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2018-120M 「運命は躍る」☆☆☆★★

Unmeihaodoru 原題:Foxtrot
邦題:運命は踊る
時間:113分
公開:2018-09-29
製作年度:2017
製作国:イスラエル・ドイツ・フランス・スイス
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:
製作:ミヒャエル・ベバー、ビオラ・フーゲン、チェドミール・コラール
監督:サミュエル・マオス
脚本:サミュエル・マオス
原作:
撮影:ジオラ・ビヤック
音楽:アミット・ポズナンスキ
出演:リオル・アシュケナージ(ミハエル)、サラ・アドラー(ダフナ)、ヨナタン・シライ
「レバノン」で第66回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したイスラエルの名匠サミュエル・マオス監督が、実体験をもとに運命の不条理や人生のやるせなさを描いたミステリードラマ。テルアビブのアパートで暮らすミハエルとダフナ夫妻のもとに、軍の役人が息子ヨナタンの戦死を知らせにやってくる。ダフナはショックのあまり気を失い、ミハエルは平静を装いながらも役人の対応にいら立ちを覚える。やがて、戦死は誤報だったことが判明。ミハエルは怒りを爆発させ、息子を呼び戻すよう要求する。一方、ヨナタンは戦う相手のいない前哨基地の検問所で、どこか間延びした時間を過ごしていた。ある日、ヨナタンは若者たちの乗る車を取り調べするが……。第74回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞。

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2018-119M 「コーヒーが冷めないうちに」☆☆☆★

Coffeesamenai 邦題:コーヒーが冷めないうちに
時間:118分
公開:2018-09-21
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝・TBS
製作総指揮:
製作:
監督:塚原あゆ子
脚本:奥寺佐渡子
原作:川口俊和
撮影:笠松則通
音楽:横山克
出演:有村架純(時田数)、伊藤健太郎(新谷亮介)、波瑠(清川二美子)、林遣都(賀田多五郎)、深水元基(時田流)、松本若菜(平井久美)、薬師丸ひろ子(高竹佳代)、吉田羊(平井八絵子)、松重豊(房木康徳)、石田ゆり子(夏服の女)
「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、有村架純の主演で映画化。時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。過去に戻るには面倒なルールがいくつもあったが、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだという。今日も店には、噂を聞きつけてやって来たキャリアウーマンの清川二美子や、訳あり常連客の高竹佳代と房木康徳、なぜか妹から逃げ回っている平井八絵子ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れてくる。タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる数も、近所の美大生・新谷亮介に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていく。
原作を読んでいないのでわからないが、決定的な<教唆>する部分の説明が必要なのではないか?といって、それも加えるとクドくなってしまうだろうし。タイムパラドックスを上手く処理したバタフライエフェクトもの。ある意味、条件の発明。

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2018-118M 「泣き虫しょったんの奇跡」☆☆☆★

Nakimusi 邦題:泣き虫しょったんの奇跡
時間:127分
公開:2018-09-07
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東京テアトル
製作総指揮:
製作:
監督:豊田利晃
脚本:豊田利晃
原作:瀬川晶司
撮影:
音楽:照井利幸
出演:松田龍平(瀬川晶司)、野田洋次郎(鈴木悠野)、永山絢斗(新藤和正)、染谷将太(村田康平)、渋川清彦(山川孝)、駒木根隆介(畑中良一)、新井浩文(清又)、早乙女太一(加東大介)、妻夫木聡(冬野渡)、上白石萌音(真理子)、石橋静河(南咲子)、板尾創路(山口)、松たか子(鹿島澤佳子)、美保純(瀬川千香子)、イッセー尾形(工藤一男)、小林薫(藤田守)、國村隼(瀬川敏雄)、窪塚愛流(中学時代の晶司)、後藤奏祐人(中学時代の悠野)
「青い春」「ナイン・ソウルズ」「I'M FLASH!」などでタッグを組んできた豊田利晃監督と松田龍平が、棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説「泣き虫しょったんの奇跡」を映画化。おとなしくて何の取り柄もなかった「しょったん」こと瀬川晶司は、将棋で初めて周囲から認められたことをきっかけに棋士の道を目指す。ライバルや師匠との出会いを経て着々と実力をつけた彼は、プロ棋士の登竜門である奨励会に入会。しかし「26歳までに四段昇格できなければ退会」という規定へのプレッシャーに負け、退会を余儀なくされてしまう。大きな挫折を味わい絶望に打ちひしがれる晶司だったが、将棋を愛する気持ちや仲間たちに支えられ、再びプロ棋士を目指すべく立ち上がる。松田が主人公の瀬川晶司を演じ、共演にも永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子ら豪華キャストが集結。

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2018-117M 「皇帝ペンギン ただいま」☆☆☆★

Kouteicall 原題:L'empereur
邦題:皇帝ペンギン ただいま
時間:85分
公開:2018-08-25
製作年度:2017
製作国:フランス
配給:ハピネット
製作総指揮:
製作:イブ・ダロンド、クリストフ・リウー、エマニュエル・プリウー
監督:リュック・ジャケ
脚本:
原作:
撮影:ジェローム・ブビエ、ヤニック・ジャンティ、リュック・ジャケ、ロラン・シャレ、ジェローム・メゾン
音楽:シリル・オフォール
出演:ランベール・ウィルソン
アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」の12年ぶりとなる続編。ペンギン全種の中で最も寒冷な環境に適応しており、親鳥は餌を採るため150~1000キロも移動するなど、最も過酷な子育てをする鳥とされる皇帝ペンギン。まだ子どもの羽毛に覆われている若い皇帝ペンギンたちの初めての旅を追い、南極の過酷な自然の中で懸命に生きる姿と親子の絆を感動的に描く。最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮影を敢行し、なめらかな羽毛や、空の青さをそのままに反射する氷山など、美しい映像を鮮明に映し出す。さらに南極海では史上初となる水深70メートルの水中撮影に挑み、透き通る海中を飛ぶように狩りをするペンギンたちや、氷海下に生息する様々な生物たちの貴重な姿を捉えた。

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2018-116M 「ジュラシック・ワールド 炎の王国」☆☆☆★★

Juraworld2018 原題:Jurassic World: Fallen Kingdom
邦題:ジュラシック・ワールド 炎の王国
時間:129分
公開:2018-07-13
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンザ
監督:J・A・バヨナ
脚本:デレク・コノリー、コリン・トレボロウ
原作:マイケル・クライトン
撮影:オスカル・ファウラ
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:クリス・プラット(オーウェン・グレイディ)、ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング)、レイフ・スポール(イーライ・ミルズ)、ジャスティス・スミス(フランクリン・ウェブ)、ダニエラ・ピネダ(ジア・ロドリゲス)、ジェームズ・クロムウェル(ベンジャミン・ロックウッド)、トビー・ジョーンズ(エヴァーソル)、テッド・レビン(ケン・ウィートリー)、ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム)、B・D・ウォン(ヘンリー・ウー)、ジェラルディン・チャップリン(アイリス)、イザベラ・サーモン(メイジー・ロックウッド)
シリーズ14年ぶりの新作として2015年に公開され、記録的な大ヒットとなった「ジュラシック・ワールド」の続編。前作でハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。恐竜と心を通わせるオーウェンを演じるクリス・プラット、クレア役のブラウス・ダラス・ハワードらメインキャストが続投。監督は前作のコリン・トレボロウに代わり、「永遠のこどもたち」「インポッシブル」などで注目されたスペインの出身のJ・A・バヨナが新たに務める。

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2018-115M 「散り椿」☆☆☆★

Tiritubaki 邦題:散り椿
時間:112分
公開:2018-09-28
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:木村大作
脚本:小泉堯史
原作:葉室麟
撮影:木村大作
音楽:加古隆
出演:岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、緒形直人、新井浩文、柳楽優弥、芳根京子、駿河太郎、渡辺大、麻生久美子、石橋蓮司、富司純子、奥田瑛二
名カメラマンの木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化した。享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊が演じるほか、黒木華、池松壮亮、麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。
真面目につくった時代劇ということで★ひとつ加増。
(1)ゴッドファーザーのテーマ曲クリソツのメインテーマが数分おきにBGMされ、うざい。
(2)人物造形が薄っぺらで、関係性の複雑さとともに観客に伝わってこない。
(3)静謐な王道な端正な、映画にしたいのは理解できるが、やはり娯楽作品であってほしかった。この程度の物語なら『椿三十郎』の痛快さが欲しかった。

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2018-114M 「エンジェル、見えない恋人」☆☆☆

Monange 原題:Mon ange
邦題:エンジェル、見えない恋人
時間:79分
公開:2018-10-13
製作年度:2016
製作国:ベルギー
配給:アルバトロス・フィルム
製作総指揮:
製作:ジャコ・バン・ドルマル、オリビエ・ローサン、ダニエル・マルケ
監督:ハリー・クレフェン
脚本:ハリー・クレフェン、トマ・グンジグ
原作:
撮影:
音楽:
出演:フルール・ジフリエ、エリナ・レーベンソン、マヤ・ドリー、ハンナ・ブードロー、フランソワ・バンサンテッリ
目に見えない存在として生まれた青年と盲目の少女の愛の姿を描いたラブロマンス。パートナーの突然の失踪により、絶望を味わったルーズは精神病院に収容され、誰に知られることなく、1人の男の子を出産する。エンジェルと名づけられたその子どもは、目に見えない存在であるという、特別な特性をもっていた。そんなエンジェルを、ルイーズは世間との接触を絶ち、施設の中で育てていった。そしてある日、エンジェルは盲目のマドレーヌという少女と出会う。目が見えないマドレーヌはエンジェルの秘密に気がつくことはなく、2人は次第に惹かれあい、愛を育んでいくが、ある時、マドレーヌが視力を取り戻すため目の手術を受けることになり……。製作は「神様メール」「トト・ザ・ヒーロー」のジャコ・バン・ドルマル。監督は俳優としてドルマル作品などに出演し、多くのテレビシリーズなども手がけているハリー・クレフェン。

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2018-113M 「ブラックパンサー」☆☆☆★

Blackpanser_2 原題:Black Panther
邦題:ブラックパンサー
時間:134分
公開:2018-03-01
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、ネイト・ムーア、ジェフリー・チャーノフ、スタン・リー
製作:ケビン・ファイギ
監督:ライアン・クーグラー
脚本:ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
原作:スタン・リー、ジャック・カービー
撮影:レイチェル・モリソン
音楽:ルドウィグ・ゴランソン
出演:チャドウィック・ボーズマン(ティ・チャラ/ブラックパンサー)、マイケル・B・ジョーダン(エリック・キルモンガー)、ルピタ・ニョンゴ(ナキア)、ダナイ・グリラ(オコエ)、マーティン・フリーマン(エヴェレット・ロス)、ダニエル・カルーヤ(ウカビ)、レティーシャ・ライト(シュリ)
2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描くアクション映画。アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍する。絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。主人公ブラックパンサー=ティ・チャラ役はチャドウィック・ボーズマン。監督を「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラーが務め、同作で主人公クリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーを追い詰める強敵エリック役で出演。

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2018-112M 「500ページの夢の束」☆☆☆★

500page_2 原題:Please Stand By
邦題:500ページの夢の束
時間:93分
公開:2018-09-07
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:マーク・キューバン、ティム・クレイン
製作:ダニエル・ダビッキ、ララ・アラメディン、トッド・ワグナー、ベン・コスグローブ
監督:ベン・リューイン
脚本:マイケル・ゴラムコ
原作:マイケル・ゴラムコ
撮影:ジェフリー・シンプソン
音楽:ヘイター・ペレイラ
出演:ダコタ・ファニング(ウェンディ)、トニ・コレット(スコッティ)、アリス・イブ(オードリー)
ダコタ・ファニングが自閉症を抱える少女を演じ、ある思いを胸に500ページの脚本を届けるためハリウッドを目指す旅の中で、少しずつ変わっていく少女の姿を描いたハートフルストーリー。自閉症のウェンディは「スター・トレック」が大好きで、自分なりの「スター・トレック」の脚本を書くことが趣味だった。ある日、「スター・トレック」の脚本コンテストが開かれることを知った彼女は、渾身の一作を書き上げる。しかし、郵送では締め切りに間に合わないことに気づき、愛犬ビートとともにハリウッドを目指して旅に出る。ダコタ・ファニングが主人公ウェンディを演じ、ウェンディを支えるソーシャルワーカーのスコッティ役でトニ・コレット、ウェンディを案じながらも訳あって離れて暮らしている姉オードリー役でアリス・イブが共演。監督は「セッションズ」のベン・リューイン。
「レインマン」におけるダスティン・ホフマンを連想させる。天才少女ダコタ・ファニングが、子役時代を名演技で名を馳せ、ティーンズ時代を大ヒットヤングシネマシリーズで疾走し、二十歳を超えてから、本格的に大人の演技で真価を問われることになった。そういう点で、今回の出演は、彼女の冷静なキャリア構築のためには必須だったのかもしれない。監督のリズム感の無さに苦労しているようだが、子役のナチュラルな名演技ではなく、大人の女優としての計算した演技を試行錯誤しているような感じがする。手さぐり中か。ともあれ、今後のダコタ・ファニングの成長を期待するのに、ギリギリ合格点という作品か。

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2018-111M 「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」☆☆☆★★

Hansoro 原題:Solo: A Star Wars Story
邦題:ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー
時間:135分
公開:2018-06-29
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
製作総指揮:ローレンス・カスダン、ジェイソン・マクガトリン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー
製作:キャスリーン・ケネディ、アリソン・シェアマー、サイモン・エマニュエル
監督:ロン・ハワード
脚本:ジョナサン・カスダン、ローレンス・カスダン
原作:ジョージ・ルーカス
撮影:ブラッドフォード・ヤング
音楽:ジョン・パウエル
出演:オールデン・エアエンライク(ハン・ソロ)、ウッディ・ハレルソン(ドバイアス・ベケット)、エミリア・クラーク(キーラ)、ドナルド・グローバー(ランド・カルリジアン)、タンディ・ニュートン(ヴァル)、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(L3-37)、ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)、ポール・ベタニー(ドライデン・ヴォス)
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に続く「スター・ウォーズ」シリーズの知られざる物語を明らかにするアナザーストーリー第2弾で、ハリソン・フォードが演じたシリーズ屈指の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の姿を描くSFアドベンチャー。シリーズ第1作「スター・ウォーズ 新たなる希望」でルークやレイアと出会う前のハン・ソロが、アウトローながら内に秘めた正義感で数々の試練に立ち向かっていく姿を描く。若き日のハン・ソロに扮したのは、「ヘイル、シーザー!」で注目された新星オールデン・エアエンライク。同じく若き日の悪友ランド・カルリジアンをドナルド・グローバーが演じ、エミリア・クラーク、ウッディ・ハレルソンらが共演。ハン・ソロの無二の相棒となるチューバッカも登場する。「ダ・ヴィンチ・コード」などで知られるベテランのロン・ハワード監督がメガホンをとった。

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2018-110M 「かごの中の瞳」☆☆☆

Alliseeisyou 原題:All I See Is You
邦題:かごの中の瞳
時間:109分
公開:2018-09
製作年度:2016
製作国:アメリカ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:レネー・ウルフ、ロン・パールマン、ブライアン・ウィルキンス
製作:マーク・フォースター、クレイグ・ボームガーテン、ジリアン・クーグラー
監督:マーク・フォースター
脚本:ショーン・コンウェイ、マーク・フォースター
原作:
撮影:
音楽:マルク・ストライテンフェルト
出演:ブレイク・ライブリー、ジェイソン・クラーク、アナ・オライリー、イボンヌ・ストラホフスキー、ウェス・チャサム、ダニー・ヒューストン
A blind woman's relationship with her husband changes when she regains her sight and discovers disturbing details about themselves.

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2018-109M 「輝ける人生」☆☆★★★

Kagayakerujinsei 原題:Finding Your Feet
邦題:輝ける人生
時間:114分
公開:2018-08
製作年度:2017
製作国:イギリス
配給:アルバトロス・フィルム
製作総指揮:ギデオン・ライオンズ、グレアム・ベッグ、レスリー・ワライアン・バーグ、リン・バーグ、アンドリュー・ボスウェル、サニー・ボラ、ポール・デウィンター、ボブ・ベントン、ジェイ・ファイアストーン、チャールズ・ロー、ジョン・スティーブンス、アダム・トラッセル、リチャード・ウィーラン
製作:アンドリュー・バーグ、ジョン・サックス、メグ・レオナルド、ニック・モアクロフト、ジェームズ・スプリング、シャーロット・ウォールズ
監督:リチャード・ロンクレイン
脚本:メグ・レオナルド、ニック・モアクロフト
原作:
撮影:ジョン・パルデュー
音楽:マイケル・J・マケボイ
出演:イメルダ・スタウントン(サンドラ)、ティモシー・スポール(チャーリー)、セリア・イムリー(ビフ)、デビッド・ヘイマン、ジョン・セッションズ、ジョアンナ・ラムレー
長年連れ添った夫の浮気をきっかけに人生を見つめなおすことになる女性の姿を、笑いと涙、音楽とダンスを交えて描いた人生賛歌のドラマ。「ヴェラ・ドレイク」のイメルダ・スタウントンが主演を務め、「否定と肯定」のティモシー・スポールらイギリスのベテラン俳優が出演。「ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります」の名匠リチャード・ロンクレインがメガホンをとった。35年間寄り添った夫がナイトの称号を授与され、自身もレディとなったサンドラ。順風満帆に見えた人生だったが、夫と親友の浮気現場を目撃してしまい、傷心で姉ビフの家に転がり込む。金や名誉とは無縁のビフは、親友やダンス教室の仲間に囲まれ、人生を謳歌していた。妹を心配するビフは、サンドラをダンス教室へ連れていき、かつてダンサーを目指したこともあったサンドラは、音楽とダンスに心を癒され、忘れかけていた情熱を思い出していく。

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2018-108M 「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」☆☆★★

Kukai 原題:妖猫伝 Legend of the Demon Cat
邦題:空海 KU-KAI 美しき王妃の謎
時間:132分
公開:2018-02-24
製作年度:2017
製作国:中国・日本
配給:東宝、KADOKAWA
製作総指揮:角川歴彦、チャオ・ファーイー、アルバート・ヤン
製作:
監督:チェン・カイコー
脚本:チェン・カイコー、ワン・フイリン
原作:夢枕獏
撮影:カオ・ユー
音楽:クラウス・バデルト
出演:染谷将太(空海)、ホアン・シュアン(白楽天)、阿部寛(安倍仲麻呂)、チャン・ロンロン(楊貴妃)、松坂慶子(白玲)、火野正平(大師)
弘法大師としても知られる真言宗の開祖で、遣唐使として中国に渡った若き日の空海を主役に描く、日中合作の歴史ファンタジーミステリー。夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作に、「さらば、わが愛 覇王別姫」「始皇帝暗殺」の名匠チェン・カイコーがメガホンをとり、主人公の空海を海外作品初挑戦となる染谷将太が演じた。8世紀、遣唐使として日本から唐へやってきた若き僧侶の空海が、詩人・白楽天とともに首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫っていく。空海の相棒となる白楽天を中国の人気俳優ホアン・シュアン、物語の鍵を握る楊貴妃を台湾出身のチャン・ロンロンが演じるほか、日本から阿部寛、松坂慶子らが参加している。

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2018-107M 「チャンス」☆☆☆☆

Beeingthere 原題:BEEING THERE
邦題:チャンス
時間:130分
公開:1981-01
製作年度:1979
製作国:アメリカ
配給:松竹=富士
製作総指揮:
製作:アンドリュー・ブラウンズバーグ、ジャック・シュワルツマン
監督:ハル・アシュビー
原作:イエジー・コジンスキー
脚本:イエジー・コジンスキー
撮影:キャレブ・デシャネル
音楽:ジョニー・マンデル
出演:ピーター・セラーズ(チャンス)、シャーリー・マクレーン(イブ・ランド)、メルヴィン・ダグラス(ベンジャミン・ランド)、ジャック・ウォーデン(大統領)、リチャード・ダイサート、リチャード・ベースハート、ジェームズ・ノーブル
WILLのDVD紹介もあって、BDを注文。観はじめたら名作すぎてさすが珠玉作。
以下は2009年7月に観たときの感想。
先日イエジー・コジンスキーの原作を読んで、どうしても再見したくなった「大好きな映画」の一本。というよりピーター・セラーズの演技の空気感が素敵。先年、ピーター・セラーズの伝記映画が公開され、その中でも彼のキャリアの大きな転換点として描かれていたこの映画は、まさに日本の「禅」にも通じる精神性に溢れていると思う。スピリチュアルな指向のあるシャーリー・マクレーンが重要な役で登場するのもこの作品の「たたづまい」に理解を示したからかな。「チャンス」が十年数後に「フォレスト・ガンプ」にメタモルフォスしているんじゃないか、というあたりは私の妄想か。

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2018-106M 「SUNNY 強い気持ち・強い愛」☆☆☆★★

Sunny2018 邦題:SUNNY 強い気持ち・強い愛
時間:119分
公開:2018-08-31
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:市川南、川村元気
監督:大根仁
脚本:大根仁
原作:
撮影:阿藤正一、橋本桂二
音楽:小室哲哉
出演:篠原涼子(奈美)、広瀬すず(奈美(高校生時代))、小池栄子(裕子)、ともさかりえ(心)、渡辺直美(梅)、池田エライザ(奈々)、山本舞香(芹香(高校生時代))、野田美桜(裕子(高校生時代))、田辺桃子(心(高校生時代))、富田望生(梅(高校生時代))、三浦春馬(藤井渉)、リリー・フランキー(中川)、板谷由夏(芹香)、新井浩文(新井)
011年に製作され、日本でもヒットした韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を篠原涼子、広瀬すずの主演、「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督でリメイクした青春音楽映画。90年代、青春の真っ只中にあった女子高生グループ「サニー」。楽しかったあの頃から、20年以上という歳月を経て、メンバーの6人はそれぞれが問題を抱える大人の女性になっていた。「サニー」の元メンバーで専業主婦の奈美は、かつての親友・芹香と久しぶりに再会する。しかし、芹香の体はすでに末期がんに冒されていた。「死ぬ前にもう一度だけみんなに会いたい」という芹香の願いを実現するため、彼女たちの時間がふたたび動き出す。現在の奈美役を篠原、高校時代の奈美役を広瀬が演じるほか、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美らが顔をそろえる。90年代の音楽シーンを牽引した大ヒットメーカー、小室哲哉が音楽を担当。

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