影:ゴンサーロ・アマト
音楽:マイケル・ペン
出演:ベル・パウリー(キャリー・ピルビー)、ガブリエル・バーン(キャリーの父親)、ネイサン・レイン(ペトロフ医師)、バネッサ・ベイヤー(タラ)、コリン・オドナヒュー(ハリソン教授)、ジェイソン・リッター(マット)、ウィリアム・モーズリー(サイ)
ハーバード大卒の天才ながらコミュニケーション能力がゼロというヒロインの心の成長を描く。ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリーはIQ185でハーバード大学を飛び級で卒業した超エリート。しかし、コミュニケーション能力に欠け、屈折した性格の彼女は、友だちも仕事も持たずに暮らし、唯一の話し相手はセラピストのペトロフだけだった。ペトロフはキャリーにリストを渡し、そこの書かれた6つの仮題を1カ月でクリアするように指示を出す。半信半疑ながらも、それらを実行していくキャリーは課題を通して、自分自身の変化に気づいていく。キャリー役を「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「ミニー・ゲッツの秘密」のベル・パウリ―が演じる。監督はプロデューサーとして「さよなら、僕らの夏」などを手がけ、本作が長編初監督作品となるスーザン・ジョンソン。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-131M 「累 かさね」☆☆☆

Kasane 邦題:累 かさね
時間:112分
公開:2018-09-07
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:石原隆、市川南、吉羽治
監督:佐藤祐市
脚本:黒岩勉
原作:松浦だるま
撮影:谷川創平
音楽:菅野祐悟
出演:土屋太鳳(淵累/丹沢ニナ)、芳根京子(淵累/丹沢ニナ)、横山裕(烏合零太)、筒井真理子、生田智子、村井國夫、檀れい(淵透世)、浅野忠信(羽生田釿互)
キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれた2人の少女を主人公に、美醜をめぐる人間の業を描いた松浦だるまの同名コミックを、土屋太鳳と芳根京子のダブル主演で実写映画化。伝説の女優を母に持つ淵累は、天才的な演技力を持ちながら、顔に大きな傷がある自身の容姿に強いコンプレックスを抱きながら生きてきた。一方、舞台女優の丹沢ニナは美貌に恵まれながらも花開かず、女優として大成することに異常な執念を募らせていた。累の手元には、その口紅を塗ってキスをすると顔が入れ替わるという、母が遺した1本の不思議な口紅があり、ある日、導かれるように出会った累とニナは、互いの足りない部分を埋めたいという目的のため、口紅の力を使って入れ替わることを決断する。ニナ役を土屋、累役を芳根がそれぞれ演じるほか、横山裕、檀れい、浅野忠信らが出演。監督は「キサラギ」「ストロベリーナイト」の佐藤祐市。
観客が見えない。どこへ向けているのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-130M 「オーシャンズ8」☆☆☆★

Ocean8 原題:Ocean's Eight
邦題:オーシャンズ8
時間:110分
公開:2018-08-10
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作総指揮:マイケル・タドロス、ダイアナ・アルバレス、ジェシー・アーマン、ブルース・バーマン
製作:スティーブン・ソダーバーグ、スーザン・イーキンス
監督:ゲイリー・ロス
脚本:ゲイリー・ロス、オリビア・ミルチ
原作:ゲイリー・ロス
撮影:エイジル・ブリルド
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:サンドラ・ブロック(デビー・オーシャン)、ケイト・ブランシェット(ルー)、アン・ハサウェイ(ダフネ・クルーガー)、ミンディ・カリング(アミータ)、オークワフィナ(コンスタンス)、サラ・ポールソン(タミー)、リアーナ(ナインボール)、ヘレナ・ボナム・カーター(ローズ・ワイル)、ジェームズ・コーデン(ジョン・フレイジャー)、リチャード・アーミテージ(クロード・ベッカー)
スティーブン・ソダーバーグ監督が手がけ、主演のジョージ・クルーニーほかオールスターキャスト共演で話題を集めた「オーシャンズ」シリーズを、新たにオール女性キャストで描くクライムエンタテインメント。クルーニーが演じたダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンが主人公となり、女性版オーシャンズが結成される。史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹デビーが仮釈放された。出所したデビーは犯罪プロフェッショナルである7人の女性に声をかけ、ニューヨークで開催される世界的ファッションイベント「メットガラ」の会場で1億5000万ドルの宝石を盗み出すという前代未聞の計画を実行に移す。デビー役のサンドラ・ブロックほか、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター、歌手のリアーナら豪華女優陣が顔をそろえる。ソダーバーグがプロデュースを務め、「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロスがメガホンをとった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-129M 「search サーチ」☆☆☆★★

Search 原題:Searching
邦題:search サーチ
時間:102分
公開:2018-10-26
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:マリヤ・ザトゥロフスカヤ
製作:ティムール・ベクマンベトフ、セブ・オハニアン、アダム・シドマン
監督:アニーシュ・チャガンティ
脚本:アニーシュ・チャガンティ、セブ・オハニアン
原作:
撮影:
音楽:トリン・バロウデイル
出演:ジョン・チョウ、デブラ・メッシング、ジョセフ・リー、ミシェル・ラー
物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していくサスペンススリラー。16歳の女子高生マーゴットが突然姿を消し、行方不明事件として捜査が開始されるが、家出なのか誘拐なのかが判明しないまま37時間が経過する。娘の無事を信じたい父親のデビッドは、マーゴットのPCにログインして、Instagram、Facebook、Twitterといった娘が登録しているSNSにアクセスを試みる。だがそこには、いつも明るくて活発だったはずの娘とは別人の、デビッドの知らないマーゴットの姿が映し出されていた。「スター・トレック」シリーズのスールー役で知られるジョン・チョウが、娘を捜す父親デビッド役を演じた。製作に「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ。Googleグラスだけで撮影したYouTube動画で注目を集めた27歳のインド系アメリカ人、アニーシュ・チャガンティが監督を務めた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-128M 「2重螺旋の恋人」☆☆★★★

Nijuu 原題:L'amant double
邦題:2重螺旋の恋人
時間:107分
公開:2018-08-04
製作年度:2017
製作国:フランス
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:エリック・アルトメイヤー、ニコラ・アルトメイヤー
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
原作:ジョイス・キャロル・オーツ
撮影:マニュ・ダコッセ
音楽:フィリップ・ロンビ
出演:マリーヌ・バクト(クロエ)、ジェレミー・レニエ(ポール/ルイ)、ジャクリーン・ビセット(クロエの母)、ファニー・セイジ(サンドラ)、ミリアム・ボワイエ(ローズ)、ドミニク・レイモン(婦人科医)
「スイミング・プール」「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、アメリカの女性作家ジョイス・キャロル・オーツの短編小説を大胆に翻案し、性格が正反対な双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく女性の姿を、官能的に描き出した心理サスペンス。クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。ある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイと出会う。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていく。「17歳」のマリーヌ・バクトが主人公クロエ、「最後のマイ・ウェイ」のジェレミー・レニエが双子の精神科医を演じる。共演に「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャクリーン・ビセット。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-127M 「カメラを止めるな!」☆☆☆★★★

Cameratomeruna 邦題:カメラを止めるな!
時間:96分
公開:2018-06-23
製作年度:2017
製作国:日本
配給:アスミック・エース、ENBUゼミナール
製作総指揮:
製作:市橋浩治
監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎
原作:
撮影:曽根剛
音楽:永井カイル
出演:濱津隆之(日暮隆之)、真魚(日暮真央)、しゅはまはるみ(日暮晴美)、長屋和彰(神谷和明)、細井学(細田学)、市原洋(山ノ内洋)、山崎俊太郎(山越俊助)
映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作された作品で、前半と後半で大きく赴きが異なる異色の構成や緻密な脚本、30分以上に及ぶ長回しなど、さまざまな挑戦に満ちた野心作。「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」を撮った人々の姿を描く。監督はオムニバス映画「4/猫 ねこぶんのよん」などに参加してきた上田慎一郎。とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたが、そこへ本物のゾンビが襲来。ディレクターの日暮は大喜びで撮影を続けるが、撮影隊の面々は次々とゾンビ化していき……。2017年11月に「シネマプロジェクト」第7弾作品の「きみはなにも悪くないよ」とともに劇場で上映されて好評を博し、18年6月に単独で劇場公開。当初は都内2館の上映だったが口コミで評判が広まり、同年8月からアスミック・エースが共同配給につき全国で拡大公開。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-126M 「ブルース・ブラザース2000」☆☆☆★

Bb2000a 原題:Blues Brothers 2000
邦題:ブルース・ブラザース2000
時間:124分
公開:1998-05-30
製作年度:1998
製作国:アメリカ
配給:UIP
製作総指揮:
製作:ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス、レスリー・ベルツバーグ
監督:ジョン・ランディス
脚本:ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス
原作:ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス
撮影:デイヴィッド・ヘリントン
音楽:ポール・シェイファー
出演:ダン・エイクロイド、ジョン・グッドマン、ジョー・モートン、J・エバン・ボニファント、アレサ・フランクリン、ジェームズ・ブラウン、ビー・ビー・キング、エリカ・バドゥー、キャスリーン・フリーマン、フランク・オズ、ルイジアナ・ゲイター・ボーイズ
名コメディアン、故ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド主演による81年のコメディ「ブルース・ブラザース」の18年ぶりの続編。エイクロイドが、同作の監督のジョン・ランディス(「ジョン・ランディスのステューピッド おばかっち地球防衛軍」)と共同で、製作・原案・脚本をつとめて自ら映画化。ジェームズ・ブラウン、B・B・キング、アレサ・フランクリン、エリック・クラプトンなど豪華なゲスト陣と全編を彩るリズム&ブルースが楽しい。製作はエイクロイド、ランディス、ランディスとコンビを組むレスリー・ベルツバーグ。撮影はデイヴィッド・ヘリントン。音楽は前作に続きポール・シェイファー。美術はビル・ブロディー。編集はデイル・ベルディン。衣裳は前作に続きデボラ・ナドゥールマン。共演は「フリントストーン モダン石器時代」のジョン・グッドマン、「スピード2」のジョー・モートン、TVドラマの人気子役J・エヴァン・ボニファントほか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-125M 「ブルース・ブラザース」☆☆☆★★

Bluesbrothers 原題:The Blues Brothers
邦題:ブルース・ブラザース
時間:133分
公開:1981-03-07
製作年度:1980
製作国:アメリカ
配給:ユニヴァーサル=CIC
製作総指揮:バーリン・ブリスタイン
製作:ロバート・K・ワイス
監督:ジョン・ランディス
脚本:ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス
原作:
撮影:スティーブン・M・カッツ
音楽:アイラ・ニューボーン
出演:ジョン・ベルーシ(Joliet_Jake)、ダン・エイクロイド(Elwood)、ジェームズ・ブラウン(Reverend_Cleephus_James)、キャブ・キャロウェイ(Curtis)、レイ・チャールズ(Ray)、キャリー・フィッシャー(Mystery_Woman)、アレサ・フランクリン(Soul_Food_Cafe_Owner)、ヘンリー・ギブソン(Nazi_Commander)、マーフィ・ダン、スティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、ウィリー・ホール、トム・マローン、アラン・ルビン、ルー・マリーニ、マット・マーフィ、ツイッギー
黒い帽子にサングラス、黒いネクタイと黒いスーツのブルース兄弟のバンド結成と彼らを追うパトカー群、謎の女などの破天荒な行動を描くミュージカル・コメディ。製作総指揮はバーニー・ブリルスタイン、製作はロバート・K・ウェイス、監督は「アニマル・ハウス」のジョン・ランディス、脚本はダン・アイクロイドとランディス自身。撮影はスティーブン・M・カッツ、音楽監修はアイラ・ニューボーン、編集はジョージ・ファルジー・ジュニア、製作デザインはジョン・J・ロイド、衣装はデボラ・ナドゥールマンが各々担当。出演はジョン・べルーシ、ダン・エイクロイド、ジェームズ・ブラウン、キャブ・キャロウェイ、レイ・チャールズ、キャリー・フィッシャー、アレサ・フランクリン、ヘンリー・ギブソン、マーフィ・ダン、スティーブ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、ウィリー・ホール、トム・マローン、アラン・ルビン、ルー・マリーニ、マット・マーフィ、ツィッギーなど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-124M 「ラ・ラ・ランド」☆☆☆☆

Lalaland 原題:La La Land
邦題:ラ・ラ・ランド
時間:128分
公開:2014-02-24
製作年度:2016
製作国:アメリカ
配給:ギャガ、ポニーキャニオン
製作総指揮:モリー・スミス、トレント・ラッキンビル、サッド・ラッキンビル
製作:フレッド・バーガー、ジョーダン・ホロウィッツ、ゲイリー・ギルバート、マーク・プラット
監督:デイミアン・チャゼル
脚本:デイミアン・チャゼル
原作:
撮影:リヌス・サンドグレン
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
作詞:ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール
音楽総指揮:マリウス・デ・ブリーズ
音楽監修:スティーブン・ギシュツキ
振付:マンディ・ムーア
音楽:
出演:ライアン・ゴズリング(セバスチャン)、エマ・ストーン(ミア)、キャリー・ヘルナンデス(トレイシー)、ジェシカ・ローゼンバーグ(アレクシス)、ソノヤ・ミズノ(ケイトリン)、ローズマリー・デウィット(ローラ)、J・K・シモンズ(ビル)、フィン・ウィットロック(グレッグ)、ジョシュ・ペンス(ジョシュ)、ジョン・レジェンド(キース)
アマゾンプライムで配信が始まったので、つい見てしまった。しかしこのクラスの時期の作品がもう見られるとなると、レンタル店などいらなくなるね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-123M 「アンダー・ザ・シルバーレイク」☆☆★★★

Under 原題:Under the Silver Lake
邦題:アンダー・ザ・シルバーレイク
時間:140分
公開:2018-10-13
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:デビッド・ロバート・ミッチェル
脚本:デビッド・ロバート・ミッチェル
原作:
撮影:マイケル・ジオラキス
音楽:
出演:アンドリュー・ガーフィールド(サム)、ライリー・キーオ(サラ)、トファー・グレイス
脚本の段階で自家撞着に陥ってしまい、もうクレージーとしか。途中までは、かつてのシネヴィヴァンやライズな趣があったが、どんどん破綻していき観客を置いてきぼりにしていく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-122M 「ミッション:インポッシブル フォールアウト」☆☆☆★★★

Mi2018 原題:Mission: Impossible - Fallout
邦題:ミッション:インポッシブル フォールアウト
時間:147分
公開:2018-08-03
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
製作総指揮:デビッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー
製作:トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、ジェイク・マイヤーズ、J・J・エイブラムス
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー
原作:ブルース・ゲラー
撮影:ロブ・ハーディ
音楽:ローン・バルフェ、ラロ・シフリン
出演:トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ヘンリー・カビル(オーガスト・ウォーカー)、ビング・レイムス(ルーサー・スティッケル)、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)、レベッカ・ファーガソン(イルサ・ファウスト)、ショーン・ハリス(ソロモン・レーン)、アンジェラ・バセット(エリカ・スローン)、バネッサ・カービー(ホワイト・ウィドウ)、ウェス・ベントリー(パトリック)、フレデリック・シュミット(ゾラ)、ミシェル・モナハン(ジュリア・リード)、アレック・ボールドウィン(アラン・ハンリー)
トム・クルーズ主演の人気スパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第6作。盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。シリーズを通してさまざまなスタントに挑んできたクルーズが、今作でも、ヘリコプターを自ら操縦してアクロバット飛行にも挑戦するなど、数々の危険なスタントをこなした。前作に続いてクリストファー・マッカリーがメガホンをとり、シリーズで初めて2作連続の監督を務めた。共演はシリーズおなじみのサイモン・ペッグ、ビング・レイムス、前作から続けて登場するレベッカ・ファーガソンのほか、ウォーカー役で「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビルが初参戦した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-121M 「検察側の罪人」☆☆☆★★

Kensatugawa 邦題:検察側の罪人
時間:123分
公開:2018-08-24
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:市川南
監督:原田眞人
脚本:原田眞人
原作:雫井脩介
撮影:柴主高秀
音楽:富貴晴美、土屋玲子
出演:木村拓哉(最上毅)、二宮和也(沖野啓一郎)、吉高由里子(橘沙穂)、平岳大(丹野和樹)、大倉孝二(弓岡嗣郎)、八嶋智人(小田島誠司)、音尾琢真(千鳥)、大場泰正(前川直之)、谷田歩(青戸公成)、酒向芳(松倉重生)、矢島健一(高島進)、キムラ緑子(桜子)、芦名星(運び屋の女)、山崎紘菜(最上奈々子)、松重豊(諏訪部利成)、山崎努(白川雄馬)
木村拓哉と二宮和也の初共演で、「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説を映画化。「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」「日本のいちばん長い日」「関ヶ原」など、話題作や名作を多数手がける原田眞人監督がメガホンをとり、ある殺人事件を巡る2人の検事の対立を描く。都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、駆け出しの検事・沖野。やがて、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男の存在が浮上し、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。最上を師と仰ぐ沖野も取り調べに力を入れるが、松倉は否認を続け、手ごたえがない。沖野は次第に、最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、最上の方針に疑問を抱き始める。木村がエリート検事の最上、二宮が若手検事の沖野に扮する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »